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JIS A 1152:2018 規格概要
この規格 A1152は、コンクリートの中性化深さの測定方法について規定。
JISA1152 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A1152
- 規格名称
- コンクリートの中性化深さの測定方法
- 規格名称英語訳
- Method for measuring carbonation depth of concrete
- 制定年月日
- 2002年5月27日
- 最新改正日
- 2018年2月26日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 91.100.30
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021, 生コンクリート 2020, 土木 I 2020, 土木 II 2020
- 改訂:履歴
- 2002-05-27 制定日, 2011-09-28 改正日, 2016-10-25 確認日, 2018-02-26 改正
- ページ
- JIS A 1152:2018 PDF [9]
A 1152 : 2018
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 測定用装置及び器具・・・・[1]
- 4 試薬・・・・[1]
- 5 測定方法・・・・[2]
- 5.1 測定面の準備・・・・[2]
- 5.2 中性化深さの測定・・・・[2]
- 6 計算・・・・[3]
- 7 報告・・・・[4]
- 7.1 試験室又は現場で作製されたコンクリート供試体の場合・・・・[4]
- 7.2 コンクリート構造物(コア又ははつり)の場合・・・・[4]
- 附属書A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 1152 pdf 1] ―――――
A 1152 : 2018
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本
コンクリート工学会(JCI)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本
工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS A 1152:2011
は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 1152 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 1152 : 2018
コンクリートの中性化深さの測定方法
Method for measuring carbonation depth of concrete
1 適用範囲
この規格は,コンクリートの中性化深さの測定方法について規定する。
この規格の測定方法は,試験室又は現場で作製し,屋内又は屋外に保存されたコンクリート供試体,コ
ンクリート構造物又はコンクリート製品から採取されたコア供試体,コンクリート構造物をはつった部分
などに適用できる。
なお,技術上重要な改正に関する新旧対照表を附属書Aに示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7516 金属製直尺
JIS K 8001 試薬試験方法通則
3 測定用装置及び器具
測定用装置及び器具は,次のうち必要なものを用いる。
a) 供試体を割裂できる圧縮試験機,曲げ試験機,ハンマーなどの装置又は器具
b) 供試体を切断できるコンクリートカッタなどの装置
c) コンクリート構造物をはつることのできるたがね,ドリル,コンクリートカッタなどの器具
d) 測定面に付着するコンクリートの小片,粉などを除去できるはけ(刷毛),電気掃除機などの器具
e) ドライヤ
f) 噴霧器
g) IS B 7507に規定するノギス又はJIS B 7516に規定する金属製直尺で0.5 mmまで読み取れるもの。
注記 構造物のはつり面で測定する場合は,JIS B 7516に規定する金属製直尺又はJIS B 7512に規定
する鋼製巻尺で1 mmまで読み取れるものを用いてよい。また,JIS S 6032に規定する直線定
規で,目量1 mmの目盛付きのものを用いてもよい。
4 試薬
中性化深さを測定するときに用いる試薬には,JIS K 8001のJA.5(指示薬)に規定するフェノールフタ
レイン溶液又はこれと同等の性能をもつ試薬を用いる。
JIS K 8001のJA.5に規定するフェノールフタレイン溶液は,フェノールフタレイン1.0 gをはかりとり
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A 1152 : 2018
エタノール(95)90 mLに溶かし,水で100 mLにしたものである。
注記 供試体が乾燥している場合には,エタノール(95)の量を70 mL程度にするなどして,加える
水の量を多くすることができる。
5 測定方法
5.1 測定面の準備
測定面の準備は,次のいずれかによる。
なお,a) c) において測定面がぬれている場合は,測定面を自然乾燥させるか,ドライヤを用いるなど
して乾燥させる。
a) 試験室又は現場で作製されたコンクリート供試体を用いる場合 割裂面を測定面とする場合は,圧縮
試験機などで供試体を割裂し,割裂面に付着するコンクリートの小片,粉などをはけ,電気掃除機な
どで除去する。
切断面を測定面とする場合は,コンクリートカッタなどで供試体を切断する。切断時に散水しない
場合は切断面に付着するコンクリートの粉をはけ,電気掃除機などで除去し,散水する場合は切断面
に付着する のろを水洗いによって除去する。
注記 散水しない場合は切断面が過度に高温にならないように注意する。また,散水の有無にかか
わらず,コンクリートの粉,のろなどが切断面に付着していると中性化深さの測定が正確に
行われないことがある。
b) コア供試体を用いる場合 割裂面を測定面とする場合は,a) による。側面を測定面とする場合は,コ
ア供試体採取後,その側面に付着する のろを水洗いによって除去する。
注記 圧縮強度試験に供するコア供試体を用いて中性化深さの測定を行う場合には,圧縮強度試験
時に最大荷重に到達した後できるだけ速やかに除荷して供試体の破損を避けるのが望ましい。
圧縮強度試験に供するコア供試体に研磨による端面処理を行う場合,中性化した部分が削
られ,中性化深さの測定が正確に行われないことがある。このため,研磨前にコアの任意の
位置に印を付け,端面からの距離を測定しておくなど,研磨による中性化深さの欠損量が分
かるような対策を事前に行うことが望ましい。
c) コンクリート構造物のはつり面で測定する場合 はつり面は,a) によってコンクリートの小片,粉な
どを除去する。
注記 コンクリートをはつるとき,あらかじめはつり面の周囲にコンクリートカッタで切れ込みを
入れておくと,はつり及び中性化深さの測定が容易になる。
5.2 中性化深さの測定
中性化深さの測定は,次による。
a) 測定面の処理が終了した後,直ちに測定面に試薬を噴霧器で液が滴らない程度に噴霧する。
測定面を空気中に長時間放置しておくと,測定面が中性化して正確な中性化深さが測定できなくな
るおそれがある。このため,測定面の処理が終了した後,直ちに測定ができない場合には,ラッピン
グフィルムなどで測定面を密封する。
b) 測定箇所1)について,コンクリート表面から赤紫色に呈色した部分までの距離を0.5 mm2)の単位で測
定する。測定は,呈色した部分が安定してから行う3)。
コンクリートが著しく乾燥していて赤紫色の呈色が不鮮明な場合には,試薬を噴霧した測定面に噴
霧器で水を少量噴霧するか,試薬を再度噴霧するなどして,発色が鮮明になってから測定を行う。
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A 1152 : 2018
測定位置に粗骨材の粒子がある場合又はあった場合には,図1に示すように,粒子又は粒子の抜け
たくぼみの両端の中性化位置を結んだ直線上で測定する。
中性化深さの
測定位置
図1−測定箇所に粗骨材の粒子がある場合の測定例
注記 鮮明な赤紫色に呈色した部分より浅い部分に薄赤紫色の部分が現れる場合がある。このよう
な場合は,鮮明な赤紫色の部分までの距離を中性化深さとして測定するとともに,薄赤紫色
の部分までの距離も測定するとよい。
注1) 供試体の割裂面及び切断面を測定面とする場合は,中性化の状況に応じて1015 mm間隔ご
とに1か所,コア供試体の側面を測定面とする場合は5か所以上とするのがよい。中性化し
た部分の面積を測定するとより正確に平均中性化深さを算出することができる。
コンクリート構造物のはつり面の場合には,はつり面の大きさに応じて48か所程度とす
るのがよい。
いずれの場合も,これらの測定値とは別に最大値を測定する。最大値を示した箇所に施工
欠陥などの異常が認められる場合は,その旨記録する。
2) 中性化深さが浅い場合は,測定単位を0.5 mm以下としてよい。
コンクリート構造物のはつり面で測定する場合は,測定単位を1 mmとしてよい。
3) 時間の経過とともに呈色する部分が拡大する場合は,呈色した部分が安定するまで放置する
か,再度試薬を噴霧して直ちに測定するとよい。数分から3日程度放置するか,又はドライ
ヤなどで測定面を乾燥させると呈色した部分が安定する場合もある。
6 計算
平均中性化深さは,測定値の合計を測定箇所数で除して求め,四捨五入によって小数点以下1桁に丸め
る。
注記 中性化の速さを表す方法として,中性化深さ(mm)を養生終了時からの期間(年)の平方根
で除して求めた中性化速度係数(mm/年)が用いられることがある。促進試験では,期間の
単位に週などが用いられる。
――――― [JIS A 1152 pdf 5] ―――――
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JIS A 1152:2018の国際規格 ICS 分類一覧
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