この規格ページの目次
JIS A 1163:2020 規格概要
この規格 A1163は、ボス供試体の作製方法及び圧縮強度試験方法について規定。JIS A 5308に規定されている軽量コンクリート及び舗装コンクリートは対象としない。
JISA1163 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A1163
- 規格名称
- ボス供試体の作製方法及び圧縮強度試験方法
- 規格名称英語訳
- Method of making and testing for compressive strength BOSS specimens
- 制定年月日
- 2020年1月27日
- 最新改正日
- 2020年1月27日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 91.100.30
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2020-01-27 制定
- ページ
- JIS A 1163:2020 PDF [19]
A 1163 : 2020
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 ボス型枠・・・・[2]
- 4.1 ボス型枠の機能及び性能・・・・[2]
- 4.2 ボス型枠の材質・・・・[3]
- 4.3 ボス型枠の組立・・・・[3]
- 4.4 ボス型枠の形状及び寸法並びに寸法の許容差・・・・[3]
- 4.5 ボス型枠の形状,寸法などの検査・・・・[3]
- 5 ボス供試体の作製方法・・・・[3]
- 5.1 ボス型枠の取付け位置・・・・[3]
- 5.2 ボス型枠の取付け準備・・・・[3]
- 5.3 ボス型枠の取付け・・・・[4]
- 5.4 コンクリートの充 45.5 養生・・・・[4]
- 5.6 ボス供試体の割取り・・・・[5]
- 5.7 ボス型枠の脱型・・・・[6]
- 6 ボス供試体の圧縮強度試験方法・・・・[6]
- 6.1 試験装置・・・・[6]
- 6.2 試験の準備・・・・[6]
- 6.3 圧縮強度試験方法・・・・[7]
- 6.4 計算・・・・[7]
- 7 報告・・・・[8]
- 附属書A(参考)ボス型枠の例・・・・[9]
- 附属書B(参考)ボス型枠組立調整器の例・・・・[12]
- 附属書C(規定)検査供試体の寸法測定によるボス型枠の検査・・・・[15]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 1163 pdf 1] ―――――
A 1163 : 2020
まえがき
この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本非破壊検査協会(JSNDI)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出
があり,日本産業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格に従うことは,次の者の有する特許権等の使用に該当するおそれがあるので,留意する。
特許番号 発明の名称 設定登録日 氏名 住所
1) 第4041707 コンクリート供試 2007年11月16日 戸田建設株式会社 東京都中央区京橋1-7-1
体用型枠
2) 第3779242 コンクリート供試 2006年3月10日
体用型枠
上記の,特許権等の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権等の実施
の許諾等をする意思のあることを表明している。ただし,この規格に関連する他の特許権等の権利者に対
しては,同様の条件でその実施が許諾されることを条件としている。
この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味するものではないことに注意する必要があ
る。
この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。国土交通大臣及び日本産業標
準調査会は,このような特許権等に関わる確認について,責任はもたない。
なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。
注記 工業標準化法に基づき行われた申出,日本工業標準調査会の審議等の手続は,不正競争防止法
等の一部を改正する法律附則第9条により,産業標準化法第12条第1項の申出,日本産業標準
調査会の審議等の手続を経たものとみなされる。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 1163 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
A 1163 : 2020
ボス供試体の作製方法及び圧縮強度試験方法
Method of making and testing for compressive strength BOSS specimens
1 適用範囲
この規格は,ボス供試体の作製方法及び圧縮強度試験方法について規定する。
なお,この規格は,粗骨材の最大寸法が40 mm以下で,スランプ8 cm以上又は流動性をスランプフロ
ーで管理するコンクリートを対象とする。ただし,JIS A 5308に規定されている軽量コンクリート及び舗
装コンクリートは対象としない。
注記 ボス供試体の作製及び強度試験を行う技術者は,コンクリート及びボス供試体に関する知識を
もつ者が望ましい。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0203 コンクリート用語
JIS A 1108 コンクリートの圧縮強度試験方法
JIS A 5308 レディーミクストコンクリート
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7513 精密定盤
JIS B 7514 直定規
JIS B 7526 直角定規
JIS B 7721 引張試験機・圧縮試験機−力計測系の校正方法及び検証方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0203によるほか,次による。
3.1
ボス供試体
ボス型枠を用いて,構造体コンクリートと一体で成型される直方体の供試体。供試体の長さ(長辺)は,
載荷面の一辺(短辺)の2倍であり,載荷面は正方形。
3.2
ボス型枠
ボス供試体を成型するための型枠。
――――― [JIS A 1163 pdf 3] ―――――
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A 1163 : 2020
3.3
ボス型枠組立調整器
ボス型枠の組立の際,型枠の精度を確保するために用いる調整器。
3.4
構造体コンクリート
構造体を構成するコンクリート。
3.5
構造体型枠
構造体コンクリートを成型するための型枠。
3.6
割取り
構造体コンクリートからボス供試体を採取する行為。
4 ボス型枠
4.1 ボス型枠の機能及び性能
ボス型枠は,次の機能及び性能をもつものとし,基本的な構成を図1に示す。
a) 所定の寸法精度を満足する。
b) 打込み時の外力に対して供試体寸法が規定以内となる剛性をもつ。
c) 構造体型枠のせき板に容易に取付けでき,ボス供試体の割取りも容易である。
d) 構造体型枠内へのコンクリート打込みと同時にボス型枠内に十分充が確保できる開口を側面に,ま
た,空気抜き孔を上面に設ける。
e) 構造体コンクリートからボス供試体を採取する際に,構造体コンクリートの機能を損なうような損傷
を与えない。
f) ボス供試体の封かん状態を確保できる。
g) 脱型したボス供試体の載荷面を研磨などによって整形しないで圧縮強度試験を行うことができる。
a) g)の条件を満足するボス型枠の例を附属書Aに示す。ボス型枠の組立,及び組立の際に用いるボス
型枠組立調整器の例を附属書Bに示す。
側板(上面)
空気抜き孔 構造体側
の側面
側板(側面)
開口部
短辺
(コンクリート充口)
(コンクリート充填口)
端面板
短辺 側板(底面)
図1−ボス型枠の基本的な構成
――――― [JIS A 1163 pdf 4] ―――――
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A 1163 : 2020
4.2 ボス型枠の材質
ボス型枠の材質は,次による。
a) セメントと化学的な反応を起こさず,吸水性がない。
b) 使用時に腐食及び劣化を生じない。
c) コンクリートの充によって,変形しない。
d) 割取り及び脱型によって損傷・変形のないものは,繰返し使用できる。
4.3 ボス型枠の組立
ボス型枠の組立は,次による。
a) ボス型枠は,表1の寸法及び許容差を満足する。
b) 組立には,ボス型枠の両端面板の間隔及び平行度,並びに端面板と側板との直角度が表1の許容差以
内を確保できる装置1)を用いる。
注1) 許容差を確保できる装置として,附属書Bにボス型枠組立調整器の例を示す。
4.4 ボス型枠の形状及び寸法並びに寸法の許容差
ボス型枠の形状及び寸法並びに寸法の許容差は,表1の規定に適合するものとする。
粗骨材の最大寸法が40 mmの場合は,□100以上の型枠を用いる。
表1−ボス型枠の形状及び寸法並びに寸法許容差
記号 内寸法 寸法の許容差a) 平面度及び直角度
短辺×短辺×長辺
(mm)
□75 75×75×150
短辺の0.5 %以内 端面板の平面度 短辺の0.05 %以内
□100 100×100×200
長辺の1.0 %以内 端面板と側板との直角度 90±0.50°以内b)
□125 125×125×250
注a) 開口部は除く。
b) 直角度90±0.50°の確認は,水平台上に当てた直角定規及びボス供試体に当てたときのゲージの読みの差
(Δe)で行う。各測定高さ(H)においてΔeは,次の値とする。
ボス型枠□75 H=70 mmで測定したとき |Δe|≦0.61 mm
ボス型枠□100 H=95 mmで測定したとき |Δe|≦0.83 mm
ボス型枠□125 H=120 mmで測定したとき |Δe|≦1.05 mm
4.5 ボス型枠の形状,寸法などの検査
ボス型枠の形状,寸法などの検査は,附属書Cによる。
5 ボス供試体の作製方法
5.1 ボス型枠の取付け位置
ボス型枠の取付け位置は,試験目的に応じて決める。また,コンクリート打込み時の管理などが行いや
すい位置とする。ただし,コンクリート打込み計画に基づき,打継位置及びその近傍,並びに打重ね位置
及びその近傍などは,コンクリートの充に支障をきたすおそれがあるので避ける。
5.2 ボス型枠の取付け準備
ボス型枠の取付け位置となる構造体型枠のせき板に,ボス型枠取付け用の開口部を設ける。開口は,セ
メントペーストが漏れにくい程度の大きさとする2)。
ボス型枠には,コンクリートが付着しないように,型枠の内面及び構造体コンクリートに接する面に,
――――― [JIS A 1163 pdf 5] ―――――
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JIS A 1163:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.30 : コンクリート及びコンクリート製品
JIS A 1163:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA0203:2019
- コンクリート用語
- JISA1108:2018
- コンクリートの圧縮強度試験方法
- JISA5308:2019
- レディーミクストコンクリート
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7513:1992
- 精密定盤
- JISB7514:1977
- 直定規
- JISB7526:1995
- 直角定規
- JISB7721:2018
- 引張試験機・圧縮試験機―力計測系の校正方法及び検証方法