JIS A 1418-2:2019 建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法―第2部:標準重量衝撃源による方法

JIS A 1418-2:2019 規格概要

この規格 A1418-2は、標準重量衝撃源を用いて建築物の床衝撃音遮断性能を測定する方法について規定。

JISA1418-2 規格全文情報

規格番号
JIS A1418-2 
規格名称
建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法―第2部 : 標準重量衝撃源による方法
規格名称英語訳
Acoustics -- Measurement of floor impact sound insulation of buildings -- Part 2:Method using standard heavy impact sources
制定年月日
2000年1月7日
最新改正日
2019年4月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.120.20
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
改訂:履歴
2000-01-07 制定日, 2007-10-03 確認日, 2012-10-19 確認日, 2017-10-25 確認日, 2019-04-25 改正
ページ
JIS A 1418-2:2019 PDF [21]
                                                                                  A 1418-2 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 測定装置・・・・[2]
  •  5 測定方法・・・・[3]
  •  5.1 一般事項・・・・[3]
  •  5.2 床衝撃音の発生・・・・[3]
  •  5.3 マイクロホンの設置方法・・・・[3]
  •  5.4 測定周波数範囲・・・・[3]
  •  5.5 最大音圧レベルの測定・・・・[3]
  •  5.6 暗騒音の影響の補正・・・・[3]
  •  5.7 床衝撃音レベルの算出・・・・[3]
  •  6 測定結果の表示・・・・[4]
  •  7 報告書・・・・[4]
  •  附属書A(規定)標準重量衝撃源の仕様・・・・[5]
  •  附属書B(参考)標準重量衝撃源の例・・・・[8]
  •  附属書C(参考)標準重量衝撃源の衝撃力の校正方法・・・・[11]
  •  附属書D(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 1418-2 pdf 1] ―――――

A 1418-2 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
音響学会(ASJ)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS A 1418-2:2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS A 1418の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS A 1418-1 第1部 : 標準軽量衝撃源による方法
JIS A 1418-2 第2部 : 標準重量衝撃源による方法

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 1418-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 1418-2 : 2019

建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法−第2部 : 標準重量衝撃源による方法

Acoustics-Measurement of floor impact sound insulation of buildings- Part 2: Method using standard heavy impact sources

序文

  建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法は,標準軽量衝撃源を用いる方法としてISO 16283-2に対応する
JIS A 1418-1で規定されている。この方法は,靴履きでの歩行など比較的軽量で硬い衝撃が床に加わった
ときの衝撃音遮断性能を測定することを目的としている。一方,この種の衝撃とは別に,子供の飛跳ね,
走り回りなど比較的重く柔らかい衝撃による床衝撃音が問題となることが多く,旧規格のJIS A 1418:1995
でも標準重量衝撃源を用いた測定方法が規定されていた。この規格は,JIS A 1418:1995を二つに分割し
2000年にJIS A 1418-2として制定され,その後3回の確認を経て今日に至っているが,その後の技術的内
容変更に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。技術上重要な改正に関する新旧対照表を,附属書D
に示す。

1 適用範囲

  この規格は,標準重量衝撃源を用いて建築物の床衝撃音遮断性能を測定する方法について規定する。こ
の規格によって測定される床衝撃音レベルの単一数値評価量による評価方法については,JIS A 1419-2に
規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1509-1 電気音響−サウンドレベルメータ(騒音計)−第1部 : 仕様
JIS C 1513 音響・振動用オクターブ及び1/3 オクターブバンド分析器
JIS C 1514 オクターブ及び1/Nオクターブバンドフィルタ
JIS C 1515 電気音響−音響校正器

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
最大音圧レベル,LFmax(maximum sound pressure level)
サウンドレベルメータ(騒音計)の時間重み付け特性Fを用いて測定される音圧レベルの最大値。

――――― [JIS A 1418-2 pdf 3] ―――――

2
A 1418-2 : 2019
注記1 最大音圧レベルは,デシベル(dB)で表す。
注記2 サウンドレベルメータの周波数重み付け特性Aを通して測定される最大音圧レベルを最大A
特性音圧レベル(LA,Fmax)という。
3.2
室内平均最大音圧レベル,Lk,Fmax(average maximum sound pressure level in a room)
附属書Aに規定する標準重量衝撃源で,測定対象床のある加振点を加振したときに測定される最大音圧
レベルの受音室における平均値。
注記1 室内平均最大音圧レベルは,デシベル(dB)で表す。
注記2 サウンドレベルメータの周波数重み付け特性Aを通して測定される平均最大音圧レベルを室
内平均最大A特性音圧レベル(LkA,Fmax)という。
3.3
床衝撃音レベル,Li,Fmax(impact sound pressure level)
附属書Aに規定する標準重量衝撃源で,測定対象床の複数の点を加振したときの室内平均最大音圧レベ
ルの平均値。
注記1 床衝撃音レベルは,デシベル(dB)で表す。
注記2 サウンドレベルメータの周波数重み付け特性Aを通して測定される床衝撃音レベルをA特性
床衝撃音レベル(LiA,Fmax)という。
3.4
衝撃力,F(t)(impact force)
衝撃源が床に落下したときに床に加わる力の瞬時値。
注記 衝撃力は,ニュートン(N)で表す。
3.5
衝撃力暴露レベル,LFE(impact force exposure level)
衝撃源による衝撃力の2乗の全時間にわたる積分値を基準の力の2乗で除した値の常用対数の10倍で,
次の式(1)による。
注記 衝撃力暴露レベルは,デシベル(dB)で表す。
2
1 t
F (t)
LFE 10 log 10
T0 t12F02
dt (1)
ここに, F(t) : 衝撃力(N)
F0 : 基準の力(1 N)
t2−t1 : 衝撃源による衝撃時間を含む時間(s)
T0 : 基準時間(1 s)

4 測定装置

  測定には,箇条5で規定する測定方法に適した次のものを用いる。
a) 標準重量衝撃源 附属書Aの規定に適合するもの。
b) サウンドレベルメータ(騒音計) JIS C 1509-1に規定するもの。
なお,測定に先立ち,JIS C 1515に規定する音響校正器を用いてマイクロホンを含めた測定装置全
体の感度を校正する。平面進行波音場における測定用に校正されているサウンドレベルメータを用い
る場合には,拡散音場補正を行う必要がある。

――――― [JIS A 1418-2 pdf 4] ―――――

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A 1418-2 : 2019
c) 周波数分析器 JIS C 1514に規定するオクターブバンドフィルタ又は1/3オクターブバンドフィルタ。
なお,JIS C 1509-1及びJIS C 1513の規定に適合するリアルタイム型周波数分析器を使用してもよ
い。

5 測定方法

5.1 一般事項

  測定は,オクターブバンド及び/又は1/3オクターブバンドごとに行う。

5.2 床衝撃音の発生

  附属書Aに規定する標準重量衝撃源を用いて測定対象床を加振し,衝撃音を発生させる。衝撃位置は,
室の周壁より50 cm以上離れた床平面内で,中央点付近1点を含んで平均的に分布する35点とする。測
定対象床は,標準重量衝撃源の落下に支障がない程度に平滑で水平な面でなければならない。

5.3 マイクロホンの設置方法

  受音室内で,天井,周壁,床面などから50 cm以上離れた空間内に,互いに70 cm以上離れた4点以上
の測定点を空間的に均等に分布させる。

5.4 測定周波数範囲

  最大音圧レベルの測定は,次の中心周波数の周波数帯域について行う。
オクターブバンド測定 : 63 Hz,125 Hz,250 Hz及び500 Hz
1/3オクターブバンド測定 : 50 Hz,63 Hz,80 Hz,100 Hz,125 Hz,160 Hz,200 Hz,250 Hz,
315 Hz,400 Hz,500 Hz及び630 Hz
なお,低周波数域の測定が必要な場合には,オクターブバンド測定による場合は中心周波数31.5 Hzの
帯域,1/3オクターブバンド測定による場合は中心周波数25 Hz,31.5 Hz及び40 Hzの帯域について測定
を追加する。

5.5 最大音圧レベルの測定

  加振点ごとに,全ての測定点でサウンドレベルメータの時間重み付け特性Fを用いて各周波数帯域の最
大音圧レベル(LFmax,j)を測定する。測定時には,暗騒音レベルを常に確認する必要がある。

5.6 暗騒音の影響の補正

  標準重量衝撃源による発生音の最大音圧レベルと暗騒音の音圧レベルとの差が15 dB未満で6 dB以上の
場合には,暗騒音の影響を除去した音圧レベルを次の式(2)によって求める。その差が6 dB未満の場合に
は,この補正計算を行わず,音圧レベルの測定結果は参考値として記録する。
Lb / 10
L'F max / 10
LF max10 log10 (10 10 ) (2)
ここに, LFmax : 補正された最大音圧レベル(dB)
L'Fmax : 暗騒音の影響を含む最大音圧レベルの測定値(dB)
Lb : 暗騒音の音圧レベル(dB)

5.7 床衝撃音レベルの算出

  各周波数帯域について,室内平均最大音圧レベルを,次の式(3)によって加振点ごとに計算し,小数点以
下2桁目を四捨五入して小数点以下1桁まで求める。
m
1 LF max, j / 10
LF,k max
10 log10 10 (3)
m j 1

――――― [JIS A 1418-2 pdf 5] ―――――

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