JIS A 1440-2:2007 実験室におけるコンクリート床上の床仕上げ構造の床衝撃音レベル低減量の測定方法―第2部:標準重量衝撃源による方法

JIS A 1440-2:2007 規格概要

この規格 A1440-2は、建物内のコンクリートスラブ上に直接施工される床仕上げ構造の重量床衝撃音レベル低減量を,実験室で測定する方法について規定。

JISA1440-2 規格全文情報

規格番号
JIS A1440-2 
規格名称
実験室におけるコンクリート床上の床仕上げ構造の床衝撃音レベル低減量の測定方法―第2部 : 標準重量衝撃源による方法
規格名称英語訳
Acoustics -- Laboratory measurements of the reduction of transmitted impact sound by floor coverings on a solid standard floor -- Part 2:Method using standard heavy impact sources
制定年月日
2007年10月3日
最新改正日
2017年10月25日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.060.30, 91.120.20
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
改訂:履歴
2007-10-03 制定日, 2012-10-19 確認日, 2017-10-25 確認
ページ
JIS A 1440-2:2007 PDF [17]
                                                                                  A 1440-2 : 2007

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 測定装置・・・・[2]
  •  5 試験装置・・・・[3]
  •  5.1 一般・・・・[3]
  •  5.2 音源室・・・・[3]
  •  5.3 受音室・・・・[3]
  •  5.4 コンクリート製標準床・・・・[3]
  •  6 試験試料・・・・[4]
  •  6.1 一般・・・・[4]
  •  6.2 試料の分類・・・・[4]
  •  6.3 試験試料の施工・・・・[4]
  •  7 試験方法・・・・[5]
  •  7.1 試験条件・・・・[5]
  •  7.2 音源室空間の温度及び湿度の測定・・・・[5]
  •  7.3 標準重量衝撃源による加振位置の設定・・・・[5]
  •  7.4 床衝撃音の発生・・・・[5]
  •  7.5 受音室の最大音圧レベルの測定・・・・[5]
  •  7.6 測定周波数範囲・・・・[6]
  •  7.7 暗騒音の影響の補正・・・・[6]
  •  7.8 標準重量衝撃源に対する床衝撃音レベル低減量の算出・・・・[6]
  •  7.9 標準重量衝撃源による加振点ごとの床衝撃音レベル低減量の算出・・・・[7]
  •  8 測定精度・・・・[7]
  •  9 結果の表示及び付記事項・・・・[7]
  •  9.1 結果の表示・・・・[7]
  •  9.2 付記事項・・・・[7]
附属書A(規定)カテゴリーIの小試料による測定方法 8
附属書B(参考)1/3オクターブバンドの床衝撃音レベルからオクターブバンドの
  •  床衝撃音レベル低減量を求める方法・・・・[9]
  •  附属書C(規定)壁式構造による標準床を用いた測定方法・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 1440-2 pdf 1] ―――――

A 1440-2 : 2007

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人建材試験センター(JTCCM)及び財団
法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業
標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS A 1440の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS A 1440-1 第1部 : 標準軽量衝撃源による方法
JIS A 1440-2 第2部 : 標準重量衝撃源による方法

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――――― [JIS A 1440-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 1440-2 : 2007

実験室におけるコンクリート床上の床仕上げ構造の床衝撃音レベル低減量の測定方法−第2部 : 標準重量衝撃源による方法

Acoustics−Laboratory measurements of the reduction oftransmitted impact sound by floor coverings on a solid standard floor−Part 2: Method using standard heavy impact sources

序文

  コンクリート床上に施工した床仕上げ構造の床衝撃音レベル低減量の測定方法としては,標準軽量衝撃
源を用いる方法が,ISO 140-8:1997,Acoustics−Measurement of sound insulation in buildings and of building
elements−Part 8: Laboratory measurements of the reduction of transmitted impact noise by floor coverings on a
heavyweight standard floorに対応するJIS A 1440-1で規定されている。この方法は,靴履きでの歩行など比
較的軽量で硬い衝撃が床に加わった場合に対応する床衝撃音レベル低減量を標準軽量衝撃源を用いて測定
することを目的としている。一方,この種の衝撃とは別に,大人の素足歩行,子供の飛び跳ね,走り回り
など比較的重くて柔らかい衝撃による床衝撃音に対する床衝撃音レベル低減量を測定することが必要な場
合がある。
そこで,この規格では,新たに標準重量衝撃源を用いて,コンクリート床上に施工した床仕上げ構造の
床衝撃音レベル低減量を実験室で測定する方法について規定した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,建物内のコンクリートスラブ上に直接施工される床仕上げ構造(以下,試料という。)の重
量床衝撃音レベル低減量を,実験室で測定する方法について規定する。床スラブの周辺部だけで支持され
る試料,又は壁及びはり(梁)で支持される試料は除く。
注記1 この規格において,床仕上げ構造とは,コンクリート床の上部に仕上げのために設けられる
床構造,コンクリート床の上部に直接施工される床仕上げ構造などの複合構造化された製品
又は単層の製品をいう。
注記2 建築物の標準重量衝撃源による床衝撃音遮断性能の測定方法は,JIS A 1418-2に規定されて
いる。
注記3 6.2に規定するカテゴリーIIに該当する床仕上げ構造の中には,重量床衝撃音の発生が建築構
造く(躯)体に大きく依存するものがあり,実際の建築物では建築構造が変化すると,床衝
撃音レベル低減量も変化する。したがって,このような床仕上げ構造の場合には,この規格
によって得られた床衝撃音レベル低減量をそのまま実際の建築物に適用できないことも多い。

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2
A 1440-2 : 2007

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は
適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1409 残響室法吸音率の測定方法
JIS A 1418-2 建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法−第2部 : 標準重量衝撃源による方法
JIS C 1509-1 電気音響−サウンドレベルメータ(騒音計)−第1部 : 仕様
JIS C 1514 オクターブ及び1/Nオクターブバンドフィルタ
JIS C 1515 電気音響−音響校正器
JIS Z 1528 両面粘着テープ
JIS Z 8401 数値の丸め方
ISO 140-2:1991 Acoustics−Measurement of sound insulation in buildings and of building elements−Part 2:
Determination, verification and application of precision data

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
最大音圧レベル (maximum sound pressure level) Fmax
サウンドレベルメータの時間重み付け特性Fを用いて測定される音圧レベルの最大値で,特定した測定
点における加振ごとの測定値。単位はデシベル (dB)。
3.2
床衝撃音レベル (impact sound pressure level) i,Fmax,k
JIS A 1418-2の附属書1に規定する標準重量衝撃源で測定対象の床を加振したときの,受音室における
最大音圧レベルのエネルギー平均値。単位はデシベル (dB)。
3.3
床衝撃音レベル低減量 (reduction of impact sound pressure level; improvement of impact sound insulation)
ΔLH
コンクリート製標準床の素面における平均床衝撃音レベル (Li,Fmax,s) から,床仕上げ構造を施工した状態
の平均床衝撃音レベル (Li,Fmax,f) を差し引いた値で,式 (1) で与えられる。単位はデシベル (dB)。
LH Li, Fmax, f
Li, Fmax, s (1)
注記 試料を施工していない状態(以下,素面状態という。)と試料を施工した状態(以下,試料施工
状態という。)において,受音室の音響条件(吸音材配置,拡散板位置など)に変化が発生しな
いようにする。

4 測定装置

  測定装置は,箇条7の試験を行うことができる十分な精度をもつものとし,次による。
a) 衝撃源には,JIS A 1418-2の附属書1に規定する衝撃力特性 (1) 又は衝撃力特性 (2) の標準重量衝撃
源を用いる。
b) 音圧レベルの測定には,JIS C 1509-1に規定するクラス1のサウンドレベルメータ又はこれと同等以
上の性能をもつものを用いる。

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A 1440-2 : 2007
なお,平面進行波音場測定用に校正されたサウンドレベルメータを用いる場合は,拡散音場補正を
行う。
c) 測定に先立ってJIS C 1515に規定する音響校正器を用いてマイクロホンを含めた測定装置全体の感度
を校正する。
d) 周波数分析には,JIS C 1514に規定する1/3オクターブバンドフィルタ,又はオクターブバンドフィ
ルタを用いる。
注記 JIS C 1509-1及びJIS C 1514の規定に適合する,リアルタイム形周波数分析器を用いても
よい。

5 試験装置

5.1 一般

  上下に連続し,コンクリート製標準床で仕切った2室[上階室(以下,音源室という。)及び下階室(以
下,受音室という。)]をもつ試験装置を用いる。
なお,7.6に規定する各測定周波数帯域において,受音室で測定する音圧レベルが,音源室で発生し空気
伝搬音として受音室へ透過した音響エネルギーで決定されることがないように,音源室と受音室との室間
遮音性能は十分に高くしておく必要がある。
注記 あらかじめ音源室と受音室間との室間音圧レベル差をJIS A 1417に従って測定し,素面状態及
び試料施工状態の床衝撃音レベルの測定時に音源室の音圧レベルを測定して,受音室における
空気伝搬音の音圧レベルを予測して,それが受音室で測定された床衝撃音レベルより15 dB以
上小さいことを検証することが望ましい。

5.2 音源室

  音源室については,その大きさ又は形状に関して,特に規定は設けない。ただし,附属書Cで規定する
試験装置は,附属書Cによる。
注記 測定に支障がない範囲で吸音材を設置し,音源室に発生する空気音の音圧レベルがあまり大き
くならないようにすることが望ましい。

5.3 受音室

  受音室は,次による。
a) 受音室の容積は,50 m3以上とする。
b) 受音室の寸法比は,低周波数帯域における固有周波数ができるだけ一様に分布するように設定する。
c) 音圧レベルの空間的変動が大きい場合は,卓越した強い定在波が存在することを示している。このよ
うな場合には,拡散板などを設置することが望ましい。
d) 通常の試験条件として,極端に長い又は短い残響時間とすべきでない。低周波数域における残響時間
が2秒以上又は1秒以下となっている場合には,低周波数域における残響時間 (T) が式 (2) を満たす
ように室内等価吸音面積を調整する。
なお,残響時間の測定はJIS A 1409の方法による。
1 T (2V / 503/2)

(pdf 一覧ページ番号 )

                      ここに,    V :  受音室の容積 (m3)

5.4 コンクリート製標準床

  コンクリート製標準床は,次による。

――――― [JIS A 1440-2 pdf 5] ―――――

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JIS A 1440-2:2007の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 1440-2:2007の関連規格と引用規格一覧