JIS A 5365:2016 プレキャストコンクリート製品―検査方法通則

JIS A 5365:2016 規格概要

この規格 A5365は、プレキャストコンクリート製品について,製造された製品の検査方法の一般的事項について規定。日本工業規格が別途定められている建築用コンクリート製品には,この規格は適用しない。

JISA5365 規格全文情報

規格番号
JIS A5365 
規格名称
プレキャストコンクリート製品―検査方法通則
規格名称英語訳
Precast concrete products -- General rules for method of inspection
制定年月日
2000年7月20日
最新改正日
2016年4月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.100.30, 93.080.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
土木 I 2020, 土木 II 2020
改訂:履歴
2000-07-20 制定日, 2004-03-20 改正日, 2010-03-23 改正日, 2014-10-20 確認日, 2016-04-20 改正
ページ
JIS A 5365:2016 PDF [14]
                                                                                   A 5365 : 2016

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 検査及び検査方法の種類・・・・[2]
  •  5 検査方法の選択推奨基準・・・・[2]
  •  5.1 サンプリングの方法・・・・[2]
  •  5.2 検査ロット・・・・[2]
  •  5.3 検査項目・・・・[2]
  •  5.4 適用する試験方法・・・・[3]
  •  5.5 検査の判定・・・・[3]
  •  6 検査実施例・・・・[3]
  •  附属書A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 5365 pdf 1] ―――――

A 5365 : 2016

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,特定非営利活動法
人コンクリート製品JIS協議会(JPCC)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具
して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正
した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS A 5365:2010は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 5365 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                                JIS
A 5365 : 2016

プレキャストコンクリート製品−検査方法通則

Precast concrete products-General rules for method of inspection

1 適用範囲

  この規格は,プレキャストコンクリート製品(以下,製品という。)について,製造された製品の検査方
法の一般的事項について規定する。ただし,日本工業規格(日本産業規格)が別途定められている建築用コンクリート製品
には,この規格は適用しない。
なお,技術的に重要な改正に関する新旧対照表を附属書Aに記載する。
注記 この規格では,繰返しの製造に入った後に,製造された製品の検査を対象とし,“型式検査”に
ついては触れない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0203 コンクリート用語
JIS A 5363 プレキャストコンクリート製品−性能試験方法通則
JIS Z 9015-0 計数値検査に対する抜取検査手順−第0部 : JIS Z 9015 抜取検査システム序論

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0203及びJIS Z 9015-0によるほか,次による。
3.1
全数検査
ロット中の全ての検査単位について行う検査。
3.2
抜取検査
ロットから,あらかじめ定められた抜取検査方式に従って,サンプルを抜き取って検査し,その結果を
ロット判定基準と比較して,そのロットの合格・不合格を判定する検査。
3.3
無試験検査
品質情報,技術情報などに基づいて,サンプルの試験を省略する検査。
3.4
最終検査
製造業者が品質保証のために実施する製品の検査。

――――― [JIS A 5365 pdf 3] ―――――

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A 5365 : 2016
3.5
受渡検査
製品の受渡しに際して,必要と認める特性が満足するものであるかどうかを判定するための製品の検査。

4 検査及び検査方法の種類

  製品の検査の種類及び検査方法の種類の組合せは,表1による。
検査方法の種類ごとの適用対象の例を,表2に示す。
表1−検査及び検査方法の種類
検査の種類 検査方法の種類
a) 最終検査 a) 全数検査
b) 抜取検査
c) 上記の組合せ
b) 受渡検査 a) 全数検査
b) 抜取検査
c) 無試験検査
d) 上記の組合せ
表2−検査方法の種類及び適用対象の例
検査方法の種類 主な適用対象
a) 全数検査 1) 不良品を見逃すと人身事故のおそれがあったり,又は使用者に重大な損失を与えるおそれ
がある場合。
2) 検査費用に比べて得られる効果の大きい場合。例えば,外観の目視検査,寸法の自動検査
などのように,短時間で能率よく安定した精度で試験・測定を実行できる場合。
3) 過去の検査データが不足している場合など,特別な場合。
b) 抜取検査 1) 費用及び時間の関係で,全数検査ができない場合。
2) 供給される製品の品質に関する事前の情報が不足している場合。
3) 供給される製品の品質がロットごとに変動するとき,又はロット数が少なくて無試験検査
に移行するには不十分な場合。
c) 無試験検査 1) 品質保証表示のある製品について,受渡検査を無試験にする場合。
2) 長期にわたって検査結果がよく,使用実績も良好な製品の受渡検査を,製造業者の試験成
績書を確認することによって抜取検査を省略する場合。

5 検査方法の選択推奨基準

5.1 サンプリングの方法

  抜取検査を採用する場合,検査ロットの構成及び抜取方式は,過去の検査データを考慮し,最終検査に
ついては製造業者が定め,受渡検査については,購入者と製造業者とが協議の上,購入者が定める。

5.2 検査ロット

  検査対象とするロットは,同じ製品について,使用材料,コンクリートの配合及び製造方法が同じで,
実質的に同一条件で製造された製品で構成する。検査ロットの大きさは,製造方法,製造数及び製造期間
を考慮して定める。

5.3 検査項目

  検査する項目は,製品の性能が合理的に保証できる項目を選択する。

――――― [JIS A 5365 pdf 4] ―――――

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A 5365 : 2016

5.4 適用する試験方法

  表3に試験方法と適用する検査の種類との組合せを示す。製品の試験方法は,JIS A 5363による。コン
クリートの圧縮強度試験などのように,関連するJISがあるものについては,それらによる。外観,寸法
など特に標準的な方法のないもの及び最終検査については製造業者が定め,受渡検査については購入者と
製造業者とが協議の上,購入者が定める。
表3−試験方法の選択
試験方法 適用する検査
最終検査の場合 受渡検査の場合
a) 非破壊の試験方法 a) 全数検査 a) 全数検査
b) 抜取検査
(試験を短時間,かつ,経済的に実施 b) 抜取検査
できる場合) c) 無試験検査
例1 外観
例2 寸法
例3 製造時の配筋
b) 破壊を必要としない試験方法 b) 抜取検査 b) 抜取検査
(試験に長時間を要する場合,又は経 c) 無試験検査
済的でない場合)
例1 曲げ耐力
例2 内圧耐力
c) 破壊による試験方法
例1 コンクリートの圧縮強度
例2 曲げ耐力
例3 配筋
注記 受渡検査では,第三者による認証を取得している場合,又は過去の検査データから
製品の品質が安定していると判断できる場合には,無試験検査を採用してもよい。

5.5 検査の判定

  検査の判定方法については製造数などを考慮して,最終検査については製造業者が定め,受渡検査につ
いては購入者と製造業者とが協議の上,購入者が定める。
なお,不合格になったロットの取扱いについては,購入者と製造業者とが協議の上,事前に決めておく。
例1 ロットの大きさ : 1回の受渡量
試料の数 : 2
合格判定 : 検査結果が不合格でないこと
例2 ロットの大きさ : 1日の生産量
試料の数 : 1
合格判定 : 検査結果が不合格でないこと

6 検査実施例

  検査の実施例を,次に示す。

――――― [JIS A 5365 pdf 5] ―――――

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JIS A 5365:2016の関連規格と引用規格一覧