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JIS B 0162-3:2006 規格概要
この規格 B0162-3は、滑り軸受の潤滑で最も一般的に使用される用語,定義及び分類について規定。
JISB0162-3 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B0162-3
- 規格名称
- 滑り軸受―用語,定義及び分類―第3部 : 潤滑
- 規格名称英語訳
- Plain bearings -- Terms, definitions and classification -- Part 3:Lubrication
- 制定年月日
- 2006年3月25日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 4378-3:1983(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 01.040.21, 21.100.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 機械要素(ねじを除く) 2021
- 改訂:履歴
- 2006-03-25 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS B 0162-3:2006 PDF [17]
B 0162-3 : 2006
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本機械学会(JSME)/財団法人日
本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調
査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 4378-3:1983,Plain bearings−Terms,
definitions and classification−Part 3:Lubrication を基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。
JIS B 0162-3には,次に示す附属書がある。
附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
JIS B 0162の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 0162-1 第1部 : 設計,軸受材料及びその特性
JIS B 0162-2 第2部 : 摩擦及び摩耗
JIS B 0162-3 第3部 : 潤滑
JIS B 0162-4 第4部 : 計算パラメータ及びその記号
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 0162-3 pdf 1] ―――――
B 0162-3 : 2006
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 分類・・・・[1]
- 3. 用語及び定義・・・・[2]
- 附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[11]
――――― [JIS B 0162-3 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 0162-3 : 2006
滑り軸受−用語,定義及び分類−第3部 : 潤滑
Plain bearing-Terms,definitions and classification- Part 3 :Lubrication
序文
この規格は,1983年に第1版として発行されたISO 4378-3,Plain bearings−Terms,definitions and
classification−Part 3:Lubricationを翻訳し,技術的内容を一部変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変
更の一覧表をその説明を付けて,附属書(参考)に示す。
1. 適用範囲
この規格は,滑り軸受の潤滑で最も一般的に使用される用語,定義及び分類について規定
する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 4378-3:1983,Plain bearings−Terms,definitions and classification−Part 3:Lubrication (MOD)
2. 分類
用語の分類は次による。
a) 一般的な用語
b) 潤滑のタイプによる分類
c) 潤滑方法による分類
d) 潤滑剤及びその成分,潤滑剤のタイプ
e) 潤滑剤の基本的特性及び応用特性
――――― [JIS B 0162-3 pdf 3] ―――――
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B 0162-3 : 2006
3. 用語及び定義
用語及び定義は,次による。
なお,参考として対応英語を示す。
備考1. 用語及び対応英語(参考)欄で,二つの用語をコンマ“,”でつないで併記してある場合は,
その順位によって優先使用する。
2. 用語及び対応英語(参考)欄で,用語の一部に丸括弧“( )”が付いている場合は,ISO規
格を基礎として用いた用語である。
3. 定義欄の丸括弧“( )”で示した部分は,定義の内容を補足した内容である。
a) 一般的な用語(general terms)
番号 用語 定義 備考 対応英語(参考)
1.1 潤滑(のタイプ) 摩擦力及び摩耗を減少させるため − lubrication (type of)
の潤滑剤の作用。
1.2 給油(の方法) 摩擦面に潤滑剤を供給すること。 − lubrication (method of)
1.3 潤滑剤 摩擦力及び摩耗を減少させるため − lubricant
に摩擦面間に供給される物質。
b) 潤滑のタイプによる分類(types of lubrications,classification)
− 潤滑剤の物理的状態による分類(according to physical state of the lubricant)
番号 用語 定義 備考 対応英語(参考)
2.1 気体膜潤滑, 気体を相対的に動く二つの摩擦面 − gas-film lubrication
気体潤滑 間に介在させることによって両面
を分離する潤滑方式。
2.2 液体膜潤滑, 液体を相対的に動く二つの摩擦面 − liquid-film lubrication
液体潤滑 間に介在させることによって両面
を分離する潤滑方式。
2.2a 流体膜潤滑, 流体(気体又は液体)を相対的に − fluid-film lubrication
流体潤滑 動く二つの摩擦面間に介在させる
ことによって両面を分離する潤滑
方式。
2.3 固体膜潤滑, 固体の潤滑剤を相対的に動く二つ − solid-film lubrication
固体潤滑 の摩擦面間に介在させることによ
って両面を分離する潤滑方式。
− 摩擦面を潤滑膜によって分離する方法による分類(according to the separation of the rubbing surface by
a lubricant film)
番号 用語 定義 備考 対応英語(参考)
2.4 動圧流体潤滑 二つの摩擦面間の流体膜に両面の − hydrodynamic lubrication
相対運動及び流体の粘性によって
圧力を発生させ,両面を完全に分
離する潤滑方式。
――――― [JIS B 0162-3 pdf 4] ―――――
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B 0162-3 : 2006
番号 用語 定義 備考 対応英語(参考)
2.5 静圧流体潤滑 二つの摩擦面間に高圧の流体を外 − hydrostatic lubrication
部から供給することによって,相
対運動又は静止状態にある二つの
物体を完全に分離する潤滑方式。
2.6 動圧気体潤滑 二つの摩擦面間の気体膜に両面の − aerodynamic lubrication
相対運動及び気体の粘性によって
圧力を発生させ,両面を完全に分
離する潤滑方式。
2.7 静圧気体潤滑 二つの摩擦面間に高圧の気体を外 − aerostatic lubrication
部から供給することによって,相
対運動又は静止状態にある二つの
物体を完全に分離する潤滑方式。
2.8 弾性流体潤滑, 二つの相対運動する摩擦面間の摩 − elasto-hydrodynamic
EHL 擦力と潤滑膜厚さが,摩擦面材料 lubrication,EHL
の弾性特性及び潤滑剤のレオロジ
ー特性(特に,粘度の圧力依存性)
に支配される潤滑方式。
2.9 境界潤滑 二つの相対運動する摩擦面間の摩 − boundary lubrication
擦と摩耗が,潤滑剤の粘性以外の
性質及び摩擦面の性質に支配され
る潤滑方式。
2.10 混合潤滑 流体膜潤滑及び境界潤滑が同時に − mixed lubrication
存在する潤滑方式。
2.10a 熱流体潤滑, 二つの相対運動する摩擦面間の潤 − thermo-hydrodynamic
THL 滑状態が,せん断発熱を含む潤滑 lubrication,THL
膜の熱収支,熱伝達及び潤滑剤粘
度の温度依存性に支配される流体
潤滑方式。
2.10b 熱弾性流体潤滑, 二つの相対運動する摩擦面間の潤 − thermo-elastohydrodynamic
TEHL 滑状態が,せん断発熱を含む潤滑 lubrication,TEHL
膜の熱収支,熱伝達,摩擦面の弾
性特性及び潤滑剤のレオロジー特
性(特に,粘度の温度及び圧力依
存性)に支配される流体潤滑方式。
2.10c ハードEHL 弾性変形及び潤滑油粘度の高圧に − hard EHL
よる指数関数的増加の影響が現れ
る弾性流体潤滑状態。
2.10d ソフトEHL 弾性係数の小さな表面の場合に油 − soft EHL
の圧力による粘度増加が現れない
弾性流体潤滑状態。
2.10e マイクロEHL 表面粗さの突起先端部がEHLにな − micro-EHL
る潤滑状態。
――――― [JIS B 0162-3 pdf 5] ―――――
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JIS B 0162-3:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4378-3:1983(MOD)
JIS B 0162-3:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.100 : 軸受 > 21.100.10 : 平軸受
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.21 : 機械的システム及び構成要素(用語集)