この規格ページの目次
JIS B 2356-2:2000 規格概要
この規格 B2356-2は、メートルめじ(JIS B 0207)をもつ高圧用(Sシリーズ)及び中圧用(Lシリーズ)の継手端部と,これらに使用するエラストマシールの寸法,性能及び試験方法について規定。継手端部とエラストマシールの呼び方についても規定。
JISB2356-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B2356-2
- 規格名称
- 油圧・空気圧用及び一般用途用金属製管継手―エラストマシール又はエッジシールによるメートルねじポート及び継手端部―第2部 : エラストマシール(タイプE)による継手端部
- 規格名称英語訳
- Connections for general use and fluid power -- Ports and stud ends with ISO 261 threads with elastomeric or metal-to-metal sealing -- Part 2:Stud ends with elastomeric sealing (type E)
- 制定年月日
- 2000年8月20日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 9974-2:1996(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 23.040.40, 23.100.40
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 油圧・空気圧 2019
- 改訂:履歴
- 2000-08-20 制定日, 2004-11-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS B 2356-2:2000 PDF [11]
B 2356-2 : 2000 (ISO 9974-2 : 1996)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フルードパワー工業会 (JFPA) /
財団法人日本規格協会 (JSA) から工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本
工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
JIS B 2356-2 : 2000には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定) ポート及び継手端部の試験成績書様式
附属書B(参考) 参考文献
JIS B 2356は,次に示す部編成となっている。
第1部 : Oリングシールポート
第2部 : エラストマシール(タイプE)による継手端部
第3部 : エッジシール(タイプB)による継手端部
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 2356-2 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 2356-2 : 2000
(ISO 9974-2 : 1996)
油圧・空気圧用及び
一般用途用金属製管継手−
エラストマシール又はエッジシールによる
メートルねじポート及び継手端部−
第2部 : エラストマシール(タイプE)による継手
端部
Connections for general use and fluid power−Ports and stud endswith ISO 261 threads with elastomeric or metal-to-metal sealing−Part 2 : Stud ends with elastomeric sealing (type E)
序文 この規格は,1996年に第1版として発行されたISO 9974-2, Connections for general use and fluid power
−Ports and stud ends with ISO 261 threads with elastomeric or metal-to-metal sealing−Part 2 : Stud ends with
elastomeric sealing (type E) を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業
規格である。
1. 適用範囲 この規格は,メートルねじ (JIS B 0207) をもつ高圧用(Sシリーズ)及び中圧用(Lシリ
ーズ)の継手端部と,これらに使用するエラストマシールの寸法,性能及び試験方法について規定する。
また,継手端部とエラストマシールの呼び方についても規定する。Eタイプシールの継手端部の最高使用
圧力は,Sシリーズは63 MPa, Lシリーズは25 MPaとする。
油圧応用分野での新しい設計に使用できるのは,ISO 6149の規格に従ったポートと継手端部に限定し,
ISO 1179,ISO 9974とISO 11926の関連部分に従ったねじポートと継手端部は使用してはならない。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年(又は発行年)を付記していない引
用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0142 油圧及び空気圧用語
備考 ISO 5598 : 1985, Fluid power systems and components−Vocabularyからの引用事項は,この規格
の該当事項と同等である。
JIS B 0207 メートル細目ねじ
――――― [JIS B 2356-2 pdf 2] ―――――
2
B 2356-2 : 2000 (ISO 9974-2 : 1996)
備考 ISO 261 : 1973, ISO general purpose metric screw threads−General planからの引用事項は,この
規格の該当事項と同等である。
JIS B 1021 ねじ部品の公差方式
備考 ISO 4759-1 : Tolerances for fasteners−Part 1 : Bolts screw, and nuts with thread diameters between
1.6 (inclusive) nd 150 mm (inclusive) nd product grades A, B and Cからの引用事項は,この
規格の該当事項と同等である。
JIS K 2001 工業用潤滑油−ISO粘度分類
備考 ISO 3448 : 1992, Industrial liquid lubricants−ISO viscosity classificationが,この規格と一致して
いる。
JIS K 6253 加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ試験方法
備考 ISO 48 : 1994, Rubber, vulcanized or thermoplastic-Determination of hardness (hardness between 10
IRHD and 100 IRHD) からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS K 6330-8 ゴム及び樹脂ホース試験方法−第8部 : 衝撃圧力試験
備考 ISO 6803 : 1984, Rubber or plastics hoses and hose assemblies−Hydraulic pressure impulse test
without flexingがこの規格と一致している。
ISO 6508 : 1986, Metallic materials−Hardness test−Rockwell test (scales A-B-C-D-E-F-G-H-K)
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0142による。
4. 寸法 継手端部の寸法と形状は,付図1及び付表1による。六角二面幅寸法の許容差は,JIS B 1021
の製品等級Cによる。
5. 要求事項
5.1 最高使用圧力 低炭素鋼製の継手端部は,付表2の最高使用圧力で使用できるように,設計しなけ
ればならない。
5.2 性能 低炭素鋼製の継手端部は,7.の試験を実施,付表2の破壊圧力及び衝撃圧力値を満足しなけれ
ばならない。
6. エラストマシール この規格による高圧用(Sシリーズ)及び中圧用(Lシリーズ)の継手部に使用
するエラストマシールは,付図2に示す形状で付表3に記載した寸法とする。付図3に正しく組み立てた
状態を示す。
7. 試験方法 衝撃圧力試験及び破壊試験に使用した部品は,以後の試験に使用してはならない。
7.1 破壊試験圧力
7.1.1 規定 供試品3個を試験して,継手端部が破壊することなく,最高使用圧力の最低4倍の圧力に耐
えることを確認する。
7.1.2 材料
7.1.2.1 試験ブロック及び継手端部 試験ブロックの硬度は,HRc 4550(ISO 6508参照)とし,表面処
理を施さないものとする。継手端部は,低炭素鋼製で表面処理を施したものとする。
――――― [JIS B 2356-2 pdf 3] ―――――
3
B 2356-2 : 2000 (ISO 9974-2 : 1996)
7.1.2.2 試験用シール 別途規定されていない場合,試験用シールはニトリルゴム (NBR) 製とし,その
硬度は90±5 IRHD (JIS K 6253) とする。試験用シールの寸法は,付表3に記載された寸法とする。
7.1.3 手順
7.1.3.1 ねじの潤滑 試験に限り組み立てる前に,粘度VG32 (JIS K 2001) 相当の作動油をねじ及び接触
面に塗布する。
7.1.3.2 継手端部の組立トルク 継手端部は,付表4に示してある組立トルクで組み立て後試験する。
7.1.3.3 圧力上昇率 破壊試験をする際の圧力上昇率は,138 MPa/minを超えてはならない。
7.1.3.4 試験報告 試験条件及び試験結果は,附属書Aに示した試験成績書様式を用いて報告しなければ
ならない。
7.2 衝撃圧力試験
7.2.1 規定 衝撃圧力試験は,供試品6個について実施する。
7.2.2 材料 材料は,7.1.2に示したものと同じものとする。
7.2.3 手順
7.2.3.1 ねじの潤滑 7.1.3.1に示した潤滑剤を塗布する。
7.2.3.2 継手端部の組立トルク 7.1.3.2に規定したトルクで組み立てる。
7.2.3.3 周波数,波形及び圧力上昇率 周波数は0.51.3 Hzで一定とし,波形はJIS K 6330-8に示され
たパターンとする。また,圧力上昇率はこれに従って調整する。
7.2.4 要求事項 供試品6個について衝撃圧力試験を行い,1 000 000サイクルの衝撃圧力試験に合格し
なければならない。
7.2.5 試験報告 試験条件及び試験結果は,附属書Aに示した試験成績書様式を用いて報告しなければ
ならない。
8. 呼称
8.1 継手端部 継手端部の呼称は,次による。
a) 継手端部
b) 規格番号,この場合JIS B 2356-2
c) ねじサイズ (d1×P)
d) シリーズ[高圧用 (S) ,又は中圧用 (L)]
例 : 継手端部 JIS B 2356-2-M12×1.5S
8.2 エラストマシール エラストマシールの呼称は,次による。
a) エラストマシール
b) 規格番号,この場合JIS B 2356-2
c) 継手端部のねじのサイズ (d1×P)
JIS B 2356-2-M12×1.5
例 : エラストマシール
9. 規格適合表示 この規格に適合することを試験成績書,カタログ及び販売資料に記述する場合,次の
文言を用いる。
“エラストマシール付き継手端部は,JIS B 2356-2[油圧・空気圧用及び一般用途用金属製管継手−エラ
ストマシール又はエッジシールによるメートルねじポート及び継手端部−第2部 : エラストマシール(タ
イプE)による継手端部]に適合する。”
――――― [JIS B 2356-2 pdf 4] ―――――
4
B 2356-2 : 2000 (ISO 9974-2 : 1996)
付図1 エラストマシール(タイプE)による中圧用(Lシリーズ)及び高圧用(Sシリーズ)継手端部
付表1 エラストマシール(タイプE)による中圧用(Lシリーズ)及び高圧用(Sシリーズ)継手端部の
寸法
ねじ d5 d6 d7 d8 L4 L5 L6 R1 R2 L7 s w
(d1×P) Lシリーズ Sシリーズ
0 01.0 0 03.0 01.0
呼び(1) 呼び(1)
許容差(2) 許容差(2)2.0 2.0±0.2 最小 ±0.1 ±0.1
.0
018
M10×1 4 − − 13.9 12 8.3 8 1.5 2 0.7 1 0.5 14
018
.0 018
.0
M12×1.5 6 4 16.9 14.5 9.7 12 2 3 1.2 1.2 0.5 17
.0
022 018
.0
M14×1.5 7 5 18.9 16.611.7 12 2 3 1.2 1.2 0.5 19
.0
022 022
.0
M16×1.5 9 7 21.9 19 13.7 12 2 3 1.2 1.2 0.5 22
.0
027 .0
022 0.1
M18×1.5 11 8 23.9 21 15.7 12 2.5 3 1.2 1.2 0.6 24
M20×1.5(3) 022
.0
− − 10 25.9 23 17.7 14 2.5 3 1.2 1.2 0.6 27
027
.0 027
.0
M22×1.5 14 12 26.9 24.519.7 14 3 3 1.2 1.2 0.6 27
.0
027
M26×1.5 18 − − 31.9 29.323.8 16 3 3 1.2 1.2 0.6 32
.0
027
M27×2 − − 16 31.9 29.323.8 16 3 4 1.2 1.2 0.6 32
.0
033 033
.0
M33×2 23 20 39.9 36 29.6 18 3 4 1.6 1.6 0.8 41
033
.0 033
.0 0.2
M42×2 30 25 49.9 49.938.6 20 3 4 1.6 1.6 0.8 50
039
.0 .0
039
M48×2 36 32 54.9 54.944.5 22 3 4 1.6 1.6 0.8 55
注(1) 最大呼び径
(2) 許容差は,JIS B 0401-2のH13級による
(3) 計測用にだけ適用
――――― [JIS B 2356-2 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS B 2356-2:2000の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 9974-2:1996(IDT)
JIS B 2356-2:2000の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.100 : 流体動力システム > 23.100.40 : 配管及びカップリング
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.040 : パイプライン部品及びパイプライン > 23.040.40 : 金属継手
JIS B 2356-2:2000の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0142:2011
- 油圧・空気圧システム及び機器―用語
- JISB0207:1982
- メートル細目ねじ
- JISB1021:2003
- 締結用部品の公差―第1部:ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット―部品等級A,B及びC
- JISK2001:1993
- 工業用潤滑油―ISO粘度分類
- JISK6253:2006
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方
- JISK6330-8:1998
- ゴム及び樹脂ホース試験方法―第8部:衝撃圧力試験