JIS C 6122-10-5:2016 光増幅器―測定方法―第10-5部:マルチチャネルパラメータ―分布ラマン増幅器の利得及び雑音指数

JIS C 6122-10-5:2016 規格概要

この規格 C6122-10-5は、マルチチャネルを増幅する分布ラマン増幅器(DRA)の利得及び雑音指数の測定方法について規定。

JISC6122-10-5 規格全文情報

規格番号
JIS C6122-10-5 
規格名称
光増幅器―測定方法―第10-5部 : マルチチャネルパラメータ―分布ラマン増幅器の利得及び雑音指数
規格名称英語訳
Optical amplifiers -- Test methods -- Part 10-5:Multichannel parameters -- Distributed Raman amplifier gain and noise figure
制定年月日
2016年5月20日
最新改正日
2016年5月20日
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対応国際規格

ISO

IEC 61290-10-5:2014(IDT)
国際規格分類

ICS

33.180.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
2016-05-20 制定
ページ
JIS C 6122-10-5:2016 PDF [18]
                                                           C 6122-10-5 : 2016 (IEC 61290-10-5 : 2014)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語,定義及び略語・・・・[2]
  •  3.1 用語及び定義・・・・[2]
  •  3.2 略語・・・・[3]
  •  4 DRA利得及び雑音指数パラメータ-概要・・・・[4]
  •  5 測定系・・・・[5]
  •  5.1 概要・・・・[5]
  •  5.2 マルチチャネル信号光源・・・・[6]
  •  5.3 偏波制御器・・・・[7]
  •  5.4 光スペクトラムアナライザ・・・・[7]
  •  5.5 光パワーメータ・・・・[7]
  •  5.6 狭線幅波長可変光源・・・・[8]
  •  5.7 広帯域光源・・・・[8]
  •  5.8 光コネクタ及び光ファイバコード・・・・[8]
  •  6 試料・・・・[8]
  •  7 手順・・・・[8]
  •  7.1 概要・・・・[8]
  •  7.2 校正・・・・[9]
  •  7.3 測定方法・・・・[11]
  •  7.4 計算・・・・[12]
  •  8 測定結果・・・・[12]
  •  附属書A(参考)フィールド測定と研究室測定との相違・・・・[14]
  •  附属書B(参考)励起光減衰及びチャネル間ラマン散乱・・・・[15]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 6122-10-5 pdf 1] ―――――

C 6122-10-5 : 2016 (IEC 61290-10-5 : 2014)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産業技術振興協会(OITDA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 6122の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 6122-1-1 第1-1部 : パワーパラメータ及び利得パラメータ−光スペクトラムアナライザ法
JIS C 6122-1-2 第1-2部 : パワーパラメータ及び利得パラメータ−電気スペクトラムアナライザ法
JIS C 6122-1-3 第1-3部 : パワーパラメータ及び利得パラメータ−光パワーメータ法
JIS C 6122-3 第3部 : 雑音指数パラメータ
JIS C 6122-3-1 第3-1部 : 雑音指数パラメータ−光スペクトラムアナライザ法
JIS C 6122-3-2 第3-2部 : 雑音指数パラメータ−電気スペクトラムアナライザ試験方法
JIS C 6122-3-3 第3-3部 : 雑音指数パラメータ−信号対総ASEパワー比
JIS C 6122-4-1 第4-1部 : 過渡パラメータ−二波長法を用いた利得パラメータ測定
JIS C 6122-4-2 第4-2部 : 過渡パラメータ−広帯域光源法を用いた利得パラメータ測定
JIS C 6122-5-1 第5-1部 : 光反射率パラメータ測定方法−光スペクトラムアナライザを用いた測定方

JIS C 6122-6 第6部 : 漏れ励起光パラメータ測定方法
JIS C 6122-7 第7部 : 波長帯域外挿入損失測定方法
JIS C 6122-10-1 第10-1部 : マルチチャネルパラメータ−光スイッチ及び光スペクトラムアナライザ
を用いたパルス法
JIS C 6122-10-2 第10-2部 : マルチチャネルパラメータ−ゲート付き光スペクトラムアナライザを用
いたパルス法
JIS C 6122-10-3 第10-3部 : マルチチャネルパラメータ−プローブ法
JIS C 6122-10-4 第10-4部 : マルチチャネルパラメータ−光スペクトラムアナライザを用いた補間法
JIS C 6122-10-5 第10-5部 : マルチチャネルパラメータ−分布ラマン増幅器の利得及び雑音指数
JIS C 6122-11-1 第11-1部 : 偏波モード分散パラメータ−ジョーンズマトリクス固有値解析(JME)

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 6122-10-5 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 6122-10-5 : 2016
(IEC 61290-10-5 : 2014)

光増幅器−測定方法−第10-5部 : マルチチャネルパラメータ−分布ラマン増幅器の利得及び雑音指数

Optical amplifiers-Test methods-Part 10-5: Multichannel parameters- Distributed Raman amplifier gain and noise figure

序文

  この規格は,2014年に第1版として発行されたIEC 61290-10-5を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,マルチチャネルを増幅する分布ラマン増幅器(DRA)の利得及び雑音指数の測定方法につ
いて規定する。DRAは,ラマン励起パワーが伝送光ファイバに入射され,伝送光ファイバ中での誘導ラマ
ン散乱によって信号が増幅される過程に基づく(DRAの技術概要は,TR C 0057を参照)。
これらの増幅器とエルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA)のような集中増幅器との基本的な相違は,
集中増幅器が一般的に入出力端を定義するブラックボックスの手法を用いることによって規定することで
ある。一方でDRAは,基本的に励起モジュールであって,実際の増幅過程は伝送光ファイバに沿って行
う。このような相違があるため,JIS C 6122規格群の他の文書に規定した利得,雑音指数など増幅器パラ
メータの標準的な測定方法は,そのままでは適用できない。
この規格の目的は,次のDRAに関する性能パラメータを,光スペクトラムアナライザ(OSA)を用い
て正確かつ信頼性のある測定を行うための一定の要求事項を確立することである。
a) チャネルオンオフ利得
b) 励起モジュール挿入損失
c) チャネルネット利得
d) チャネル信号光−自然放出光雑音指数
測定方法の大部分はJIS C 6122-10-4に詳細な記載があるOSAを用いた光源減算補間(ISS)法に基づく
が,DRAに関わる修正が加えられている。
“*”が付帯する全ての数値は,測定を確実に行うための推奨値である。他の数値でも許容できる場合が
あるが,確認が必要である。
注記1 雑音指数の一般的な測定方法は,JIS C 6122-3に規定されている。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

――――― [JIS C 6122-10-5 pdf 3] ―――――

2
C 6122-10-5 : 2016 (IEC 61290-10-5 : 2014)
IEC 61290-10-5:2014,Optical amplifiers−Test methods−Part 10-5: Multichannel parameters−
Distributed Raman amplifier gain and noise figure(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 6121 光増幅器−通則
注記 対応国際規格 : IEC 61291-1,Optical amplifiers−Part 1: Generic specification
JIS C 6123-4 光増幅器−性能仕様テンプレート−第4部 : マルチチャネル用光増幅器
注記 対応国際規格 : IEC 61291-4,Optical amplifiers−Part 4: Multichannel applications−Performance
specification template(IDT)
JIS C 6802 レーザ製品の安全基準
注記 対応国際規格 : IEC 60825-1,Safety of laser products−Part 1: Equipment classification and
requirements(IDT)

3 用語,定義及び略語

3.1 用語及び定義

3.1.1
ラマン励起パワー(Raman pump power)
チャネル信号光のラマン増幅を可能にするためにDRAによって発生される光パワー。
注記 ラマン励起光には,チャネル信号光より短い波長のものを用いる。
3.1.2
光ファイバ中継区間(fiber span)
信号チャネル及びラマン励起パワーを入力し,誘導ラマン散乱によって信号チャネルがラマン増幅され
る光ファイバの長さ。
3.1.3
前方励起構成(co-propagating configuration)
信号チャネルとラマン励起パワーとが同じ順方向に伝搬するように,ラマン励起パワーを光ファイバ中
継区間の入力と結合する構成。
3.1.4
後方励起構成(counter-propagating configuration)
信号チャネルとラマン励起パワーとが逆方向に伝搬するように,ラマン励起パワーを光ファイバ中継区
間の出力と結合する構成。
3.1.5
励起モジュール(pump module)
ラマン励起パワーを発生し,光ファイバ中継区間と結合するモジュール。
注記1 励起モジュールが光ファイバ中継区間の入力を接続する場合,入力する信号チャネル及びラ
マン励起パワーの両方とも光ファイバ中継区間に結合する。

――――― [JIS C 6122-10-5 pdf 4] ―――――

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C 6122-10-5 : 2016 (IEC 61290-10-5 : 2014)
注記2 励起モジュールが光ファイバ中継区間の出力を接続する場合,励起パワーは光ファイバ中継
区間に結合し,光ファイバ中継区間から出力する信号チャネルは,励起モジュールの入力端
から出力端へ通過する。
注記3 この規格では,信号チャネルを入力する側を励起モジュールの入力と定義し,信号チャネル
が出力する側を励起モジュールの出力と定義する。したがって,前方励起構成ではラマン励
起パワーは,励起モジュールの出力端から出射し,後方励起構成ではラマン励起パワーは,
励起モジュールの入力端から出射する。
3.1.6
チャネルオンオフ利得,Gon-off(channel on-off gain)
励起モジュールが稼働するときの光ファイバ中継区間の出力端でのチャネル信号光パワーの,励起モジ
ュールが稼働していないときの同一点でのチャネル信号光パワーに対する比。
3.1.7
励起モジュールチャネル挿入損失,IL(pump module channel insertion loss)
励起モジュールの入力端でのチャネルパワーの,励起モジュールの出力端でのチャネルパワーに対する
比。
3.1.8
チャネルネット利得,Gnet(channel net gain)
チャネルオンオフ利得から励起モジュールチャネル挿入損失を減算したもの(単位 : dB)。
3.1.9
チャネル等価雑音指数,NFsig-ASE,eq(channel equivalent noise figure)
DRAのチャネルオンオフ利得と同量のチャネル利得をもち,光ファイバ中継区間の出力でDRAによっ
て発生するのと同じ量のASE出力パワーを発生する集中増幅器が光ファイバ中継区間の出力に配置され
たとした場合の信号光−ASE間雑音(JIS C 6122-3参照)によるチャネルNF。

3.2 略語

  この規格で用いる主な略語は,次による。
ASE 増幅された自然放出光 (amplified spontaneous emission)
DRA 分布ラマン増幅器 (distributed Raman amplifier)
EDFA エルビウム添加光ファイバ増幅器 (erbium doped fiber amplifier)
FWHM 半値全幅 (full-width half-maximum)
GFF 利得平たん化フィルタ (gain flattening filter)
ISS 光源減算補間 (interpolated source subtraction)
NF 雑音指数 (noise figure)
RBW 分解能帯域幅 (resolution bandwidth)
OSA 光スペクトラムアナライザ (optical spectrum analyzer)
OSNR 光信号対雑音比 (optical signal-to-noise ratio)
PCF パワー補正係数 (power correction factor)
SMF シングルモード光ファイバ (single-mode fiber)
SSE 光源の自然放出光 (source spontaneous emission)
VOA 可変光減衰器 (variable optical attenuator)

――――― [JIS C 6122-10-5 pdf 5] ―――――

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JIS C 6122-10-5:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61290-10-5:2014(IDT)

JIS C 6122-10-5:2016の国際規格 ICS 分類一覧

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