JIS C 61300-3-36:2012 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第3-36部:光ファイバコネクタフェルールの内径及び外径の測定

JIS C 61300-3-36:2012 規格概要

この規格 C61300-3-36は、光ファイバコネクタフェルールの内径及び外径の測定方法について規定。

JISC61300-3-36 規格全文情報

規格番号
JIS C61300-3-36 
規格名称
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第3-36部 : 光ファイバコネクタフェルールの内径及び外径の測定
規格名称英語訳
Fiber optic interconnecting devices and passive components -- Basic test and measurement procedures -- Part 3-36:Measurement methods for the inside and outside diameters of fiber optic connector ferrules
制定年月日
2012年5月21日
最新改正日
2017年10月20日
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対応国際規格

ISO

IEC 61300-3-36:2000(IDT)
国際規格分類

ICS

33.180.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
2012-05-21 制定日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS C 61300-3-36:2012 PDF [8]
                                                          C 61300-3-36 : 2012 (IEC 61300-3-36 : 2000)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 光ファイバコネクタフェルールの内径測定方法・・・・[1]
  •  3.1 目的・・・・[1]
  •  3.2 概要・・・・[1]
  •  3.3 検査手順 : ピンゲージ法・・・・[2]
  •  3.4 個別規格に規定する事項・・・・[3]
  •  4 光ファイバコネクタフェルールの外径測定方法・・・・[3]
  •  4.1 目的・・・・[3]
  •  4.2 概要・・・・[3]
  •  4.3 検査手順・・・・[3]
  •  4.4 個別規格に規定する事項・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 61300-3-36 pdf 1] ―――――

C 61300-3-36 : 2012 (IEC 61300-3-36 : 2000)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産業技術振興協会(OITDA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 61300の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 61300-1 第1部 : 通則
JIS C 61300-2-2 第2-2部 : 繰返しかん合試験
JIS C 61300-2-12 第2-12部 : 落下衝撃試験
JIS C 61300-2-14 第2-14部 : 光パワー損傷のしきい値試験
JIS C 61300-2-15 第2-15部 : 結合部ねじり試験
JIS C 61300-2-17 第2-17部 : 低温試験
JIS C 61300-2-18 第2-18部 : 高温試験
JIS C 61300-2-19 第2-19部 : 高温高湿試験(定常状態)
JIS C 61300-2-22 第2-22部 : 温度サイクル試験
JIS C 61300-2-45 第2-45部 : 浸水試験
JIS C 61300-2-46 第2-46部 : 湿熱サイクル試験
JIS C 61300-2-47 第2-47部 : 熱衝撃試験
JIS C 61300-2-48 第2-48部 : 温湿度サイクル試験
JIS C 61300-3-2 第3-2部 : シングルモード光デバイスの光損失の偏光依存性
JIS C 61300-3-3 第3-3部 : 挿入損失及び反射減衰量変化のモニタ方法
JIS C 61300-3-4 第3-4部 : 損失測定
JIS C 61300-3-6 第3-6部 : 反射減衰量測定
JIS C 61300-3-15 第3-15部 : 球面研磨光ファイバコネクタのフェルール端面の頂点偏心量測定
JIS C 61300-3-16 第3-16部 : 球面研磨光ファイバコネクタのフェルール端面の曲率半径測定
JIS C 61300-3-20 第3-20部 : 波長選択性のない光ブランチングデバイスのディレクティビティ測定
JIS C 61300-3-26 第3-26部 : 光ファイバとフェルール軸との角度ずれの測定
JIS C 61300-3-27 第3-27部 : 多心光ファイバコネクタプラグの穴位置測定
JIS C 61300-3-28 第3-28部 : 過渡損失測定
JIS C 61300-3-30 第3-30部 : 多心光ファイバコネクタ用フェルールの研磨角度及び光ファイバ位置
測定
JIS C 61300-3-31 第3-31部 : 光ファイバ光源の結合パワー比測定
JIS C 61300-3-36 第3-36部 : 光ファイバコネクタフェルールの内径及び外径の測定

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――――― [JIS C 61300-3-36 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 61300-3-36 : 2012
(IEC 61300-3-36 : 2000)

光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-36部 : 光ファイバコネクタフェルールの内径及び外径の測定

Fiber optic interconnecting devices and passive components-Basic test and measurement procedures-Part 3-36: Measurement methodsfor the inside and outside diameters of fiber optic connector ferrules

序文

  この規格は,2000年に第1版として発行されたIEC 61300-3-36を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。

1 適用範囲

  この規格は,光ファイバコネクタフェルールの内径及び外径の測定方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61300-3-36:2000,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Basic test and
measurement procedures−Part 3-36: Examinations and measurements−Measurement methods for
the inside and outside diameters of fibre optic connector ferrules(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。

2 引用規格

  (対応国際規格では,この箇条において,引用規格の記載はなく,引用規格について定形文の記載だけ
のため,この規格では不要であり,不採用とした。)

3 光ファイバコネクタフェルールの内径測定方法

3.1 目的

  この測定方法は,光ファイバコネクタフェルールの精密穴の内径を検査及び測定することを目的とする。
精密穴は,フェルールの内部に光ファイバを整列させて位置決めをする。通りピンゲージ及び止まりピン
ゲージを使用した測定法を,3.2及び3.3に示す。

3.2 概要

  内径検査で最も一般に用いられている方法は,通りピンゲージ及び止まりピンゲージを使用する方法で

――――― [JIS C 61300-3-36 pdf 3] ―――――

2
C 61300-3-36 : 2012 (IEC 61300-3-36 : 2000)
ある。
シングルモード光ファイバ用フェルール及びマルチモード光ファイバ用フェルールの精密穴の内径は,
非常に小さく,直接測定で正確に検査することは難しい。投影光学顕微鏡を用いてフェルールの精密穴を
投影する方法,又は画像化してデジタル処理する装置を使用する方法によって,フェルールの精密穴の内
径を直接測定できるが,これらの方法は精密穴の内縁を決めるときに不正確になる傾向がある。
したがって,規定寸法範囲内に製造されたフェルールの精密穴の内径測定では,ピンゲージを使用する
方法が最も一般的な方法である。

3.3 検査手順 : ピンゲージ法

  ピンゲージは,炭化タングステン,ルビー,硬質セラミックなどの耐磨耗性がある材料で作り,かつ,
剛性がなければならない。
3.3.1 フェルールのゲージ設定(図1参照)
通りピンゲージの場合,ピンゲージの外径は,フェルールの精密穴の規定する内径の下限値に等しいか,
又は大きくなければならない。また,穴の全長を検査できなければならない。
止まりピンゲージの場合,ピンゲージの外径は,フェルールの精密穴の規定する内径の上限値に等しい
か,又は大きくなければならない。
フェルールの精密穴内径の偏差の範囲
フェルールの フェルールの
精密穴内径 DLL 精密穴内径 DUL
通りピンゲージ 止まりピンゲージ
外径の許容範囲 外径の許容範囲
DLL DUL DLL DUL
通りピンゲージ外径 止まりピンゲージ外径
注記 :
DLL 規格下限値
DUL 規格上限値
図1−ピンゲージの精密穴内径に対する許容範囲
3.3.2 検査条件
検査条件は,次による。
a) 環境が管理された場所で検査を行う。室温は,測定に対する許容誤差,並びに検査に使用するピンゲ
ージ及びフェルール材料の熱膨張率によって決められた限度以内とする。
b) ピンゲージは,汚れがないものとし,使用する前に清掃する。
c) フェルールへ挿入する前に,十分な精度があり適切に校正された機器を用いてピンゲージの直径を測
定する。
d) ピンゲージの外径又はピンゲージの外径を校正する機器は,信頼できる機関によって定期的に検査を

――――― [JIS C 61300-3-36 pdf 4] ―――――

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C 61300-3-36 : 2012 (IEC 61300-3-36 : 2000)
受け,保証されていなければならない。
3.3.3 検査手順
検査手順は,次による。
a) 使用する前にアルコール及び無じん(塵)紙を用いてピンゲージを清掃する。
b) 通りピンゲージをフェルールの精密穴に完全に挿入されるまで徐々に挿入する。
c) フェルールの精密穴にピンゲージを挿入するとき,角度ずれがないように,ピンゲージの軸とフェル
ールの軸とを一致させる。
d) フェルールの精密穴にピンゲージを挿入するときは,フェルールの軸(フェルールの長さ方向)を中
心としてゆっくり回転させながら挿入してもよい。
e) 通りピンゲージがフェルールの精密穴に完全に挿入できない場合,そのフェルールは不良とする。
f) 止まりピンゲージをフェルールの精密穴に徐々に挿入できるか確認する。
g) 止まりピンゲージがフェルールの精密穴に挿入できた場合,そのフェルールは不良とする。

3.4 個別規格に規定する事項

  必要がある場合,次の事項を製品規格などの個別規格に規定する。
− フェルールの精密穴の内径の規格上限値及び規格下限値
− フェルールの長さ
− フェルールの精密穴の長さ
− ピンゲージの長さ,ピンゲージの直径及び公差
− ピンゲージの真円度
− ピンゲージの直径の均一性
− ピンゲージの表面粗さ

4 光ファイバコネクタフェルールの外径測定方法

4.1 目的

  この測定方法は,光ファイバコネクタフェルールの外径を検査及び測定することを目的とする。リング
ゲージ法,レーザ式及び接触式マイクロメータ法,並びに移動量測定法を,次に示す。

4.2 概要

  光ファイバコネクタフェルールの外径を検査する方法には,通りリングゲージ及び止まりリングゲージ
を使用する方法がある。また,他の適切な方法によってフェルール外径を直接測定することもできる。適
切な性能を得るには,光ファイバコネクタフェルールの外径が規格化された寸法及び公差に適合している
必要がある。

4.3 検査手順

4.3.1  方法1 : リングゲージ法
リングゲージは,炭化タングステン,ルビー,硬質セラミックなどの耐磨耗性がある材料で作り,かつ,
剛性がなければならない。リングゲージの内部の表面は滑らかな円筒状でなければならない。
4.3.1.1 フェルールのゲージ設定(図2参照)
通りリングゲージの場合,リングゲージの内径は,フェルールの規定する外径の上限値に等しいか,又
は大きくなければならない。
止まりリングゲージの場合,リングゲージの内径は,フェルールの規定する外径の下限値に等しいか,
又は大きくなければならない。

――――― [JIS C 61300-3-36 pdf 5] ―――――

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