JIS C 6838:2020 テープ形光ファイバ心線

JIS C 6838:2020 規格概要

この規格 C6838は、直線上に複数の石英系シングルモード光ファイバ素線及び石英系マルチモード光ファイバ素線を並べたテープ形光ファイバ心線について規定。

JISC6838 規格全文情報

規格番号
JIS C6838 
規格名称
テープ形光ファイバ心線
規格名称英語訳
Fiber ribbons
制定年月日
1993年10月1日
最新改正日
2020年8月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60794-1-31:2018(MOD)
国際規格分類

ICS

33.180.10, 33.180.99
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1993-10-01 制定日, 2001-03-20 改正日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2019-03-20 改正日, 2020-08-20 改正
ページ
JIS C 6838:2020 PDF [13]
                                                                                   C 6838 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 形名及び種類・・・・[2]
  •  4.1 形名の構成・・・・[2]
  •  4.2 種類・・・・[2]
  •  5 性能・・・・[3]
  •  6 構造,寸法及び機械的特性・・・・[3]
  •  6.1 一般・・・・[3]
  •  6.2 構造・・・・[3]
  •  6.3 寸法・・・・[4]
  •  6.4 機械的特性・・・・[6]
  •  6.5 テープ形光ファイバ心線の識別・・・・[7]
  •  7 包装・・・・[8]
  •  8 製品の呼び方・・・・[8]
  •  9 表示・・・・[9]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 6838 pdf 1] ―――――

           C 6838 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人
光産業技術振興協会(OITDA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本
産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
産業規格である。これによって,JIS C 6838:2019は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 6838 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
C 6838 : 2020

テープ形光ファイバ心線

Fiber ribbons

序文

  この規格は,2018年に第1版として発行されたIEC 60794-1-31を基とし,国内の実態に合わせるため,
技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,直線上に複数の石英系シングルモード光ファイバ素線及び石英系マルチモード光ファイバ
素線を並べたテープ形光ファイバ心線(以下,テープ形光ファイバ心線という。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60794-1-31:2018,Optical fibre cables−Part 1-31: Generic specification−Optical cable elements
−Optical fibre ribbon(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 6820 光ファイバ通則
JIS C 6832 石英系マルチモード光ファイバ素線
注記 対応国際規格 : IEC 60793-2-10,Optical fibres−Part 2-10: Product specifications−Sectional
specification for category A1 multimode fibres
JIS C 6835 石英系シングルモード光ファイバ素線
注記 対応国際規格 : IEC 60793-2-50,Optical fibres−Part 2-50: Product specifications−Sectional
specification for class B single-mode fibres
JIS C 6870-1-23 光ファイバケーブル−第1-23部 : 光ファイバケーブル特性試験方法−ケーブルエレ
メント特性試験方法
注記 対応国際規格 : IEC 60794-1-23,Optical fibre cables−Part 1-23: Generic specification−Basic
optical cable test procedures−Cable element test methods

――――― [JIS C 6838 pdf 3] ―――――

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C 6838 : 2020

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 6820による。

4 形名及び種類

4.1 形名の構成

  形名の構成は,JIS C 6820の箇条4(形名)に基づき,次のとおり配列する。
2次被覆の 光ファイバ 光ファイバ 光ファイバの屈 光ファイバ その他必要
材質を表す 素線の数を − の材質を表 折率分布又は種 − の寸法を表 − な事項を表
記号 表す記号 す記号 類を表す記号 す記号 す記号
例 U 4 − S SMA − 9.3/125 − J1
a) 2次被覆(シース)の材質を表す記号は,U : 硬化樹脂,又はZ : それ以外の材質であることを表す。
b) 光ファイバ素線の数を表す記号は,テープ形光ファイバ心線を構成する素線の数で表す。
c) 光ファイバの材質を表す記号は,Sとし,石英系を表す。
d) 光ファイバの屈折率分布又は種類を表す記号は,JIS C 6820の4.2.2(光ファイバの屈折率分布又は種
類)に基づいて,表1による。
表1−光ファイバの屈折率分布又は種類
記号 光ファイバの屈折率分布又は種類
SI マルチモードステップインデックス形
QI マルチモード疑似ステップインデックス形
GI マルチモードグレーデッドインデックス形
SMA シングルモード1 310 nmゼロ分散形
SMA·T シングルモード1 550 nmカットオフシフト形
SMA·U シングルモード1 310 nmゼロ分散·低OH形
SMB シングルモード1 550 nm分散シフト形
SMC シングルモード分散フラット形
SMD シングルモードノンゼロ分散シフト形
SME 広波長域ノンゼロ分散シフト形
SMF·A 曲げ損失低減形
SMF·B 曲げ損失低減形
e) 光ファイバの寸法を表す記号は,コア径(シングルモード光ファイバの場合は,モードフィールド径)·
クラッド径で表し,単位は,マイクロメートル( とする。
なお,小数点以下1桁の数字が0でない場合は,小数点以下1桁を含む数字で表す。
f) その他必要な事項を表す記号は,1英文字と1数字とで表す。個別仕様書を参照。

4.2 種類

  テープ形光ファイバ心線の種類は,シースの材質,素線の数,寸法及び伝送特性によって分類する。例
を,表2に示す。

――――― [JIS C 6838 pdf 4] ―――――

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C 6838 : 2020
表2−光ファイバ心線の種類の例
種類
U2-SGI-50/125-J1
U4-SSMA-9.3/125-J1
U8-SSMB-8/125-J1

5 性能

  損失及び帯域又は波長分散の性能は,JIS C 6832及びJIS C 6835による。

6 構造,寸法及び機械的特性

6.1 一般

  テープ形光ファイバ心線は,複数の光ファイバ心線を直線上に集合したものである。
光ファイバ素線は並列に配置し,通常,使用者の要求事項に従って各2本,4本,5本,8本,12本及び
16本のテープ形光ファイバ心線を形成しなければならず,多心一括接続が可能でなければならない。
テープ形光ファイバ心線の一部のパラメータは,光ファイバ素線及び完成品の光ケーブルの試験では全
ての性能評価ができないため,テープ形光ファイバ心線で測定を行う。これらのパラメータを図4に示し,
表3にその寸法を規定する。

6.2 構造

6.2.1 テープ形光ファイバ心線
テープ形光ファイバ心線の構造は,通常,エッジボンド形,カプセル形又は間欠接着形とする。エッジ
ボンド形及びカプセル形は,光ファイバ素線に塗布する接着剤の量によって区別する。間欠接着形は,エ
ッジボンド形又はカプセル形のいずれの構造であってもよいが,接着剤を,周期的に塗布する。
図1は,接着剤が主に光ファイバ素線間に塗布されるエッジボンド形の構造を示す。図2は,接着剤が
光ファイバ素線の1次被覆を十分覆っているカプセル形の構造を示す。図3は,隣接する光ファイバ素線
が長手方向に周期的に固定されている間欠接着形の構造を示す。
エッジボンド形及びカプセル形は,主に横方向に剛性が高い。間欠接着形は,テープ形光ファイバ心線
を容易に巻きくるめることができ,ケーブル内に隙間なく収容することが可能である。
又は
図1−テープ形光ファイバ心線の断面図(エッジボンド形構造)

――――― [JIS C 6838 pdf 5] ―――――

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JIS C 6838:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60794-1-31:2018(MOD)

JIS C 6838:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 6838:2020の関連規格と引用規格一覧