JIS C 8330:1999 規格概要
この規格 C8330は、JIS C 8305に規定する鋼製電線管に用いる附属品について規定。
JISC8330 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C8330
- 規格名称
- 金属製電線管用の附属品
- 規格名称英語訳
- Fittings for rigid metal conduits
- 制定年月日
- 1953年2月27日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 29.120.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 電気設備 I 2021, 電気設備 II-1 2021, 電気設備 II-2 2021, 電気設備 III 2021
- 改訂:履歴
- 1953-02-27 制定日, 1956-02-27 改正日, 1959-02-18 確認日, 1960-01-01 改正日, 1963-03-01 確認日, 1963-11-01 改正日, 1966-12-01 確認日, 1969-12-01 確認日, 1970-05-01 改正日, 1973-05-01 確認日, 1973-12-01 改正日, 1977-12-01 改正日, 1981-09-01 改正日, 1985-02-01 改正日, 1991-11-01 改正日, 1997-02-20 確認日, 1999-04-20 改正日, 2005-02-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS C 8330:1999 PDF [22]
C 8330 : 1999
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによって,JIS C 8359 : 1991は廃止,統合され,JIS C 8330 : 1991は改正され,こ
の規格に置き換えられる。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS C 8330 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 8330 : 1999
金属製電線管用の附属品
Fittings for rigid metal conduits
1. 適用範囲 この規格は,JIS C 8305に規定する鋼製電線管に用いる附属品(以下,附属品という。)に
ついて規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS A 1415 高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法
JIS B 0205 メートル並目ねじ
JIS C 8305 鋼製電線管
JIS C 8340 電線管用金属製ボックス及びボックスカバー
JIS K 8594 石油ベンジン(試薬)
JIS S 6006 鉛筆及び色鉛筆
JIS Z 1522 セロハン粘着テープ
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) ねじ接続 ねじを施してある電線管に附属品を接続する方式。
b) ねじなし接続 ねじを施していない電線管に附属品を接続する方式。
c) 管止め 附属品に電線管を接続する場合,その管端が適正な位置に止まるもの。
d) ハブ ユニバーサルの電線管を接続する部分。
e) 合成樹脂被覆 附属品の表面に流動浸せき法,押出し成形法又はその他の方法によって合成樹脂の被
覆を施したもの。
f) 塗装 粉体塗装,電着塗装及び亜鉛末クロム酸塗装の総称。
g) 粉体塗装 附属品の表面に,水及び溶剤を含まない合成樹脂系の粉末状の塗料を静電気又は熱によっ
て付着させ,加熱硬化して塗膜を形成させる方式。
h) 電着塗装 附属品の表面に,水溶性塗料に直流電流を通じ,電気泳動によって塗料を付着させ,加熱
硬化して塗膜を形成させる方式。
i) 亜鉛末クロム酸塗装 附属品の表面に,片状亜鉛末クロム酸含有塗料を付着させ,加熱硬化して亜鉛
末クロム酸塗膜を形成させる方式。
4. 種類 金属製電線管用の附属品の種類は,表1のとおりとする。
――――― [JIS C 8330 pdf 2] ―――――
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C 8330 : 1999
表1 附属品の種類及び呼び
種類 呼び 付図 備考
名称 適合する電線管
ノーマルベンド 厚鋼電線管 1
G16, G22, G28, G36, G42, G54, カップリングで接続
G70, G82, G92, G104 するノーマルベンド
薄鋼電線管 C25, C31, C39, C51, C63, C75
2
B形 ねじなし電線管 E25, E31, E39, E51, E63, E75 ねじなし接続機能を備
えたノーマルベンド
カップリング 厚鋼電線管 3
G16, G22, G28, G36, G42, G54, −
G70, G82, G92, G104
薄鋼電線管 C19, C25, C31, C39, C51, C63,
C75
4
ねじなし電線管 E19, E25, E31, E39, E51, E63,
E75
ユニオンカップリング 厚鋼電線管 5
G16, G22, G28, G36, G42, G54 −
コネクタ 薄鋼電線管 6
E19, E25, E31, E39, E51, E63, −
ねじなし電線管E75
絶縁ブッシング 2号 厚鋼電線管 7,
G16, G22, G28, G36, G42, G54, 2号は本体が絶縁物
G70, G82, G92, G104 8, だけのもの
薄鋼電線管 9
C19, C25, C31, C39, C51, C63,
C75
ユニバーサル LL形 厚鋼電線管 G16, G22, G28 10,
薄鋼電線管 C19, C25, C31 11,
ねじなし電線管
E19, E25, E31 12
LB形 厚鋼電線管 G16, G22, G28
薄鋼電線管 C19, C25, C31
ねじなし電線管 E19, E25, E31
備考 合成樹脂被覆を施したものには,附属品の呼びの後にLを,塗装を施したものにはTを付ける。
5. 性能
5.1 ねじなし接続性 ねじなし接続部のねじなし接続性は,次に適合しなければならない。
a) 第一次電気抵抗は,9.3 a)によって試験を行ったとき,その値が0.001 坎 下でなければならない。
b) 横圧は,9.3 b)によって試験を行ったとき,サンプルが破壊したり,電線管との接続が滑ったり,緩ん
だりしてはならない。
c) 第二次電気抵抗は,9.3 c)によって試験を行ったとき,その値が0.005 坎 下でなければならない。
d) 引張りは,9.3 d)によって試験を行ったとき,サンプルが損傷したり,電線管との接続が滑ったり,緩
んだりしてはならない。
5.2 取付け試験 絶縁ブッシング2号の取付けは,9.4の試験を行ったとき,ひび,割れ,その他の損傷
を生じてはならない。
5.3 耐電圧試験 絶縁ブッシング2号の耐電圧は,9.5の試験を行ったとき,これに耐えなければならな
い。
5.4 さび止め さび止めは,次に適合しなければならない。
a) 溶融亜鉛めっき及び乾式亜鉛めっきのさび止めは,9.6 a)によって試験を行ったとき,必要があれば,
10%の塩酸水溶液に15秒間浸せきした後,サンプルに流水で洗い落とせない銅の析出物があってはな
らない。ただし,ねじ山,鋭いエッジ及び機械加工面上の銅析出物のこん跡は無視してもよい。
――――― [JIS C 8330 pdf 3] ―――――
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C 8330 : 1999
b) 電気亜鉛めっき(クロメート処理を施す。),合成樹脂被覆,塗装及び鋼管の内面に塗料を施した部分
のさび止めは,9.6 b)によって試験を行ったとき,サンプルは,表面の1cm2ごとに2個以上の青色の
はん点が生じず,かつ,はん点が生じた場合,各はん点の寸法は1.5mm以下でなければならない。た
だし,鋭いエッジ部,ねじ山及び機械加工面のさびのこん跡,及びこすって取り除ける黄色の膜は無
視してもよい。
5.5 被覆性能 合成樹脂被覆を施した面は,次に適合しなければならない。
a) はく離強度は9.7 a)の試験を行ったとき,被覆がはがれてはならない。
b) 耐燃性は9.7 b)の試験を行ったとき,炎が30秒以内に消えなければならない。
c) ピンホールは9.7 c)の試験を行ったとき,これに耐えなければならない。
d) 耐候性は9.7 d)の試験を行ったとき,被覆の浮き上がり,ひび又は割れを生じず,かつ,著しい変色
及び退色があってはならない。
5.6 塗膜性能 塗装を施した面の硬さは9.8 a)の試験を行ったとき,塗膜の破れ又はきずを生じてはなら
ない。ただし,切断面,ねじ部及び鋼管の内面に塗料を施した部分を除く。
6. 構造
6.1 構造一般 構造は,次に適合しなければならない。
a) ノーマルベンドは,その両端を軸に対して直角に切断し,面取りを施し,各断面は,実用的に円形で
厚さが均一,内外面が滑らかで,有害な突起がないものでなければならない。
b) ねじなしカップリングは,カップリングの中央に管止めを設けていなければならない。
c) コネクタのおねじの部分の管口には電線を損傷しないように丸みをつけなければならない。
なお,接地用の構造を設けてもよい。
d) 絶縁ブッシング2号の電線引出端には,電線を損傷しないように丸みをつけ,そのねじ部の端には面
取りを施すものとする。
e) 絶縁ブッシング2号の外周には締付けできるようなリブを付けるものとする。
f) ダイカストの附属品には,リブを設けてもよい。
g) ユニバーサルは,厚さ1.6mmの鋼板製のカバーが取り付けられる構造であるものとする。
ねじで取り付ける構造のものはJIS B 0205に規定するめねじを施してあるものとする。
6.2 接続 接続は,次に適合しなければならない。
a) 附属品は,適合する電線管とそれぞれ接続できるものでなければならない。
b) 接続は,機械的及び電気的に容易で,かつ,耐久性があるものでなければならない。
c) 接続端は,軸に対して直角であり,かつ,面取りを施したものでなければならない。
d) ねじ接続形の附属品の接続部分のねじには,JIS C 8305の附属書(規定)に規定する電線管ねじを施
さなければならない。
e) ねじなし接続形の附属品は,5.1の性能をもったものでなければならない。
f) ねじなし接続形の附属品は,接続したときに管に穴をあけたり,き裂や,ひび割れを生じさせたりせ
ず,管内径を10%以上減少させるおそれのない構造のものでなければならない。
g) ねじなし接続形の附属品でねじを締め付ける形のものは,ねじの数,位置及び形状は任意とする。ま
た,その止めねじの部分の形状及び構造は任意とする。
――――― [JIS C 8330 pdf 4] ―――――
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C 8330 : 1999
7. 形状,寸法及び寸法許容差 形状,寸法及び寸法許容差は,付図19による。ただし,図は形状の一
例を示したものである。
なお,合成樹脂被覆又は塗装を施したもので,特に定めのないものの寸法は,金属部の部分をいう。
8. 材料 主要部の材料は,表2のとおりとする。
表2 附属品の主要部の材料
附属品の名称 主要部の材料
鋼 可 合 合 鋳
鍛 金 成 鉄
鋳 ダ 樹
鉄 イ 脂
カ
ス
ト
ノーマルベンド ○
カップリング ○ ○
ユニオンカップリング ○ ○
コネクタ ○ ○ ○
絶縁ブッシング 2号 ○
ユニバーサル ○ ○ ○
備考 ○印は,対応する材料を示す。
9. 試験方法
9.1 試験に関する一般的注意事項は,次による。
a) この規格に指定された試験は,形式試験とする。
b) 特別に指定がない限り,試験は室内の周囲温度で行うものとする。
c) 特別に指定がない限り,試験は3個の新しい試料について行うものとする。
備考 ある試験,例えば寸法のチェックなどは,試料の特性を変化させることがないので,これらの
試料は新しい試料とみなし,以後の試験に使用することができる。
d) 試験は,3個の試料で,すべての試験を実施して合格すれば,この規格に適合するものとみなす。
試料の1個だけが組立て不良,又は製作不良のために試験が不合格の場合には,別の3個(一組の
サンプルセット)の試料を用意して,その試験と,その試験の結果に影響を及ぼした可能性のある先
行の試験を再度実施し,さらに後続の試験を規定された順序で行い,それらがすべて要求事項に合格
すれば,この規格に適合したものとみなす。
備考 追加試験用サンプルセットが,最初の試験用サンプルセットと同時に提出されていない場合,
一組のサンプルセットが不合格となれば,全体が不合格となる。申請者は,最初の試験用サン
プルセットを提出するときに,その中の1セットが不合格となった場合に備えて追加の試験用
サンプルセットを提出することができる。その場合,試験機関は,改めて試験用サンプルセッ
トを要求することなく上記の追加の試験用サンプルセットで試験を行い,更に不合格となった
場合だけ,不合格とする。
9.2 構造試験は6.8.及び11.に適合しているかどうかを調べる。
9.3 ねじなし接続性試験は,次のad)の順序によって行う。また,ユニバーサルについては,JIS C 8340
の9.2の方法で行う。
なお,カップリングは,2個のねじなし電線管をサンプルカップリングで接続して,a),b),c)の試験に
――――― [JIS C 8330 pdf 5] ―――――
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JIS C 8330:1999の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 8330:1999の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1415:2013
- 高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法
- JISB0205:1997
- メートル並目ねじ
- JISC8305:2019
- 鋼製電線管
- JISC8340:1999
- 電線管用金属製ボックス及びボックスカバー
- JISK8594:2015
- 石油ベンジン(試薬)
- JISS6006:2020
- 鉛筆,色鉛筆及びそれらに用いる芯
- JISZ1522:2009
- セロハン粘着テープ