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JIS D 2601:2006 規格概要
この規格 D2601は、自動車の液圧ブレーキ装置に使用する液圧ブレーキホースアセンブリの要求性能,試験方法及び表示について規定。
JISD2601 規格全文情報
- 規格番号
- JIS D2601
- 規格名称
- 自動車部品―非鉱油系液圧ブレーキホースアセンブリ
- 規格名称英語訳
- Automotive parts -- Brake hose assemblies for hydraulic braking systems used with non-petroleum-base brake fluid
- 制定年月日
- 1960年3月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 3996:1995(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 43.040.40, 83.140.40
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ゴム・エラストマー II 2020, 自動車 II 2020
- 改訂:履歴
- 1960-03-01 制定日, 1963-04-01 確認日, 1968-07-01 確認日, 1971-06-01 確認日, 1975-04-01 確認日, 1977-04-01 改正日, 1980-01-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1998-04-20 改正日, 2002-08-20 確認日, 2006-02-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS D 2601:2006 PDF [19]
D 2601 : 2006
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人自動車技
術会(JSAE)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS D 2601:1998は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,JIS D 2601:1998におけるISO 3996:1995,Road vehicles−Brake hose assemblies for
hydraulic braking systems used with non-petroleum-base brake fluidとの未整合部分の一部を見直して採用を行
った。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 3996:1995(Road vehicles−Brake
hose assemblies for hydraulic braking systems used with non-petroleum-base brake fluid)を基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。
JIS D 2601には,次に示す附属書がある。
附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS D 2601 pdf 1] ―――――
D 2601 : 2006
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[2]
- 4. 構造・・・・[2]
- 4.1 ホース・・・・[2]
- 4.2 ホースアセンブリ・・・・[2]
- 5. 性能試験項目・・・・[2]
- 6. 試験・・・・[3]
- 6.1 試験条件・・・・[3]
- 6.2 耐圧試験・・・・[3]
- 6.3 内径収縮試験・・・・[4]
- 6.4 膨張試験・・・・[4]
- 6.5 破裂試験・・・・[6]
- 6.6 ブレーキ液適合性・・・・[7]
- 6.7 ホイップ試験・・・・[8]
- 6.8 引張試験・・・・[9]
- 6.9 吸水試験・・・・[10]
- 6.10 低温曲げ試験・・・・[10]
- 6.11 動的オゾン劣化試験・・・・[10]
- 6.12 ホットインパルス試験・・・・[11]
- 6.13 塩水噴霧試験・・・・[12]
- 7. 表示・・・・[13]
- 附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[14]
――――― [JIS D 2601 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
D 2601 : 2006
自動車部品−非鉱油系液圧ブレーキホースアセンブリ
Automotive parts−Brake hose assemblies for hydraulic braking systems used with non-petroleum-base brake fluid
序文
この規格は,1995年に第3版として発行されたISO 3996,Road vehicles−Brake hose assemblies for
hydraulic braking systems used with non-petroleum-base brake fluidを翻訳し,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格(日本産業規格)である。対応国際規格に規定されているISO適合認証番号及び記号の表示は実施例がないこ
とから不採用としている。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲
この規格は,自動車の液圧ブレーキ装置に使用する液圧ブレーキホースアセンブリの要求
性能,試験方法及び表示について規定する。
そのブレーキホースアセンブリは,補強層及び合成ゴムから構成されたホースに金属製継手金具をアセ
ンブリしたもので,JIS K 2233に規定する非鉱油系ブレーキ液を使用するものに適用する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 3996:1995,Road vehicles−Brake hose assemblies for hydraulic braking systems used with
non-petroleum-base brake fluid (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7721 引張・圧縮試験機−力計測系の校正・検証方法
備考 ISO 7500-1:1999 Metallic materials−Verification of static uniaxial testing machines−Part 1 :
Tension/compression testing machines−Verification and calibration of the force measuring systemか
らの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS K 2233 自動車用非鉱油系ブレーキ液
備考 ISO 4925:1978 Road vehicles−Non-petroleum base brake fluidからの引用事項は,この規格の
該当事項と同等である。
JIS Z 2371 塩水噴霧試験方法
備考 ISO 9227:1990 Corrosion tests in artificial atmospheres−Salt spray testsからの引用事項は,こ
の規格の該当事項と同等である。
――――― [JIS D 2601 pdf 3] ―――――
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D 2601 : 2006
ISO 4926 Road vehicles−Hydraulic brake systems−Non-petroleum base reference fluids
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
3.1 ブレーキホースアセンブリ (brake hose assembly) ブレーキ装置に使用するために両端に継手金具
を取り付けたブレーキホース。
3.2 ブレーキホース (brake hose) 自動車に制動を加えるために使用される液圧媒体をブレーキ装置に
送るための可とう管。
3.3 継手金具 (end fitting) かしめなどによってブレーキホースアセンブリ両端に永久結合するように
設計された継手。
3.4 自由長 (free length) まっすぐの状態でブレーキホースアセンブリの継手金具間に露出しているブ
レーキホースの直線長さ。
3.5 漏れ (leaks ; burst) 継手金具の入口及び出口以外でのブレーキホースアセンブリの液漏れ。
3.6 き裂 (cracking) 環境及び/又は応力によってホース表面に発生した割れ。
3A. 種類 ブレーキホースアセンブリの種類は,表1のように分ける。
表 1 種類
種類 呼び内径 備考 ISO記号 呼び内径 (参考)
mm in
1/8
1種 A 3.2 膨張量が比較的大きいもの HR
1/8
B 3.2 膨張量が比較的小さいもの HL
3/16
2種 A 4.8 膨張量が比較的大きいもの HR
3/16
B 4.8 膨張量が比較的小さいもの HL
4. 構造
4.1 ホース
ホースは,内面ゴム層,2層以上の補強層及び外面ゴム層から構成されたものとする。補強
層間には中間層を設けてもよい。外面ゴム層は耐候性のよい黒色配合ゴムとし,内面ゴム層はJIS K 2233
に規定する非鉱油系ブレーキ液に十分耐える配合ゴムとする。
4.2 ホースアセンブリ
ブレーキホースアセンブリは,両端に継手金具を永久結合したものとする。
5. 性能試験項目
性能試験の全項目を表2に示す。ブレーキホースアセンブリは,設計変更した場合に
はこの試験の全項目を行う。この場合の設計変更とは,ホースの構造や材料の変更,かしめなどの形状変
更,継手金具などの変更をいう。継手金具のねじの寸法,開口部の寸法,六角部の大きさなどの変更のよ
うに,ホースと継手金具の結合に直接影響しない変更は,設計変更として考えなくてもよい。
ブレーキホースアセンブリの形状が内径収縮試験,ホイップ試験及び引張試験を行うのに適していない
場合には,同じような製造設備及び製法で作られたブレーキホースアセンブリを代わりの試料として使用
してもよい。
――――― [JIS D 2601 pdf 4] ―――――
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D 2601 : 2006
表 2 ブレーキホースアセンブリの性能試験及び試料数
試料数 性能試験 適用項目
全数(1) 耐圧試験 6.2
全数(2) 内径収縮試験 6.3
4 膨張試験後,破裂試験 6.4, 6.5
4 ブレーキ液適合性 6.6
4 ホイップ試験 6.7
4 引張試験 6.8
4 ホットインパルス試験 6.12
2 動的オゾン劣化試験 6.11
1 低温曲げ試験 6.10
1 塩水噴霧試験 6.13
吸水試験
4 破裂試験 6.9
4 ホイップ試験
4 引張試験
総試料数 : 36
注(1) 全数とは総試料数のすべてを意味する。
(2) 内径収縮試験を行うために,ホースを切断し
ないと測定できないブレーキホースアセン
ブリの試料数は4とする。
6. 試験
6.1 試験条件
試料として性能試験に使うブレーキホースアセンブリは新品で,未使用で製造後,24時
間以上経過したものを使用する。
試験を行う前に4時間以上,試料を15 ℃32 ℃の温度に放置しておく。
ホイップ試験及び低温曲げ試験に使うホースアセンブリは試験装置に取り付ける前に,ブラケット,ワ
イヤコイルや金属カラーのような附属品をすべて取り除いておく。また,継手金具に付いている長いパイ
プは短く切っておく。
試験室の温度は,特に指定のない試験項目は15 ℃32 ℃とする。
ただし,性能試験に使うブレーキホースアセンブリの放置温度又は試験室の温度が,15 ℃32 ℃の範
囲から外れる場合は,試験報告書にその旨を記載しなければならない。
6.2 耐圧試験
ブレーキホースアセンブリに対して,加圧媒体として不活性ガス,エアー,水又はJIS K
2233に適合するブレーキ液を使用して耐圧試験を行う。このとき,漏れなどの異状検知の方法として,圧
力低下の検知又は膨れなど外観異状を目視確認で行う。異状検知を圧力低下の検知で行う場合の試験圧力
は,不活性ガス及びエアーの場合は10.3 MPa14.5 MPa,水及びブレーキ液の場合は20.7 MPa24.8 MPa
とし,それぞれ10秒間25秒間加圧する。
注意 ガス又はエアーの使用にあたっては,規定圧力以下でホースアセンブリ内で破損が起きるとき
には,ガス又はエアーが爆発するので特に注意しなければならない。
異状検知を外観異状の目視確認で行う場合の試験圧力は,水及びブレーキ液の場合29.4 MPa34.3 MPa
とし,2分間3分間加圧する。
この試験において漏れなどの異状が生じたホースアセンブリは廃棄する。
――――― [JIS D 2601 pdf 5] ―――――
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JIS D 2601:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3996:1995(MOD)
JIS D 2601:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.40 : ホース
JIS D 2601:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7721:2018
- 引張試験機・圧縮試験機―力計測系の校正方法及び検証方法
- JISK2233:2017
- 自動車用非鉱油系ブレーキ液
- JISZ2371:2015
- 塩水噴霧試験方法