JIS D 6405:1990 産業車両用ソリッドタイヤの諸元

JIS D 6405:1990 規格概要

この規格 D6405は、産業車両に用いるゴム製ソリッドタイヤの諸元について規定。

JISD6405 規格全文情報

規格番号
JIS D6405 
規格名称
産業車両用ソリッドタイヤの諸元
規格名称英語訳
Dimensions of solid tires for industrial vehicles
制定年月日
1963年12月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

83.160.99
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ゴム・エラストマー II 2020
改訂:履歴
1963-12-01 制定日, 1966-11-01 確認日, 1970-02-01 確認日, 1973-02-01 確認日, 1973-03-01 改正日, 1976-03-01 改正日, 1979-03-01 確認日, 1983-12-01 確認日, 1989-03-01 確認日, 1990-07-01 改正日, 1994-12-01 確認日, 2000-08-20 確認日, 2005-12-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS D 6405:1990 PDF [10]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
D 6405-1990

産業車両用ソリッドタイヤの諸元

Dimensions of solid tires for industrial vehicles

1. 適用範囲 この規格は,産業車両に用いるゴム製ソリッドタイヤの諸元について規定する。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS D 4201 自動車用タイヤ・チューブ・リムバンド・フラップの呼び方
JIS D 6001 フォークリフトトラック
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
なお,図13は,概略図を示す。
(1) プレスオン式ソリッドタイヤ ベースバンド(金属製の円筒状ベース)にゴムを接着したタイヤ。こ
のタイヤはホイールに圧入装着して使用する(図1参照)。
図1 プレスオン式ソリッドタイヤの断面図
(2) キュアオン式ソリッドタイヤ ホイールに直接ゴムを接着したタイヤ。ホイールとタイヤは一体であ
り,そのまま使用する(図2参照)。
図2 キュアオン式ソリッドタイヤの断面図

――――― [JIS D 6405 pdf 1] ―――――

2
D 6405-1990
(3) ニューマチック形ソリッドタイヤ 空気入りタイヤ用の組立てリムに装着するように設計したタイヤ。
外観形状が空気入りタイヤと類似で,その内部は,ゴム・繊維・スチールワイヤなどによって一体の
構造として製造される(図3参照)。
図3 ニューマチック形ソリッドタイヤの断面図
備考 リムの形状は,一例を示す。
(4) タイヤのベース幅 プレスオン式ソリッドタイヤの場合には,ベースバンドの幅(図1参照)。キュア
オン式ソリッドタイヤの場合には,ホイールの幅(図2参照)。
3. 種類 タイヤの種類は,構造によって次に示す3種類とする。
プレスオン式ソリッドタイヤ(1)
キュアオン式ソリッドタイヤ
ニューマチック形ソリッドタイヤ
注(1) メトリックサイズの場合は,参考を参照のこと。
4. タイヤの呼び タイヤの呼びは,次のとおりとする。
(1) プレスオン式ソリッドタイヤの呼びは,JIS D 4201の附属書1の形式区分Eによるが,25.4mm(1イ
ンチ)単位の整数又は帯分数で表す。
[外径の呼び]×[ベース幅の呼び]×[ホイール径の呼び]
1
例 16×5×102
(2) キュアオン式ソリッドタイヤの呼びは,JIS D 4201の4.2.2によって,末尾が0又は5のミリメートル
単位の整数で表す。
[外径の呼び]×[ベース幅の呼び]
例 180×75
(3) ニューマチック形ソリッドタイヤの呼びは,JIS D 4201附属書1の形式区分G又はHのいずれかによ
る。
[断面幅の呼び]−[リム径の呼び]/[リム幅の呼び]SOLID
例1. 6.00−9/4.00 SOLID
上記の呼びは,25.4mm(1インチ)単位で表す。
例2. 300−15/8.00 SOLID
上記の断面幅の呼びは,ミリメートル単位,リム径の呼び及びリム幅の呼びは,25.4mm(1

――――― [JIS D 6405 pdf 2] ―――――

                                                                                              3
D 6405-1990
インチ)単位で表す。
[外径の呼び]×[断面幅の呼び]−[リム径の呼び]/[リム幅の呼び]SOLID
例3. 21×8−9/6.00 SOLID
上記の呼びは,25.4mm(1インチ)単位で表す。
5. 寸法 寸法は,次のとおりとする。
(1) プレスオン式ソリッドタイヤの外径,ベース幅,内周(2)及び適用するホイールの外径についての基準
寸法及び許容差は,表13に示すとおりとする。
注(2) ベースバンドの内周。
表1 プレスオン式ソリッドタイヤの外径 表2 プレスオン式ソリッドタイヤのベース幅
外径の呼び タイヤの外径 ベース幅の呼び タイヤのベース幅
mm mm
基準寸法 許容差 基準寸法 許容差
10 254 ±3 4 102 0
1 1
102 267 42 114 −1
12 305 5 127
1
132 343 6 152
14 356 ±4 7 178
15 381 8 203
1
152 394 9 229
16 406 10 254
1
164 413 12 305
18 457 ±5 14 356
21 533 16 406
22 559 ±6
26 660 ±7
28 711
36 914 ±9

――――― [JIS D 6405 pdf 3] ―――――

4
D 6405-1990
表3 プレスオン式ソリッドタイヤの内周及び適用するホイールの外径
単位mm
ホイール径の呼び タイヤの内周 適用するホイールの外径
基準寸法 許容差 基準寸法 許容差
5 397.38 ±0.64 127.00 +0.13
1
64 497.13 158.75 0
1
62 517.08 165.10
8 636.77 203.20
10 795.99 254.00
1
102 835.88 266.70
1
114 895.73 285.75
1
128 965.55 307.98
15 1 194.21 381.00
16 1 274.01 406.40
20 1 592.42 508.00
22 1 752.02 558.80
30 2 388.74 762.00
(2) キュアオン式ソリッドタイヤの外径及びベース幅の基準寸法及び許容差は,表4に示すとおりとする。
表4 キュアオン式ソリッドタイヤの外径及びベース幅
単位 mm
項目 基準寸法 許容差
外径の呼び 外径を示す数字 ±2
0
ベース幅の呼び ベース幅を示す数字 −1
(3) ニューマチック形ソリッドタイヤの適用リム,設計寸法(断面幅及び外径)及び新品寸法(総幅最大
及び外径)は,付表3に示すとおりとする。
6. 使用条件及び最大荷重
6.1 使用条件 使用条件は,次のとおりとする。
(1) この規格で用いる荷重は,すべて質量を意味し,単位はkgで示す。
(2) 産業車両用ソリッドタイヤの最大荷重については,工場,倉庫,構内,港湾などの起伏,障害物及び
不連続性のない整備された良好な床面での積卸し,運搬などの作業条件を前提として定める。
(3) “フォークリフトに使用する場合”とは,JIS D 6001に規定するカウンタバランスフォークリフトに
装着して,比較的短距離を断続的に走行し,走行距離の約50%が無負荷状態で使用する場合をいう。
(4) “一般産業車両に使用する場合”とは,産業用トラクタ,各種低速トレーラ,小型ショベルローダ,
その他比較的低速の運搬車に装着して,断続的に走行する場合をいう。ただし,カウンタバランスフ
ォークリフト以外のフォークリフトの場合を含む。
6.2 最大荷重 最大荷重は,次のとおりとする。
(1) プレスオン式ソリッドタイヤの最大荷重は,最高速度16km/hの一般産業車両に使用する場合,付表1
に示すとおりとする。フォークリフトに使用する場合は,付表1の荷重値に表5の係数を乗じて算出
する。
なお,この係数を用いる計算は,算出した数値を5kg単位に丸める(2捨3入)。

――――― [JIS D 6405 pdf 4] ―――――

                                                                                              5
D 6405-1990
表5 フォークリフトに使用する場合の最大荷重の係数
最高速度 10km/h 最高速度 16km/h
荷重輪 操だ輪 荷重輪 操だ輪
1.30 1.15 1.25 1.15
(2) キュアオン式ソリッドタイヤの最大荷重は,最高速度16km/hの一般産業車両に使用する場合,付表2
に示すとおりとする。フォークリフトに使用する場合は,付表2の荷重値に表5の係数を乗じて算出
する。
なお,この係数を用いる計算は,算出した数値を5kg単位に丸める(2捨3入)。
(3) ニューマチック形ソリッドタイヤの最大荷重は,次のとおりとする。
(a) フォークリフトに使用するときの最大荷重は,最高速度25km/hのフォークリフトの操だ輪に装着
したタイヤの場合,付表3の1欄に示すとおりとする。その他の最高速度の場合は,付表3の1欄
の荷重値に表6の係数を乗じて算出する。荷重輪の場合は,上述の方法で求めた操だ輪の最大荷重
に表7の係数を乗じて算出する。
なお,これらの係数を用いる計算は,算出した数値を5 kg単位に丸める(2捨3入)。
表6 操だ輪の最大荷重の係数
リム径の呼び
タイヤの断面形状 最高速度 最高速度 最高速度 最高速度
10km/h 15km/h 20km/h 30km/h
標準 16以下 1.15 1.10 1.05 0.90
2024 1.20 −
偏平 − 1.15 −
表7 荷重輪の最大荷重の係数
タイヤの断面形状 リム径の呼び 荷重輪係数
標準 16以下 1.35
2024 1.25
偏平 − 1.30
(b) 一般産業車両に使用する場合の最大荷重は,最高速度25km/hの一般産業車両にタイヤを装着した
とき,付表3の2欄に示すとおりとする。その他の最高速度の場合は,付表3の2欄の荷重値に表
8の係数を乗じて算出する。
なお,この係数を用いる計算は,算出した数値を5kg単位に丸める(2捨3入)。
表8 一般産業車両に使用する場合の最大荷重の係数
最高速度 15km/h 最高速度 20km/h
1.13 1.05
備考 最高速度10km/hの場合は,表6の操だ輪の
10km/hのときの荷重を用いる。

――――― [JIS D 6405 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS D 6405:1990の国際規格 ICS 分類一覧

JIS D 6405:1990の関連規格と引用規格一覧