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JIS D 8301:2020 規格概要
この規格 D8301は、車両及びタイヤ・路面の騒音測定を目的とする試験用路面の重要な特性について規定。
JISD8301 規格全文情報
- 規格番号
- JIS D8301
- 規格名称
- 自動車及びタイヤの車外騒音測定のための試験用路面
- 規格名称英語訳
- Acoustics -- Specification of test tracks for measuring noise emitted by road vehicles and their tyres
- 制定年月日
- 1993年11月1日
- 最新改正日
- 2020年3月23日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 10844:2014(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 17.140.30, 43.020
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1993-11-01 制定日, 2000-11-20 確認日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2013-02-20 改正日, 2017-10-20 確認日, 2020-03-23 改正
- ページ
- JIS D 8301:2020 PDF [48]
D 8301 : 2020 (ISO 10844 : 2014)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 試験路面の要求事項・・・・[4]
- 4.1 寸法及び形状・・・・[4]
- 4.2 伝ぱ領域の路面特性・・・・[7]
- 4.3 走行路の路面特性・・・・[7]
- 4.4 適合性試験・・・・[8]
- 4.5 路面特性の均一性・・・・[10]
- 4.6 経時変化に対する安定性及び維持管理・・・・[10]
- 4.7 試験路面の安定化・・・・[10]
- 5 測定方法及びデータ処理・・・・[10]
- 5.1 凹凸量の測定方法・・・・[10]
- 5.2 テクスチャの測定方法・・・・[10]
- 5.3 吸音率の測定方法・・・・[11]
- 6 適合報告書・・・・[11]
- 7 各国での実施例・・・・[12]
- 8 1993年版からの主な改良点・・・・[12]
附属書A(参考)路面のテクスチャレベルの変化から予測される
通過騒音のレベル差の計算(ENDT) 13
- 附属書B(参考)試験用路面の音響特性の経時変化に対する維持管理及び安定性・・・・[18]
- 附属書C(参考)試験路面の施工実施例・・・・[19]
- 附属書D(参考)JIS D 8301:1993からの改正内容・・・・[24]
- 附属書E(参考)参考文献・・・・[25]
- 附属書JA(参考)報告書の書式例・・・・[27]
- 附属書JB(参考)粒度曲線の範囲・・・・[46]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS D 8301 pdf 1] ―――――
D 8301 : 2020 (ISO 10844 : 2014)
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人
自動車技術会(JSAE)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS D 8301:2013
は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS D 8301 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
D 8301 : 2020
(ISO 10844 : 2014)
自動車及びタイヤの車外騒音測定のための試験用路面
Acoustics-Specification of test tracks for measuring noise emitted by road vehicles and their tyres
序文
この規格は,2014年に第3版として発行されたISO 10844を基に,技術的内容及び構成を変更すること
なく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にない事項である。また,附属書
JA及び附属書JBは対応国際規格にはない事項である。
一般に,車両の騒音に影響する路面パラメータは,テクスチャ特性及び吸音特性である。加えて,表層
の機械インピーダンス特性及び滑り抵抗特性も騒音レベルの測定に影響を与え得る。したがって,異なる
試験場で行われる車両騒音及びタイヤ騒音の測定の変動を最小限にするためには,関連する路面特性を規
定し,試験用路面の素材,設計及び構造の特性を規定する必要がある。
この規格の主たる目的は,測定の再現性を高める試験用路面の改正仕様を提供することである。
試験には異なる試験場間における高度な再現性が求められ,路面設計はタイヤ・路面の騒音の試験場間
におけるばらつきを最小限にするだけではなく,使用する路面が騒音の伝ぱに影響を与えることのないよ
うにすることが重要である。この騒音伝ぱの考慮は,空隙の多い路面,並びに動力装置及び他の音源から
の騒音を吸収する特性をもつ路面の使用をしてはならない。
この規格は,JIS D 8301:1993に対して,より限定的な路面仕様及び試験用路面の施工手順,並びに保守
に関する推奨を含む。路面の基本的特性は変更していない。
規格の次期定期見直し前の分析のために,ENDT 1) を計測しISO/TC43/SC1にデータを伝えることを,こ
の規格の使用者に奨励する。
さらに,路面特性の定期検査の際には,この規格で規定する非破壊試験法を用いるのがよい。
この規格は,幾つかの規格(例えば,JIS D 1024規格群,ISO 13325)で引用されている。
注1) NDTは,基準路面に対するテクスチャの変化に起因する騒音のオーバオールレベルの変動を予
測する一つの評価値である。ENDTの計算は,附属書A参照。
1 適用範囲
この規格は,車両及びタイヤ・路面の騒音測定を目的とする試験用路面の重要な特性について規定する。
この規格に示す路面の考え方は,次のとおりである。
− 車両の騒音試験を含む広範囲の走行条件で,一貫した車両及びタイヤ・路面の騒音を発生させる。
− 試験場間のばらつきを最小限にする。
− 車両の騒音源の吸音性を小さくする。
――――― [JIS D 8301 pdf 3] ―――――
2
D 8301 : 2020 (ISO 10844 : 2014)
− 通常の道路の施工手順に一致する。
注記1 この規格においては,騒音(noise)と音(sound)とは同じ意味である。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 10844:2014,Acoustics−Specification of test tracks for measuring noise emitted by road
vehicles and their tyres(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS D 1024-1 自動車の加速時車外騒音試験方法−第1部 : M及びNカテゴリ
注記 対応国際規格 : ISO 362-1,Measurement of noise emitted by accelerating road vehicles−
Engineering method−Part 1: M and N categories(IDT)
ISO 13472-2,Acoustics−Measurement of sound absorption properties of road surfaces in situ−Part 2: Spot
method for reflective surfaces
ISO 13473-1,Characterization of pavement texture by use of surface profiles−Part 1: Determination of mean
profile depth
ISO 13473-3,Characterization of pavement texture by use of surface profiles−Part 3: Specification and
classification of profilometers
ISO/TS 13473-4,Characterization of pavement texture by use of surface profiles−Part 4: Spectral analysis of
surface profiles
EN 13036-7,Road and airfield surface characteristics−Test methods−Part 7: Irregularity measurement of
pavement courses: the straightedge test
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
吸音率,α(sound absorption coefficient)
平面波が試験対象に垂直入射したときに,試験対象内部で吸収される入射音響パワーの割合。
注記 吸音率は,パーセント(%)で表す。
3.2
路面プロファイル(surface profile)
3.2.1
テクスチャプロファイル(texture profile)
針先又はレーザスポットのようなセンサが路面上をラインに沿って移動しながら,舗装路面に連続して
接触,又は照射する場合に生成される,路面テクスチャの二次元サンプル。
注記 これは二つの座標によって表し,一方は路面に平行で“距離”(横座標)と呼び,他方は路面に
垂直で“振幅”(縦座標)と呼ぶ。
――――― [JIS D 8301 pdf 4] ―――――
3
D 8301 : 2020 (ISO 10844 : 2014)
3.2.2
凹凸量(irregularity)
試験用路面の表面に垂直に置いた直定規が接触している2点間における,定規と表面との最大距離。
注記 テクスチャの波長以上を考慮して,0.5 mよりも長い波長における舗装の路面特性は,テクスチ
ャの性状よりも波長以上を超える高い位置にあると考えられ,ここでは凹凸量(平たん性)と
する。
3.2.2.1
縦断方向の凹凸量(longitudinal irregularity)
試験用路面の進行方向の凹凸量。
3.2.2.2
横断方向の凹凸量(transversal irregularity)
試験用路面の進行方向に直角方向の凹凸量。
3.2.3
直定規(straightedge)
平面から垂直方向の偏差を計測する装置。
3.2.4
メガテクスチャ(megatexture)
範囲が63 mm500 mmの中心波長を含む1/3オクターブバンドのテクスチャ波長に対応する,波長50
mm500 mmの路面に沿った固有の寸法をもつ舗装面の完全平滑面からの偏差。
注記 両振幅は通常,0.1 mm50 mmの範囲で変化する。この種のテクスチャは,タイヤ・路面の接
触面と同程度の長さの波長をもち,多くの場合,道路のくぼみ(potholes)又は“うねり”によ
って作り出される。通常,これは路面の欠陥から生じる望ましくない特性である。
メガテクスチャより長い波長をもつ路面粗さは凹凸量を示す。
3.2.5
マクロテクスチャ(macrotexture)
範囲が0.63 mm50 mmの中心波長を含む1/3オクターブバンドのテクスチャ波長に対応する,波長0.5
mm50 mmの路面に沿った固有の寸法をもつ舗装面の完全平滑面からの偏差。
注記1 両振幅は通常,0.1 mm20 mmの範囲で変化する。この種のテクスチャは,タイヤ・路面の
接触面のタイヤトレッドエレメント(構成要素)と同程度の大きさの波長をもつテクスチャ
である。路面は通常,タイヤ・路面の接触面において適切な排水を得るのに十分なマクロテ
クスチャで設計されている。マクロテクスチャは,骨材とモルタルとの混合の適切な割合,
又は路面仕上げの技術によって得られる。
注記2 不要として削除したC.3のドイツ事例で使われていた用語のため,この規格では,使用され
ていない。
3.2.6
ミクロテクスチャ(microtexture)
中心波長が,0.50 mm以下の1/3オクターブバンドのテクスチャ波長に対応する,波長が0.5 mmより短
い路面に沿った固有の寸法をもつ舗装面の完全平滑面からの偏差。
注記 不要として削除したC.3のドイツ事例で使われていた用語のため,この規格では,使用されて
いない。
――――― [JIS D 8301 pdf 5] ―――――
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JIS D 8301:2020の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 10844:2014(IDT)
JIS D 8301:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.140 : 音響及び音響測定 > 17.140.30 : 輸送に伴って発生する騒音
JIS D 8301:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISD1024-1:2016
- 自動車の加速時車外騒音試験方法―第1部:M及びNカテゴリ