JIS K 6410-3:2018 建築免震用積層ゴム支承―第3部:高耐久・高性能の仕様及び試験方法

JIS K 6410-3:2018 規格概要

この規格 K6410-3は、長周期地震動及び/又は風荷重の影響を受ける建築物などの免震構造に用いる高耐久・高性能の積層ゴム支承について,その仕様及び試験方法を規定。

JISK6410-3 規格全文情報

規格番号
JIS K6410-3 
規格名称
建築免震用積層ゴム支承―第3部 : 高耐久・高性能の仕様及び試験方法
規格名称英語訳
Elastomeric seismic-protection isolators for buildings -- Part 3:High-durability and high-performance specifications, and test methods
制定年月日
2018年2月20日
最新改正日
2018年2月20日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

83.140.99, 91.120.25
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021, ゴム・エラストマー II 2020
改訂:履歴
2018-02-20 制定
ページ
JIS K 6410-3:2018 PDF [27]
                                                                                 K 6410-3 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 記号・・・・[2]
  •  5 種類・・・・[2]
  •  5.1 タイプ・・・・[2]
  •  5.2 グレード・・・・[2]
  •  6 要求事項・・・・[3]
  •  6.1 一般・・・・[3]
  •  6.2 材料・・・・[3]
  •  6.3 積層ゴム支承・・・・[3]
  •  7 試験方法・・・・[10]
  •  7.1 一般事項・・・・[10]
  •  7.2 圧縮特性の依存性試験・・・・[10]
  •  7.3 せん断特性の依存性試験・・・・[12]
  •  7.4 耐久性試験・・・・[14]
  •  7.5 引張限界ひずみ試験・・・・[16]
  •  7.6 引張特性の依存性試験・・・・[17]
  •  7.7 引張破断応力及び引張破断ひずみ試験・・・・[19]
  •  8 検査・・・・[20]
  •  8.1 形式検査及び受渡検査・・・・[20]
  •  8.2 積層ゴム支承の検査・・・・[20]
  •  9 製品の表示・・・・[24]
  •  9.1 表示項目・・・・[24]
  •  9.2 表示の場所及び方法・・・・[24]
  •  9.3 表示例・・・・[24]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6410-3 pdf 1] ―――――

K 6410-3 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS K 6410の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 6410-1 第1部 : 仕様
JIS K 6410-2 第2部 : 試験方法
JIS K 6410-3 第3部 : 高耐久・高性能の仕様及び試験方法

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 6410-3 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6410-3 : 2018

建築免震用積層ゴム支承−第3部 : 高耐久・高性能の仕様及び試験方法

Elastomeric seismic-protection isolators for buildings-Part 3: High-durability and high-performance specifications,and test methods

序文

  JIS K 6410-1は,建築物を地震から保護するための免震用積層ゴム支承に必要最低限の一般的な仕様に
ついて規定している。この規格は,免震用積層ゴム支承に対する要求が多様化・高度化している技術背景
の下,今後の課題となる長周期地震動などの繰返し外力が作用する免震建築物に用いることを考慮し,性
能項目の数,性能値の信頼性などの扱いも加えた高耐久・高性能の仕様及び試験方法を制定したものであ
る。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,長周期地震動及び/又は風荷重の影響を受ける建築物などの免震構造に用いる高耐久・高
性能の積層ゴム支承について,その仕様及び試験方法を規定する。
警告 この規格の利用者は,積層ゴム支承及びゴム材料の試験に関わる通常の作業に精通しているこ
とを前提とする。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうと
するものではない。この規格の利用者は,各自の責任において安全及び健康に対する適切な措
置をとらなければならない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7721 引張試験機・圧縮試験機−力計測系の校正方法及び検証方法
JIS G 3131 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
JIS G 3141 冷間圧延鋼板及び鋼帯
JIS K 6410-1 建築免震用積層ゴム支承−第1部 : 仕様
JIS K 6410-2 建築免震用積層ゴム支承−第2部 : 試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方

――――― [JIS K 6410-3 pdf 3] ―――――

2
K 6410-3 : 2018

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6410-1及びJIS K 6410-2によるほか,次による。
3.1
タイプ(type)
構成する材料によって分類する積層ゴム支承の種類。
3.2
グレード(grade)
耐久性及び性能によって分類する積層ゴム支承の種類。
3.3
累積変形量(cumulative deformation)
せん断特性の繰返し数依存性試験における積層ゴムのせん断変形量の総和。

4 記号

  この規格で用いる記号は,JIS K 6410-1及びJIS K 6410-2によるほか,表1による。
表1−記号
記号 単位 定義
τS MPa 風荷重の平均成分に対応する一定水平力を積層ゴム支承の有効面積で除した値。
τD MPa 風荷重の変動成分に対応する力振幅を積層ゴム支承の有効面積で除した値。
γT % 引張限界ひずみ試験で与える引張ひずみ

5 種類

5.1 タイプ

  積層ゴム支承は,JIS K 6410-1の箇条5によって,構成する材料に応じて,天然ゴム系積層ゴム支承(NRB),
高減衰ゴム系積層ゴム支承(HDR)及び鉛プラグ入り積層ゴム支承(LRB)の三つのタイプに分類する。
断面形状は,円形又は角形とする。

5.2 グレード

  積層ゴム支承は,耐久性及び性能に応じてグレードIII,グレードII及びグレードIの三つのグレードに
分類する。グレードIII及びグレードIIは,この規格で規定する高耐久・高性能の仕様であり,グレードI
は,JIS K 6410-1で規定する一般的な仕様である。また,グレードIIIは,グレードIIに比較して,より高
耐久・高性能の仕様である。
各グレードの区分は,表2による。グレードIII及びグレードIIに対する要求事項は,6.3に記載する。
表2−グレードの区分
グレード 性能に関する項目 要求性能 試験体
I JIS K 6410-1の表5による。 JIS K 6410-1の表6による。 JIS K 6410-1の表13による。
II Iに新規に性能項目を追加。 Iに比較して,一部の性能項目のIに比較して,一部の性能項目の
試験体の大きさ又は基数を増大。
要求性能値を向上。また,新規に
追加した性能項目の一部につい また,新規に追加した性能項目に
て要求値を規定。 ついて試験体を規定。
III IIと同じ。 IIに比較して,一部の性能項目の
IIに比較して,一部の性能項目の
要求性能値を向上。 試験体の大きさ又は基数を増大。

――――― [JIS K 6410-3 pdf 4] ―――――

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K 6410-3 : 2018

6 要求事項

6.1 一般

  高耐久・高性能の仕様の積層ゴム支承に用いる材料,形状及び寸法について,適切な試験結果及びJIS K
6410-1の附属書JBを基に,基準値を定める。
なお,基準値は,各項目で規定する要求値を満足しなければならない。

6.2 材料

  高耐久・高性能の仕様の積層ゴム支承に用いるゴム材料,フランジ,連結鋼板,キープレート及び中間
鋼板に用いる材料並びに鉛プラグの使用材料は,JIS K 6410-1の6.26.4による。

6.3 積層ゴム支承

6.3.1  性能
表3に示す高耐久・高性能の仕様の積層ゴム支承に関する項目について,JIS K 6410-1の附属書JBに基
づき,基準値を定める。
なお,高耐久・高性能の仕様の各グレードの基準値は,積層ゴム支承の種類によって表4表6を満足
しなければならない。
6.3.2 形状及び寸法
高耐久・高性能の仕様の積層ゴム支承の形状及び寸法は,JIS K 6410-1の6.5.2による。
6.3.3 製品外観
高耐久・高性能の仕様の積層ゴム支承の外観は,JIS K 6410-1の6.5.3による。
6.3.4 フランジ,連結鋼板及びキープレートの防せい(錆)処理
フランジ,連結鋼板及びキープレートの防せい(錆)処理は,JIS K 6410-1の6.5.4による。

――――― [JIS K 6410-3 pdf 5] ―――――

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JIS K 6410-3:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6410-3:2018の関連規格と引用規格一覧