JIS K 7129-1:2019 プラスチック―フィルム及びシート―水蒸気透過度の求め方―第1部:感湿センサ法

JIS K 7129-1:2019 規格概要

この規格 K7129-1は、エンボスなどのない表面が平滑な,プラスチックフィルム,プラスチックシート及びプラスチックを含む多層材料の感湿センサ法による水蒸気透過度の求め方について規定。

JISK7129-1 規格全文情報

規格番号
JIS K7129-1 
規格名称
プラスチック―フィルム及びシート―水蒸気透過度の求め方―第1部 : 感湿センサ法
規格名称英語訳
Plastics -- Film and sheeting -- Determination of water vapour transmission rate -- Part 1:Humidity detection sensor method
制定年月日
2019年1月21日
最新改正日
2019年1月21日
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対応国際規格

ISO

ISO 15106-1:2003(MOD)
国際規格分類

ICS

83.140.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
プラスチック I(試験) 2021, プラスチック II(材料) 2021
改訂:履歴
2019-01-21 制定
ページ
JIS K 7129-1:2019 PDF [9]
                                                                                 K 7129-1 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  5 試験片・・・・[2]
  •  5.1 試験片の形状・・・・[2]
  •  5.2 試験片の数・・・・[2]
  •  5.3 試験片の厚さ測定・・・・[2]
  •  6 状態調節・・・・[2]
  •  7 装置・・・・[2]
  •  7.1 一般・・・・[2]
  •  7.2 透過セル・・・・[2]
  •  7.3 感湿センサ・・・・[3]
  •  7.4 試験用の水・・・・[3]
  •  8 試験条件・・・・[3]
  •  9 手順・・・・[4]
  •  9.1 一般・・・・[4]
  •  9.2 水の量・・・・[4]
  •  9.3 試験片の装着・・・・[4]
  •  9.4 低湿度チャンバ内の湿度調節・・・・[4]
  •  9.5 低湿度チャンバ内の湿度上昇の記録・・・・[4]
  •  9.6 繰返し・・・・[4]
  •  10 計算・・・・[4]
  •  11 試験結果・・・・[5]
  •  12 精度・・・・[5]
  •  13 試験報告書・・・・[5]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 7129-1 pdf 1] ―――――

K 7129-1 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本プラスチック工業連盟(JPIF)及び一般
財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 7129:2008は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS K 7129の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 7129-1 第1部 : 感湿センサ法
JIS K 7129-2 第2部 : 赤外線センサ法
JIS K 7129-3 第3部 : 電解質センサ法
JIS K 7129-4 第4部 : ガスクロマトグラフ法
JIS K 7129-5 第5部 : 圧力センサ法
JIS K 7129-6 第6部 : 大気圧イオン化質量分析法
JIS K 7129-7 第7部 : カルシウム腐食法

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 7129-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 7129-1 : 2019

プラスチック−フィルム及びシート−水蒸気透過度の求め方−第1部 : 感湿センサ法

Plastics-Film and sheeting-Determination of water vapour transmission rate-Part 1: Humidity detection sensor method

序文

  この規格は,2003年に第1版として発行されたISO 15106-1を基とし,国際規格体系と整合させるため,
技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,エンボスなどのない表面が平滑な,プラスチックフィルム,プラスチックシート及びプラ
スチックを含む多層材料の感湿センサ法による水蒸気透過度の求め方について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 15106-1:2003,Plastics−Film and sheeting−Determination of water vapour transmission rate−
Part 1: Humidity detection sensor method(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6900 プラスチック−用語
JIS K 7130 プラスチック−フィルム及びシート−厚さ測定方法
注記 対応国際規格 : ISO 4593,Plastics−Film and sheeting−Determination of thickness by mechanical
scanning
ISO 2528,Sheet materials−Determination of water vapour transmission rate (WVTR)−Gravimetric (dish)
method

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6900によるほか,次による。

――――― [JIS K 7129-1 pdf 3] ―――――

2
K 7129-1 : 2019
3.1
水蒸気透過度(water vapour transmission rate)
規定の温度及び湿度の条件で,単位時間中に試験片を通過する単位面積当たりの水蒸気の量。
注記 水蒸気透過度は,24時間に透過した面積1平方メートル(m2)当たりの水蒸気のグラム(g)
で表した質量[g/(m2・24 h)]で表す。
3.2
標準試験片(reference test specimen)
水蒸気透過度が既知の試験片,又はISO 2528によって水蒸気透過度を測定し,水蒸気透過度の明らかに
なっている試験片。

4 原理

  低湿度チャンバと高湿度チャンバとを試験片によって隔離する。試験片を透過した水蒸気による湿度変
化を,低湿度チャンバに設置した感湿センサで検出し,一定の相対湿度変化に要する時間を測定して,水
蒸気透過度を算出する方法である。

5 試験片

5.1 試験片の形状

  試験片は,試験材料を代表するもので,目視で,しわ,折れ目,又は孔がなく,厚さが均一なものとす
る。試験片の寸法は,使用するセルの水蒸気透過部分よりも大きい寸法とし,セルに密着可能なものとす
る。

5.2 試験片の数

  試験片の数は,最低3枚とする。ただし,他の規定又は受渡当事者間の協定による場合には,その限り
ではない。
注記 製品によっては,4枚以上の試験片の試験は,より精度の高い結果を得られる。

5.3 試験片の厚さ測定

  厚さの測定は,JIS K 7130のA法による。ただし,均等な間隔をおいて3か所測定する。

6 状態調節

  状態調節は,JIS K 7130の3.3.1による。

7 装置

7.1 一般

  水蒸気透過度測定装置の例を,図1に示す。測定装置は,試験片の上下に低湿度側及び高湿度側の二つ
のチャンバをもつ透過セル,透過した水蒸気量を相対湿度として検出する低湿度チャンバ側の感湿センサ,
乾燥空気を供給するためのポンプ,乾燥筒などで構成する。

7.2 透過セル

  透過セルは,温度コントローラによって試験温度の±0.5 ℃の範囲に保たれる機構のものとする。透過
面積は,5 cm2100 cm2とする。高湿度チャンバには,試験用の水をためておく。低湿度チャンバは,高
湿度側から試験片を透過してきた水蒸気を蓄積できる構造であって,この低湿度チャンバの上部に感湿セ
ンサを設置する。

――――― [JIS K 7129-1 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 7129-1 : 2019

7.3 感湿センサ

  感湿センサは,0.05 %RHの湿度変化を感知でき,かつ,応答速度が1秒以下のものでなければならない。
各湿度センサは,その製造業者の指示によって保守し,かつ,校正しなければならない。

7.4 試験用の水

  試験用の水には,蒸留水又はイオン交換水を用いる。
記号
1 試験片 7 記録計
2 透過セル 8 ポンプ
3 低湿度チャンバ 9 乾燥筒
4 高湿度チャンバ 10 バルブ
5 試験用の水 11 給水口
6 感湿センサ 12 乾燥空気
図1−感湿センサ法による水蒸気透過度測定装置の例

8 試験条件

  試験条件は,表1の中から選択する。
なお,表1以外の試験条件は,受渡当事者間の協定による。

――――― [JIS K 7129-1 pdf 5] ―――――

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