この規格ページの目次
JIS K 8875:2013 規格概要
この規格 K8875は、試薬として用いるマグネシウムについて規定。
JISK8875 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8875
- 規格名称
- マグネシウム(試薬)
- 規格名称英語訳
- Magnesium (Reagent)
- 制定年月日
- 1953年8月21日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1953-08-21 制定日, 1956-08-21 確認日, 1957-03-29 改正日, 1960-03-15 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1996-07-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2013-03-21 改正日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS K 8875:2013 PDF [9]
K 8875 : 2013
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[2]
- 6.1 一般事項・・・・[2]
- 6.2 純度(Mg)・・・・[2]
- 6.3 銅(Cu),亜鉛(Zn),アルミニウム(Al),けい素(Si),マンガン(Mn)及び鉄(Fe)・・・・[4]
- 7 容器・・・・[7]
- 8 表示・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8875 pdf 1] ―――――
K 8875 : 2013
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8875:1996は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8875 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8875 : 2013
マグネシウム(試薬)
Magnesium (Reagent)
Mg FW : 24.305 0
序文
この規格は,1953年に制定され,その後4回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は,1996年に
行われたが,その後の試験・研究開発などの技術進歩に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いるマグネシウムについて規定する。
警告 マグネシウムは可燃性なので,火気を避ける。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0970 ピストン式ピペット
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8101 エタノール(99.5)(試薬)
JIS K 8103 ジエチルエーテル(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8116 塩化アンモニウム(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8160 塩化マンガン(II)四水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8255 硫酸カリウムアルミニウム・12水(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8736 エリオクロムブラックT(試薬)
JIS K 8885 二酸化けい素(試薬)
――――― [JIS K 8875 pdf 3] ―――――
2
K 8875 : 2013
JIS K 8953 硫酸亜鉛七水和物(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS R 3505 ガラス製体積計
3 種類
種類は,一級とする。
4 性質
4.1 性状
マグネシウムは,削状,リボン状などに成形した銀白色の金属で,空気中では酸化されて光沢を失う。
塩酸及び硫酸には水素を発生して溶け,硝酸には窒素酸化物を発生して溶ける。強熱すると強い光を放っ
て燃焼する。
4.2 定性方法
試料0.1 gに塩酸(1+3)10 mlを加えて溶かした後,塩化アンモニウム溶液(100 g/l)2 ml及びアンモ
ニア水(2+3)10 mlを加えた後,りん酸水素二ナトリウム溶液(50 g/l)1 mlを加えると白い沈殿が生じ
る。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(Mg) 質量分率 % 99.0以上 6.2
銅(Cu) 質量分率 % 0.01以下 6.3
亜鉛(Zn) 質量分率 % 0.02以下 6.3
アルミニウム(Al) 質量分率 % 0.05以下 6.3
けい素(Si) 質量分率 % 0.05以下 6.3
マンガン(Mn) 質量分率 % 0.05以下 6.3
鉄(Fe) 質量分率 % 0.03以下 6.3
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度(Mg)
純度(Mg)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) アンモニア性塩化アンモニウム溶液 JIS K 8116に規定する塩化アンモニウム7 gにJIS K 8085に
規定するアンモニア水(質量分率28.030.0 %)57 ml及び水を加えて溶かし,水で100 mlにする。
ポリエチレン製瓶などに密栓して保存する。
2) エリオクロムブラックT希釈粉末 JIS K 8736に規定するエリオクロムブラックT 0.10 g及び
――――― [JIS K 8875 pdf 4] ―――――
3
K 8875 : 2013
JIS K 8150に規定する塩化ナトリウム10 gを混合する。褐色ガラス製瓶に保存する。
3) 塩酸(1+3) JIS K 8180に規定する塩酸の体積1と水の体積3とを混合する。
4) 硝酸(1+1) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率6061 %)の体積1と水の体積1とを混合す
る。
5) 硝酸(1+2) 硝酸(質量分率6061 %)の体積1と水の体積2とを混合する。
6) 水酸化ナトリウム溶液(100 g/l) JIS K 8576に規定する水酸化ナトリウム10.3 gを水に溶かして
100 mlにする。ポリエチレン製瓶などに保存する。
7) 0.1 mol/l 亜鉛溶液(Zn : 6.538 g/l) 0.1 mol/l 亜鉛溶液の調製及び計算は,次による。
注記 0.1 mol/l 亜鉛溶液の調製及び計算は,JIS K 8001のJA.5.2(滴定用溶液の調製,標定及び
計算)の a) 1)と同じである。
7.1) 調製 調製は,認証標準物質1) 又はJIS K 8005に規定する容量分析用標準物質の亜鉛を用い,次
のとおり行う。
7.1.1) 認証標準物質1) の亜鉛を用いる場合は,認証書に定める方法で使用する。
7.1.2) 容量分析用標準物質の亜鉛を用いる場合は,必要量を塩酸(1+3),水,JIS K 8101に規定する
エタノール(99.5)及びJIS K 8103に規定するジエチルエーテルで順次洗った後,直ちに上口デ
シケーター(減圧デシケーター)に入れて,上口デシケーター内圧2.0 kPa以下で数分間保った
後,減圧下で約12時間乾燥する。
7.1.3) 認証標準物質1) 又は容量分析用標準物質の亜鉛3.3 gを0.1 mgの桁まではかりとり,共通すり合
わせ冷却管が付けられる三角フラスコ300 mlに移し,水25 ml及び硝酸(1+2)40 mlを加え,
冷却管を付けて水浴上で加熱して溶かす。次に,穏やかに煮沸して窒素酸化物を除いた後,放冷
し,全量フラスコ500 mlに移し,溶かすのに使用した三角フラスコ及び冷却管を水洗し,洗液
を先の全量フラスコ500 mlに加え,更に水を標線まで加えて混合した後,気密容器に入れて保
存する。
注1) 容量分析に用いることが可能な認証書の付いた標準物質で,不確かさが算出され国際単
位系(SI)へのトレーサビリティが保証されたもの。ただし,認証書のある標準物質を
入手できない場合には,含有率が明らかな市販の標準物質を用いることができ,その説
明書に従って使用する。
なお,認証標準物質の供給者としては,独立行政法人産業技術総合研究所計量標準総
合センター(NMIJ),米国国立標準技術研究所(NIST)などの国家計量機関及び認証標
準物質生産者がある。
7.2) 計算 ファクターは,次の式によって算出する。
m A
f
.3269 0100
ここに, f : 0.1 mol/l 亜鉛溶液のファクター
m : はかりとった亜鉛の質量(g)
A : 亜鉛の純度(質量分率 %)
3.269 0 : 0.1 mol/l 亜鉛溶液500 ml中の亜鉛の相当質量(g)
8) 0.1 mol/l エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液(0.1 mol/l EDTA2Na溶液)
(C10H14O8N2Na2・2H2O : 37.22 g/l) 0.1 mol/l エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液
(0.1 mol/l EDTA2Na溶液)の調製,標定及び計算は,次による。
――――― [JIS K 8875 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 8875:2013の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8875:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0116:2014
- 発光分光分析通則
- JISK0970:2013
- ピストン式ピペット
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8005:2014
- 容量分析用標準物質
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8101:2006
- エタノール(99.5)(試薬)
- JISK8103:2013
- ジエチルエーテル(試薬)
- JISK8107:2017
- エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8116:2006
- 塩化アンモニウム(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8160:2017
- 塩化マンガン(II)四水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8255:2010
- 硫酸カリウムアルミニウム・12水(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8736:2018
- エリオクロムブラックT(試薬)
- JISK8885:2018
- 二酸化けい素(試薬)
- JISK8953:2008
- 硫酸亜鉛七水和物(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISK8983:2016
- 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
- JISR3505:1994
- ガラス製体積計