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JIS Q 14064-2:2011 規格概要
この規格 Q14064-2は、プロジェクトにおけるGHGの排出量の削減又は吸収量の増加をもたらすことを意図した活動の定量化,モニタリング及び報告のための原則並びに要求事項について規定。
JISQ14064-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Q14064-2
- 規格名称
- 温室効果ガス―第2部 : プロジェクトにおける温室効果ガスの排出量の削減又は吸収量の増加の定量化,モニタリング及び報告のための仕様並びに手引
- 規格名称英語訳
- Greenhouse gases -- Part 2:Specification with guidance at the project level for quantification, monitoring and reporting of greenhouse gas emission reductions or removal enhancements
- 制定年月日
- 2011年3月22日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 14064-2:2006(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 13.020.40
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 環境マネジメント 2020
- 改訂:履歴
- 2011-03-22 制定日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS Q 14064-2:2011 PDF [36]
Q 14064-2 : 2011 (ISO 14064-2 : 2006)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[4]
- 2 用語及び定義・・・・[4]
- 3 原則・・・・[8]
- 3.1 一般・・・・[8]
- 3.2 適切性・・・・[9]
- 3.3 完全性・・・・[9]
- 3.4 一貫性・・・・[9]
- 3.5 正確性・・・・[9]
- 3.6 透明性・・・・[9]
- 3.7 保守性・・・・[9]
- 4 GHGプロジェクトの序文・・・・[9]
- 5 GHGプロジェクトのための要求事項・・・・[13]
- 5.1 一般要求事項・・・・[13]
- 5.2 プロジェクトの記載・・・・[13]
- 5.3 プロジェクトに適切なGHGの排出源,吸収源及び貯蔵庫の特定・・・・[14]
- 5.4 ベースラインシナリオの決定・・・・[14]
- 5.5 ベースラインシナリオのためのGHGの排出源,吸収源及び貯蔵庫の特定・・・・[14]
- 5.6 GHGの排出量及び吸収量のモニタリング又は推計のための適切なGHGの排出源,吸収源及び貯蔵庫の選択・・・・[15]
- 5.7 GHGの排出量及び/又は吸収量の定量化・・・・[15]
- 5.8 GHGの排出量の削減及び吸収量の増加の定量化・・・・[16]
- 5.9 データ品質の管理・・・・[16]
- 5.10 GHGプロジェクトのモニタリング・・・・[16]
- 5.11 GHGプロジェクトの文書化・・・・[16]
- 5.12 GHGプロジェクトの妥当性確認及び/又は検証・・・・[17]
- 5.13 GHGプロジェクトの報告・・・・[17]
- 附属書A(参考)この規格の利用の手引・・・・[18]
- 附属書B(参考)温室効果ガス(GHG)の地球温暖化係数(GWP)・・・・[32]
- 参考文献・・・・[33]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Q 14064-2 pdf 1] ―――――
Q 14064-2 : 2011 (ISO 14064-2 : 2006)
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS Q 14064の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS Q 14064-1 第1部 : 組織における温室効果ガスの排出量及び吸収量の定量化及び報告のための仕
様並びに手引
JIS Q 14064-2 第2部 : プロジェクトにおける温室効果ガスの排出量の削減又は吸収量の増加の定量
化,モニタリング及び報告のための仕様並びに手引
JIS Q 14064-3 第3部 : 温室効果ガスに関する主張の妥当性確認及び検証のための仕様並びに手引
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Q 14064-2 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Q 14064-2 : 2011
(ISO 14064-2 : 2006)
温室効果ガス−第2部 : プロジェクトにおける温室効果ガスの排出量の削減又は吸収量の増加の定量化,モニタリング及び報告のための仕様並びに手引
Greenhouse gases-Part 2: Specification with guidance at the project levelfor quantification, monitoring and reporting of greenhouse gas emissionreductions or removal enhancements
序文
この規格は,2006年に第1版として発行されたISO 14064-2を基に,技術的内容及び構成を変更するこ
となく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
この規格の“注記”に記載した情報は,関連する要求事項を理解するための,又は明確にするための手
引である。
気候変動は,各国,政府,企業及び一般市民が,今後数十年間に直面する最大の課題の一つとされてい
る。気候変動は,人為的システムと自然システムとの双方に影響し,資源の利用,生産及び経済活動に重
大な変化を生じさせるおそれがある。これを受け,大気中の温室効果ガス(以下,GHGという。)の濃度
を安定化させるため,国際,地域,国内及び地方のレベルでの取組が策定され,かつ,実施されている。
このようなGHG対策には,GHGの排出量及び/又は吸収量の定量化,モニタリング,報告及び検証が不
可欠である。
JIS Q 14064-1では,組織又は企業が行うGHGインベントリの設計,開発,管理及び報告に関する原則
及び要求事項が記載されている。この規格には,GHGの排出量の境界の判定,組織によるGHGの排出量
及び吸収量の定量化,並びにGHG管理の改善を狙いとする具体的な企業の行動又は活動の特定に関する
要求事項が含まれる。また,検証活動のための,インベントリの品質管理,報告,内部監査及び検証活動
での組織の責任における要求事項並びにその手引も含む。
この規格では,特にGHGの排出量の削減又は吸収量の増加を目的とするGHGプロジェクト又はプロジ
ェクトに基づく活動に焦点を当てる。この規格は,プロジェクトにおけるベースラインシナリオの決定,
並びにベースラインシナリオに関連したプロジェクトにおけるパフォーマンスのモニタリング,定量化及
び報告のための原則及び要求事項を含むとともに,GHGプロジェクトの妥当性確認及び検証のための基盤
を提供する。
JIS Q 14064-3では,GHGインベントリの検証,GHGプロジェクトの妥当性確認及び検証に関する原則
及び要求事項を詳述する。JIS Q 14064-3は,GHGに関する妥当性確認プロセス及び検証プロセスについ
て規定するとともに,妥当性確認及び検証の計画,アセスメント手順,並びに組織又はプロジェクトによ
るGHGに関する主張の評価のような構成要素を特定する。JIS Q 14064-3は,組織又は独立当事者が,GHG
――――― [JIS Q 14064-2 pdf 3] ―――――
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Q 14064-2 : 2011 (ISO 14064-2 : 2006)
に関する主張の妥当性確認及び検証に用いることができる。
JIS Q 14064-1JIS Q 14064-3(以下,JIS Q 14064規格群という。)の関係を,図1に示す。
JIS Q 14064-1 JIS Q 14064-2
組織のGHGインベントリの GHGプロジェクトの
設計及び開発 設計及び実施
GHGインベントリの GHGプロジェクトの
文書化及び報告 文書化及び報告
該当するGHG
意図した利用者 プログラム又は
GHGに関する主張 GHGに関する主張
のニーズに 意図した利用者
沿った 妥当性確認及び/ の要求事項
検証 保証水準 又は検証
JIS Q 14064-3
検証プロセス 妥当性確認プロセス及び検証プロセス
例えば,JIS Q 14065
プログラム別 妥当性確認又は検証を行う プログラム別
機関に対する要求事項
図1−JIS Q 14064規格群の各部間の関係
JIS Q 14064規格群は,GHGインベントリ又はGHGプロジェクトの定量化,モニタリング,報告及び
妥当性確認又は検証に,明確性及び一貫性を与えることによって,全世界の組織,政府,プロジェクトの
推進者及び利害関係者に有益となることが期待される。特に,JIS Q 14064規格群の利用によって,次の事
項が可能となる。
− GHGの定量化における環境の面からの完全性を高める。
− GHGプロジェクトによる排出量の削減及び吸収量の増加を含む,GHGの定量化,モニタリング及び
報告の信頼性,一貫性及び透明性を高める。
− 組織のGHGの管理戦略及び計画の策定及び実施を促進する。
− GHGプロジェクトの開発及び実施を促進する。
− GHGの排出量の削減及び/又は吸収量の増加におけるパフォーマンス及び進捗状況を把握する能力
を高める。
− GHGの排出量の削減又は吸収量の増加によるクレジット付与及び取引を促進する。
――――― [JIS Q 14064-2 pdf 4] ―――――
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Q 14064-2 : 2011 (ISO 14064-2 : 2006)
JIS Q 14064規格群の利用者は,次のような事例に適用することによって便益を得られる可能性がある。
a) 企業のリスク管理 : 例えば,リスク及び機会の抽出及び管理
b) 自主的取組 : 例えば,自主的なGHGの登録簿制度又は報告制度への参加
c) HG市場 : 例えば,GHGの排出枠又はクレジットの売買
d) 規制当局/政府への報告 : 例えば,早期対応によるクレジット,交渉による合意又は国の報告プログ
ラム
GHGプロジェクト,及びこれに起因する何らかのGHGの排出量の削減及び/又は吸収量の増加につい
ては,意図した利用者及びGHGプログラムの間での比較を可能にするため,定量化,モニタリング及び
報告に関して標準化されたアプローチが要求されている。したがって,この規格では,一般的なGHGプ
ログラムについて中立的な枠組みを特定し,かつ,適切なGHGの方針及び制度,グッドプラクティス(good
practice),法律並びに規格による,その他の要求事項及び手引との一貫性を保つように作られた用語及び
概念を使用する。参考文献[13]は,グッドプラクティスの手引の例である。
この規格は,GHGプロジェクトが,それがなかった場合に起こり得ることに比べて,GHGの排出量の
削減又は吸収量の増加についてもたらした結果を要求することによって,追加性の概念を取り扱っている。
ただし,“追加性”という用語を用いることも,ベースラインの手順を規定することも,又は追加性の基準
を特定することも行っていない。この規格は,プロジェクトの推進者に対し,GHGプロジェクト及びベー
スラインシナリオに適切なGHGの排出源,吸収源及び貯蔵庫を特定し,かつ,選択するよう要求する。
できる限り幅広いGHGプログラムとの一貫性を保つため,定量化,モニタリング及び報告に関し,どの
GHGの排出源,吸収源及び/又は貯蔵庫を考慮するかについて述べる場合には“境界”という語を使用せ
ず,適切なGHGの排出源,吸収源及び/又は貯蔵庫という概念を使用している。よって,プロジェクト
の推進者は,追加性の基準及び手順を採用する,又は適切な法律,方針,GHGプログラム及びグッドプラ
クティスと一貫した境界を設定し,かつ,使用してもよい。
プロジェクトにおけるGHGの排出量,吸収量,排出量の削減,吸収量の増加の定量化及びモニタリン
グが困難なのは,実際のプロジェクトのパフォーマンスが,GHGプロジェクトがなかった場合を想定した
仮説的なベースラインシナリオに沿って評価されるためである。このため,ベースラインシナリオのGHG
の排出量,吸収量及び/又は貯蔵量を検証することは難しい。よって,GHGの排出量の削減及び/又は吸
収量の増加に信ぴょう(憑)性があり,かつ,過大評価されていないという信頼水準を高めるためには,
ベースラインシナリオが保守性及び正確性を含め,この規格の原則と一貫していることを実証することが
重要となる。ベースラインシナリオは,一般的に,代替的なシナリオの評価を基にして決定される。プロ
ジェクトとベースラインシナリオとの双方に関して,GHGの排出源,吸収源及び貯蔵庫によるGHGの排
出量,吸収量及び/又は貯蔵量の定量化,モニタリング及び報告は,プロジェクトの推進者が開発したか,
又は一般に認められた公的機関から採用した手順に基づくものとなる。
この規格では,妥当性確認を行う機関及び/又は検証を行う機関,又は妥当性確認を行う者及び/又は
検証を行う者が,GHGプロジェクトのGHGに関する主張又は請求に沿って保証を行う場合の要求事項を
特定していない。その要求事項は,該当するGHGプログラムを運営する当局によって特定されてもよい
し,又はJIS Q 14064-3に基づくことも可能である。認証されたGHGの排出量の削減又は吸収量の増加を
GHG単位,クレジット又はオフセットとして認識するプロセスは,GHGプロジェクトのサイクルの延長
線上にある。認証,及びクレジットのプロセスは,GHGプログラムを運営する公的機関の下にあってもよ
く,かつ,GHGプログラムによって異なってもよいため,これもこの規格の仕様には含めていない。
――――― [JIS Q 14064-2 pdf 5] ―――――
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JIS Q 14064-2:2011の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 14064-2:2006(IDT)
JIS Q 14064-2:2011の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.020 : 環境保護 > 13.020.40 : 汚染,汚染制御及び保護