JIS R 1678:2007 長繊維強化セラミックス複合材料の常温における有孔引張試験方法

JIS R 1678:2007 規格概要

この規格 R1678は、連続繊維で強化されたセラミックス複合材料(炭素繊維強化炭素複合材料を含む。)の常温における有孔引張試験方法について規定。

JISR1678 規格全文情報

規格番号
JIS R1678 
規格名称
長繊維強化セラミックス複合材料の常温における有孔引張試験方法
規格名称英語訳
Test method for open hole tension of continuous fiber-reinforced ceramic matrix composites at room temperature
制定年月日
2007年6月20日
最新改正日
2017年10月20日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

81.060.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ファインセラミックス 2018
改訂:履歴
2007-06-20 制定日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS R 1678:2007 PDF [9]
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pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 基本原理・・・・[2]
  •  5 装置及び器具・・・・[2]
  •  5.1 試験機・・・・[2]
  •  5.2 負荷ジグ・・・・[2]
  •  5.3 ひずみ測定・・・・[3]
  •  5.4 データ収集システム・・・・[3]
  •  5.5 長さ計・・・・[3]
  •  6 試験片・・・・[3]
  •  7 試験片の準備・・・・[4]
  •  7.1 試験片の加工・・・・[4]
  •  7.2 試験片本数・・・・[4]
  •  8 試験温度及び湿度・・・・[4]
  •  9 試験方法・・・・[4]
  •  9.1 試験モード及び試験速度・・・・[5]
  •  9.2 試験片寸法の測定・・・・[5]
  •  9.3 ひずみゲージのはり付け・・・・[5]
  •  9.4 曲げ変形の判定・・・・[5]
  •  9.5 試験片の取付け・・・・[5]
  •  9.6 試験手順・・・・[5]
  •  9.7 試験の有効性判断・・・・[5]
  •  10 計算・・・・[6]
  •  10.1 有孔引張強さ・・・・[6]
  •  10.2 試験結果の丸め方・・・・[6]
  •  10.3 試験結果の表し方・・・・[6]
  •  11 報告・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS R 1678 pdf 1] ―――――

R 1678 : 2007

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本ファインセラミック協会(JFCA)
及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS R 1678 pdf 2] ―――――

                                  日本工業規格(日本産業規格)                                  JIS
R 1678 : 2007

長繊維強化セラミックス複合材料の常温における有孔引張試験方法

Test method for open hole tension of continuous fiber-reinforced ceramic matrix composites at room temperature

序文

  長繊維強化セラミックス複合材料(炭素繊維強化炭素複合材料を含む。)は耐熱性,軽量,及び破断伸び
が通常のセラミックスより大きいといった特長から,宇宙航空,エネルギー等の分野における適用が大き
く期待されている。この材料では通常のセラミックスと異なり,部品をボルトなどのファスナによって結
合し,最終部品を組み立てることが多いことから,部品設計データとして有孔引張強度特性が重要となる。
この規格は,連続長繊維で強化されたセラミックス複合材料の常温における有孔引張強さについて,客観
的,かつ,容易に再現可能な試験方法を提供し,長繊維強化セラミックス複合材料を利用する諸工業の発
展に寄与することを目的として制定された。
なお,これに対応する国際規格は制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,連続繊維で強化されたセラミックス複合材料(炭素繊維強化炭素複合材料を含む。)の常
温における有孔引張試験方法について規定する。この方法は,二次元(2D),及び三次元(xD,2 < x ≦ 3)
の連続繊維で強化されたすべてのセラミックス複合材料に対する有孔引張試験に適用できる。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7721 引張・圧縮試験機−力計測系の校正・検証方法
JIS K 7100 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気
JIS R 1600 ファインセラミックス関連用語
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS R 1600によるほか,次による。
3.1
評定部長さ,GL

――――― [JIS R 1678 pdf 3] ―――――

2
R 1678 : 2007
試験片の長さから,試験片をつかむ部分(両側)の長さを減じた長さ。
3.2
初期断面積,A0
孔部を含む断面積(試験片幅と厚さの積)。
3.3
ひずみ,ε
試験片の指定した部位には(貼)り付けた,ひずみゲージによって測定されたひずみ。
3.4
最大引張荷重,Fm
引張試験において測定される引張荷重の最大値。
3.5
有孔引張強さ,Sm
最大引張荷重を初期断面積で除した値。
3.6
曲げひずみ
指定された場所における試験片表裏のひずみの差。

4 基本原理

  試験片に対して引張荷重を負荷し,引張強さを求める。試験は,一定のひずみ速度,応力速度又はクロ
スヘッド速度で実施する。

5 装置及び器具

5.1 試験機

  試験機は,試験片に加える荷重を測定するシステムを備えており,JIS B 7721で規定されたグレード 1
のものを使用する。

5.2 負荷ジグ

  試験機で負荷する測定荷重を試験片に伝達するために,図1に示すような機械式,油圧式,空気式など
の直接グリップ方式を使用する。試験片のつかみ面とグリップ面の間に滑りが生じないように,試験片の
つかみ部は刻み目状,のこぎり歯状などに加工されたグリップ面をもつとともに,十分な側面圧力を負荷
しなければならない。試験片の曲げひずみを低減するため,試験片連結カップラー(ユニバーサルジョイ
ントなど)を使用してもよい。

――――― [JIS R 1678 pdf 4] ―――――

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R 1678 : 2007
図1−直接グリップ方式の例

5.3 ひずみ測定

  試験片の軸合わせ状態を確認するために,試験片表裏のひずみをひずみゲージによって測定する。ひず
みゲージは,試験中の長手方向ひずみの測定にも使用できる。ゲージ長さは,繊維束の交差のような試験
片の表面における局所的な形状等によって影響されないものとする。また,ひずみ測定値が,試験片表面
状態及び接着剤によって影響されないように,接着前の洗浄・脱脂処理,接着剤塗布厚さなどに十分に注
意しなければならない。ゲージの長さは原則として,2D材及びxD材ともに織物構造のユニットセルが二
つ以上にかかるものとする。ひずみゲージ,表面調整及び接着剤は対象試料に対して適切な試験ができる
ように選定するのが望ましく,また,適切なひずみ記録装置を用いるのがよい。

5.4 データ収集システム

  荷重・変位データを記録するために,校正された記録計を使用する。

5.5 長さ計

  試験片の形状測定に使用する長さ計は,マイクロメータはJIS B 7502に規定するものを,ノギスはJIS B
7507に規定するものを使用する。

6 試験片

  試験片形状は,図2及び表1に示すとおりとする。ここで,試験片表裏面の仕上げ状態については,未
加工状態又は加工状態のいずれでもよく,試験の目的に応じて決定する。

――――― [JIS R 1678 pdf 5] ―――――

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