この規格ページの目次
JIS S 6037:2021 規格概要
この規格 S6037は、プラスチック製,ガラス製,金属製などの容器の中にインキを含ませた吸収体を入れ,これらに繊維製,プラスチック製などのペン先を取り付けたマーキングペンについて規定。ただし,水性マーキングペンのうち,筆ペンについては除く。
JISS6037 規格全文情報
- 規格番号
- JIS S6037
- 規格名称
- マーキングペン
- 規格名称英語訳
- Marking pens
- 制定年月日
- 1964年7月1日
- 最新改正日
- 2021年12月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 97.180
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1964-07-01 制定日, 1967-11-01 確認日, 1971-01-01 確認日, 1974-02-01 確認日, 1977-06-01 改正日, 1981-06-01 改正日, 1986-11-01 改正日, 1992-07-01 改正日, 1998-10-20 確認日, 2000-10-20 改正日, 2006-03-25 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2021-12-20 改正
- ページ
- JIS S 6037:2021 PDF [10]
S 6037 : 2021
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 種類・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 5.1 マーキングペンの品質・・・・[2]
- 5.2 キャップの安全要件・・・・[3]
- 6 材料及び構造・・・・[3]
- 7 試験方法・・・・[3]
- 7.1 試験条件・・・・[3]
- 7.2 数値の丸め方・・・・[4]
- 7.3 筆記性能・・・・[4]
- 7.4 保持力・・・・[5]
- 7.5 耐光性・・・・[5]
- 7.6 乾燥性・・・・[5]
- 7.7 耐水性・・・・[5]
- 7.8 耐洗濯性・・・・[6]
- 7.9 耐衝撃性・・・・[6]
- 7.10 復元性・・・・[6]
- 7.11 遊離ホルムアルデヒド・・・・[6]
- 7.12 有害物質・・・・[6]
- 8 検査方法・・・・[7]
- 8.1 一般・・・・[7]
- 8.2 形式検査項目・・・・[7]
- 8.3 受渡検査項目・・・・[7]
- 9 表示・・・・[7]
- 10 取扱上の注意事項・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS S 6037 pdf 1] ―――――
S 6037 : 2021
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,日本筆記具工
業会(JWIMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正
すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て経済産業大臣が改正した日本産業規格である。
これによって,JIS S 6037:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS S 6037 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
S 6037 : 2021
マーキングペン
Marking pens
1 適用範囲
この規格は,プラスチック製,ガラス製,金属製などの容器の中にインキを含ませた吸収体を入れ,こ
れらに繊維製,プラスチック製などのペン先を取り付けたマーキングペン(以下,マーキングペンという。)
について規定する。ただし,水性マーキングペンのうち,筆ペンについては除く。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則
JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添付白布
JIS L 0804 変退色用グレースケール
JIS L 0841 日光に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 0842 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 0843 キセノンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 0844 洗濯に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 1041 樹脂加工織物及び編物の試験方法
JIS S 6039 油性ボールペン及びレフィル
JIS S 6060 筆記及びマーキング用具−窒息のリスクを軽減するためのキャップ仕様
JIS Z 8102 物体色の色名
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8802 pH測定方法
3 用語及び定義
この規格には,定義する用語はない。
――――― [JIS S 6037 pdf 3] ―――――
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S 6037 : 2021
4 種類
マーキングペンの種類は,使用対象者及びインキの区分によって次のとおりとする。
a) 使用対象者による種類
1) 一般用
2) 子ども用(14歳までの子どもの使用のために設計された,又は明らかに意図されて作られたもの)
b) インキの区分による種類
1) 油性(吸収体に油性インキを含ませたもので,汎用筆記に使用するもの)
2) 水性(吸収体に水性インキを含ませたもので,主に筆記用紙に使用するもの)
5 品質
5.1 マーキングペンの品質
マーキングペンの品質は,表1の規定に適合しなければならない。
表1−品質
項目 品質 試験
油性 水性 方法
筆記性能 筆記距離が300 m以上あり,著しいかすれ及
筆記距離が300 m以上あり,著しいかすれ及 7.3
び/又はにじみがあってはならない。 び/又はにじみがあってはならない。
ただし,7.3に規定する方法によって,図1の
幅広面で筆記するものについては,筆記距離
は50 m以上あり,著しいかすれ及び/又は
にじみがあってはならない。
保持力 ペン先の保持力は,ペン先が軸内,ペン先ホルダー内などに引っ込んではならない。7.4
耐光性 露光面の筆記線が視認できなければならない。 7.5
乾燥性 ガラス板上に筆記した線が筆記用紙に転写 7.6
筆記用紙に筆記した線が別の筆記用紙に転写
してはならない。 してはならない。
耐水性 筆記線が視認できなければならない。 7.7
耐水性と表示してあるものは,筆記線が視認
できなければならない。
耐洗濯性 耐洗濯性と表示してあるものは,変退色が,2-3号以上とする。 7.8
耐衝撃性 7.9
各部のはめ合わせが確実であり,各部品の破損がなく,機能に異常があってはならない。た
だし,キャップのずれ及び外れは除く。
復元性 筆記線に著しいかすれがあってはならない。 7.10
遊離ホルム 吸光度(A1−A0)が0.05以下とする。 7.11
耐洗濯性と表示してあるものは,吸光度(A1
アルデヒド −A0)が0.05以下とする。
有害物質 子ども用マーキングペンのインキは,次を満たさなければならない。 7.12
· アンチモンが60 mg/kg以下
· ひ素が25 mg/kg以下
· バリウムが1 000 mg/kg以下
· カドミウムが75 mg/kg以下
· クロムが60 mg/kg以下
· 鉛が90 mg/kg以下
· 水銀が60 mg/kg以下
· セレンが500 mg/kg以下
――――― [JIS S 6037 pdf 4] ―――――
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S 6037 : 2021
5.2 キャップの安全要件
キャップによる窒息のリスクを軽減するためのキャップ仕様については,JIS S 6060の規定による。
6 材料及び構造
マーキングペンの材料及び構造は,次による。
a) 容器及びキャップは,インキによって化学変化を起こすおそれがなく,使用上支障があってはならな
い。また,キャップは,容器とのはめあいがよく,使用時に着脱が容易な構造とするように配慮する
ことが望ましい。
b) インキを保持するための吸収体は,インキに対して安定した材料を用い,保存時においてインキの漏
出を防ぎ,かつ,使用時に適度にインキが流れ出るものとするように配慮することが望ましい。
c) ペン先は,インキの吸い上げ及び硬さが使用目的に合致しているものとするように配慮することが望
ましい。
d) インキには,次のものを使用してはならない。
有機溶剤中毒予防規則(昭和47年労働省令第36号)に規定する第1種有機溶剤等,その他の有機
溶剤1)。
注1) その他の有機溶剤とは,クロロベンゼン,ニトロベンゼン,ホルムアミド,N,N-ジメチルホ
ルムアミド,トルエン,メタノール及び酢酸エチルをいう。
e) マーキングペンは,インキのぼた落ち,容器外へのインキの漏れがない構造とするように配慮するこ
とが望ましい。
f) インキの補充又はペン先の交換が可能な製品については,容易に補充又は交換ができ,再使用が可能
であるように配慮することが望ましい。
g) 使用する材料は,環境側面及び安全性について配慮することが望ましい。
7 試験方法
7.1 試験条件
試験条件は,特に規定がない限り,JIS Z 8703に規定する標準状態の温度20 ℃±15 ℃,湿度(65±20) %
とする。また,化学分析に共通する一般的事項は,JIS K 0050による。
なお,試験に用いる筆記用紙は,JIS S 6039に規定する試験用紙,又は坪量50 g/m2100 g/m2,白色度
75 %以上のものを使用する。
また,必要に応じて,らせん状に筆記する際は,筆記荷重はペン先の太さが2.5 mmを超えるものに関し
ては約1 N,ペン先の太さが2.5 mm以下のものは約0.5 Nをかけ,筆記速度に関しては通常の速さ(約7
cm/s)で図1のように筆記を行うものとする。
――――― [JIS S 6037 pdf 5] ―――――
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JIS S 6037:2021の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.180 : 種々の家庭用及び商業用設備
JIS S 6037:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0116:2014
- 発光分光分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISL0801:2011
- 染色堅ろう度試験方法通則
- JISL0803:2011
- 染色堅ろう度試験用添付白布
- JISL0804:2004
- 変退色用グレースケール
- JISL0841:2004
- 日光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0841:2021
- 日光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0842:2004
- 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0842:2021
- 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0843:2006
- キセノンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0844:2011
- 洗濯に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL1041:2011
- 樹脂加工織物及び編物の試験方法
- JISS6039:2006
- 油性ボールペン及びレフィル
- JISS6039:2020
- 油性ボールペン及びレフィル
- JISS6060:2017
- 筆記及びマーキング用具―窒息のリスクを軽減するためのキャップ仕様
- JISZ8102:2001
- 物体色の色名
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態
- JISZ8802:2011
- pH測定方法