JIS T 6532:2014 歯列矯正用ブラケット及びチューブ

JIS T 6532:2014 規格概要

この規格 T6532は、固定性矯正装置に用いる歯列矯正用ブラケット及び歯列矯正用チューブについて規定。

JIST6532 規格全文情報

規格番号
JIS T6532 
規格名称
歯列矯正用ブラケット及びチューブ
規格名称英語訳
Brackets and tubes for use in orthodontics
制定年月日
2014年3月1日
最新改正日
2018年10月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 27020:2010(MOD)
国際規格分類

ICS

11.060.10
主務大臣
厚生労働
JISハンドブック
医療機器 IV 2018
改訂:履歴
2014-03-01 制定日, 2018-10-25 確認
ページ
JIS T 6532:2014 PDF [13]
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pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 用語及び定義・・・・[1]
  •  3 要求事項・・・・[3]
  •  3.1 有害元素・・・・[3]
  •  3.2 寸法及び角度・・・・[3]
  •  4 サンプリング・・・・[4]
  •  5 試験方法・・・・[4]
  •  5.1 寸法及び角度・・・・[4]
  •  6 包装・・・・[8]
  •  7 表示及び添付文書・・・・[9]
  •  7.1 表示・・・・[9]
  •  7.2 添付文書・・・・[9]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 6532 pdf 1] ―――――

T 6532 : 2014

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本歯科材料工業協同組合(JDMA)及び一
般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 6532 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
T 6532 : 2014

歯列矯正用ブラケット及びチューブ

Brackets and tubes for use in orthodontics

序文

  この規格は,2010年に第1版として発行されたISO 27020を基とし,図面の変更,分かりやすい表現な
ど技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,固定性矯正装置に用いる歯列矯正用ブラケット(以下,ブラケットという。)及び歯列矯正
用チューブ(以下,チューブという。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 27020:2010,Dentistry−Brackets and tubes for use in orthodontics(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
2.1
トルク角度,θ(angle of torque)
スロットの近遠心長軸方向から見て,べース歯面側の接線に垂直な線と,スロット高さをこう(咬)合
側−歯肉側に2等分する線とで形成する角度(図1参照)。
注記 その角度がこう(咬)合側へ向いているときは,ポジティブ(+)という。歯肉側へ向いてい
るときは,ネガティブ(−)という。
2.2
アンギュレーション,α(angulation)
側・唇側から見て,スロットの近遠心方向長軸に垂直な線と,ブラケット又はチューブのこう(咬)
合−歯肉方向中心軸との間の角度(図2参照)。
注記 こう(咬)合−歯肉方向中心軸の歯肉側が,スロットの近遠心方向長軸に垂直な線に対して遠
心に傾いているときは,ポジティブ(+)という。近心に傾いているときは,ネガティブ(−)
という。
2.3
アーチワイヤ(archwire)

――――― [JIS T 6532 pdf 3] ―――――

2
T 6532 : 2014
歯列弓状におおむね成形されたワイヤ。
2.4
補助スロット(auxiliary slot)
メインワイヤで意図する力方向とは,別方向の力を追加するために,ワイヤを通すブラケット及びチュ
ーブに付加された孔。
2.5
補助スロット寸法(auxiliary slot dimensions)
補助スロットを通る最大ワイヤの直径又は断面寸法。
2.6
バンド(band)
ブラケット,チューブなどを取り付けるために,歯冠の外周に装着する環状のもの。
2.7
ベース(base)
ブラケット又はチューブの,エナメル質,バンド,クラウンなどに取り付ける部分。
2.8
呼び(descriptor)
一般に容認されている歯列矯正関係の慣行に従って,単位なしで1インチの1 000分の1で,スロット
サイズを識別するもの(例えば,18,22)。
2.9
ブラケット,チューブ(bracket,tube)
エナメル質,バンド,クラウンなどに取り付けて,アーチワイヤを保持するもの。
2.10 イン・アウト,li(in-out)
2.10.1
ブラケットのイン・アウト(bracket in-out)
スロットの近遠心長軸方向から見て,スロットの中心を通るスロットの近遠心方向長軸に垂直な面と,
スロットをこう(咬)合側−歯肉側に2等分する面とが交わる線上の,スロット床面とベース歯面側の面
との間の距離[図3 a) 参照]。
2.10.2
チューブのイン・アウト(tube in-out)
歯肉側から見たとき,チューブの近心端において,スロットをこう(咬)合側−歯肉側に2等分する面
内における,スロット床面とベースの歯面側との間の距離。近心側が面取りしてあるチューブでは,イン・
アウトは,チューブの近心端において,スロットをこう(咬)合側−歯肉側に2等分する面内における,
チューブを通過できる最大寸法のアーチワイヤ(丸孔チューブでは丸い断面のワイヤ,そして長方形孔チ
ューブでは長方形断面ワイヤ)と接しているスロット床面とベースの歯面側との間の距離である[図3 b)
参照]。
2.11
ローテーション・オフセット,δ(rotational offset)
こう(咬)合側から見て,スロット床面に平行な線と,スロットの近心側及び遠心側の端面の延長線と
ベースの歯面側との両交点を結ぶ線との間の角度(図4参照)。
注記 スロット床面の遠心側が近心側より歯面から遠い場合,ディスタルオフセットといい,近心側

――――― [JIS T 6532 pdf 4] ―――――

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が遠心側より歯面から遠い場合には,メジアルオフセットという。
2.12
スロット(slot)
ブラケット又はチューブの,主にアーチワイヤを装着する近遠心方向の孔。
2.13
スロット深さ,d(slot depth)
スロットの近遠心長軸方向から見て,短い方のスロット壁頂点を通り,スロット床面に平行な接線とス
ロット床面との間の寸法(図5参照)。
2.14
スロット高さ,h(slot height)
スロットの近遠心長軸方向から見て,スロットを完全に満たす長方形の,こう(咬)合側−歯肉側間の
最大寸法(図5参照)。
2.15
スロット長さ,ls(slot length)
スロット近心端と遠心端との間の,近遠心方向の最小寸法。
2.16
固定性矯正装置(fixed orthodontic appliance)
歯科医師によって装着又は撤去するように設計された構成品からなる口くう(腔)内矯正装置。
2.17
歯科矯正装置(orthodontic appliance)
動的又は静的矯正治療に用いる歯科用機器。

3 要求事項

3.1 有害元素

  この規格では,カドミウム,ベリリウム,鉛及びニッケルを有害元素に指定する。製造販売業者は,有
害元素の含有量を質量分率で示さなければならない。

3.2 寸法及び角度

  寸法及び角度は,次による。
a) 次の寸法を,箇条5によって測定したとき,0.01 mmの幅で丸めて記録する。製品の寸法は,製造販
売業者が示す範囲内でなければならない。
1) イン・アウト li
2) スロット深さ d
3) スロット高さ h
4) スロット長さ ls
5) 各補助スロット寸法
b) 次の角度を,箇条5によって測定したとき,1°の幅で丸めて記録する。製品の角度は,製造販売業者
が示す範囲内でなければならない。
1) トルク角度 θ
2) アンギュレーション α
3) ローテーション・オフセット δ

――――― [JIS T 6532 pdf 5] ―――――

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  • ISO 27020:2010(MOD)

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