JIS T 9262:2011 福祉用具―和式洋式変換便座

JIS T 9262:2011 規格概要

この規格 T9262は、福祉用具として和式便器(段差のある両用便器も含む。)に装着することによって,和式便器を腰掛式便器として使用する和式洋式変換便座について規定。

JIST9262 規格全文情報

規格番号
JIS T9262 
規格名称
福祉用具―和式洋式変換便座
規格名称英語訳
Assistive products -- Toilet seats attachment for squat toilets
制定年月日
2011年3月22日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

11.180.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
高齢者・障害者等 2018
改訂:履歴
2011-03-22 制定日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS T 9262:2011 PDF [12]
                                                                                   T 9262 : 2011

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 各部の名称・・・・[1]
  •  5 リスクマネジメントによる設計,外観及び構造・・・・[2]
  •  5.1 リスクマネジメントによる設計・・・・[2]
  •  5.2 外観・・・・[2]
  •  5.3 構造・・・・[2]
  •  6 性能・・・・[2]
  •  7 試験条件・・・・[3]
  •  7.1 試験室の環境・・・・[3]
  •  7.2 試験装置・・・・[3]
  •  7.3 許容差・・・・[3]
  •  8 試験・・・・[3]
  •  8.1 安定性試験・・・・[3]
  •  8.2 静的強度試験・・・・[5]
  •  8.3 耐衝撃性試験・・・・[5]
  •  8.4 耐久性試験・・・・[6]
  •  8.5 耐落下衝撃試験・・・・[6]
  •  8.6 滑り抵抗試験・・・・[7]
  •  9 検査・・・・[7]
  •  10 表示・・・・[8]
  •  11 取扱説明書・・・・[8]
  •  附属書A(参考)設計における配慮事項・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 9262 pdf 1] ―――――

T 9262 : 2011

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 9262 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
T 9262 : 2011

福祉用具−和式洋式変換便座

Assistive products-Toilet seats attachment for squat toilets

1 適用範囲

  この規格は,福祉用具として和式便器(段差のある両用便器も含む。)に装着することによって,和式便
器を腰掛式便器として使用する和式洋式変換便座について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6253 加流ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方
JIS T 0102 福祉関連機器用語[支援機器部門]

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS T 0102によるほか,次による。
3.1
本体
和式便器を,腰掛けて使用する便器に変換するための用具(和式洋式変換便座)の,人体を支えるため
の部材。
3.2
蓋部
便座を覆うために用意されている部材。
3.3
便座
人体を支えるために,主に排せつ(泄)時に垂直に作用する力を支持する面となる部材。

4 各部の名称

  各部の名称は,図1による。

――――― [JIS T 9262 pdf 3] ―――――

2
T 9262 : 2011
図1−和式洋式変換便座の各部の名称

5 リスクマネジメントによる設計,外観及び構造

5.1 リスクマネジメントによる設計

  リスクマネジメントによる設計は,隙間に手及び足の指が挟まるリスクについて実施する。これは,製
造業者又は販売業者が実施するもので,実施手順及び結果を文書化し維持しなければならない。また,関
連する要因として,附属書Aに例示した事項を設計において配慮することが望ましい。

5.2 外観

  外観は,次による。
a) 外観の仕上げは良好で,機能に影響を与えるようなきず,狂い,接合部の外れなどの欠陥があっては
ならない。
b) 外部に現れるボルト・ナットなどの先端を含め,人体の触れる部分には,触れた場合に傷を生じるよ
うな突起,鋭い角,ささくれなどがあってはならない。
c) 塗装面の見えがかり部分は,光沢及び色調が均等で,塗りむら,垂れなどがあってはならない。

5.3 構造

  構造は,次による。ただし,該当する部材又は部品がない場合は,その項目は適用しない。
a) 各部の接合,組立てなどは良好で,緩み,がた,変形などがあってはならない。
b) 高さ調節機構がある場合は,高さ調節が容易で,使用中に容易に緩まない構造とする。指の閉じ込め
防止距離については,5 mm未満又は25 mmを超える距離とする。孔サイズ及び固定部品間の隙間に
おけるリスク要因の発生が不可避である場合,用具が通常の使用目的を満たすよう,その用具を安全
に操作する方法について,警告及び指示を製造業者が作成した取扱説明書に記載しなければならない。
c) 附属品は,使用上の安全性を損なわない構造とする。
d) 商用電源を用いるものにあっては,電装品などは,電気用品安全法に適合しなければならない。

6 性能

  性能は,8.18.6によって試験をしたとき,表1の規定に適合しなければならない。

――――― [JIS T 9262 pdf 4] ―――――

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T 9262 : 2011
表1−性能
項目 性能 試験箇所
安定性 前方安定性 転倒しない。 8.1 a)
側方安定性 ただし,床に固定する製品は,安定性試験を適
8.1 b)
後方安定性 用しない。 8.1 c)
静的強度 便座への鉛直荷重 8.2
使用上支障のある破損,変形,緩み及び外れが
耐衝撃性 便座の耐衝撃性 ない。 8.3
耐久性 便座の耐久性 8.4
耐落下衝撃 8.5
滑り抵抗 移動しない。 8.6

7 試験条件

7.1 試験室の環境

  試験室の環境は,温度5 ℃35 ℃,相対湿度(65±20)%とする。

7.2 試験装置

  試験装置は,次による。
a) 試験床 試験床は,平滑で剛性のある水平面とし,8.5の耐落下衝撃試験では,厚さ2 mmのテストラ
バーを剛性の高い床(コンクリート床,鋼製定盤など)面上に敷く。
なお,テストラバーの硬さは,JIS K 6253に規定するタイプAデュロメータによって,A85±5の
ものとする。
b) 便座用当て板 便座用当て板は,表面が硬く,平滑であり,十分な強度をもつ,便座全体を覆う大き
さの剛性の平板とする。
なお,便座用当て板を使用する場合は,便座用当て板と供試体との間に発泡体を敷く。
c) ストッパ ストッパは,供試体が移動しないようにするためで,転倒することを防止するものではな
い。ストッパの高さは,12 mm以下とする。ただし,供試体の構造上,12 mmより高いストッパを必
要とする場合は,供試体が移動することを防止するために必要な最小限の高さとする。
d) 便座用砂袋 便座用砂袋は,底面の直径が300±10 mmで,質量25 kg±0.5 kgの円筒形の砂袋とする。
e) 衝撃用砂袋 衝撃用砂袋は,底面の直径が200±10 mmで,質量20 kg±0.5 kgの円筒形の砂袋とする。
f) 発泡体 発泡体は,厚さ10 mm20 mmの軟質ウレタンフォームで,見掛け密度20 kg/m3±5 kg/m3
とし,供試体と便座用当て板との間に敷き,試験を行う。
なお,寸法の指定がない場合は,使用する便座用当て板とほぼ同等の大きさとする。
g) 状態調節 寸法調節のある供試体については,試験を行う場合は,事前に最大使用寸法に調節する。

7.3 許容差

  特に規定のない限り,力の許容差は±5 %,質量の許容差は±0.5 %,寸法の許容差は±0.5 mmとする。

8 試験

8.1 安定性試験

  安定性試験は,次による。
なお,この試験を含み,安定性試験に関しての鉛直力は,天びん式おもりを用いてもよいが,この場合
は,便座用当て板を使用してはならない。
a) 前方安定性試験

――――― [JIS T 9262 pdf 5] ―――――

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JIS T 9262:2011の関連規格と引用規格一覧