JIS A 5007:1977 規格概要
この規格 A5007は、軽量骨材として,又は断熱材及び吸音材の原材料などとして使用されるパーライトについて規定。
JISA5007 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A5007
- 規格名称
- パーライト
- 規格名称英語訳
- Perlite
- 制定年月日
- 1961年11月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 91.100.15
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
- 改訂:履歴
- 1961-11-01 制定日, 1964-11-01 確認日, 1967-08-01 確認日, 1971-02-01 確認日, 1974-04-01 確認日, 1977-08-01 改正日, 1982-08-15 確認日, 1987-05-01 確認日, 1993-10-01 確認日, 1999-02-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS A 5007:1977 PDF [4]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 5007-1977
パーライト
Perlite
1. 適用範囲 この規格は,軽量骨材として,又は断熱材及び吸音材の原材料などとして使用されるパー
ライトについて規定する。
引用規格 :
JIS Z 8801 標準ふるい
2. 製造方法 パーライトは,真珠岩,黒よう岩又はこれに準ずる石質を有する岩石を粉砕し,焼成膨脹
させて製造する。
3. 種類及び呼び方
3.1 パーライトは,単位容積質量及び粒度によって,次のように区分する。
(1) 単位容積質量による区分は,表1による。
表1
記号 単位容積質量
F 単位容積質量が特に小さいもの
S 単位容積質量が標準的なもの
L 単位容積質量がSよりやや大きいもの
(2) 粒度による区分は,表2,表3のいずれかによる。
表2
記号 粒度 備考
(0.6) 最大寸法0.6mm以下で0.15mm以上の各粒のものが適度に混合しているもの主としてプラスター
(1.2) 最大寸法1.2mm以下で0.15mm以上の各粒のものが適度に混合しているもの及びモルタル用
(2.5) 最大寸法2.5mm以下で0.15mm以上の各粒のものが適度に混合しているもの
(5) 最大寸法5mm以下で0.15mm以上の各粒のものが適度に混合しているもの 主としてコンクリー
(10) 最大寸法10mm以下で0.15mm以上の各粒のものが適度に混合しているもの ト用
(20) 最大寸法20mm以下で0.15mm以上の各粒のものが適度に混合しているもの
表3
記号 粒度
0.3以下 0.3mm以下のものが大部分をしめるもの
0.15 0.6 0.150.6mmのものが大部分をしめるもの
0.3 1.2 0.31.2mmのものが大部分をしめるもの
0.6 2.5 0.62.5mmのものが大部分をしめるもの
1.2 5 1.25mmのものが大部分をしめるもの
2.5 10 2.510mmのものが大部分をしめるもの
5 20 520mmのものが大部分をしめるもの
――――― [JIS A 5007 pdf 1] ―――――
2
A 5007-1977
3.2 パーライトの呼び方は,次の例による。
例 : F (1.2) パーライト
S 0.31.2 パーライト
4. 品質
4.1 パーライトは清浄で,ごみ,どろ,有機不純物などの有害量を含んではならない。
4.2 単位容積質量 単位容積質量の標準値は,表4による。
表4
種類 単位容積質量の標準値 (kg/l)
F 0.020 を超え0.10以下
S 0.10を超え 0.25以下
L 0.25を超え 0.50以下
4.3 粒度
(1) 3.1(2)の表2に規定するパーライトは,表5の範囲のものでなければならない。
表5
ふるいの
ふるいを通るものの容積百分率 (%)
呼び寸法
(mm)
20 10 5 2.5 1.2 0.6 0.3 0.15
記号
(0.6) − − − − 100 80100 4075 1540
(1.2) − − − 100 85100 40 80 2045 525
(2.5) − − 100 85100 50 85 30 60 1540 525
(5) − 100 85100 60 85 35 65 20 45 1030 225
(10) 100 80100 − 35 65 25 55 − 530 225
(20) 80100 55 85 − 25 50 15 40 − 525 220
(2) 3.1(2)の表3に規定するパーライトは,表6の範囲のものでなければならない。
表6
記号 連続した各ふるいの間にとどまる量の容積百分率
0.3 以下 0.3mm以下のものが60%以上あるもの
0.15 - 0.6 0.150.3mm及び0.30.6mmのものの和が60%以上あるもの
0.3 - 1.2 0.30.6mm及び0.61.2mmのものの和が60%以上あるもの
0.6 - 2.5 0.61.2mm及び1.22.5mmのものの和が60%以上あるもの
1.2 - 5 1.22.5mm及び2.55mmのものの和が60%以上あるもの
2.5 - 10 2.55mm及び510mmのものの和が60%以上あるもの
5 - 20 510mm及び1020mmのものの和が60%以上あるもの
5. 試験
5.1 試料の採り方
(1) 気乾状態のもの1袋から5.2及び5.3の試験に必要な試料を採取する。
この場合,1袋全部を四分法又は,試料分取器によって縮分する。
(2) 単位容積質量測定に用いる試料は,2.54.5lまで縮分したものとする。
(3) 粒度測定に用いる試料は,500800ccまで縮分したものをよくかき混ぜて約500ccとする。
5.2 単位容積質量
5.2.1 試験器具
――――― [JIS A 5007 pdf 2] ―――――
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A 5007-1977
(1) はかりは1gまで正確に示す感度のものを用いる。
(2) 容器は内面を機械仕上げした金属製の円筒とし,水密で十分強固なものとする。取扱いの便利のため
にとってをつけておく。容器の寸法は表7による。
表7
容量 内径 (cm) 内高 (cm)
約2l 14 13
容器の内容はこれをみたすに要する水の質量を正確に測って算定しなければならない。
5.2.2 試験方法
(1) 小形ショベルで試料をすくい,容器に落差をつけないで,かつ,大小粒が分離しないように移し,あ
ふれるまでみたす。
(2) 試料の表面を指又は定規でならす。この場合,容器の上面から,粗粒のはなはだしい突起がある場合
には,突起が,その面の大きいへこみと同じ程度になるようにならす。
(3) 容器中の試料の質量を測り,容器の容積でこれを割って単位容積質量を算出する。
(4) 同一試料について2回繰り返して,試験を行い,その試験結果の差がその平均値の3%以下でなけれ
ばならない。3%を超える場合には,5.1に規定する試料の採取から再試験を行わなければならない。
(5) 報告すべき単位容積質量 (kg/l) は(4)に示す平均値とする。
5.3 粒度
5.3.1 試験器具 ふるいは0.15mm,0.3mm,0.6mm,1.2mm,2.5mm,5mm,10mm,20mm網ふるいを
用いる。これらのふるいはそれぞれJIS Z 8801(標準ふるい)に規定する標準網ふるい149 297
590 1190 2380 4760 び9.52mm,19.1mmである。
5.3.2 試験方法
(1) 試料は,5.3.1に規定するふるいのうち,ふるい分け試験の目的にあう1組のふるいを用いてふるい分
ける。
(2) ふるい分け作業は,ふるいに上下動及び水平動を与えて試料をゆり動かし,試料が絶えずふるい面と
同時に運動するようにし,1分間に各ふるいにとどまる試料の量の1%以上がそのふるいを通過しなく
なるまで作業を行う。
(3) ふるい分けを終わったのち,連続して各ふるいの間にとどまる試料を,じょうごを用いて200ccのメ
スシリンダーに静かに流し込み,上端をならして容積を読みとる。
(4) 報告 連続した各ふるいの間にとどまる量の容積百分率を次の式により求めるか,又は各ふるいを通
過するものの容積百分率を求めて報告する。
連続した各ふるいの間にと 連続した各ふるいの間にとどまる量
= 100
どまる量の容積百分率(%) 連続した各ふるいの間にとどまる量の総和
及び 0.15mmふるいを通過した量の和
6. 検査 各種類について100m3又はその端数を1組として5個の試料を抜き取り,5.2及び5.3の試験を
行って合否を決定する。ただし,単位容積質量に関する合否の決定は,次の(1),(2)による。
(1) 5個の試料の単位容積質量の平均値は,表8の範囲になければならない。
――――― [JIS A 5007 pdf 3] ―――――
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A 5007-1977
表8
種類 5個の試料の単位容積質量の平均値
F 0.016以上 0.12以下
S 0.09以上 0.28以下
L 0.24以上 0.53以下
(2) 5個の試料の単位容積質量の値と平均値との差は,いずれもFにあっては,平均値の30%以下,S及
びLにあっては20%以下でなければならない。
7. 表示 包装の外面には,3.に規定した種類,容量及び製造業者名又は略号を明記する。
建築部会 パーライト専門委員会構成表(昭和36年11月1日制定のとき)
氏名 所属
(委員会長) 森 徹 建設省建築研究所
中 村 伸 東京都立大学工学部
栗 山 寛 東北大学工学部
岡 谷 繁 孝 浅野スレート株式会社
沖 正 二 野沢石綿セメント株式会社
今 野 信一郎 吉野石膏株式会社
服 部 敏 夫 日東石膏株式会社
上 村 克 郎 建設省建築研究所
中 川 政 雄 保温保冷工事専門委員会
森 茂二郎 小野田セメント株式会社東京研究所
佐々木 真 東京パーライト株式会社
伊 東 靖 郎 日本断熱工業株式会社
佐々木 滋 郎 宇部興産株式会社
土 弘 隆 三井金属鉱業株式会社
増 田 実 通商産業省軽工業局
長 沢 武 工業技術院標準部
大 沢 清 八 東京都立大学工学部
矢 野 光 一 東京都立大学工学部
(事務局) 音 羽 五 郎 工業技術院標準部材料規格課
田 村 尹 行 工業技術院標準部材料規格課
松 本 文 雄 工業技術院標準部材料規格課
熱 海 公 昭 工業技術院標準部材料規格課
(事務局) 田 村 尹 行 工業技術院標準部材料規格課(昭和52年8月1日改正のとき)
大 磯 義 和 工業技術院標準部材料規格課(昭和52年8月1日改正のとき)
田 仲 信 夫 工業技術院標準部材料規格課(昭和52年8月1日改正のとき)
JIS A 5007:1977の国際規格 ICS 分類一覧
JIS A 5007:1977の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8801:1994
- 試験用ふるい