JIS A 5212:1993 規格概要
この規格 A5212は、建築物に用いる中空のガラスブロックについて規定。
JISA5212 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A5212
- 規格名称
- ガラスブロック(中空)
- 規格名称英語訳
- Hollow glass blocks
- 制定年月日
- 1965年5月1日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 81.040.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
- 改訂:履歴
- 1965-05-01 制定日, 1968-06-01 確認日, 1971-02-01 確認日, 1974-04-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1979-03-01 改正日, 1983-12-01 確認日, 1989-03-01 確認日, 1993-03-01 改正日, 1998-03-20 確認日, 2003-06-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS A 5212:1993 PDF [6]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 5212-1993
ガラスブロック(中空)
Hollow glass blocks
1. 適用範囲 この規格は,主に建築物に用いる中空のガラスブロック(以下,ガラスブロックという。)
について規定する。
備考1. この規格の中で [{}] を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考値である。
2. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS A 1420 住宅用断熱材の断熱性能試験方法
JIS B 7524 すきまゲージ
JIS R 3502 化学分析用ガラス器具の試験方法
2. 種類
2.1 表面形状及びモデュール呼び寸法による区分 ガラスブロックは,表面形状及びモデュール呼び寸
法によって表1のとおり区分する。
表1 表面形状及びモデュール呼び寸法による区分
単位 mm
表面形状 モデュール呼び寸法
長さ▼L×高さ▼H(表5参照)
正方形 125×125
160×160
200×200
320×320
長方形 250×125
320×160
2.2 厚さによる区分 ガラスブロックは,厚さによって表2のとおり区分する。
表2 厚さによる区分
単位 mm
厚さ
80
95
125
3. 外観及び品質
3.1 外観 ガラスブロックの外観は,表3の規定に適合しなければならない。
――――― [JIS A 5212 pdf 1] ―――――
2
A 5212-1993
表3 外観
欠点の種類 基準
ひび割れ,径1 mm以上の異物(1),溶着不良(2) あってはならない。
脈理(3),しわ,泡(4),欠け,形状のひずみ(5),径1
600 mm離れて目視したとき,著し
mm未満の異物 く目立つものであってはならない。
注(1) ガラス素地中に存在する不透明の未溶解物及び混入物をいう。
(2) 2個の箱形状ガラスの接着部分の溶着不良をいう。
(3) ガラス素地中の不均質によって生じる層状のしま模様をいう。
(4) ガラス素地中に存在する気泡をいう。
(5) 表面の反り,角度のくるいなどの形状のゆがみをいう。
3.2 品質 ガラスブロックの品質は,6.によって試験し,表4の規定に適合しなければならない。
表4 品質
品質 基準
アルカリ溶出量 1.0 mg以下
ねじれ(6) 1.5 mm以下
圧縮強さ 4.40 N/mm2 [{44.9 kgf/cm2}] 以上
熱衝撃性 破損その他の異状がないこと。
熱貫流抵抗 受渡当事者間の協定による。
注(6) ガラスブロックを構成したときの2個の箱形状ガラス
の相互のねじれをいう。
4. 寸法及び許容差 ガラスブロックの寸法及びその許容差は,表5のとおりとする。
――――― [JIS A 5212 pdf 2] ―――――
3
A 5212-1993
表5 寸法及び許容差
単位 mm
表面形状による モデュール呼び寸法 厚さ 製品寸法(7) 目地の標準寸法
区分 長さ▼L×高さ▼H T の許容差 W
正方形 125×125 80 ±1.2 815
160×160 95, 125 815
200×200 95, 125 815
320×320 95 1525
長方形 250×125 80 815
320×160 95 825
注(7) 製品寸法とは,製品の長さ (L),高さ (H) 及び厚さ (T) をいう。
備考 製品の長さ及び高さは,モデュール呼び寸法に対して,現場取付けの際に必要と
する目地の寸法を差し引いたものであり,受渡当事者間の協定による。
正方形ガラスブロック 長方形ガラスブロック
5. 製造方法 製造方法は,次のとおりとする。
(1) ガラスブロックは,プレス成形した2個の箱形状のガラスの接着面を加熱溶融した後,完全に溶着さ
せて中空体とする。その後,ひずみ(内部応力)を除くために徐冷する。
(2) ガラスブロックの側面には,ガラスとセメントモルタルとの接着を良くするために,耐水性塗料を塗
布する。
6. 試験方法
6.1 数値の換算 従来単位の試験機又は計測器を用いて試験する場合の国際単位系 (SI) による数値へ
の換算は,次による。
1 kgf=9.80 N
6.2 アルカリ溶出試験 ガラスブロックのアルカリ溶出試験は,JIS R 3502による。
――――― [JIS A 5212 pdf 3] ―――――
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A 5212-1993
6.3 ねじれ測定 ガラスブロックを定盤の上におき,図1のように,JIS B 7524に規定するすきまゲー
ジを用いて製品と定盤との間のすきまを4辺についてそれぞれ測定し,その最大値をねじれとする。
図1 ねじれ測定
6.4 圧縮強さ試験 圧縮強さ試験は,図2に示すように,加圧面が表面(8)に直角になるように,キャッ
ピング(9)を施し,加圧する。加圧は,中央に球座面をもつ伝圧装置を用いて,原則として1 cm2当たり毎
秒1020 N (1.022.04 kgf) の速さで行う。得られた最大荷重から次の式によって圧縮強さを求める。
2 最大荷重 N kgf
圧縮強さ N / mm kgf / cm2 2
加圧面積(10 ) m cm2
注(8) ガラスブロック使用の状態で外部に露出している面をいう。
(9) キャッピングは,せっこう又はセメントペーストによって図2のとおりに行う。
(10) 加圧面積とは,“表面の一辺の長さ(又は高さ)×厚さ”をいう。
図2 圧縮強さ試験
熱衝撃試験 温度差を 40 ℃に調整した二つの水槽を用意する。次に,試験体ガラスブロックを全
30
6.5
形のまま高温側の水槽に浸し,5分間以上放置する。これを手早く取り出し,1表面を低温側の水槽に浸す。
1分後に取り出して破損その他の異状の有無を観察する。
6.6 熱貫流試験 熱貫流試験に用いる試験体は,ガラスブロックを図3に準じてパネル状に組み立て,
寸法が縦×横=900×900 mm以上とし,気乾状態(11)とする。試験は,JIS A 1420によって,平均温度30
±3 ℃,熱流方向が上向きのときの熱貫流抵抗を求める。
注(11) 試験体を通風のよい室内に7日以上放置した状態をいう。
――――― [JIS A 5212 pdf 4] ―――――
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A 5212-1993
図3 熱貫流試験用試験体(例)
7. 検査 検査は,合理的な抜取検査方式を用いて,寸法,外観,アルカリ溶出量,ねじれ,圧縮強さ,
熱衝撃性及び熱貫流抵抗について行い,3.及び4.に適合しなければならない。ただし,アルカリ溶出量の
検査は,材料変更の都度行うこととし,熱貫流抵抗の検査は,受渡当事者間の協定による。
8. 表示 ガラスブロックの包装には,次の事項を表示しなければならない。
(1) 寸法(モデュール呼び寸法及び厚さ又は製品寸法)
(2) 製造業者名又はその略号
――――― [JIS A 5212 pdf 5] ―――――
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JIS A 5212:1993の国際規格 ICS 分類一覧
- 81 : ガラス及びセラミック工業 > 81.040 : ガラス > 81.040.20 : 建築物に使用するガラス
JIS A 5212:1993の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1420:1999
- 建築用構成材の断熱性測定方法―校正熱箱法及び保護熱箱法
- JISB7524:2008
- すきまゲージ
- JISR3502:1995
- 化学分析用ガラス器具の試験方法