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JIS A 6930:1997 規格概要
この規格 A6930は、住宅を断熱構造とする場合において,断熱構造部の防露のために,別に防湿層を構成する際に使用するプラスチック系フィルムについて規定。
JISA6930 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A6930
- 規格名称
- 住宅用プラスチック系防湿フィルム
- 規格名称英語訳
- Plastic films vapour barrier for residential use
- 制定年月日
- 1997年12月20日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 83.140.10, 91.120.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
- 改訂:履歴
- 1997-12-20 制定日, 2003-06-20 確認日, 2008-03-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS A 6930:1997 PDF [10]
A 6930 : 1997
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS A 6930 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 6930 : 1997
住宅用プラスチック系防湿フィルム
Plastic films vapour barrier for residential use
1. 適用範囲 この規格は,主として住宅を断熱構造とする場合において,断熱構造部の防露のために,
別に防湿層を構成する際に使用するプラスチック系フィルムについて規定する。
備考 この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,参
考として併記したものである。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・
追補には適用しない。
JIS A 1324 : 1995 建築材料の透湿性測定方法
JIS A 6111 : 1996 透湿防水シート
JIS A 9521 : 1994 住宅用人造鉱物繊維断熱材
JIS K 6783 : 1994 農業用エチレン・酢酸ビニル樹脂フィルム
JIS K 7129 : 1992 プラスチックフィルム及びシートの水蒸気透過度試験方法(機器測定法)
JIS K 7212 : 1995 熱可塑性プラスチックの熱老化性試験方法(オーブン法)通則
JIS K 8575 : 1994 水酸化カルシウム(試薬)
JIS Z 0208 : 1976 防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)
JIS Z 8401 : 1961 数値の丸め方
JIS Z 8703 : 1983 試験場所の標準状態
JIS Z 9001 : 1980 抜取検査通則
3. 種類 フィルムの種類は,次による。
3.1 材料の構成による区分 材料の構成による区分は,表1のとおりとする。
表1 材料の構成による区分
区分 材料の構成
単体フィルムポリエチレンフィルムのような,単一のプラスチック材料により構成されるフィルム。
複合フィルム単体フィルムに,性質の異なる他の単体フィルム及び/又はフィルムと形状の異なる他のプラ
スチック材料(1)を複合したフィルム。構成層の一部に金属などの蒸着層を持つフィルムを含
む。
注(1) ポリエチレン製延伸テープを用いた編織物,ポリエチレン製割繊維不織布等がある。
3.2 透湿性(透湿抵抗)による区分 透湿性(透湿抵抗)による区分は,次による(表2参照)。
a) 種
b) 種
――――― [JIS A 6930 pdf 2] ―――――
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A 6930 : 1997
4. 品質 フィルムの品質は,表2のとおりとする。
表2 品質
項目 A種 B種 適用試験箇条
透湿性(透湿抵抗)m2・s・Pa/ng 82×10-3 [{170}] 以上 144×10-3 [{300}] 以上 7.3
[{m2・h・mmHg/g}]
強度(つづり針保持強さ) 23℃ 15 [{1.53}] 以上 7.4.2a)
N [{kgf}] −5℃ 15 [{1.53}] 以上 7.4.2b)
耐久性 加熱処理後の縦方向引張切断 50以上 7.5.1
伸び残率 %
アルカリ処理後の縦方向引張 80以上 7.5.2
切断伸び残率 %
発火性 発火しないこと。 7.6
5. 外観 フィルムの外観は,7.7によって試験を行い,裂け,穴など性能上支障を来す欠点があってはな
らない。
6. 寸法
6.1 厚さ フィルムの厚さ及び許容差は,7.2によって試験し,表3に適合しなければならない。
表3 厚さ
厚さ mm 0.05 0.10 0.15 0.20
厚さの許容差 % 単体フィルム ±18
複合フィルム ±23
平均厚さの許容差 % 単体フィルム ±10
複合フィルム ±13
6.2 幅,長さ フィルムの幅,長さの寸法及び許容差は,表4による。幅の寸法については,特殊な寸
法が必要とされる場合に限り,受渡当事者間の協定による。
表4 幅,長さ
幅 寸法 mm 1 100 2 000 2 500 2 700 3 000
許容差 mm マイナスは認めない。
長さ 寸法 m 受渡当事者間の協定による。
許容差 m マイナスは認めない。
7. 試験
7.1 試験の一般条件 試験の一般条件は,次のとおりとする。
7.1.1 試験場所の標準状態 試験場所の標準状態は,特に規定がない限りJIS Z 8703に規定する温度23
±2℃,相対湿度 (50±2) %とする。
7.1.2 試料の採取方法 試験用試料の採取方法は,次による。
a) 厚さ,強度(引張切断強さ及び引張切断伸び)及び耐久性に用いる試験用試料は,巻き上がりのフィ
ルムの端末から縦方向(2)に,長さ約2mを切り取る。次にこれを図1に示すとおり,上部,中央部及
び下部に分けて,合計9個の試験片用試料及び3個の厚さ測定用試料を採取する。
注(2) 縦方向とは,フィルムの成形加工の方向をいう。
b) 透湿性,強度(つづり針保持強さ)及び発火性に用いる試験用試料は,巻き上がりのフィルムの端末
から縦方向に,長さ約1mを切り取る。
――――― [JIS A 6930 pdf 3] ―――――
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A 6930 : 1997
7.1.3 試験片の作り方 試験片の作り方は,次による。
a) 引張切断強さ,引張切断伸び及び耐久性に用いる試験片は,7.1.2a)によって採取した9個の試験片用
試料から,図2を参考にして作る。試験片の寸法は,図3のとおりとする。
b) 透湿性,つづり針保持強さ及び発火性に用いる試験片は,7.1.2b)によって採取した試験片用試料から,
図4を参考にして作る。試験片の寸法及び個数は,表5のとおりとする。
7.1.4 試験片の前処理 試験片は,特に規定がない限り標準状態の試験場所に1時間以上放置してから,
試験を行う。
7.1.5 数値の丸め方 測定値及び計算値を丸める場合の数値の丸め方は,JIS Z 8401による。
7.1.6 数値の換算 従来単位の試験機又は計測器を用いて試験する場合の国際単位系 (SI) による数値へ
の換算は,次による。
1kgf=9.80N
1Pa=7.50×10-3mmHg
――――― [JIS A 6930 pdf 4] ―――――
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A 6930 : 1997
図1 試料の採取方法
(厚さ測定用試料及び引張切断強さ,引張切断伸び及び耐久性試験片用試料)
――――― [JIS A 6930 pdf 5] ―――――
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JIS A 6930:1997の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.10 : フィルム及びシート
JIS A 6930:1997の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ9015-0:1999
- 計数値検査に対する抜取検査手順―第0部:JIS Z 9015抜取検査システム序論