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JIS A 8320:2001 規格概要
この規格 A8320は、機械の本体,エクイップメント,アタッチメント又は構成部品の質量を,計量台,圧力式ロードセル又は引張式ロードセルを用いて測定する方法について規定。JIS A 8308に規定する土工機械に適用。
JISA8320 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A8320
- 規格名称
- 土工機械―機械全体,作業装置及び構成部品の質量測定方法
- 規格名称英語訳
- Earth-moving machinery -- Methods of measuring the masses of whole machines, their equipment and components
- 制定年月日
- 2001年4月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6016:1998(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 17.060, 53.100
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 土木 II 2020
- 改訂:履歴
- 2001-04-20 制定日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS A 8320:2001 PDF [10]
A 8320 : 2001 (ISO 6016 : 1998)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本建設機械化協会 (JCMA) /財
団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本
工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 6016 : 1998, Earth-moving machinery
−Methods of measuring the masses of whole machines, their equipment and componentsを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。主務大臣及び日本工業標準調査会は,
このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登
録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS A 8320には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考) 引張式ロードセルによる測定方法
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS A 8320 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 8320 : 2001
(ISO 6016 : 1998)
土工機械−機械全体,作業装置及び構成部品の質量測定方法
Earth-moving machinery−Methods of measuring the masses of whole machines,their equipment and components
序文 この規格は,1998年に第1版として発行されISO 6016,Earth-moving machinery−Methods of measuring
the masses of whole machines, their equipment and componentsを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更
することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,機械の本体,エクイップメント,アタッチメント又は構成部品の質量を,計
量台,圧力式ロードセル又は引張式ロードセルを用いて測定する方法について規定する。
この規格は,JIS A 8308に規定する土工機械に適用する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 6016 : 1998 Earth-moving machinery−Methods of measuring the masses of whole machines,
thier equipment and components (IDT)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 8308 土工機械−基本的機種−用語
備考 ISO 6165 : 1997, Earth-moving machinery−Basic types−Vocabularyが,この規格と一致してい
る。
JIS A 8322 土工機械−寸法,性能及び容量の単位並びに測定の正確さ
備考 ISO 9248 : 1992, Earth-moving machinery−Units for dimensions, performance and capacities, and
their measurement accuraciesが,この規格と一致している。
――――― [JIS A 8320 pdf 2] ―――――
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A 8320 : 2001 (ISO 6016 : 1998)
3. 定義 この規格で用いられる主な用語の定義は,次による。
3.1 一般定義 (General definitions)
3.1.1 本体 (base machine) 必要な場合はキャブ又はキャノピ及び運転者保護構造を装備し,エクイッ
プメント又はアタッチメントは除くが,エクイップメント又はアタッチメントの装着に必要な取付具を含
む機械(図1参照)。
3.1.2 エクイップメント (equipment) アタッチメントがその本来の設計動作ができるように,本体に
取り付けられた構成部品のセット(図1参照)。
3.1.3 容量,屈曲性,乗心地や安全性などを増すために,
特殊エクイップメント (optional equipment)
本体に取り付けられた特殊な構成部品。
3.1.4 規定された用途のために,本体又はエクイップ
アタッチメント(作業機具) [attachment (tool) ]
メントに取り付けられる構成部品の組立品(図1参照)。
3.1.5 構成部品 (component) 本体,エクイップメント又はアタッチメントの部品,若しくは部品の組
立品。
3.1.6 本来の走行方向に
機械の“左手”及び“右手” (“left-hand” and “right-hand” side of a machine)
向いたときの機械の左手及び右手側方。
3.1.7 本来の走行方向に向い
機械の“前軸”及び“後軸” (“front axle” and “rear axle” of a machine)
たときの前軸及び後軸。
3.2 質量 (Masses)
3.2.1 運転質量 (operating mass, OM) 運転員 (75kg), 燃料タンク,潤滑系統,油圧系統及び冷却系統
の燃料油,水などを規定量とした本体に,製造業者の指定するエクイップメントと空荷のアタッチメント
を取り付けたときの質量。
3.2.2 定格積載質量 (payload, PM) 製造業者が指定する,機械が取り扱える定格積載質量。
3.2.3 機械総質量 (gross machinery mass, GMM) 運転質量に定格積載質量を加算した質量。
3.2.4 ホイール式機械の軸配分質量
3.2.4.1 軸配分質量 (axle load) 各軸に配分された運転質量(3.2.1参照)。
備考 kg単位で表示する。
3.2.4.2 最大許容軸配分質量 (maximum permissible axle load)製造業者の指定する最大の軸配分質量。
備考 kg単位で表示する。
3.2.5 出荷質量 (shipping mass, SM) 燃料をタンク容量の10%とし,潤滑系統,油圧系統及び冷却系統
の油,水などを規定量とし,運転員を除いた本体に,エクイップメント,アタッチメント,キャブ,キャ
ノピ,転倒時保護構造 (ROPS) 及び/又は落下物保護構造 (FOPS),車輪及びカウンタウエイトを含むか
含まないかは製造業者の指定による質量。
備考 出荷のため機械を分解しなければならないときは,製造業者は,取り外す構成部品の質量を表
示しなければならない。
3.2.6 キャブ,キャノピ,転倒時保護構造 (ROPS) 又は落下物保護構造 (FOPS) の質量 (cab, canopy,
ROPS and/or FOPS) すべての構成部品及びこれらを本体に装着するための取付具を含めた,キャブ,キ
ャノピ,転倒時保護構造 (ROPS) 又は落下物保護構造 (FOPS) の質量。
3.3 測定方法 (Measurements)
3.3.1 単純測定方法 (simple measurement) 測定結果が一つの測定装置の指示として得られるか,又は
同時に作動する数個の測定装置の指示の合計として得られる測定方法。
――――― [JIS A 8320 pdf 3] ―――――
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A 8320 : 2001 (ISO 6016 : 1998)
3.3.2 複合測定方法 (complex measurement) 測定結果が継続して作動する数個の測定装置の指示の合
計として得られる測定方法。
3.3.3 測定装置 (apparatus) 機械,エクイップメント又は構成部品の質量を決めるために必要な装置及
び用具のセット。
備考 この図は例示であり,エクイップメント及びアタッチメントは機械によって異なる。
ドーザブレード付グレーダのように本体に直接アタッチメントを装着するものもある。
図1 本体,エクイップメント及びアタッチメントの定義の例図
4. 試験の準備 機械は,清掃し,製造業者の指示に従って装備する。
複合測定方法の場合,本体に対するエクイップメント及びアタッチメントの固定位置は,すべての測定
に対して同一に保つ。アーティキュレート式機械は,通常まっすぐな状態で試験する。
ホイール式機械は,ブレーキを解除した状態で試験する。クローラ式機械は,必要に応じて,接地グロ
ーサが左右両側で水平になるように操作する。
地面からの反力の水平方向成分が0であることを必ず確かめる。
5. 質量の決定法
5.1 一般 この規格では,二つの測定方法(単純測定方法と複合測定方法)を規定する。単純測定方法
は,基本になるものであり,望ましい測定方法と考えられる。止むを得ない場合,すなわち,機械,エク
イップメント又は構成部品の質量が大きいか,若しくは寸法が大きいため,使用できる器具によって単純
測定方法の適用が不可能な場合には,複合測定方法を使ってもよい。
5.2 測定装置
5.2.1 単純測定用 単純測定には,次の器具を必要とする。
− 計量台
――――― [JIS A 8320 pdf 4] ―――――
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A 8320 : 2001 (ISO 6016 : 1998)
− 圧力式又は引張式ロードセル
− ナイフエッジ(通常の寸法の圧延鋼製アングル)
− 台板
− クレーン又は支持構造物
− 鋼索(又はチェン若しくはロープ)
5.2.2 複合測定用 複合測定には,次の器具を必要とする。
− 計量台
− 圧力式ロードセル
− ナイフエッジ(通常の寸法の圧延鋼製アングル)
− 台板
− 水準器
5.2.3 精度 5.2.1及び5.2.2において,計量台,圧力式ロードセル又は引張式ロードセルの精度は,JIS A
8322に規定する精度以内でなければならない。
5.3 単純測定方法 この方法は,図2,図3a)又は図3b)に示すように,同時に機械の支持軸に働く地面
の反力を,若しくは図4に示すように地上につり下げられた場合には,引張式ロードセルに働く力の測定
を含む。
5.3.1 手順 一つの計量台又は圧力式ロードセルを用いる場合には,機械はその中心に置く(図2参照)。
数個の計量台又は圧力式ロードセルを用いる場合には,機械のホイール又はクローラはできるだけこれら
の計量台又は圧力式ロードセルのプラットフォームの中心近くに置く[図3a)参照]。クローラ式機械の場
合には,機械の質量によって加えられる荷重を正確に計量台又は圧力式ロードセルに確実に伝達するため
に,台板及びナイフエッジを用いる[図3b)参照]。
引張式ロードセルを用いる場合には,鋼索の一端を機械のつり上げ点に取り付け,他端をつり下げられ
たロードセルに取り付ける。その後,機械をつり上げるか,又は機械の支えを下げる(図4参照)。
測定は,3回以上行う。
5.3.2 測定結果 各測定の結果は,使用した測定方法に応じて台板,ナイフエッジ又は鋼索の質量を差し
引く。
最終の測定結果は,少なくとも3回以上の連続した測定値の算術平均として算出する。
5.4 複合測定方法
5.4.1 一般 この方法では,図5a),図5b),図6a)又は図6b)に示すように機械を置いた場合の機械の各
支持軸(すなわち,前車軸又は後車軸,左側又は右側のホイール若しくはクローラの軸)での機械に働く
地面の反力を,順に測定する。
計量台又は圧力式ロードセルを使用する。
引張式ロードセルを使用することは,望ましくないが,使用する際は附属書Aの方法による。
5.4.2 手順 一つの計量台又は圧力式ロードセルを使用する場合には,機械はプラットフォームの上に軸
を前後に置くか[図5a)及び図5b)参照],又は左側及び右側を前後に並べて置き[図6a)及び図6b)参照],
他の車軸(側)は計量台に隣接した硬い表面の上に支えておくことによって,部分質量を測定する。
数個の圧力式ロードセルを使用する場合には,機械を水平位置に保ちながら各支持車軸の軸(前,中間
又は後)の下又は左側/右側のホイール若しくはクローラの軸の下にそれぞれ順に置く。測定は,3回以
上行う。
――――― [JIS A 8320 pdf 5] ―――――
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JIS A 8320:2001の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6016:1998(IDT)
JIS A 8320:2001の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.060 : 体積,質量,密度,粘度の測定
JIS A 8320:2001の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA8308:2003
- 土工機械―基本機種―用語
- JISA8322:2001
- 土工機械―寸法,性能及び容量の単位並びに測定の正確さ