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JIS B 0011-1:1998 規格概要
この規格 B0011-1は、すべての材料製のあらゆる種類の管及び配管〔剛体及び可とう(撓)体〕を表すための簡略図の作成について規定。
JISB0011-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B0011-1
- 規格名称
- 製図―配管の簡略図示方法―第1部 : 通則及び正投影図
- 規格名称英語訳
- Technical drawings -- Simplified representation of pipelines -- Part 1:General rules and orthogonal representation
- 制定年月日
- 1998年1月20日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6412-1:1989(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 01.100.01, 23.040.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 配管 I(基本) 2021, 配管 II(製品) 2021, 製図 2020
- 改訂:履歴
- 1998-01-20 制定日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS B 0011-1:1998 PDF [17]
B 0011-1 : 1998 (ISO 6412-1 : 1989)
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS Z 8205 : 1995は改正され,JIS B 0011のこの部,第2部及び第3部
に置き換えられる。
JIS B 0011-1には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考) 参考文献
附属書1(参考) 従来用いていた簡略図示方法
JIS B 0011は,次の3部で構成される。
第1部 : 通則及び正投影図
第2部 : 等角投影図
第3部 : 換気系及び排水系の末端装置
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 0011-1 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 0011-1 : 1998
(ISO 6412-1 : 1989)
製図−配管の簡略図示方法−第1部 : 通則及び正投影図
Technical drawings−Simplified representation of pipelines− Part 1 : General rules and orthogonal representation
序文 JIS B 0011のこの部は,1989年に第1版として発行されたISO 6412-1, Technical drawings-Simplified
representation of pipelines-Part 1 : General rules and orthogonal representationを翻訳し,技術的内容及び規格票
の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この部で点線の下線を施してある箇所,及び附属書1(参考)は,原国際規格にはない事項である。
伝達しようとする情報及び要求される表現形式に応じて,正投影と等角投影との両者による図示方法の間
に区別がなければならない。
したがって,この部では,両方の表示方法(正投影及び等角投影)に用いる通則を扱う。等角投影だけに
適用できる規則は,JIS B 0011第2部に示す。
この部では,図面上のすべての寸法及び公差は直立体文字で型板を用いて記入されている。これらの指示
はフリーハンド又は斜体文字(イタリック体)で書かれる場合があるが,指示の意味は変わらないことは
言うまでもない。
文字の表示(比率及び大きさ)については,4.4を参照せよ。
1. 適用範囲 JIS B 0011のこの部は,すべての材料製のあらゆる種類の管及び配管[剛体及び可とう(撓)
体]を表すための簡略図の作成について規定する。
管又は配管を簡略化された方法で図示しなければならないときには,この部による。
この部では,図は本文だけを説明するものであって,設計例として考えないほうがよい。
備考 この部は,換気装置又は空気調和装置のような類似の設備の図示にも有用な場合がある。その
ようなときには,“管”を“ダクト”などに置き換えるのがよい。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この部に引用されることによって,この部の規定の一部を構成する。
これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0125 油圧及び空気圧用図記号
備考 ISO 1219 : 1976, Fluid power systems and components−Graphic symbolsからの引用事項は,この
規格の該当事項と同等である。
JIS Z 8312 製図に用いる線
備考 ISO 128 : 1982, Technical drawings−General principles of presentation及びISO 6428 : 1982,
Technical drawings−Requirements for microcopyingからの引用事項は,この規格の該当事
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B 0011-1 : 1998 (ISO 6412-1 : 1989)
項と同等である。
JIS Z 8313-1 製図−文字−第1部 : 常用するローマ字,数字及び記号
備考 ISO 3098-1 : 1974, Technical drawings−Lettering−Part 1 : Currently used charactersが,この規格
と一致している。
JIS Z 8314 製図−尺度
備考 ISO 5455 : 1979, Technical drawings−Scalesが,この規格と一致している。
JIS Z 8317 製図における寸法記入方法
備考 ISO 129 : 1985, Technical drawings−Dimensioning−General principles, definitions, methods of
execution and special indications及びISO 5261 : 1981, Technical drawings for structural metal
workからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS Z 8318 製図−長さ寸法及び角度寸法の許容限界記入方法
備考 ISO 406 : 1987, Technical drawings−Tolerancing of linear and angular dimensionsが,この規格と
一致している。
ISO 3461-2, General principles for the creation of graphical symbols−Part 2 : Graphical symbols for use in
technical product documentation
ISO 3545, Steel tubes and tubular shaped accessories with circular cross-section−Symbols to be used in
specifications
ISO 4067-1, Technical drawings−Installations−Part 1 : Graphical symbols for plumbing, heating, ventilation
and ducting
ISO 7573, Technical drawings−Item lists
3. 定義 JIS B 0011群では,次の定義を適用する。
3.1 正投彰図 (orthogonal representation)投影線を投影面に対して直角の方向に当てる投影の方法に
よる図。
3.2 等角投影図 (isometric representation)三つの座標軸のそれぞれを投影面上に等しい角度で傾ける
投影の方法による図。
3.3 流れ線 (flow line)入口若しくは出口の流れの流路,又は物質,エネルギー若しくはエネルギー媒
体の流路を表したもの。
4. 一般原則 この項では,この部で推奨するような投影方法及び図示方法に共通する一般原則について
規定する。
4.1 管などの図示方法 管などを表す流れ線は,(管の径には無関係に)管の中心線に一致する位置に1
本の太い実線(表1の線の種類A及びJIS Z 8312参照)で表す(ISO 4067-1参照)。
曲り部は,簡略化して流れ線を頂点までまっすぐに伸ばしてもよい(図1参照)。ただし,より明確にす
るために,図2に示す形で示してもよい。この場合に,曲り部の投影がだ(楕)円で現れる場合であって
も,これらの投影は,簡略化して円弧で描いてもよい(図3参照)。
4.2 尺度 図面が一定の尺度で描かれている場合には,尺度は,JIS Z 8314によって指示する。
4.3 線
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B 0011-1 : 1998 (ISO 6412-1 : 1989)
4.3.1 線の太さ 一般に,1種類の太さの線だけを用いる。ただし,2種類以上の太さの線を用いなけれ
2 : 1とす
ばならない場合には,線の太さは,JIS Z 8312から選択し,線の太さの相対比a : b : cは,2 :
る。異なる太さの線は,次のように用いる(4.3.2も参照)。
− 線の太さa : 主流れ線
− 線の太さb : 二次流れ線,文字
− 線の太さc : 引出線,寸法線など
4.3.2 線の種類 表1に示す種類及び太さの線を用いる。
表1
線の種類 呼び方 線の適用
A 太い実線 A1 流れ線及び結合部品
B 細い実線 B1 ハッチング
B2 寸法記入
(寸法線,寸法補助線)
B3 引出線
B4 等角格子線
C C1/D1 破断線
フリーハンドの波形の細い実線
(対象物の一部を破った境界,又
は一部を取り去った境界を表す。)
D ジグザグの細い実線
E 太い破線 E1 他の図面に明示されている流れ線
F 細い破線 F1 床
F2 壁
F3 天井
F4 穴(打抜き穴)
G 細い一点鎖線 G1 中心線
EJ 極太の一点鎖線(1) EJ1 請負契約の境界
K 細い二点鎖線 K1 隣接部品の輪郭
K2 切断面の手前にある形体
注(1) 線の種類Gの4倍の太さ
4.3.3 線のすき間 平行な線相互(ハッチングを含む。)のすき間は,JIS Z 8312によって,最も太い線
の太さの2倍以上とし,最小すき間は0.7mmとする。
隣接する流れ線間,及び流れ線とその他の線との最小すき間は,10mmとするのがよい。
4.4 文字 文字は,JIS Z 8313群,特にJIS Z 8313-1によるものとし,B形直立体文字が好ましい。文字
の線の太さは,その文字の近くにある,又はその文字が関連する図記号と同じ太さとする(ISO 3461-2参
照)。
4.5 寸法記入
4.5.1 一般に,寸法の記入は,JIS Z 8317による。呼び寸法は,短縮記号“DN”を用いISO 3545によって
指示してもよい(図1参照)。
管の外径(d)及び肉厚(t)は,JIS Z 8317によって指示してもよい(図2参照)。必要ならば,関連設備を含
む管についての付加情報を記した部品表(ISO 7573参照)を図面に追加してもよい。長さは,それが適切
である場合にはいつも,管の末端部の外表面,フランジ面又は継手の中心からとする。
――――― [JIS B 0011-1 pdf 4] ―――――
4
B 0011-1 : 1998 (ISO 6412-1 : 1989)
参考 管の呼び径について,配管に関する日本工業規格(日本産業規格)では, “A” 又は “B” の記号を数字の後に付
して区分しているものもある。また, “DN” は標準サイズ (nominal size) を表す。
4.5.2 曲り部をもつ管は,一般に配管の中心線から中心線までの寸法を記入するのがよい(図1及び図2
参照)。
管の外面の保護材の外側若しくは内側,又は管の表面の外側若しくは内側からの寸法を明記する必要が
ある場合には、寸法補助線又は管を表す流れ線に平行に短い細い実線を添え,その線に矢印を当てて寸法
を指定してもよい(図3参照)。
外側から外側までの,内側から内側までの,及び内側から外側の頂点までの寸法をそれぞれ図3a),3b)
及び3c)に示す。
4.5.3 曲り部の半径及び角度は,図4に示すように指示してもよい。
機能的な角度を指示する。ただし,一般に,90°は指示しない。
図1 図2
図3
図4
4.5.4 配管の高さは,一般に管の中心で示し,ISO 129によって指示するのがよい(図5参照)。特別な
場合として,管の下面までの高さを指定する必要がある場合には,4.5.2に規定するように短い細い実線に
当てた基準矢印 (reference arrow) で指示する[図3及び8a)参照]。
管の上面までの高さを表示する場合も,同様の規則を適用する[図8c)参照]。
――――― [JIS B 0011-1 pdf 5] ―――――
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JIS B 0011-1:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6412-1:1989(IDT)
JIS B 0011-1:1998の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.040 : パイプライン部品及びパイプライン > 23.040.01 : パイプライン部品及びパイプライン一般
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.100 : 工業製図 > 01.100.01 : 工業製図一般
JIS B 0011-1:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0125:1984
- 油圧及び空気圧用図記号
- JISZ8312:1999
- 製図―表示の一般原則―線の基本原則
- JISZ8313-1:1998
- 製図―文字―第1部:ローマ字,数字及び記号
- JISZ8314:1998
- 製図―尺度
- JISZ8317:1999
- 製図 ― 寸法記入方法 ― 一般原則,定義,記入方法及び特殊な指示方法
- JISZ8318:2013
- 製品の技術文書情報(TPD)―長さ寸法及び角度寸法の許容限界の指示方法