JIS B 0090-6:2021 光学素子及び光学システム用の製図手法―第6部:偏心公差

JIS B 0090-6:2021 規格概要

この規格 B0090-6は、JIS B 0090規格群は,製造及び検査に使用する製図における,光学素子及び光学システムに対する設計上及び機能上の要求事項の表記方法について規定。

JISB0090-6 規格全文情報

規格番号
JIS B0090-6 
規格名称
光学素子及び光学システム用の製図手法―第6部 : 偏心公差
規格名称英語訳
Preparation of drawings for optical elements and systems -- Part 6:Centring tolerances
制定年月日
2001年3月20日
最新改正日
2021年3月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 10110-6:2015(IDT)
国際規格分類

ICS

01.100.20, 37.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2001-03-20 制定日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2021-03-22 改正
ページ
JIS B 0090-6:2021 PDF [21]
                                                                B 0090-6 : 2021 (ISO 10110-6 : 2015)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 偏心公差の規定・・・・[9]
  •  4.1 一般・・・・[9]
  •  4.2 個々の球面・・・・[9]
  •  4.3 個々の非球面・・・・[9]
  •  4.4 個々の円形シリンドリカル面・・・・[9]
  •  4.5 個々の非円形シリンドリカル面・・・・[9]
  •  4.6 個々の非対称面・・・・[9]
  •  4.7 光学素子及び部分組立品・・・・[9]
  •  4.8 接合光学組立品の接合剤くさび・・・・[10]
  •  4.9 光学機能をもたない面・・・・[10]
  •  4.10 視野絞り,焦点板(レチクル)など・・・・[10]
  •  5 図面上の表示・・・・[10]
  •  5.1 データム軸・・・・[10]
  •  5.2 データム点・・・・[10]
  •  5.3 偏心公差・・・・[10]
  •  5.4 位置・・・・[11]
  •  6 表示例・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 0090-6 pdf 1] ―――――

           B 0090-6 : 2021 (ISO 10110-6 : 2015)

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,日本光学工業
協会(JOIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正す
べきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。
これによって,JIS B 0090-6:2001は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 0090規格群(光学素子及び光学システム用の製図手法)は,次に示す部で構成する。
JIS B 0090-1 第1部 : 通則
JIS B 0090-2 第2部 : 材料欠陥−応力複屈折
JIS B 0090-3 第3部 : 材料欠陥−泡及び異物
JIS B 0090-4 第4部 : 材料欠陥−不均一性及び脈理
JIS B 0090-5 第5部 : 表面形状公差
JIS B 0090-6 第6部 : 偏心公差
JIS B 0090-7 第7部 : 表面欠陥
JIS B 0090-8 第8部 : 表面性状(粗さ及びうねり)
JIS B 0090-9 第9部 : 表面処理及びコーティング
JIS B 0090-10 第10部 : 光学素子及び接合部品のデータ表示表
JIS B 0090-11 第11部 : 公差表示のないデータ
JIS B 0090-12 第12部 : 非球面
JIS B 0090-14 第14部 : 波面形状公差
JIS B 0090-17 第17部 : レーザ放射による損傷しきい値

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 0090-6 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
B 0090-6 : 2021
(ISO 10110-6 : 2015)

光学素子及び光学システム用の製図手法−第6部 : 偏心公差

Preparation of drawings for optical elements and systems- Part 6: Centring tolerances

序文

  この規格は,2015年に第2版として発行されたISO 10110-6を基に,技術的内容及び構成を変更するこ
となく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  JIS B 0090規格群は,製造及び検査に使用する製図における,光学素子及び光学システムに対する設計
上及び機能上の要求事項の表記方法について規定する。
この規格は,光学素子,部分組立品,及び組立品の偏心公差の指示方法について規定する。
この規格は,平面,回転対称な面,円形シリンドリカル面,非円形シリンドリカル面及び非対称面(一
般面)に適用する。一般面については,ISO 10110-19による。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 10110-6:2015,Optics and photonics−Preparation of drawings for optical elements and systems−Part
6: Centring tolerances(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こと
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0021 製品の幾何特性仕様(GPS)−幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示
方式
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 1101,Geometrical product specifications (GPS)−
Geometrical tolerancing−Tolerances of form, orientation, location and run-out
JIS B 0022 幾何公差のためのデータム
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 5459,Geometrical product specifications (GPS)−
Geometrical tolerancing−Datums and datum systems

――――― [JIS B 0090-6 pdf 3] ―――――

           2
B 0090-6 : 2021 (ISO 10110-6 : 2015)
JIS B 0090-1 光学素子及びシステム用の製図手法−第1部 : 通則
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 10110-1,Optics and photonics−Preparation of drawings for
optical elements and systems−Part 1: General
JIS B 0090-10 光学素子及びシステム用の製図手法−第10部 : 光学素子及び接合部品のデータ表示

注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 10110-10:2004,Optics and photonics−Preparation of
drawings for optical elements and systems−Part 10: Table representing data of optical elements and
cemented assemblies

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS B 0022による。
3.1
光学面(optical surface)
屈折又は反射によって入射光を偏向する,光学的に有効な面
注釈1 光学面によって,複雑さの程度は異なる。複雑さに対応して,その配置される向き及び位置の
記載に自由度が必要になる。
3.2
光学素子(optical element)
一つ又はそれ以上の光学面(3.1)によって構成され,上位システムへの機械的なインタフェースをも
つ光学的な機能を備えた部品
例 光学面が1面のもの(例えば,放物面鏡),光学面が2面のもの(例えば,レンズ素子)又は光学面
が2面を超えるもの(例えば,コーナキューブ)。
3.3
部分組立品(subassembly)
複数の光学素子(3.2)の組合せ,又は光学素子と機械的素子との組合せであって,上位システムへの
機械的なインタフェースをもつもの
例 二枚接合レンズ,三枚接合レンズ又は色分解プリズム若しくは鏡筒に組み込まれたレンズ素子
3.4
組立品(assembly)
光学素子(3.2),部分組立品(3.3)及び/又は機械部品を組み合わせたもの
3.5
光学システム(optical system)
定められた光学性能をもつ完全なシステム
3.6
光軸(optical axis)
光学設計によって与えられ,光学システム(3.5)の主機能の中心経路を表す理論軸
注釈1 対応国際規格では,この用語に“光学システム”の適用範囲が指定されているが,誤りである
ため,これを削除した。

――――― [JIS B 0090-6 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
B 0090-6 : 2021 (ISO 10110-6 : 2015)
3.7
対称軸(axis of symmetry)
一連の光学素子(3.2)の公称曲率中心を結ぶ軸
注釈1 典型的な対称光学システムにおいては,対称軸と光軸(3.6)とは一致する。
注釈2 軸外しで使用する対称光学システムは,対称軸とは異なる光軸をもつ。
3.8
データム形体(datum feature)
データム(3.9)を設定するために用いる,対象物の実際の形体
注釈1 データム形体は,利用可能な位置にあり,その使用に十分な大きさであることが望ましい(レ
ンズの外径円筒面,球面など)。
注釈2 データム形体には,加工誤差などがあるので,必要に応じてデータム形体にふさわしい形状公
差を指定する(JIS B 0022参照)。
3.9
データム(datum)
関連形体に公差を指定するための,理論的に正確かつ幾何学的な基準(点,軸,平面,直線など)
注釈1 データムは,部品の一つ又はそれ以上のデータム形体(3.8)に基づいている。
3.10
共通データム(common datum)
同時に二つ以上のデータム形体(3.8)によって設定されるデータム
注釈1 二つ以上のデータム形体の優先順位は同じである(JIS B 0022参照)。
3.11
データム系(datum system)
公差付き形体の基準とするために,個別の二つ以上のデータム(3.9)を組み合わせて用いる場合の,
データムのグループ
注釈1 データム指示の順序は,結果となる基準に大きな影響を与える(JIS B 0022参照)。
3.12
データム軸(datum axis)
一つ又はそれ以上のデータム(3.9)に基づいた理論的に正確な軸
3.13
データム点(datum point)
データム軸(3.12)上の指定された点
注釈1 データム点は,光学システム(3.5)の位置の付加的な基準として使う。データム点の表示は5.2
で記載する。
3.14
円筒データム形体(cylindrical datum feature)
光学素子(3.2)の外周部に接する最小外接円筒
注釈1 光学素子のマウントなどに接する最大の内接円筒も含む。

――――― [JIS B 0090-6 pdf 5] ―――――

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JIS B 0090-6:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10110-6:2015(IDT)

JIS B 0090-6:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 0090-6:2021の関連規格と引用規格一覧