JIS B 0103:2015 ばね用語

JIS B 0103:2015 規格概要

この規格 B0103は、ばね用語について規定。

JISB0103 規格全文情報

規格番号
JIS B0103 
規格名称
ばね用語
規格名称英語訳
Springs -- Vocabulary
制定年月日
1959年12月1日
最新改正日
2015年12月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 26909:2009(MOD)
国際規格分類

ICS

01.040.21, 21.160
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
機械要素(ねじを除く) 2021
改訂:履歴
1959-12-01 制定日, 1962-12-01 確認日, 1965-12-01 確認日, 1970-10-01 確認日, 1973-10-01 確認日, 1976-10-01 確認日, 1982-01-01 改正日, 1987-02-01 確認日, 1990-05-01 改正日, 1996-01-01 改正日, 2001-09-20 確認日, 2005-03-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2012-05-21 改正日, 2015-12-21 改正
ページ
JIS B 0103:2015 PDF [66]
                                                                                   B 0103 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 分類・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  附属書A(参考)ばね用語の分類ツリー・・・・[52]
  •  参考文献・・・・[63]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[64]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 0103 pdf 1] ―――――

B 0103 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
ばね工業会(JSMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。
これによって,JIS B 0103:2012は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 0103 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 0103 : 2015

ばね用語

Springs-Vocabulary

序文

  この規格は,2009年に第1版として発行されたISO 26909を基に,技術的内容を変更することなく作成
した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定されていない用語及びその定義も日本工業規格(日本産業規格)として
追加している。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。変更の
一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,ばね用語(以下,用語という。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 26909:2009,Springs−Vocabulary(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 分類

  用語は,次の7分類とし,附属書Aに用語の分類ツリーを示す。
a) ばね基本
b) 用途
c) 形状
d) 構成部品又は部分
e) 設計
f) 製造
g) 試験及び検査

3 用語及び定義

  この規格で規定する用語及び定義は,次による。
なお,参考のために慣用語,対応英語及びばね記号を示す。
注記1 用語の下の括弧内は,読み方を示す。
注記2 対応英語欄に太字で示された用語は,ISO 26909で規定されている用語を示す。
注記3 番号に点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にない用語及び定義を示す。

――――― [JIS B 0103 pdf 3] ―――――

2
B 0103 : 2015
a) ばね基本
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語 ばね記号
1000 ばね たわみを与えたときにエネルギーを蓄積し,それを spring
解除したとき,内部に蓄積されたエネルギーを戻す
ように設計した機械要素。
1111 圧縮ばね 押しばね
軸方向に圧縮荷重を負荷したとき,それに抵抗する compression
力を生じるばね。狭義には,圧縮コイルばねを指す。 spring
注記 JIS B 2704-1及びJIS B 2704-2参照。
1112 引張ばね 引きばね
軸方向に引張荷重を負荷したとき,それに抵抗する extension spring,
(ひっぱりば 力を生じるばね。狭義には,引張コイルばねを指す。 tension spring
ね) 注記 JIS B 2704-1及びJIS B 2704-3参照。
1113 ねじりばね 長手方向の軸まわりのねじりモーメントに抵抗す
トーショ torsion spring,

る力を生じるばね。狭義には,ねじりコイルばねを torsion
指す。
注記 JIS B 2709-1及びJIS B 2709-2参照。
1211 線形特性ばね 荷重とたわみとの関係が線形となるばね特性(番号 constant rate
5100及び5111参照)をもつばね。 spring,
linear spring
1212 非線形特性ば 荷重とたわみとの関係が線形ではない(非線形)ば variable rate
ね ね特性(番号5100及び5112参照)をもつばね。 spring,
progressive rate
spring,
non-linear spring
1213 定荷重ばね たわみが変化しても,荷重又はトルクがほとんど変 constant force
(ていかじゅ 化しないばね。 spring
うばね)
1214 組合せばね 所要の特性を得るために,幾つかのばねを組み合わ combination spring
せたばね。
注記 組合せ方法には,直列法又は並列法がある。
2個のばねを組み合わせたものは,直列2連
ばね又は並列2連ばねという。
1311 熱間成形ばね ばねの成形方法による名称で,熱間で成形するば hot formed spring
ね。
1312 冷間成形ばね ばねの成形方法による名称で,冷間で成形するば cold formed
ね。 spring
1410 金属ばね ばねの材料の種類による名称で,金属材料を用いた metallic spring
ばね。
1411 鋼製ばね ばねの材料の種類による名称で,鉄鋼材料を用いた steel spring
(こうせいば ばね。
ね)
1412 非鉄金属ばね ばねの材料の種類による名称で,非鉄金属材料を用 non-ferrous spring
いたばね。
1413 薄板ばね ばねの材料の種類による名称で,薄い板状の材料を flat spring
(うすいたば 用いた各種形状のばね(図1)。
ね)
1414 線ばね ばねの材料の種類による名称で,線状の材料を用い wire spring
たコイルばね。

――――― [JIS B 0103 pdf 4] ―――――

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B 0103 : 2015
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語 ばね記号
1415 線細工ばね ばねの材料の種類による名称で,線状の材料を用い
ワイヤフ formed wire
(せんざいく た各種形状のばね(図2)。 ォーミ spring,
ばね) ング wire forming
1420 非金属ばね ばねの材料の種類による名称で,非金属材料を用い non-metallic spring
たばね。
1421 ゴムばね ばねの材料の種類による名称で,ゴムの弾性を利用 rubber spring
するばね。
注記 JIS D 0111参照。
1422 流体ばね ばねの材料の種類による名称で,気体及び/又は液 fluid spring,
体の弾性を利用するばね。 hydropneumatic
注記 JIS D 0111参照。 spring
1423 空気ばね 流体ばねの一種で,空気の弾性を利用するばね(図 air spring,
86)。 pneumatic spring
注記 JIS D 0111参照。
1424 ガスばね 流体ばねの一種で,アルゴン,ヘリウムなど不活性 gas spring,
ガスの弾性を利用するばね。 gas pressure spring
1425 樹脂ばね ばねの材料の種類による名称で,合成樹脂材料を用 composite spring
いたばね。
1426 セラミックば ばねの材料の種類による名称で,セラミックスを用 ceramic spring
ね いたばね。
1511 磁気ばね 磁石ばね
ばねの機能の種類による名称で,磁気による反発力 magnetic spring
及び吸引力を利用するばね。
b) 用途
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語 ばね記号
2100 ファスナばね 締結を目的とした,各種形状のばね(図1及び図3 fastener spring
図13)。
2110 止め輪 軸又は穴に付けた溝にはめて,軸方向の移動を防ぐ
スナップ snap ring,
(とめわ) 輪状のばね(図3)。 リング retaining ring
注記1 止め輪のうちグリップ止め輪(番号2117
参照)は,溝がない軸に用いる。
注記2 JIS B 2804参照。
2111 サークリップ 止め輪のうちC字形のもの(図3)。C形止め輪と circlip
もいう。
2112 C形軸用偏心 Cリング,
環状の溝をもつ軸の溝部にはめて,軸挿入部品の軸 C-type retaining
止め輪 方向の移動を防ぐ円環状のばねで,内径の中心位置
スナップ ring (for shaft),
と外径の中心位置とが異なる止め輪(図3)。 リング snap ring
注記 JIS B 2804参照。
2113 C形穴用偏心 Cリング,
円筒穴内部に環状の溝をもつ穴の溝部にはめて,穴 C-type retaining
止め輪 挿入部品の円筒方向の移動を防ぐ円環状のばねで,
スナップ ring (for bore),
内径の中心位置と外径の中心位置とが異なる止め リング snap ring
輪(図3)。
注記 JIS B 2804参照。

――――― [JIS B 0103 pdf 5] ―――――

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JIS B 0103:2015の引用国際規格 ISO 一覧

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