JIS B 0109-10:2019 往復動内燃機関―要素及びシステム用語―第10部:点火装置

JIS B 0109-10:2019 規格概要

この規格 B0109-10は、往復動内燃機関において一般に用いる要素及びシステム用語のうち,火花点火装置に関する用語について規定。

JISB0109-10 規格全文情報

規格番号
JIS B0109-10 
規格名称
往復動内燃機関―要素及びシステム用語―第10部 : 点火装置
規格名称英語訳
Reciprocating internal combustion engines -- Vocabulary of components and systems -- Part 10:Ignition systems
制定年月日
2019年3月20日
最新改正日
2019年3月20日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

ISO 7967-10:2014(MOD)
国際規格分類

ICS

01.040.27, 27.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2019-03-20 制定
ページ
JIS B 0109-10:2019 PDF [14]
                                                                                B 0109-10 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  3.1 点火装置の形式・・・・[2]
  •  3.2 従来形点火装置・・・・[3]
  •  3.3 電子制御点火装置・・・・[7]
  •  3.4 コンピュータ制御点火装置・・・・[8]
  •  3.5 点火装置のパラメータ・・・・[9]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 0109-10 pdf 1] ―――――

B 0109-10 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本内燃機関連合会(JICEF)及び一般財団
法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本
工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 0110:1999は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 0109の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 0109-1 第1部 : 機関構造及び外部カバー
JIS B 0109-2 第2部 : 主要運動部品
JIS B 0109-3 第3部 : 弁,カム及び駆動装置
JIS B 0109-4 第4部 : 過給及び吸排気装置
JIS B 0109-5 第5部 : 冷却装置
JIS B 0109-6 第6部 : 潤滑装置
JIS B 0109-7 第7部 : 調速装置
JIS B 0109-8 第8部 : 始動装置
JIS B 0109-9 第9部 : 制御及び監視装置
JIS B 0109-10 第10部 : 点火装置
JIS B 0109-11 第11部 : 燃料装置
JIS B 0109-12 第12部 : 排気浄化装置

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 0109-10 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 0109-10 : 2019

往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第10部 : 点火装置

Reciprocating internal combustion engines-Vocabulary of components and systems-Part 10: Ignition systems

序文

  この規格は,2014年に第1版として発行されたISO 7967-10を基とし,我が国の内燃機関の点火装置に
関する用語の使用実態と合わせるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,往復動内燃機関(以下,機関という。)において一般に用いる要素及びシステム用語のうち,
火花点火装置に関する用語について規定する。
この規格では,点火装置に関する用語を,次のように区分する。
a) 点火装置の形式
b) 従来形点火装置
c) 電子制御点火装置
d) コンピュータ制御点火装置
e) 点火装置のパラメータ
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 7967-10:2014,Reciprocating internal combustion engines−Vocabulary of components and systems
−Part 10 : Ignition systems(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0108-1 往復動内燃機関−用語−第1部 : 機関設計及び運転用語

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0108-1によるほか,次による。

――――― [JIS B 0109-10 pdf 3] ―――――

2
B 0109-10 : 2019

3.1 点火装置の形式

3.1.1
点火装置(ignition system)
シリンダ内の燃料と空気との混合物に点火するための機器で構成する装置。
3.1.2
バッテリ点火装置(battery coil ignition system)
バッテリ及び点火コイルを用いる点火装置。
注記 図1を参照。
図1−バッテリ点火装置の例
3.1.3
マグネト点火装置(magneto ignition system)
マグネト(3.2.1)を用いる点火装置(3.1.1)。
3.1.4
高圧点火装置(high-tension ignition system)
点火コイルの一次電流を断続し,二次回路に生じる高電圧を用いて点火する点火装置(3.1.1)。
3.1.5
二重点火装置(dual ignition system)
安全のために,2系統の機器を備えた点火装置(3.1.1)。
3.1.6
多点点火装置(multi-point ignition system)
一つのシリンダに2個以上の点火プラグを設けて点火を行う点火装置(3.1.1)。

――――― [JIS B 0109-10 pdf 4] ―――――

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B 0109-10 : 2019
3.1.7
電子制御点火装置(electronic ignition system)
点火時期を電子式機器又は回路で制御する点火装置(3.1.1)。
3.1.8
従来形点火装置(conventional ignition system)
コンタクトブレーカ(3.2.12)及びディストリビュータ(3.2.9)によって機械的に点火時期を制御する点
火装置(3.1.1)。
3.1.9
ブレーカ付電子制御点火装置(electronic ignition system with breaker)
コンタクトブレーカ(3.2.12)を備えた電子点火装置(3.1.7)。
3.1.10
ブレーカレス電子制御点火装置(breakerless electronic ignition system)
コンタクトブレーカ(3.2.12)をもたない電子点火装置(3.1.7)。
3.1.11
コンピュータ制御点火装置(computer-controlled ignition system,digital ignition system)
電子式エンジン制御装置(ECU)に含まれる,コンピュータを用いる点火装置(3.1.1)。
注記 ECUは,CPU(中央制御装置)又はマイクロプロセッサ,RAM(読取り書込み記憶装置),ROM
(読取り専用記憶装置)及び入/出力インタフェースから構成される。エンジンの空気流量,
冷却水温度,クランク角度,スロットル位置などの入力信号によって,燃料噴射弁開度,点火
時期,アイドル速度などの最適な設定値を決定する。
3.1.12
副燃焼室点火方式(pre-chamber ignition system)
主にガスエンジンに使用する点火装置で,シリンダヘッドに設けた,点火プラグの付いた,小さい副燃
焼室(pre-chamber)の火炎によって主燃焼室内の混合気を点火する点火装置(3.1.1)。
注記 副燃焼室へ少量の油燃料を噴射して,主燃焼室の混合気を点火する方式を“マイクロパイロッ
ト着火方式”という。

3.2 従来形点火装置

(conventional ignition system)3.2.1
マグネト(magneto)
点火のための,永久磁石を用いた発電機。
3.2.2
2点点火マグネト(two-point ignition magneto)
1個の回転子及び2台分の複合回路をもち,2点点火を行うマグネト(3.2.1)。
3.2.3
フライホイールマグネト(flywheel magneto)
回転子が機関のフライホイールを兼ねたマグネト(3.2.1)。
3.2.4
始動バイブレータ(starting vibrator)
始動時の点火能力を高めるために,バッテリからの電流を断続し,機関直結のマグネト(3.2.1)の一次
回路に供給する電磁振動断続器。

――――― [JIS B 0109-10 pdf 5] ―――――

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