JIS B 0109-3:1999 往復動内燃機関―要素及びシステム用語―第3部:弁,カム及び駆動装置

JIS B 0109-3:1999 規格概要

この規格 B0109-3は、往復動内燃機関において一般に用いる要素及びシステム用語のうち,弁及びカム,駆動装置に関する用語について規定。

JISB0109-3 規格全文情報

規格番号
JIS B0109-3 
規格名称
往復動内燃機関―要素及びシステム用語―第3部 : 弁,カム及び駆動装置
規格名称英語訳
Reciprocating internal combustion engines -- Vocabulary of components and systems -- Part 3:Valves, camshaft drive and actuating mechanisms
制定年月日
1999年10月20日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 7967-3:1987(MOD)
国際規格分類

ICS

01.040.27, 27.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1999-10-20 制定日, 2004-11-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS B 0109-3:1999 PDF [12]
B 0109-3 : 1999

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。これによってJIS B 0109-1984は廃止され,この規格,JIS B 0109-1,JIS B 0109-2,JIS
B 0109-4,JIS B 0109-5,JIS B 0109-6,JIS B 0109-7,JIS B 0109-8及びJIS B 0109-9に置き換えられる。
今回の制定では,対応する国際規格との整合化に重点を置き,対応国際規格の分類体系に合わせてJIS B
0108-1984,JIS B 0109-1984及びJIS B 0110-1984を統合・分類して往復動内燃機関用語全体を12規格によ
る構成とした。
JIS B 0109は,次の部によって構成される。
JIS B 0109-1 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第1部 : 機関構造及び外部カバー
JIS B 0109-2 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第2部 : 主要運動部品
JIS B 0109-3 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第3部 : 弁,カム及び駆動装置
JIS B 0109-4 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第4部 : 過給及び吸排気装置
JIS B 0109-5 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第5部 : 冷却装置
JIS B 0109-6 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第6部 : 潤滑装置
JIS B 0109-7 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第7部 : 調速装置
JIS B 0109-8 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第8部 : 始動装置
JIS B 0109-9 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第9部 : 制御及び監視装置
また,JIS B 0108及びJIS B 0110は,次によって構成される。
JIS B 0108-1 往復動内燃機関−用語−第1部 : 機関設計及び運転用語
JIS B 0108-2 往復動内燃機関−用語−第2部 : 機関保全用語
JIS B 0110 往復動内燃機関−特殊項目用語

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――――― [JIS B 0109-3 pdf 1] ―――――

B 0109-3 : 1999

pdf 目次

ページ

    1. 適用範囲  1
2. 分類 1
3. 定義 1
4. カム軸関係部品 2
5. カム軸駆動装置関係部品 2
6. 吸排気弁関係部品 3
7. 駆動装置関係部品 3
索引 11

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                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 0109-3 : 1999

往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第3部 : 弁,カム及び駆動装置

Reciprocating internal combustion engines−Vocabulary of components and systems−Part 3 : Valves, camshaft drive and actuating mechanisms

序文 この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 7967-3,Reciprocating internal combustion engines
−Vocabulary of components and systems−Part 3 : Valves, camshaft drive and actuating mechanismsを元に,対応
する部分については対応国際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である
が,対応国際規格には規定されていない用語及びその定義を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,この規格のうち,点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,往復動内燃機関において一般に用いる要素及びシステム用語のうち,弁及び
カム,駆動装置に関する用語について規定する。
備考 対応国際規格を,次に示す。
ISO 7967-3 : 1987, Reciprocating internal combustion engines−Vocabulary of components and systems
−Part 3 : Valves, camshaft drive and actuating mechanisms
2. 分類 用語は,次の箇条に分類する。
4. カム軸関係部品
5. カム軸駆動装置関係部品
6. 吸排気弁関係部品
7. 駆動装置関係部品
3. 定義 用語及び定義は,次による。
a) 用語のうち,付図として図示したものがあるが,その場合には各定義中に付図番号を記載している。
b) 用語の番号は,対応国際規格の番号と一致している。
c) 対応英語の中で,太字で表したものは,対応国際規格で規定している用語を示す。

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2
B 0109-3 : 1999
4. カム軸関係部品
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語
4.1 カム軸 カムをもつか又は取りつけた軸。 camshaft
4.1.1 一体形カム軸 カム軸が一体であるカム軸(付図1参照)。 one-piece camshaft
4.1.2 組立形カム軸 カムとフランジを軸に取りつけられたカム軸 assembled camshaft
(付図2参照)。
4.2 カム 弁や燃料噴射装置を駆動する部品。 cam
5. カム軸駆動装置関係部品
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語
5.1 カム軸駆動装置 クランク軸の駆動力をスプロケット,チェー camshaft drive
ンなどによってカム軸に伝える装置。
5.1.1 歯車駆動装置 歯車列によって駆動するクランク軸からカム gear drive
軸への駆動装置(付図3参照)。
5.1.2 チェーン駆動装置 スプロケットとチェーンによって駆動するク chain drive
ランク軸からカム軸への駆動装置(付図4参
照)。
5.1.2.1スプロケット タイミングチェーンを駆動又は駆動されるス sprocket wheel
プロケットホイール(付図4参照)。
5.1.2.2タイミングチェーン クランク軸からカム軸へ運動を伝える部品 timing chain
(付図4参照)。
5.1.2.3チェーン張力調整装テンションホイール又はスライドレールを用 チェーンテン assembly chain tension
置 いて,摩耗によるチェーンの伸びの影響を調 ショナ adjuster
整するための機構(付図4参照)。
5.1.2.3.1 テンションホイール チェーンの張力を調整するためにチェーンを tensioning wheel
押しつけるホイール(付図4参照)。
5.1.2.3.2 スライドレール チェーンの張力を調整するためにチェーンを サイドレール slide rail
押しつけるレール。
5.1.2.4スライドバー 振動を防止し,チェーンを案内するための一 slide bars
組の部品(付図4参照)。
5.1.2.5ガイドホイール チェーンを案内するホイール(付図4参照)。 guide wheel
5.1.3 タイミングベルト駆タイミングベルトプーリとベルトとによって synchronous belt drive
動装置 駆動するクランク軸からカム軸への駆動装置
(付図5参照)。
5.1.3.1タイミングベルトプタイミングベルトとかみ合う歯をもったプー synchronous belt pulley
ーリ リ(付図5参照)。
5.1.3.2タイミング歯付きベタイミング歯付きの弾性のあるエンドレスベ synchronous belt
ルト ルト(付図5参照)。
5.1.3.3ベルトテンショナ ベルトの張力を調整するための装置(付図5 belt tensioner
参照)。
5.1.3.3.1 テンションプーリ
張力を調整するためにベルトに押しつけるプ tensioning pulley
ーリ(付図5参照)。

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B 0109-3 : 1999
6. 吸排気弁関係部品
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語
6.1 ポペツト弁 燃焼生成物のシリンダ内からの流入と排出と valve ;
を可能にするための部品。弁棒と弁がさ及び poppet valve
弁フェースからなる。
6.1.1 吸気弁 機関の燃焼室へ空気を吸入するための弁。2 インテークバ inlet valve
サイクル機関では掃気弁といい,過給機関で ルブ,
は給気弁という(付図6参照)。 インレットバ
ルブ
6.1.2 排気弁 機関の燃焼室から排気を排出させるための弁 イグジットバ exhaust valve
(付図6参照)。 ルブ
6.2 弁ばね受 弁ばねを保持させるための部品。弁棒に弁ば valve spring retainer
ねの力を伝達する(付図6参照)。
6.3 弁コッタ 弁ばねを弁ばね受に固定させるための一組の valve collet ;
部品(付図6参照)。 valve key ;
valve lock
6.4 弁ばね座金 弁ばねによるシリンダヘッド面の損傷を防止 valve spring washer
するための座金(付図6参照)。
6.5 弁ばね 弁を閉止するためのばね(付図6参照)。 valve spring
6.6 弁ガイド 弁の軸方向の運動をガイドする部品(付図6 弁案内 valve guide
参照)。
6.7 弁シート埋め金 valve seat insert
シリンダヘッド又はシリンダブロックに設け 弁座埋め金
られた交換可能な弁シート(付図6参照)。
6.8 弁棒シール 弁ガイドの上部又は/及び下部に設けられる ステムシール valve stem seal
弁棒と弁ガイドとの間のシール(付図6参
照)。
6.9 弁かご シリンダヘッド又はシリンダブロックと別体 弁箱 valve cage
に設けられ,この中に弁が装着される部品。
冷却された弁かごは“冷却形弁かご”と呼ぶ
(付図7参照)。
7. 駆動装置関係部品
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語
7.1 駆動装置 カムによる回転運動を弁や噴射ポンプの往復 actuating mechanism
運動に変換する装置(付図8参照)。
7.2 タペット カムによって駆動され,案内の中を滑動して tappet
往復運動を伝達する装置。
7.2.1 平タペット カムと滑り接触する平面をもつタペット(付 sliding tappet
図9参照)。
7.2.2 ローラタペット カムと接触する部分にローラを用いたタペッ roller tappet
ト(付図10参照)。
7.2.2.1 タペットローラ カムの上下運動を伝えるのに用いるローラタ tappet roller
ペットの部品(付図11参照)。
7.2.2.2 タペットガイド タペットの運動を案内する部品(付図11参 tappet guide
照)。
7.3 カムフォロア カムに接触し,往復運動を伝達するレバー(付 cam follower
図12参照)。

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