JIS B 0253:1985 管用テーパねじゲージ

JIS B 0253:1985 規格概要

この規格 B0253は、JIS B 0203に規定する管用テーパおねじ(R),管用テーパめねじ(Rc)及び管用平行めねじ(Rp)の寸法検査に用いる管用テーパねじゲージ及びその点検に用いるゲージについて規定。

JISB0253 規格全文情報

規格番号
JIS B0253 
規格名称
管用テーパねじゲージ
規格名称英語訳
Gauges for taper pipe threads
制定年月日
1952年3月8日
最新改正日
2015年10月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 7-2:1982(MOD)
国際規格分類

ICS

21.040.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
配管 I(基本) 2021, 配管 II(製品) 2021, 機械計測 2021, ねじ I 2020, ねじ II 2020
改訂:履歴
1952-03-08 制定日, 1955-03-05 改正日, 1958-03-03 改正日, 1958-12-18 改正日, 1959-03-30 改正日, 1962-03-30 確認日, 1962-11-01 改正日, 1966-08-01 改正日, 1969-12-01 確認日, 1972-12-01 確認日, 1975-12-01 確認日, 1978-11-01 確認日, 1985-03-01 改正日, 1990-01-01 確認日, 1995-03-01 確認日, 2000-06-20 確認日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS B 0253:1985 PDF [13]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 0253-1985

管用テーパねじゲージ

Gauges for Taper Pipe Threads

1. 適用範囲 この規格は,JIS B 0203(管用テーパねじ)に規定する管用テーパおねじ (R), 管用テー
パめねじ (Rc) 及び管用平行めねじ (Rp) の寸法検査に用いる管用テーパねじゲージ(以下,ねじ用ゲー
ジという。)及びその点検に用いるゲージ(以下,点検プラグという。また,ねじ用ゲージと点検プラグを
総称してゲージという。)について規定する。
なお,JIS B 0203に規定する管用テーパねじ (PT) 及び管用平行めねじ (PS) に適用するゲージは附属書
による。
備考 ねじの外径,内径,フランク,山の頂,谷底の形状,有効径の真円度,表面粗さ及びその他の
検査が必要な場合には,この規格のゲージ以外の測定機器具による。
引用規格 :
JIS B 0203 管用テーパねじ
JIS B 0262 テーパねじゲージの検査方法
JIS G 4404 合金工具鋼鋼材
対応国際規格 :
ISO 7/2 Pipe threads where pressure-tight joints are made on the threads−Part2 : Verification by
means of limit gauges
2. ねじ用ゲージの種類,形状,寸法,許容差及び公差 ねじ用ゲージの種類は表1に,それらの形状及
び寸法は付表1.付表2に,許容差及び公差は付表4,付表5による。
表1 ねじ用ゲージの種類
検査されるねじ ねじ用ゲージの種類 適用表
管用テーパおねじ (R) テーパねじリングゲージ付表1,付表4
管用テーパめねじ (Rc)
テーパねじプラグゲージ付表2,付表5
管用平行めねじ (Rp)
3. 点検プラグの記号,形状,寸法,許容差及び公差 表1に示すゲージのうちテーパねじリングゲージ
に対する点検プラグの記号は表2に,その形状及び寸法は付表3に,許容差及び公差は付表6による。
表2 点検プラグの記号
点検されるゲージ 点検に用いるゲージ 記号 適用表
テーパねじリングゲージ 点検プラグ CP 付表3,付表6

――――― [JIS B 0253 pdf 1] ―――――

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B 0253-1985
4. 材料,硬さ及び表面粗さ ゲージの材料は,JIS G 4404(合金工具鋼鋼材)に規定するSKS3又はこ
れと同等以上の品質をもつ材料とし,ゲージ部の硬さは,HV660以上(HRC58以上)とする。
また,ゲージ面の表面粗さは,原則として0.8Sとする。
5. ゲージの検査方法 この規格に定めるゲージの検査方法は,JIS B 0262(テーパねじゲージの検査方
法)による。
6. 測定の温度条件 この規格に定める各寸法の数値は,20℃におけるものとする。
7. ねじ用ゲージの使用目的と使い方及びねじ用ゲージによる合否の判定 ねじ用ゲージの使用目的と
使い方及びねじ用ゲージによる合否の判定は次による。
(1) テーパねじリングゲージ このゲージは,テーパおねじの基準径から管端までの範囲のねじの互換性
を総合的に検査するもので,ゲージの切欠きに対するテーパおねじ管端の軸方向のずれによって判定
する。このゲージの使い方は,ゲージをテーパおねじに止まるまでねじ込み,テーパおねじの管端が
ゲージの切欠きの範囲内にあれば,そのテーパおねじは,テーパねじリングゲージによるはめあい検
査に合格したとする。
(2) テーパねじプラグゲージ このゲージは,テーパめねじ又は平行めねじの管端から,テーパおねじの
基準の長さに相当する長さの範囲内で,ねじの互換性を総合的に検査するもので,ゲージの切欠きに
対するテーパめねじ又は平行めねじの管端の軸方向のずれによって判定する。このゲージの使い方は,
ゲージをテーパめねじ又は平行めねじに止まるまでねじ込み,テーパめねじ又は平行めねじの管端が
ゲージの最大及び最小の切欠きの範囲内にあれば,そのテーパめねじ又は平行めねじは,テーパねじ
プラグゲージによるはめあい検査に合格したとする。
(3) 取引上のねじ用ゲージによる合否の判定の不一致の取扱い ねじ用ゲージによる合否の判定で生産
者側と使用者側の使用するゲージの違いによって不一致が起きた場合は,合格の判定をした方のゲー
ジがこの規格の規定(許容できる摩耗を考慮に入れる。)を満足しているならば,そのねじは,はめあ
い検査に合格したとして扱う。
8. 点検プラグの使用目的と使い方及び点検プラグによる合否の判定 点検プラグの使用目的と使い方
及び点検プラグによる合否の判定は次による。
(1) 新製したテーパねじリングゲージを点検する場合 点検プラグは,新製したテーパねじリングゲージ
の総合有効径を検査するために使用し,新製したテーパねじリングゲージに点検プラグを手でしっか
りとねじ込んだとき,テーパねじリングゲージの大径の端面と,点検プラグの切欠きの端面とのずれ
が,付表4に示すfの数値以内にあれば点検プラグによる検査に合格したとする。
(2) テーパねじリングゲージの摩耗限界を点検する場合 点検プラグは,テーパねじリングゲージの有効
径が規定された摩耗限界を超えていないかどうかを確認するために使用し,テーパねじリングゲージ
に点検プラグを手でしっかりとねじ込んだとき,テーパねじリングゲージの大径の端面に対し,点検
プラグの切り欠きの端面が,付表4に示すwの数値以上ねじ込まれなければ摩耗限界を超えていない
と判定する。

――――― [JIS B 0253 pdf 2] ―――――

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B 0253-1985
9. 製品の呼び方 ゲージの呼び方は,ゲージの記号(1)及びねじの呼びによる。
注(1) ゲージの記号は,点検プラグにだけ適用する。
例 : テーパねじリングゲージの場合 R 11/2
テーパねじプラグゲージの場合 Rc 11/2
点検プラグの場合 R 11/2 CP
10. 表示 ゲージの適当な箇所に,製品の呼び方,製造業者名又はその略号及び製造番号を表示する。た
だし,ねじを表す記号はすべてRとしてもよい。
付表1 テーパねじリングゲージの形状及び寸法
単位 mm
ねじ 基準径の位置における寸法(2)
検査され 山数 ピッチ 丸み ゲージの 切欠きの ねじ部の 小径側端
るねじの 25.4mm P 谷の径 有効径 内径 長さ 長さ 長さ 面の逃げ
呼び につき の径
n (参考) r d d2 d1 l3 T1 l4 g
R 1/16 28 0.907 1 0.125 7.723 7.142 6.561 4.876 1.814 2.948 9.5
R 1/8 28 0.907 1 0.125 9.728 9.147 8.566 4.876 1.814 2.948 11.5
R 1/4 19 1.336 8 0.184 13.157 12.301 11.445 7.353 2.674 4.345 15.5
R 3/8 19 1.336 8 0.184 16.662 15.806 14.950 7.687 2.674 4.345 19.0
R 1/2 14 1.814 3 0.249 20.955 19.793 18.631 9.979 3.628 5.896 23.5
R 3/4 14 1.814 3 0.249 26.441 25.279 24.117 11.339 3.628 5.896 29.0
R1 11 2.309 1 0.317 33.249 31.770 30.291 12.700 4.618 7.504 36.0
R11/4 11 2.309 1 0.317 41.910 40.431 38.952 15.009 4.618 7.504 44.5
R11/2 11 2.309 1 0.317 47.803 46.324 44.845 15.009 4.618 7.504 50.5
R2 11 2.309 1 0.317 59.614 58.135 56.656 18.184 4.618 8.659 62.0
R21/2 11 2.309 1 0.317 75.184 73.705 72.226 20.926 6.927 10.390 77.5
R3 11 2.309 1 0.317 87.884 86.405 84.926 24.101 6.927 10.390 90.5
R4 11 2.309 1 0.317 113.030 111.551 110.072 28.864 6.927 11.545 115.5
R5 11 2.309 1 0.317 138.430 136.951 135.472 32.039 6.927 12.700 141.0
R6 11 2.309 1 0.317 163.830 162.351 160.872 32.039 6.927 12.700 166.5
注(2) この寸法は,JIS B 0203の基準径の数値と一致する。
備考1. 谷の丸み部は,検査されるおねじの山の丸みと接触しないように,適宜逃がした形状としてよい。
2. 両端の不完全ねじ山は,面取り又は41回転以内で除去する。

――――― [JIS B 0253 pdf 3] ―――――

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B 0253-1985
付表2 テーパねじプラグゲージの形状及び寸法
単位 mm
ねじ ピッチ 丸み 基準径の位置に ゲージ基準径 基準径 ねじ部 切欠きの寸法
山数 P おける寸法(2) の長さの位置 の位置 の長さ
から大 から小 L 長さ 高さ
25.4 外径 有効径 谷の径 径の端 径の完
検査される
mm 面まで 全ねじ
ねじの呼び
につ の長さ 山まで
き の最小
長さ
n (参考) r D D2 D1 l0 l1 l2 (参考) T2 c1 c2
Rc 1/16 Rp 1/16 28 0.907 1 0.125 7.7237.142 6.561 5.103 2.721 2.494 6.690 2.268 1.2 0.8
Rc 1/8 Rp 1/8 28 0.907 1 0.125 9.7289.147 8.566 5.103 2.721 2.494 6.690 2.268 1.2 0.8
Rc 1/4 Rp 1/4 19 11.445 7.687
1.336 8 0.184 13.157 12.301 4.011 3.677 10.027 3.342 2.0 1.6
Rc 3/8 Rp 3/8 19 14.950 8.021
1.336 8 0.184 16.662 15.806 4.011 3.677 10.361 3.342 2.0 1.6
Rc 1/2 Rp 1/2 14 18.631 10.432
1.814 3 0.249 20.955 19.793 5.442 4.988 13.606 4.536 3.2 2.4
Rc 3/4 Rp 3/4 14 24.117 11.793
1.814 3 0.249 26.441 25.279 5.442 4.988 14.967 4.536 3.2 2.4
Rc1 Rp1 11 30.291 13.277
2.309 1 0.317 33.249 31.770 6.927 6.350 17.318 5.773 4.0 3.2
Rc11/4 Rp11/4 11 38.952 15.586
2.309 1 0.317 41.910 40.431 6.927 6.350 19.626 5.773 5.0 3.6
Rc11/2 Rp11/2 11 44.845 15.586
2.309 1 0.317 47.803 46.324 6.927 6.350 19.626 5.773 5.5 4.0
Rc2 Rp2 11 56.656 18.761
2.309 1 0.317 59.614 58.135 6.927 7.504 22.802 5.773 6.0 4.0
Rc21/2 Rp21/2 11 72.226 20.926
2.309 1 0.317 75.184 73.705 6.927 9.236 24.390 6.927 7.0 4.5
Rc3 Rp3 11 84.926 24.101
2.309 1 0.317 87.884 86.405 6.927 9.236 27.564 6.927 7.0 4.5
Rc4 Rp4 11 6.927 10.390 32.328 6.927 8.0
2.309 1 0.317 113.030 111.551 110.072 28.864 5.0
Rc5 Rp5 11 6.927 11.545 35.502 6.927 8.0
2.309 1 0.317 138.430 136.951 135.472 32.039 5.0
Rc6 Rp6 11 6.927 11.545 35.502 6.927 8.0
2.309 1 0.317 163.830 162.351 160.872 32.039 5.0
注(2) この寸法は,JIS B 0203の基準径の数値と一致する。
備考1. 谷の丸み部は,検査されるめねじの山の丸みと接触しないように,適宜逃がした形状としてよい。
2. 両端の不完全ねじ山は,面取り又は41回転以内で除去する。
3. R1/16及びR1/8のゲージの最大切欠きは,切欠きの詳細図に示すように90゜ずらした位置にとってもよい。

――――― [JIS B 0253 pdf 4] ―――――

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B 0253-1985
付表3 点検プラグの形状及び寸法
単位 mm
ねじ 基準径の位置における寸法 切欠きの寸法
山数 ピッチ 基準径の位 点検プラ ねじ部 逃げ
検査され 25.4 P 外径 有効径(2)置から小径 グの基準 の長さ 長さ 高さ の幅
るねじの mm の完全ねじ 長さ L
呼び につき 山までの最
小長さ
n (参考) d' d2 l4 l5 (参考) l1 c1 b3
R 1/16 28 0.907 1 7.575 7.142 2.948 3.969 6.690 2.721 1.2 −
R 1/8 28 0.907 1 9.580 9.147 2.948 3.969 6.690 2.721 1.2 −
R 1/4 19 1.336 8 12.941 12.301 4.345 6.016 10.027 4.011 2.0 0.4
R 3/8 19 1.336 8 16.446 15.806 4.345 6.350 10.361 4.011 2.0 0.4
R 1/2 14 1.814 3 20.663 19.793 5.896 8.164 13.606 5.442 3.2 0.5
R 3/4 14 1.814 3 26.149 25.279 5.896 9.525 14.967 5.442 3.2 0.5
R1 11 2.309 1 32.884 31.770 7.504 10.391 17.318 6.927 4.0 0.6
R11/4 11 2.309 1 41.545 40.431 7.504 12.700 19.627 6.927 5.0 0.6
R11/2 11 2.309 1 47.438 46.324 7.504 12.700 19.627 6.927 5.5 0.6
R2 11 2.309 1 59.249 58.135 8.659 15.875 22.802 6.927 6.0 0.6
R21/2 11 2.309 1 74.813 73.705 10.390 17.462 24.389 6.927 7.0 0.6
R3 11 2.309 1 87.513 86.405 10.390 20.638 27.565 6.927 7.0 0.6
R4 11 2.309 1 112.659 111.551 11.545 25.400 32.327 6.927 8.0 0.6
R5 11 2.309 1 138.059 136.951 12.700 28.575 35.502 6.927 8.0 0.6
R6 11 2.309 1 163.459 162.351 12.700 28.575 35.502 6.927 8.0 0.6
注(2) この寸法は,JIS B 0203の基準径の数値と一致する。
備考1. 谷底の形状は,図のように短くしたフランク以外の部分がテーパねじリングゲージと接触しないように,適
宜の形状で幅b3の逃げをとる。ただし,ねじ山数28のものはフランクを延長した形状とする。
2. 両端の不完全ねじ山は,面取又は41回転以内で除去する。

――――― [JIS B 0253 pdf 5] ―――――

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JIS B 0253:1985の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 7-2:1982(MOD)

JIS B 0253:1985の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 0253:1985の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0203:1999
管用テーパねじ
JISB0262:1989
テーパねじゲージの検査方法
JISG4404:2015
合金工具鋼鋼材