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JIS B 0616:1996 規格概要
この規格 B0616は、テーパ比1/3~1/500,円すい長さ6mmを超え630mm以下で,JIS B 0614で規定している円すい直径公差による方法に従って公差を指定した,円すい部品に適用する円すいはめあい方式について規定。
JISB0616 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B0616
- 規格名称
- 円すいはめあい方式
- 規格名称英語訳
- System of cone fits
- 制定年月日
- 1984年9月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 5166:1982(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 17.040.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 機械計測 2021, 製図 2020
- 改訂:履歴
- 1984-09-01 制定日, 1989-04-01 確認日, 1994-02-01 確認日, 1996-01-01 改正日, 2001-09-20 確認日, 2005-07-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS B 0616:1996 PDF [28]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 0616-1996
円すいはめあい方式
System of cone fits
1. 適用範囲 この規格は,テーパ比315001,円すい長さ6mmを超え630mm以下,円すい直径500mm
以下で,JIS B 0614で規定している円すい直径公差による方法(方法1)に従って公差を指定した,円す
い部品に適用する円すいはめあい方式について規定する。
なお,基準変位量及びはめあい変位量の計算は,附属書による。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS B 0154 円すい用語
JIS B 0401 寸法公差及びはめあい
JIS B 0612 円すいテーパ
JIS B 0614 円すい公差方式
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 5166 : 1982 System of cone fits for cones from C=1 : 3 to 1 : 500, lengths from 6 to 630 mm and
diameters up to 500 mm
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0154,JIS B 0401及びJIS B 0614によるほ
か,次による。
(1) 基準平面 基準円すい直径を決定する円すいの軸直角断面の平面(図1参照。)。
(2) データム平面 円すい軸線に直角な平面で,基準平面の軸方向位置,又は一つの円すいとはめ合わせ
る他の円すいとの軸方向位置を決定するのに用いる平面(図1,図3及び図4参照。)。
備考 円すいの基準平面とデータム平面とは,一致することもある。
――――― [JIS B 0616 pdf 1] ―――――
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B 0616-1996
図1 円すいの大端面をデータム平面とする場合のデータム間隔
(3) 円すい部品のデータム間隔 円すい部品の基準平面とデータム平面との軸方向間隔(図1参照。)。
3. 量記号 この規格で用いる主な量記号は,次による。
C : 基準テーパ比
De : 基準外円すい直径
Di : 基準内円すい直径
Dxe : 外円すいの基準平面の位置Xにおける基準外円すい直径
Dxi : 内円すいの基準平面の位置Xにおける基準内円すい直径
Ea : 実開始位置からの軸方向変位量
Ea max : 最大軸方向変位量
Ea min : 最小軸方向変位量
Fs : 組立て力
S : 円すいはめあいのすきま
Smax : (円すいはめあいの)最大すきま
Smin : (円すいはめあいの)最小すきま
TD : 円すい直径公差
TDe : 外円すい直径公差
TDi : 内円すい直径公差
TDp : 円すい直径はめあいの変動量
TDs : 軸方向変位量の公差
Tp : 開始位置の公差
U : 円すいはめあいのしめしろ
Umax : (円すいはめあいの)最大しめしろ
――――― [JIS B 0616 pdf 2] ―――――
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B 0616-1996
Umin : (円すいはめあいの)最小しめしろ
Ze : 外円すいのデータム間隔
Zi : 内円すいのデータム間隔
Zp : はめ合わせる外円すいと内円すいのデータム平面の軸方向間隔(円すいはめあいのデータ
ム間隔)
Zpf : 円すいはめあいの最終位置におけるデータム間隔(円すいはめあいの最終データム間隔)
4. 円すいはめあいの形成 円すいはめあいにおけるすきま又はしめしろは,はめ合わせる内円すいと外
円すいとの相対的な軸方向位置によって変化する。はめ合わせる円すい部品の最終位置で必要なすきま又
はしめしろを得るには,次に示す(1)(4)の方法による。
(1) 設計上の構造による形成 はめ合わせる円すい部品の構造によって軸方向位置を規制する(図2参
照。)。
備考 図2のように,最終位置における円すい部品の軸方向の相対的位置は,円すい部品の形状によ
って定まる。
図2 設計上の構造による円すいはめあい
(2) 軸方向の位置寸法指定による形成 はめ合わせる円すいの実寸法に関係なく,円すい部品の相対的軸
方向位置をあらかじめ定める(図3参照。)。
備考 円すい部品相互の最終位置は,図面上に指示するか又は必要の場合には内円すい及び外円すい
上のマークで示す。
(3) 軸方向変位量指定による形成 実円すいを,実開始位置から定めた大きさだけ相対的に軸方向に変位
――――― [JIS B 0616 pdf 3] ―――――
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B 0616-1996
させる(図4参照。)。
備考 必要とするすきま又はしめしろを得るために実開始位置からの必要な軸方向変位量(図4のEa)
(5.参照。)を指定する。
図3 軸方向の位置寸法指定による円すいはめあい
――――― [JIS B 0616 pdf 4] ―――――
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B 0616-1996
図4 実開始位置(Pa)から規定の軸方向変位量を与えることによって
最終位置(Pf)において得られる円すいはめあい
(4) 規定の組立て力 (Fs) による形成 実開始位置から実円すいに規定の組立て力 (Fs) を与える(図5参
照。)。
備考 組み立てる円すい部品相互の最終位置は,円すいしまりばめの場合には,規定の組立て力によ
って得られる。組立て力を厳守することによって,必要なしめしろの範囲内にある実しめしろ
をもつ円すいしまりばめが得られる。
――――― [JIS B 0616 pdf 5] ―――――
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JIS B 0616:1996の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 5166:1982(MOD)
JIS B 0616:1996の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.040 : 線及び角度の測定 > 17.040.10 : 許容限界及びはめ合い
JIS B 0616:1996の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0154:1996
- 円すい用語
- JISB0401:1986
- 寸法公差及びはめあい
- JISB0612:2017
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―円すいのテーパ比及びテーパ角度の基準値
- JISB0614:1987
- 円すい公差方式