JIS B 0706:1987 規格概要
この規格 B0706は、型鍛造による普通鋼及び特殊鋼の熱間・温間鍛造品の断面形状変化部及び平面形状変化部の角(かど)の丸み及び隅(すみ)の丸みの値について規定。
JISB0706 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B0706
- 規格名称
- 熱間・温間型鍛造品の丸み
- 規格名称英語訳
- Corner and fillet radii of forged parts (hot and warm forgings)
- 制定年月日
- 1963年3月1日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 17.040.10, 77.140.85
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 製図 2020
- 改訂:履歴
- 1963-03-01 制定日, 1966-04-01 確認日, 1969-04-01 確認日, 1972-02-01 確認日, 1975-01-01 確認日, 1978-01-01 確認日, 1982-04-01 確認日, 1987-02-01 確認日, 1987-10-01 改正日, 1993-01-01 確認日, 1998-03-20 確認日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS B 0706:1987 PDF [6]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 0706-1987
熱間・温間型鍛造品の丸み
Corner and Fillet Radii of Forged Parts (Hot and Warm Forgings)
1. 適用範囲 この規格は,型鍛造による普通鋼及び特殊鋼の熱間・温間鍛造品(以下,鍛造品という。)
の断面形状変化部及び平面形状変化部の角(かど)の丸み及び隅(すみ)の丸みの値について規定する。
備考 この規格は,鍛造品の設計製図及び製作に際し,一般に経済的な丸みの推奨値を定めたもので
あり,一部品中の丸みに統一して適用する。
引用規格 :
JIS B 0415 鋼の熱間型鍛造品公差(ハンマ及びプレス加工)
JIS Z 8601 標準数
2. 用語の意味 この規格に用いる用語の意味は,次による。
(1) 抜けこう配 型鍛造における材料流れ及び型打ち直後の鍛造品の金型からの取出しを容易にするため,
鍛造品の側面を鍛造方向に対して傾けるために付けるこう配,鍛造品が型から外れるよう作用する抜
けこう配を外抜けこう配,鍛造品が型を締めるように作用する抜けこう配を内抜けこう配という(図
1参照)。
図1
(2) 断面形状変化部 鍛造品の型割面に垂直な断面において輪郭線が変化する部分(図2に○で示した部
分)
――――― [JIS B 0706 pdf 1] ―――――
2
B 0706-1987
図2
(3) 平面形状変化部 鍛造品の型割面に平行な断面において輪郭線が変化する部分(図3に○で示した部
分)
図3
(4) 角と隅 鍛造品を形成する面の角又は隅(図4参照)
図4
(5) 丸み 断面形状変化部,平面形状変化部の角の丸み及び隅の丸み。丸みの値は,丸みの半径の大きさ
で表す。
備考 この規格で使用する記号の意味は,次による。
r : 角の丸み
r1 : 断面形状変化部の角の丸み
r2 : 平面形状変化部の角の丸み
R : 隅の丸み
R1 : 断面形状変化部(外抜けこう配)の隅の丸み
R2 : 断面形状変化部(内抜けこう配)の隅の丸み
R3 : 平面形状変化部の隅の丸み
H : 断面形状変化部の段の高さ
b : 平面形状変化部のリブの幅
L : 平面形状変化部のリブの長さ
――――― [JIS B 0706 pdf 2] ―――――
3
B 0706-1987
3. 丸みの値及び寸法許容差 丸みの値及び寸法許容差は次による。
(1) 丸みの値 断面形状変化部及び平面形状変化部の角の丸み及び隅の丸みの値は,表1による。
表1 丸み
単位 mm
1,1.5,2,2.5,3,4,5,6,8,10,12,16,20,25,30,(35),40,50
備考1. 丸みの値が50 mmを超える場合には,JIS Z 8601(標準数)の
R10による。
2. 括弧内の丸みの値は,なるべく使用しない。
(2) 丸みの値の許容差 断面形状変化部及び平面形状変化部の角の丸み及び隅の丸みの値の許容差は,表
2〔JIS B 0415[鋼の熱間型鍛造品公差(ハンマ及びプレス加工)]〕による。
表2 丸みの値の許容差
単位 mm
丸みの値 10を超え 32を超え
10以下 100を超えるもの
r (R) 32以下 100以下
+0.5×r (R) +0.4×r (R) +0.32×r (R) +0.25×r (R)
許容差
−0.25×r (R) −0.2×r (R) −0.15×r (R) −0.1×r (R)
4. 断面形状変化部の丸みの値の適用
4.1 角の丸み 断面形状変化部の角の丸みr1の値の適用は,表3による。
表3
単位 mm
段の高さH 10を超え 16を超え 25を超え 40を超え 63を超え 100を超え
10以下
区分 16以下 25以下 40以下 63以下 100以下 160以下
並級 2.5 2.5 3 4 5 8 12
精級 1 1.5 2 2.5 3 4 6
備考 下図のような端部の角の丸みは,表3の丸みの約3倍の値とし,表1の丸みの値から選ぶ。
――――― [JIS B 0706 pdf 3] ―――――
4
B 0706-1987
4.2 隅の丸み 外抜けこう配及び内抜けこう配の断面形状変化部の隅の丸みの値Rの運用は,それぞれ
表4及び表5による。
表4 外抜けこう配の隅の丸みR1の値
単位 mm
段の高さH 10を超え 16を超え 25を超え 40を超え 63を超え 100を超え
10以下
区分 16以下 25以下 40以下 63以下 100以下 160以下
並級 4 5 6 8 10 16 25
精級 2 3 4 5 6 8 12
備考1. 下図のように平面形状変化部の交差角度が90°未満(D-D断面)の場合には,断面形状変化部の隅の丸
みの値は,表4の丸みの値より大きくし,表1の丸みの値から選ぶ。
2. 断面形状の上では,外抜けこう配の場合でも,材料流動を考慮して,表5のR2の値をとることができ
る。
――――― [JIS B 0706 pdf 4] ―――――
5
B 0706-1987
表5 内抜けこう配の隅の丸みR2の値
単位 mm
段の高さH 10を超え 16を超え 25を超え 40を超え 63を超え 100を超え
10以下
区分 16以下 25以下 40以下 63以下 100以下 160以下
並級 6 8 12 16 20 30 50
精級 4 5 6 8 10 16 25
備考1. 下図のように平面形状変化部に交差角度が90°未満(A‐A断面)がある場合には,断面形状変化部の
隅の丸みの値は,表5の丸みの値より大きくし,表1の丸みの値から選ぶ。
2. 鍛造後の凹部を更に穴抜きする場合には,断面形状変化部の隅の丸みの値は,表5の丸みの値より小さ
くし,表1の丸みの値から選ぶ。
5. 平面形状変化部の丸みの値の適用
5.1 角の丸み 平面形状変化部の角の丸みの値r2の適用は,表6による。
――――― [JIS B 0706 pdf 5] ―――――
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JIS B 0706:1987の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.040 : 線及び角度の測定 > 17.040.10 : 許容限界及びはめ合い
JIS B 0706:1987の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0415:1975
- 鋼の熱間型鍛造品公差(ハンマ及びプレス加工)
- JISZ8601:1954
- 標準数