JIS B 1192-4:2018 ボールねじ―第4部:軸方向静剛性

JIS B 1192-4:2018 規格概要

この規格 B1192-4は、ボールねじの軸方向静剛性について規定。

JISB1192-4 規格全文情報

規格番号
JIS B1192-4 
規格名称
ボールねじ―第4部 : 軸方向静剛性
規格名称英語訳
Ball screws -- Part 4:Static axial rigidity
制定年月日
2018年8月20日
最新改正日
2018年8月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 3408-4:2006(MOD)
国際規格分類

ICS

25.060.99
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
機械要素(ねじを除く) 2021, 工作機械 2019
改訂:履歴
2018-08-20 制定
ページ
JIS B 1192-4:2018 PDF [14]
                                                                                  B 1192-4 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 記号及び添え字・・・・[1]
  •  4.1 記号・・・・[1]
  •  4.2 添え字・・・・[2]
  •  5 軸方向静剛性R・・・・[2]
  •  5.1 一般・・・・[2]
  •  5.2 軸方向静剛性R・・・・[4]
  •  5.3 ボールねじの軸方向静剛性Rbs・・・・[4]
  •  5.4 ボールねじ軸の軸方向静剛性Rs・・・・[5]
  •  5.5 ナットの軸方向静剛性Rnu・・・・[5]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 1192-4 pdf 1] ―――――

B 1192-4 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本工作機器工業会(JMAA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 1192の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 1192-1 第1部 : 用語及び記号
JIS B 1192-2 第2部 : 呼び径及び呼びリード
JIS B 1192-3 第3部 : 精度測定方法
JIS B 1192-4 第4部 : 軸方向静剛性
JIS B 1192-5 第5部 : 静定格荷重,動定格荷重及び寿命

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 1192-4 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 1192-4 : 2018

ボールねじ−第4部 : 軸方向静剛性

Ball screws-Part 4: Static axial rigidity

序文

  この規格は,2006年に第1版として発行されたISO 3408-4を基とし,日本の実情に合わせて一部計算
式の変更など,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,ボールねじの軸方向静剛性について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 3408-4:2006,Ball screws−Part 4: Static axial rigidity(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 1192-1 ボールねじ−第1部 : 用語及び記号
注記 対応国際規格 : ISO 3408-1,Ball screws−Part 1: Vocabulary and designation

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 1192-1による。

4 記号及び添え字

4.1 記号

  この規格で用いる主な記号は,次による。
記号 説明 単位
α 接触角 °
φ リード角 °
Δl 軸方向弾性変位量 μm
C 材料,寸法,形状によって定まる補助係数 −
d2 ねじ部溝谷径 mm

――――― [JIS B 1192-4 pdf 3] ―――――

2
B 1192-4 : 2018
db0 ねじ軸中空穴径 mm
Dw ボール径 mm
E 縦弾性係数 MPa
F 軸方向荷重 N
Fpr 予圧荷重 N
i 負荷ボールの巻数 −
k 剛性特性 μm/N2/3
l 取付間距離 mm
ls 荷重作用点間距離 mm
n 回転速度 min−1
q 時間比 %
R 軸方向剛性 N/μm
Sa バックラッシ μm
z1 1循環路当たりの負荷ボール数 −

4.2 添え字

  この規格で用いる記号の添え字は,次による。
記号 説明
bs ボールねじを参照
b/t ねじ溝接触点を参照
e 外部荷重,又はそれによる変位を参照
lim 予圧抜け荷重を参照
m 等価を参照
N ねじ軸及びナットねじ溝の接触角方向に作用する荷重を参照
nu ナットを参照
pr 予圧を参照
s ねじ軸を参照
(1) ナット1を参照
(2) ナット2を参照
1 1点接触を参照
2 2点接触を参照
4 4点接触を参照

5 軸方向静剛性R

5.1 一般

  ボールねじの軸方向静剛性は,位置決め精度に大きな影響を及ぼす。ボールねじの軸方向静剛性は,ボ
ールねじと支持軸受との組合せに依存するが,次の計算においては,支持軸受及びその組合せについては
考慮しない。
ボールねじの軸方向静剛性は直線的には変化せず,幾つかの線形及び非線形ばね成分の組合せとなる。
そのため,この規格で規定する剛性値は一方向の荷重下に適用する。
変位は,次の要因で発生する。

――――― [JIS B 1192-4 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 1192-4 : 2018
− ねじ軸及びナットの軸方向変位
− ねじ軸及びナットの半径方向変位
− ボールとねじ溝との接触点での変位
ボール接触による変位の計算はヘルツの理論に基づいており,次の条件に合致しなければならない。
− 接触相手部品の材料は均質・等方性弾性体とする。
− フックの法則が成り立つとする。すなわち,塑性変形はしない。
− 接触部分においては,法線応力だけが作用し,接触面は,平面とする。
さらに,簡易的なヘルツ理論を適用するには,ボールねじ軸,ナット,ボールについて,同一の縦弾性
係数及び横弾性係数の材料とする。
軸方向剛性を計算する場合は,バックラッシがあるナットとバックラッシがないナット(予圧ナット)
とを区別しなければならない。予圧は各種の方法で付加することができる。
a) オーバーサイズボール予圧 1条ねじのシングルナットにおいて,オーバーサイズボールで予圧を付
加する方法。ボールは4点で接触する(図1参照)。
図1−オーバーサイズボール予圧
b) オフセットリード予圧 シングルナットにおいて,予圧される部分間のリードをシフトすることによ
って予圧を付加する方法。ボールは2点で接触する(図2参照)。
図2−オフセットリード予圧
c) 2条ねじのオフセットリード予圧 2条ねじのシングルナットにおいて,条間のリードをシフトするこ

――――― [JIS B 1192-4 pdf 5] ―――――

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JIS B 1192-4:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3408-4:2006(MOD)

JIS B 1192-4:2018の国際規格 ICS 分類一覧

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規格番号
規格名称
JISB1192-1:2018
ボールねじ―第1部:用語及び記号