JIS B 1519:2009 転がり軸受―静定格荷重

JIS B 1519:2009 規格概要

この規格 B1519は、転がり軸受の基本静定格荷重及び静等価荷重の計算方法について規定。

JISB1519 規格全文情報

規格番号
JIS B1519 
規格名称
転がり軸受―静定格荷重
規格名称英語訳
Rolling bearings -- Static load ratings
制定年月日
1965年3月1日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 76:2006(IDT)
国際規格分類

ICS

21.100.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
機械要素(ねじを除く) 2021
改訂:履歴
1965-03-01 制定日, 1968-03-01 確認日, 1971-02-01 確認日, 1974-01-01 確認日, 1976-11-01 改正日, 1981-12-01 改正日, 1987-02-01 確認日, 1989-03-01 改正日, 1994-02-01 確認日, 1999-02-20 確認日, 2005-01-20 確認日, 2009-03-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS B 1519:2009 PDF [15]
                                                                      B 1519 : 2009 (ISO 76 : 2006)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 量記号・・・・[3]
  •  5 ラジアル玉軸受・・・・[4]
  •  5.1 基本静ラジアル定格荷重・・・・[4]
  •  5.2 静等価ラジアル荷重・・・・[6]
  •  6 スラスト玉軸受・・・・[6]
  •  6.1 基本静アキシアル定格荷重・・・・[6]
  •  6.2 静等価アキシアル荷重・・・・[7]
  •  7 ラジアルころ軸受・・・・[7]
  •  7.1 基本静ラジアル定格荷重・・・・[7]
  •  7.2 静等価ラジアル荷重・・・・[7]
  •  8 スラストころ軸受・・・・[8]
  •  8.1 基本静アキシアル定格荷重・・・・[8]
  •  8.2 静等価アキシアル荷重・・・・[9]
  •  9 静安全係数・・・・[9]
  •  9.1 一般・・・・[9]
  •  9.2 玉軸受・・・・[9]
  •  9.3 ころ軸受・・・・[10]
  •  附属書A(参考)アンギュラ玉軸受の基本静定格荷重の不連続性・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 1519 pdf 1] ―――――

B 1519 : 2009 (ISO 76 : 2006)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本ベア
リング工業会(JBIA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標
準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 1519:1989は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 1519 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 1519 : 2009
(ISO 76 : 2006)

転がり軸受−静定格荷重

Rolling bearings−Static load ratings

序文

  この規格は,2006年に第3版として発行されたISO 76を基に,技術的内容及び対応国際規格の構成を
変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施している参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,転がり軸受の基本静定格荷重及び静等価荷重の計算方法について規定する。
− この規格は,JIS B 1511に規定している軸受関連の規格によって設計され,JIS G 4805若しくはISO
683-17に規定されている鋼材又はこれと同等の品質を得られる合金鋼を最適な硬度に焼入れし,製造
した軸受に適用する。
− この規格は,転動体と軌道との接触面に切欠きなどの不連続部が存在するような場合及び特殊な表面
処理又はコーティングをしている場合には適用できない。
− この規格を適用する複列ラジアル軸受及び複式スラスト軸受は,対称形の軸受とする。
− この規格は,ミスアライメントなどによって軸受内部の負荷分布が正常でない場合には適用できない。
− この規格は,転動体が直接,軸の外周面又はハウジングの内面を転がる構造の場合には,それらの軌
道が軸受の軌道と同等でなければ適用できない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 76:2006,Rolling bearings−Static load ratings (IDT)
なお,対応の程度を表す記号(IDT)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,一致していることを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0104 転がり軸受用語
注記 対応国際規格 : ISO 5593:1997,Rolling bearings−Vocabulary (MOD)
JIS B 0124 転がり軸受−量記号
注記 対応国際規格 : ISO 15241:2001,Rolling bearings−Symbols for quantities (MOD)
JIS B 1511 転がり軸受総則
JIS G 4805 高炭素クロム軸受鋼鋼材
ISO 683-17,Heat-treated steels, alloy steels and free-cutting steels−Part 17:Ball and roller bearing steels
ISO/TR 10657:1991,Explanatory notes on ISO 76

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B 1519 : 2009 (ISO 76 : 2006)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0104によるほか,次による。
3.1
静荷重 (static load)
軌道輪又は軌道盤が相対的に回転していない軸受にかかる荷重。
3.2
基本静ラジアル定格荷重 (basic static radial load rating)
最大荷重を受けている転動体と軌道との接触部中央における,次に示す計算接触応力に対応する静ラジ
アル荷重。
− 自動調心玉軸受 : 4.6 GPa
− その他のラジアル玉軸受 : 4.2 GPa
− ラジアルころ軸受 : 4.0 GPa
注記1 単列アンギュラ玉軸受及び単列円すいころ軸受の場合には,この基本静ラジアル定格荷重は,
両軌道輪の間に相対的に純ラジアル変位を生じさせる荷重のラジアル分力をいう。
注記2 静荷重によるこれらの接触応力で発生する転動体と軌道との総永久変形量は,転動体の直径
の約0.000 1倍である。
3.3
基本静アキシアル定格荷重 (basic static axial load rating)
最大荷重を受けている転動体と軌道との接触部中央における,次に示す計算接触応力に対応する静中心
アキシアル荷重。
− スラスト玉軸受 : 4.2 GPa
− スラストころ軸受 : 4.0 GPa
注記 静荷重によるこれらの接触応力で発生する転動体と軌道との総永久変形量は,転動体の直径の
約0.000 1倍である。
3.4
静等価ラジアル荷重 (static equivalent radial load)
実際の荷重条件の下で生じる接触応力と同じ接触応力を,最大荷重を受けている転動体と軌道との接触
部中央に生じさせる静ラジアル荷重。
3.5
静等価アキシアル荷重 (static equivalent axial load)
実際の荷重条件の下で生じる接触応力と同じ接触応力を,最大荷重を受けている転動体と軌道との接触
部中央に生じさせる静中心アキシアル荷重。
3.6
静安全係数 (static safety factor)
転動体と軌道との接触部に生じる永久変形に対し,安全に使用できる限度を表す基本静定格荷重と静等
価荷重との比。
3.7
ころ直径 (roller diameter)
定格荷重の計算に適用する理論上の直径。対称ころでは,ころの長さ方向の中央を通るラジアル平面内
にある。

――――― [JIS B 1519 pdf 4] ―――――

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B 1519 : 2009 (ISO 76 : 2006)
注記1 円すいころでは,ころの大端及び小端の理論上の角(かど)の直径の算術平均値である。
注記2 非対称凸面ころでは,無負荷時のころとつばのない軌道との接触点での直径の近似値である。
3.8
ころ有効長さ (effective roller length)
定格荷重の計算に適用する,ころと内輪軌道又はころと外輪軌道との接触長さのうち短い方の理論上の
最大接触長さ。
注記 通常,ころ長さからころの面取寸法を減じた寸法,又は軌道の幅から研削逃げ寸法を減じた寸
法のうち,小さいほうの寸法である。
3.9
呼び接触角 (nominal contact angle)
軸受中心軸に垂直な平面(ラジアル平面)と,軌道輪又は軌道盤から転動体に伝わる合力の呼び作用線
とのなす角度。
注記 非対称ころの場合には,呼び接触角はつばがない軌道(通常は外輪)との接触で決まる。
3.10
玉セットのピッチ径 (pitch diameter of ball set)
軸受内の1列の玉の中心を含む円の直径。
3.11
ころセットのピッチ径 (pitch diameter of roller set)
軸受内の1列のころの中央で,ころ中心軸と交わる円の直径。

4 量記号

  この規格で用いる主な量記号は,JIS B 0124によるほか,次による。
C0a : 基本静アキシアル定格荷重 (N)
C0r : 基本静ラジアル定格荷重 (N)
Dpw : 玉セット又はころセットのピッチ径 (mm)
Dw : 玉の呼び直径 (mm)
Dwe : 定格荷重の計算に用いるころ直径 (mm)
Fa : アキシアル荷重(実際の軸受荷重のアキシアル分力)(N)
Fr : ラジアル荷重(実際の軸受荷重のラジアル分力)(N)
f0 : 基本静定格荷重の計算に用いる係数
i : 転動体の列数
Lwe : 定格荷重の計算に適用するころ有効長さ (mm)
P0a : 静等価アキシアル荷重 (N)
P0r : 静等価ラジアル荷重 (N)
S0 : 静安全係数
X0 : 静ラジアル荷重係数
Y0 : 静アキシアル荷重係数
Z : 単列軸受では転動体の個数,1列の転動体の個数が同じ多列軸受では1列当たりの転動体の個数
α : 呼び接触角 ( )

――――― [JIS B 1519 pdf 5] ―――――

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  • ISO 76:2006(IDT)

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