JIS B 1566:2015 転がり軸受―取付関係寸法及びはめあい

JIS B 1566:2015 規格概要

この規格 B1566は、転がり軸受の取付関係寸法及び軸受のはめあいの一般的基準について規定。

JISB1566 規格全文情報

規格番号
JIS B1566 
規格名称
転がり軸受―取付関係寸法及びはめあい
規格名称英語訳
Rolling bearings -- Mounting dimensions and fits
制定年月日
1965年7月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

21.100.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
機械要素(ねじを除く) 2021
改訂:履歴
1965-07-01 制定日, 1968-06-01 改正日, 1971-06-01 確認日, 1974-06-01 確認日, 1975-03-01 改正日, 1978-04-01 確認日, 1983-06-01 確認日, 1988-02-01 確認日, 1989-05-01 改正日, 1994-02-01 確認日, 1999-02-20 確認日, 2005-01-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2015-03-20 改正日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS B 1566:2015 PDF [35]
                                                                                   B 1566 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 量記号・・・・[2]
  •  5 取付関係寸法・・・・[2]
  •  5.1 軸及びハウジングの隅の丸み・・・・[2]
  •  5.2 軸及びハウジングの肩の高さ及び直径・・・・[2]
  •  5.3 軸受のサブユニットなどに対する取付関係寸法・・・・[3]
  •  6 はめあい・・・・[3]
  •  6.1 ラジアル軸受・・・・[3]
  •  6.2 スラスト軸受・・・・[3]
  •  附属書A(参考)アダプタ付きラジアル軸受及び高負荷容量形ラジアル円筒ころ軸受の取付関係寸法・・・・[14]
  •  附属書B(参考)常用する軸及びハウジングの公差域クラス並びにはめあいに関する数値・・・・[19]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 1566 pdf 1] ―――――

B 1566 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
ベアリング工業会(JBIA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本
工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 1566:1989は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 1566 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 1566 : 2015

転がり軸受−取付関係寸法及びはめあい

Rolling bearings-Mounting dimensions and fits

1 適用範囲

  この規格は,転がり軸受(以下,軸受という。)の取付関係寸法1)及び軸受のはめあいの一般的基準につ
いて規定する。
注記1 参考として,附属書Aにアダプタ付きラジアル軸受及び高負荷容量形ラジアル円筒ころ軸受
の取付関係寸法を,附属書Bに常用する軸及びハウジングの公差域クラス並びにはめあいに
関する数値を示す。
注記2 ここに規定していない軸受の取付関係寸法及び軸受のはめあいについては,製造業者に問い
合わせることが望ましい。
注記3 取付部の真円度などの幾何公差については,使用条件を考慮して決めることが望ましい。
注1) 軸受の取付関係寸法とは,軸の軸受座及びハウジングの軸受座並びにそれらの隣接部分で,軸
受の取付けに関係する寸法をいう。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0104 転がり軸受用語
JIS B 0124 転がり軸受−量記号
JIS B 0401-1 寸法公差及びはめあいの方式−第1部 : 公差,寸法差及びはめあいの基礎
JIS B 0401-2 寸法公差及びはめあいの方式−第2部 : 穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表
JIS B 1514-1 転がり軸受−軸受の公差−第1部 : ラジアル軸受
JIS B 1514-2 転がり軸受−軸受の公差−第2部 : スラスト軸受

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0104及びJIS B 0401-1によるほか,次による。
3.1
内輪回転荷重
軸受の内輪に対して,荷重の作用線が相対的に回転している荷重。
3.2
内輪静止荷重
軸受の内輪に対して,荷重の作用線が相対的に回転していない荷重。

――――― [JIS B 1566 pdf 3] ―――――

2
B 1566 : 2015
3.3
外輪静止荷重
軸受の外輪に対して,荷重の作用線が相対的に回転していない荷重。
3.4
外輪回転荷重
軸受の外輪に対して,荷重の作用線が相対的に回転している荷重。
3.5
方向不定荷重
荷重の方向が確定できない荷重。
注記 荷重の方向が両軌道輪に対して相対的に回転又は揺動していると考えられる荷重。
3.6
中心アキシアル荷重
荷重の作用線が軸受中心軸と一致しているアキシアル荷重。
3.7
合成荷重
ラジアル荷重とアキシアル荷重とが合成されて軸受に働く荷重。

4 量記号

  この規格で用いる主な量記号は,JIS B 0124によるほか,次による。
D : 呼び軸受外径
Da : ハウジングの肩の直径
Db,Dc : 外輪押さえなどの内径寸法又はハウジングの肩の内径寸法
d : 呼び軸受内径
da : 軸の肩の直径
db,dc,dd : 内輪押さえなどの外径寸法又は軸の外径寸法
Ew : ころコンプリメントの呼び外接円径
Fw : ころコンプリメントの呼び内接円径
h : 軸及びハウジングの肩の高さ
ras max : 軸及びハウジングの隅の丸みの最大実測半径
rs min : 軸受の最小実測面取寸法
Sa : 円すいころ軸受の保持器に対する外輪背面側の逃げ
Sb : 円すいころ軸受の保持器に対する外輪正面側の逃げ

5 取付関係寸法

5.1 軸及びハウジングの隅の丸み

  ラジアル軸受又はスラスト軸受を取り付ける軸及びハウジングの隅の丸みの最大実測半径(ras max)は,
その軸受の最小実測面取寸法(rs min)に対応し,表1による。

5.2 軸及びハウジングの肩の高さ及び直径

5.2.1  ラジアル軸受
ラジアル軸受を取り付ける軸の肩の高さは,その軸受の内輪の最小実測面取寸法(rs min)に対応し,

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B 1566 : 2015
表1による。軸の肩の直径(da)は,その軸受の呼び軸受内径(d)に肩の高さ(h)の2倍を加えた値を
最小値とする。
ハウジングの肩の高さは,その軸受の外輪の最小実測面取寸法(rs min)に対応し,表1による。ハウジ
ングの肩の直径(Da)は,その軸受の呼び軸受外径(D)から肩の高さの2倍を減じた値を最大値とする。
注記 軸の肩の直径及びハウジングの肩の直径は,それぞれ軸の肩の外径寸法及びハウジングの肩の
内径寸法から肩の面取部分を除いた直径をいう。
5.2.2 スラスト軸受
平面座スラスト玉軸受及びスラスト自動調心ころ軸受を取り付ける軸の肩の直径(da)及びハウジング
の肩の直径(Da)は,表2及び表3による。

5.3 軸受のサブユニットなどに対する取付関係寸法

5.3.1  円筒ころ軸受
分離形の円筒ころ軸受のサブユニット2)を取り付ける軸の肩の外径寸法(dc),内輪押さえなどの外径寸
法(db,dd)及びハウジングの肩の内径寸法(Db)は,表4による。
注2) この規格でいうサブユニットとは,ころ軸受から自由に分離できるころ(及び保持器)付き外
輪及び内輪単体,並びにころ(及び保持器)付き内輪及び外輪単体をいう。
5.3.2 ソリッド形針状ころ軸受
分離形のソリッド形針状ころ軸受のサブユニットを取り付ける場合の,内輪押さえなどの外径寸法(db)
は,表5による。
5.3.3 円すいころ軸受
外輪の側面から出っ張っている保持器と隣接部分(又は部品)との接触を避けるための,内輪押さえな
どの外径寸法(db),ハウジングの肩の内径寸法(Dc)及び外輪押さえなどの内径寸法(Db)は,表6によ
る。

6 はめあい

6.1 ラジアル軸受

  ラジアル軸受と軸及びハウジングとのはめあいは,通常,表7,表8及び次による。
a) 内輪回転荷重を受ける軸受の内輪と軸とのはめあいは,しまりばめ又は中間ばめとし,相対的に荷重
が大きいほどしめしろを大きくする。
b) 方向不定荷重を受ける軸受の内輪と軸とのはめあいは,しまりばめ又は中間ばめとする。
c) 内輪静止荷重を受ける軸受の内輪と軸とのはめあいは,すきまばめ又は中間ばめとする。
d) 外輪静止荷重を受ける軸受の外輪とハウジングとのはめあいは,すきまばめ又は中間ばめとする。
e) 方向不定荷重を受ける軸受の外輪とハウジングとのはめあいは,中間ばめ又はしまりばめとする。
f) 外輪回転荷重を受ける軸受の外輪とハウジングとのはめあいは,しまりばめ又は中間ばめとし,相対
的に荷重が大きいほどしめしろを大きくする。

6.2 スラスト軸受

  スラスト軸受と軸及びハウジングとのはめあいは,通常,表9,表10及び次による。
a) 中心アキシアル荷重だけを受けるスラスト軸受の内輪と軸とのはめあいは,中間ばめとする。
b) 合成荷重を受けるスラスト自動調心ころ軸受の内輪と軸とのはめあいは,6.1のa) c) と同じ基準に
よる。
c) 中心アキシアル荷重だけを受けるスラスト軸受の外輪とハウジングとの間には,十分なすきまを設け

――――― [JIS B 1566 pdf 5] ―――――

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