この規格ページの目次
JIS B 1858:2005 規格概要
この規格 B1858は、一般に用いられる動力伝達用のVリブドプーリ溝部の形状及び対応する継ぎ目のない輪形のVリブドベルトの主要な寸法について規定。
JISB1858 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B1858
- 規格名称
- Vリブドベルト伝動―一般用プーリ及びベルト
- 規格名称英語訳
- Belt drives -- Pulleys and V-ribbed belts for industrial applications
- 制定年月日
- 2005年7月20日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 9982:1998(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 21.220.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 機械要素(ねじを除く) 2021
- 改訂:履歴
- 2005-07-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS B 1858:2005 PDF [14]
B 1858 : 2005
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,ゴムベルト工業会(RBMA)/財団法人日本規
格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会
の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 9982:1998,Belt drives−Pulleys and
V-ribbed belts for industrial applications−PH,PJ,PK,PL and PM profiles : Dimensionsを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS B 1858:2005には,次に示す附属書がある。
附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 1858 pdf 1] ―――――
B 1858 : 2005
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. プーリ・・・・[2]
- 4.1 種類・・・・[2]
- 4.2 溝部の寸法及び許容差・・・・[2]
- 4.3 最小有効直径・・・・[4]
- 4.4 プーリの許容値又は許容差・・・・[4]
- 4.5 ピッチ円直径・・・・[5]
- 4.6 プーリ呼称・・・・[5]
- 5. ベルト・・・・[6]
- 5.1 種類・・・・[6]
- 5.2 形状及び寸法・・・・[6]
- 5.3 長さ・・・・[6]
- 5.4 ベルト呼称・・・・[8]
- 附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 1858 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 1858 : 2005
Vリブドベルト伝動−一般用プーリ及びベルト
Belt drives-Pulleys and V-ribbed belts for industrial applications
序文
この規格は,1998年に第2版として発行されたISO 9982:1998,Belt drives−Pulleys and V-ribbed belts
for industrial applications−PH,PJ,PK,PL and PM profiles : Dimensionsを元に,対応する部分については,対応
国際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規
定されていない規定内容を追加している。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。変更の一
覧表をその説明を付けて,附属書(参考)に示す。
1. 適用範囲
この規格は,一般に用いられる動力伝達用のVリブドプーリ(以下,プーリという。)溝部
の形状及びこれと対応する継ぎ目のない輪形のVリブドベルト(以下,ベルトという。)の主要な寸法につ
いて規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 9982:1998, Belt drives−Pulleys and V-ribbed belts for industrial applications−PH,PJ,PK,PL and
PM profiles : Dimensions (MOD)
参考 PKベルトは,元は自動車の補機駆動用に制定された。特にその用途のためにISO 9981が規格
化されている。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0601 : 2001 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状 : 輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パ
ラメータ
備考 ISO 4287 : 1997, Geometrical Product Specifications(GPS)−Surface texture:Profile method−
Terms,definitions and surface texture parametersからの引用事項は,この規格の該当項目と同
等である。
ISO 1081 : 1995, Belt drives−V-belts and V-ribbed belts, and corresponding grooved pulleys−Vocabulary
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,ISO 1081によるほか,次による。
a) オーバーボール径 プーリに測定用ボール又はロッドを取り付けたときのボール又はロッドの外側の
――――― [JIS B 1858 pdf 3] ―――――
2
B 1858 : 2005
直径。オーバーピン径ともいう。
b) 有効直径(effective diameter) プーリにおいて,図1及び表1に示す溝ピッチe及び溝角度αが基準寸
法をとり,プーリ先端rtが最小寸法値をとったときの外径。
c) 有効ベルト長さ(effective length) ベルトを2個の長さ測定用プーリに巻き掛け,所定の荷重を加えた
とき,プーリの有効直径に沿う長さ。
d) 有効周長(effective circumference) プーリの有効直径における円周。
e) 溝ピッチ(groove pitch) プーリの隣接する溝中心線間の距離。
f) リブピッチ(rib pitch) ベルトの隣接するリブの中心線間距離。
4. プーリ
4.1 種類
プーリは,溝部の形状によって,次の5種類とする。
PH,PJ,PK,PL,PM
4.2 溝部の寸法及び許容差
PH,PJ,PK,PL及びPMの溝部の寸法並びに許容差は図1,図2及び表1
による。
W
rt
α
rb X
f e
ここに,e : 溝ピッチ
α : 溝角度
f : プーリ端部に最も近い溝中心からプーリ端部までの距離
rt : プーリ先端丸み部の半径
rb : プーリ溝底丸み部の半径
プーリ先端部の形状は表1で示される
寸法の範囲であればどこにあってもよ
参照)
い。ただし、隅部は接点から30°以上
図2
r
で円弧加工する。
t以上
30
N(
°
以
上
r
t以
上
W部詳細図(プーリ先端部のオプション形状)
――――― [JIS B 1858 pdf 4] ―――――
3
B 1858 : 2005
溝底部のオプション形状 rb
X部詳細図(プーリ溝底部のオプション形状)
図 1 プーリ溝部の断面図
XN
d
B
dde
o
K
ここに,de : 有効直径
do : 外径
K : オーバーボール径
X : 有効直径とオーバーボール径の寸法の差の21
N : 外径とオーバーボール径の差の21
dB : 測定用ボール又はロッドの直径
図 2 プーリの各直径
表 1 プーリ溝部の寸法及び許容差
単位 mm
種類 PH PJ PK PL PM
e (1)(2) 1.6±0.03 2.34±0.03 3.56±0.05 4.7±0.05 9.4±0.08
愀 3) 40°±0.5° 40°±0.5° 40°±0.5° 40°±0.5° 40°±0.5゜
rt 最小 0.15(5) 0.2(5) 0.25 0.4 0.75
rb 最大 0.3 0.4 0.5 0.4 0.75
dB 1±0.01 1.5±0.01 2.5±0.01 3.5±0.01 7±0.01
2X 0.11 0.23 0.99 2.36 4.53
2N (4)最大 0.69 0.81 1.68 3.5 5.92
f 最小 1.3 1.8 2.5 3.3 6.4
注(1) の許容差は,連続する二つの溝間の距離に適用する。
(2) 累積ピッチ誤差は,±0.3 mmとする。
(3) プーリ軸に対し,溝角度の中心線がなす角度は,90°±0.5゜とする。
(4) 2Nは,オーバーボール径とプーリ外径とを実測して求められる値。
(5) 5.2に規定するPHT,PJTのベルトを用いる場合は,プーリ先端丸み部の半径rtは0.25 mmを最
小とする。
――――― [JIS B 1858 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS B 1858:2005の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 9982:1998(MOD)
JIS B 1858:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.220 : フレキシブル駆動及び動力伝達 > 21.220.10 : ベルト駆動及びその部品
JIS B 1858:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称