JIS B 4220:1988 規格概要
この規格 B4220は、外径45及び70mm,幅0.25~8.0mmのすわりフライスについて規定。
JISB4220 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B4220
- 規格名称
- すりわりフライス
- 規格名称英語訳
- Screw slotting cutters
- 制定年月日
- 1953年7月24日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 25.100.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 工具 2020
- 改訂:履歴
- 1953-07-24 制定日, 1956-02-17 改正日, 1958-12-16 改正日, 1961-12-12 確認日, 1963-07-01 改正日, 1966-04-01 確認日, 1969-03-01 確認日, 1972-04-01 確認日, 1975-03-01 確認日, 1978-03-01 確認日, 1981-03-01 改正日, 1986-10-01 確認日, 1988-03-01 改正日, 1994-04-01 確認日, 1998-09-20 確認日, 2005-01-20 確認日, 2009-02-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS B 4220:1988 PDF [5]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 4220 : 1988
すりわりフライス
Screw Slotting Cutters
1. 適用範囲 この規格は,外径45mm及び70mm,幅0.258.0mmのすりわりフライス(以下,フライ
スという。)について規定する。
引用規格 :
JIS B 0021 幾何公差の図示方法
JIS B 0172 フライス用語
JIS B 0401 寸法公差及びはめあい
JIS B 0601 表面粗さの定義と表示
JIS B 0659 比較用表面粗さ標準片
JIS B 4201 フライス穴
JIS B 7503 0.01mm目盛ダイヤルゲージ
JIS B 7513 精密定盤
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験機
JIS B 7734 微小硬さ試験機
JIS G 4403 高速度工具鋼鋼材
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
JIS Z 2251 微小硬さ試験方法
2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,JIS B 0172(フライス用語)による。
3. 形状・寸法 フライスの形状及び寸法は,表1による。
表1 形状及び寸法
0.35
単位 mm 0.4
穴径 d 0.45
外径 D 幅L 0.5
A式 B式(1)
刃数 0.55
基準
基準 許容差 基準 許容差 許容差基準 許容差
寸法 (js 14) 寸法
(H7) 寸法 (H 7) 寸法 (js 10) 0.6
0.65
0.25
.00
018 .00
018 0.7
45 ±0.31 13 15.875 0.3 ±0.02 90
0.32 0.8
――――― [JIS B 4220 pdf 1] ―――――
2
B 4220 : 1988
0.9
1.0 単位 mm
1.05 穴径 d
1.1 外径 D 幅L
A式 B式(1)
1.2 刃数
基準
基準 許容差 基準 許容差 許容差基準 許容差
1.3 (H 7)
寸法 (js 14) 寸法 寸法 (H 7)寸法 (js 10)
1.4
0.25
1.5
0.3
1.6
0.32
1.8 0.35
2.0
0.4
2.3
0.45
2.6
0.5
2.9 0.55
3.0
0.6
0.65
0.7
0.8
0.9
1.0
1.05
1.1
1.2
1.3 56
.00
021 .00
021
70 ±0.31 22 25.4 1.4 ±0.02又は
1.5 72
1.6
1.8
2.0
2.3
2.6
2.9
3.0
3.2
3.6
4.0
4.6 ±0.024
5.2
5.8
6.0
6.5
7.3 ±0.029
8.0
注(1) 式は,なるべく用いない。
備考1. D,d及びLの許容差は,JIS B 0401(寸法公差及びはめあい)による。
2. dにキー溝を必要とするときのキー溝は,JIS B 4201(フライス穴)による。
3. 両側面に中低のこう配を付けても差し支えない。
――――― [JIS B 4220 pdf 2] ―――――
3
B 4220 : 1988
4. 品質
4.1 外観 フライスの外観は,地きず及び割れ並びに有害なまくれ,きず,さびなどの欠点がなく,仕
上げは良好でなければならない。
4.2 表面粗さ フライスの刃部の表面粗さは,6.1の試験を行ったとき,すくい面でJIS B 0601(表面粗
さの定義と表示)に規定する1.6a (6.3S) とする。
4.3 硬さ フライスの刃部の硬さは,6.2の試験を行ったとき,HRC63 (HV772) 以上とする。
4.4 振れ フライスの刃部の振れは,6.3の試験を行ったとき,表2による。
表2 刃部の振れの公差値
備考 図示方法は,JIS B 0021(幾何公差の図示方
法)による。
単位 mm
外径 外周の振れ 側面の振れの公差値 t2
D t1 幅Lの区分
0.25以上 0.4を超え 0.6を超え1.0を超え 1.6を超え 2.5を超え4.0を超え 6.0を超え
0.4以下 0.6以下 1.0以下 1.6以下 2.5以下 4.0以下 6.0以下 8.0以下
45 0.1 0.16 0.12 0.1 0.08 0.06 0.05 − −
70 0.12 0.2 0.16 0.12 0.1 0.08 0.06 0.05 0.04
4.5 切れ味 フライスの切れ味は,良好でなければならない。
5. 材料 フライスの材料は,JIS G 4403(高速度工具鋼鋼材)に規定するSKH51又はこれと同等以上の
性能をもつものとする。
6. 試験方法
6.1 表面粗さ フライスの表面粗さは,目視によってJIS B 0659(比較用表面粗さ標準片)に規定する
粗さ標準片と比較測定する。
6.2 硬さ フライスの刃部の硬さは,JIS B 7726(ロックウェル硬さ試験機)に規定する試験機を用いて
JIS Z 2245(ロックウェル硬さ試験方法)に規定する試験方法によって測定する。ただし,ロックウェル
硬さ試験機によって測定できない場合は,JIS B 7734(微小硬さ試験機)に規定する試験機を用いて,JIS
Z 2251(微小硬さ試験方法)に規定する試験方法によって測定してもよい。
また,試験機による測定が困難な場合は,やすりによる比較測定を行ってもよい。
――――― [JIS B 4220 pdf 3] ―――――
4
B 4220 : 1988
6.3 振れ フライスの振れは,フライスをつば付きアーバにナットで締め付け,図のように精密定盤上
に置いたセンタ台に取り付け,外周刃及び側面にそれぞれ垂直にダイヤルゲージを当て,矢の方向に回し
ながらダイヤルゲージの指針の動きを読む。読みの最大値と最小値との差を測定値とする。
備考1. 精密定盤は,JIS B 7513(精密定盤)に規定する1級とする。
2. ダイヤルゲージは,JIS B 7503(0.01mm目盛ダイヤルゲージ)による。
図 振れの測定方法
7. 検査 フライスの検査は,形状・寸法,外観,表面粗さ,硬さ,振れ及び切れ味について行い,それ
ぞれ3.,4.14.5の規定に適合しなければならない。
8. 製品の呼び方 フライスの呼び方は,規格番号又は規格名称,D×L×d,刃数及び材料記号(2)による。
例1 : JIS B 4220 70×1×22 56 SKH51
例2 : すりわりフライス70×1×22 72 SKH51
注(2) 使用材料が高速度工具鋼鋼材の場合は,HS又はHSSと呼んでもよい。
9. 表示
9.1 製品の表示 フライスには側面に次の事項を横書きに表示する。
例 :
(1) ×L×d 70×1×22
(2) 刃数 56
(3) 材料記号(3) SKH51
(4) 製造業者名又はその略号
注(3) 使用材料が高速度工具鋼鋼材の場合は,HS又はHSSと表示してもよい。
9.2 包装の表示 フライスの包装は,規格名称及び9.1に規定する事項を表示する。
――――― [JIS B 4220 pdf 4] ―――――
5
B 4220 : 1988
切削工具規格体系調査委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) 丸 山 弘 志 東京理科大学
(幹事・委員) 竹 井 辰 男 日本工具工業会
竹 山 秀 彦 幾徳工業大学
中 田 哲 雄 通商産業省機械情報産業局
森 田 昭 三 工業技術院標準部機械規格課
徳 増 肇 日本機械工業連合会
江 見 正 民 日本産業機械工業会
内 藤 俊 雄 前日本国有鉄道鉄道技術研究所
大 高 義 穂 日本工作機械工業会
宇田川 鉦 作 日本ねじ研究協会
郷 間 豊 彦 いすゞ自動車株式会社
吉 田 清 司 日産自動車株式会社
根 津 裕 司 株式会社日立製作所
平 松 豊 日本工作用機器工業会
篠 生 全 黒田精工株式会社
関 野 等 超硬工具協会
冨士原 由 雄 三菱金属株式会社
山 川 哲 央 株式会社神戸製鋼所
松 井 博 株式会社彌満和製作所
野 上 彰 株式会社不二越
西 礼次郎 株式会社日本工具製作所
岩 本 肇 日本高周波鋼業株式会社
神 谷 清 弘 株式会社不二越
JIS B 4220:1988の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 4220:1988の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0021:1998
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―幾何公差表示方式―形状,姿勢,位置及び振れの公差表示方式
- JISB0172:1993
- フライス用語
- JISB0401-2:2016
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―長さに関わるサイズ公差のISOコード方式―第2部:穴及び軸の許容差並びに基本サイズ公差クラスの表
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB0659-1:2002
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式;測定標準―第1部:標準片
- JISB4201:1998
- フライス穴及びフライスアーバ部
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7513:1992
- 精密定盤
- JISB7726:2017
- ロックウェル硬さ試験―試験機及び圧子の検証及び校正
- JISB7734:1997
- ヌープ硬さ試験―試験機の検証
- JISB7734:2020
- ヌープ硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISG4403:2015
- 高速度工具鋼鋼材
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2251:2009
- ヌープ硬さ試験―試験方法