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JIS B 4634:1998 規格概要
この規格 B4634は、ドリルチャック及びそのハンドルについて規定。
JISB4634 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B4634
- 規格名称
- ドリルチャック
- 規格名称英語訳
- Drill chuck
- 制定年月日
- 1954年7月20日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 239:1974(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 25.100.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 工具 2020
- 改訂:履歴
- 1954-07-20 制定日, 1957-07-20 確認日, 1959-02-17 改正日, 1962-02-17 確認日, 1964-12-01 改正日, 1968-02-01 確認日, 1971-06-01 改正日, 1972-10-01 改正日, 1975-12-01 改正日, 1978-12-01 確認日, 1984-03-01 改正日, 1989-04-01 確認日, 1995-03-01 改正日, 1998-07-20 改正日, 2005-01-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS B 4634:1998 PDF [11]
B 4634 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS B 4634 : 1995は改正され,この規格に置き換えられるとともに,JIS
B 6001 : 1992は廃止され,この規格に統合される。
今回の改正では,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との整合化及び類似のJIS B 4634 : 1995(携帯電気ドリル用
チャック)とJIS B 6001 : 1992(工作機械用ドリルチャック)との2規格を統合することを目的とし,国
際規格を採用し,統合によって内容を一部見直すことによって,改正を行った。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS B 4634には,次に示す附属書がある。
附属書(規定) ドリルチャックのテーパの寸法,テーパゲージの許容差及びユニファイ細目ねじ
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 4634 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 4634 : 1998
ドリルチャック
Drill chuck
序文 この規格は,携帯電気ドリル用チャックと工作機械用ドリルチャックの二つの日本工業規格(日本産業規格)を統合
するとともに,1974年に第1版として発行されたISO 239, Drill chuck tapersを元に,対応する部分(テー
パの寸法)については技術的内容を変更することなく,附属書として作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
1. 適用範囲 この規格は,ドリルチャック(以下,チャックという。)及びそのハンドルについて規定す
る。
備考 この規格の対応国際規格を次に示す。
ISO 239 : 1974 Drill chuck tapers
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS B 0208 ユニファイ細目ねじ
JIS B 0212 ユニファイ細目ねじの許容限界寸法及び公差
JIS B 0256 ユニファイ細目ねじ用限界ゲージ
JIS B 1701 インボリュート歯車の歯形及び寸法
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7725 ビッカース硬さ試験−試験機の検証
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験−試験機の検証
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
3. 種類及び記号 チャックの種類及び記号は,表1による。
表1 チャックの種類及び記号
単位 mm
種類 記号 円周振れ
MG 0.08以下
工作機械用 テーパ式 普通形
E(1) 0.20以下
普通形 E(1)
テーパ式
携帯電気ドリル用 EL 0.20以下
軽量形
ねじ式 ELB
注(1) 記号Eについては,工作機械用と携帯電気ドリル用の区別は
ない。
――――― [JIS B 4634 pdf 2] ―――――
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B 4634 : 1998
4. 形状及び寸法
4.1 チャックの形状及び寸法 チャックの形状及び寸法は,表2による。
表2 チャックの形状及び寸法
備考1. ジャコブステーパ,モールステーパ及びユニファイ細目ねじは,附属書による。
2. 図は,一例を示すものであって,構造を規定するものではない。
普通形
単位 mm
呼び寸法 D1 D2 L F G(2) カバー 使用できる
(最大)基準 許容差 (最大) 基準許容差 (最小) 歯数 直径 ドリル径の
寸法 寸法 (枚)ピッチ 範囲
5 33 22 ±1 50 4 +0.1 5.5 26 22 0.5 5
6.5 38 26 58 5.5 0 6.5 28 20 0.5 6.5
10 46 31 70 6.5 8.5 30 18 0.810
13 55 38 90 8 9.5 32 16 1.213
16 60 44 98 9 10.5 32 14 3.216
軽量形
単位 mm
呼び寸法 D1 D2 L F G(2) カバー 使用できる
(最大) 基準 許容差 (最大) 基準 許容差 (最小) 歯数 直径 ドリル径の
寸法 寸法 (枚) ピッチ 範囲
6.5 35 22 ±1 53 4 +0.1 5.5 26 22 0.5 6.5
10 41 26 65 5.5 0 6.5 28 20 0.810
13 47 32 82 6.5 8.5 30 18 2.013
33 1.213
注(2) 寸法は,貫通しても差し支えない。
4.2 ハンドルの形状及び寸法 ハンドルの形状及び寸法は,表3による。
なお,ハンドルピンが抜けなければ,ハンドルピンはハンドル軸に固定しなくてもよい。
――――― [JIS B 4634 pdf 3] ―――――
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B 4634 : 1998
表3 ハンドルの形状及び寸法
備考 図は,一例を示すものであって,構造を規定するものではない。
単位 mm
呼び寸法 A f g 歯数 直径
普通形 軽量形 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 (枚) ピッチ
5 6.5 65 ±1 4 −0.02 5 ±0.5 12 22
6.5 10 75 5.5 −0.12 6 12 20
10 13 90 6.5 8 12 18
13 − 110 8 9 12 16
16 − 120 9 10 12 14
4.3 カバーとハンドルの歯車 カバーとハンドルの歯車は,JIS B 1701に規定するインボリュート歯車
歯形とする。
5. 品質
5.1 外観 チャック及びハンドルの外観は,割れ及び有害なきず,まくれ,さび,その他の欠点がなく,
仕上げは良好でなければならない。
5.2 機能 ハンドルを用いてカバーを回転させたとき,つめがそろって円滑に出入りし,その他の部分
も円滑に作動しなければならない。
5.3 硬さ チャックのドリルをくわえる部分(つめ)の硬さは,53 HRC又は560 HV以上とし,カバー
及びハンドルの歯部の硬さは,30 HRC以上又は300 HV以上とする。
本体のハンドル穴部の硬さは,30 HRC以上又は300 HV以上とする。
5.4 ジャコブステーパ及びモールステーパ大径部の寸法許容差 チャックのジャコブステーパ及びモー
ルステーパ大径部の寸法許容差は,附属書に規定するジャコブステーパゲージ又はモールステーパゲージ
を差し込んだとき,基準径 (D3) に対して,ゲージの軸方向の位置のずれが±1 mm以内とする。
5.5 ジャコブステーパ及びモールステーパ穴部の当たり チャックのジャコブステーパ及びモールステ
ーパ穴部の面の当たりは,6.4又は6.5によって測定したとき,大径側より75 %以上でなければならない。
5.6 ユニファイ細目ねじ部の寸法 チャックのユニファイ細目ねじ部の寸法は,附属書表5による。
5.7 把握力 チャックの把握力は,6.7によって試験したとき,表4に示すねじりモーメントを加えたと
き,試験棒が滑ったり各部に異状があってはならない。
――――― [JIS B 4634 pdf 4] ―――――
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B 4634 : 1998
表4 把握力
単位 N・m
呼び寸法 ねじりモーメント
普通形 軽量形
5 − 1.8
6.5 6.5 3.4
10 10 6.9
13 13 12.8
16 − 24.5
5.8 円周振れ チャックの円周振れは,6.8によって測定したとき,表1の規定に適合しなければならな
い。
6. 試験方法
6.1 外観 目視によって行う。
6.2 機能 カバーを回転させてその作動を調べ,また,ハンドルを用いてか(噛)み合い状態を確認す
る。
6.3 硬さ チャックの各部の硬さは,JIS B 7726又はJIS B 7725に規定する試験機を用いて,JIS Z 2245
又はJIS Z 2244の試験方法によって測定する。
6.4 ジャコブステーパ穴部の当たり チャックのジャコブステーパ穴部の当たりは,附属書表3に規定
するジャコブステーパゲージに一様に光明丹を塗ってジャコブステーパ穴部に差し込み,一様に回して当
たりを測定する。
6.5 モールステーパ穴部の当たり チャックのモールステーパ穴部の当たりは,附属書表4に規定する
モールステーパゲージに一様に光明丹を塗ってモールステーパ穴部に差し込み,一様に回して当たりを測
定する。
6.6 ユニファイ細目ねじ部の寸法 チャックのユニファイ細目ねじの寸法は,JIS B 0256に規定する2B
ねじ用限界ゲージを用いて,有効径及び内径を測定する。
6.7 把握力 チャックの把握力は,表5に示すようにチャックに試験棒をくわえ,ハンドルを用いて片
手で均等に三つのハンドル穴を順次に締めてからシャンクを固定してねじりモーメントを加える。
――――― [JIS B 4634 pdf 5] ―――――
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JIS B 4634:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 239:1974(MOD)
JIS B 4634:1998の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.100 : 切削工具 > 25.100.30 : ドリル,ストレートシャンク,リーマ
JIS B 4634:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0208:1973
- ユニファイ細目ねじ
- JISB0212:1973
- ユニファイ細目ねじの許容限界寸法及び公差
- JISB0256:1975
- ユニファイ細目ねじ用限界ゲージ
- JISB1701:1973
- インボリュート歯車の歯形及び寸法
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7725:2010
- ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISB7725:2020
- ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISB7726:2017
- ロックウェル硬さ試験―試験機及び圧子の検証及び校正
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法