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JIS B 6210-2:2021 規格概要
この規格 B6210-2は、JIS B 6190-1,JIS B 6190-2及びJIS B 6190-7に基づき,X軸に沿って移動可能なコラムをもつ普通精度の汎用の床上形(コラム移動・テーブル固定形)横中ぐりフライス盤の幾何精度試験,主軸の回転精度試験及び数値制御による位置決め精度試験並びにそれぞれの許容値について規定。
JISB6210-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B6210-2
- 規格名称
- 横中ぐりフライス盤―精度試験―第2部 : 床上形(コラム移動・テーブル固定形)
- 規格名称英語訳
- Machine tools -- Test conditions for testing the accuracy of boring and milling machines with horizontal spindle -- Part 2:Machines with movable column along the X-axis (floor type)
- 制定年月日
- 2010年7月20日
- 最新改正日
- 2021年2月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 3070-2:2016(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 25.080.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2010-07-20 制定日, 2015-10-20 確認日, 2020-10-20 確認日, 2021-02-22 改正
- ページ
- JIS B 6210-2:2021 PDF [55]
B 6210-2 : 2021 (ISO 3070-2 : 2016)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 機械各部及び座標軸の名称・・・・[3]
- 5 主軸頭及びテーブルに関する特記事項・・・・[4]
- 5.1 主軸頭・・・・[4]
- 5.2 テーブル・・・・[5]
- 6 一般事項・・・・[5]
- 6.1 測定単位・・・・[5]
- 6.2 JIS B 6190規格群の参照・・・・[5]
- 6.3 試験の順序・・・・[6]
- 6.4 実施する試験・・・・[6]
- 6.5 測定器・・・・[6]
- 6.6 ソフトウェア補正・・・・[6]
- 6.7 最小許容値・・・・[6]
- 7 幾何精度試験・・・・[7]
- 7.1 直進軸の真直度誤差及び角度誤差・・・・[7]
- 7.2 二つの直進軸間の直角度誤差及び平行度誤差・・・・[13]
- 7.3 固定テーブル(工作物定盤)・・・・[18]
- 7.4 中ぐり主軸・・・・[22]
- 7.5 フライス主軸・・・・[26]
- 7.6 回転・移動テーブル・・・・[28]
- 7.7 割出し又は回転テーブル・・・・[35]
- 8 数値制御による位置決め精度試験・・・・[38]
- 附属書A(参考)回転軸の回転精度・・・・[44]
- 附属書B(規定)面板及び面削りスライドの試験[図2 b)参照]・・・・[48]
- 附属書C(参考)多言語による機械各部の名称・・・・[52]
- 参考文献・・・・[53]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 6210-2 pdf 1] ―――――
B 6210-2 : 2021 (ISO 3070-2 : 2016)
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本工作機械工業会(JMTBA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本
産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
産業規格である。これによって,JIS B 6210-2:2010は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 6210の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 6210-1 第1部 : テーブル形(コラム固定·テーブル移動形)
JIS B 6210-2 第2部 : 床上形(コラム移動·テーブル固定形)
JIS B 6210-3 第3部 : プレーナ形(コラム移動·テーブル移動形)
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日本産業規格 JIS
B 6210-2 : 2021
(ISO 3070-2 : 2016)
横中ぐりフライス盤−精度試験−第2部 : 床上形(コラム移動·テーブル固定形)
Machine tools-Test conditions for testing the accuracy of boring and millingmachines with horizontal spindle-Part 2: Machines with movable columnalong the X-axis (floor type)
序文
この規格は,2016年に第4版として発行されたISO 3070-2を基に,技術的内容及び構成を変更するこ
となく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項,又は,JIS
B 6190-1:2016,JIS B 6190-2:2016及びJIS B 6190-7:2019の細分箇条番号に関しては,対応国際規格で参照
している細分箇条番号の不整合の訂正事項である。
横中ぐりフライス盤は,次の三つのカテゴリに分類される。
a) テーブル形(コラム固定·テーブル移動形)
b) 床上形(コラム移動·テーブル固定形)
c) プレーナ形(コラム移動·テーブル移動形)
この規格の目的は,比較,受渡し,保守又はその他の目的のために実施する試験について,できるだけ
幅広く,かつ,理解しやすい情報を提供することである。
この規格は,実施する試験に関する追加情報を提供し,現在の技術をよりよく反映するために新しい許
容値を規定している。
1 適用範囲
この規格は,JIS B 6190-1,JIS B 6190-2及びJIS B 6190-7に基づき,X軸に沿って移動可能なコラムを
もつ普通精度の汎用の床上形(コラム移動·テーブル固定形)横中ぐりフライス盤(以下,床上形横中ぐ
りフライス盤という。)の幾何精度試験,主軸の回転精度試験及び数値制御による位置決め精度試験並びに
それぞれの許容値について規定する。
床上形横中ぐりフライス盤は,通常,繰出し中ぐり主軸を備えており,次の万能主軸頭を取り付けるこ
とが可能である。
注記1 万能主軸頭をもつ機械の試験条件については,ISO 17543-1参照。
− Z軸に平行な一つの主軸の有無にかかわらず,Z軸に対して直角な主軸をもつ固定式又は割出式の
主軸頭
− 二つの軸を(例えば,ハース継手などを使用して)様々な角度位置に機械的に割り出すことができ
る45°傾斜割出主軸頭
――――― [JIS B 6210-2 pdf 3] ―――――
2
B 6210-2 : 2021 (ISO 3070-2 : 2016)
− 二つの数値制御軸を連続位置決めができる45°傾斜連続割出主軸頭
− 互いに直角な二つの数値制御回転軸をもつ旋回主軸頭
附属の面板及び面削りスライド付きの主軸頭の試験条件については,附属書Bに規定する。
この規格は,ベッド上のコラムの運動(X軸),コラム上の主軸頭の垂直方向運動(Y軸),ラムの軸方
向運動(Z軸)及び中ぐり主軸の軸方向運動(W軸)をもつ機械であって,多くの場合,ベッド上主軸(R
軸)に平行に移動し,かつ,垂直軸(B軸)の回りを回転する一つ以上のテーブルをもつ機械に適用する。
この規格は,機械の精度試験だけを扱う。一般に精度試験の前に行われる機械の運転試験(振動,異常
騒音,運動部品のスティックスリップなど)及び機械特性試験(主軸速度,送り速度など)には適用しな
い。
注記2 工作精度試験については,JIS B 6334:1986の5.参照。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 3070-2:2016,Machine tools−Test conditions for testing the accuracy of boring and milling
machines with horizontal spindle−Part 2: Machines with movable column along the X-axis
(floor type)(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。
JIS B 6190-1:2016 工作機械試験方法通則−第1部 : 幾何精度試験
注記 対応国際規格 : ISO 230-1:2012,Test code for machine tools−Part 1: Geometric accuracy of
machines operating under no-load or quasi-static conditions
JIS B 6190-2:2016 工作機械試験方法通則−第2部 : 数値制御による位置決め精度試験
注記1 対応国際規格 : ISO 230-2:2014,Test code for machine tools−Part 2: Determination of accuracy
and repeatability of positioning of numerically controlled axes及びAmendment 1:2016
注記2 この規格の対応国際規格ISO 3070-2:2016はISO 230-2:2014を引用規格としており,2016
年に発行されたAmendment 1は引用していないが,このAmendment 1はAnnex Eを追加し
ているだけであって,この規格に関してはISO 230-2:2014とJIS B 6190-2:2016との間に技
術的差異はない。
JIS B 6190-7:2019 工作機械試験方法通則−第7部 : 回転軸の幾何精度試験
注記 対応国際規格 : ISO 230-7:2015,Test code for machine tools−Part 7: Geometric accuracy of axes of
rotation
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
中ぐり作業(boring operation)
回転しない工作物に対して,単刃切削工具が回転する運動を主切削運動とし,その切削工具の回転によ
って切削エネルギーが与えられ,様々なサイズ及び形状の穴を創成する作業。
――――― [JIS B 6210-2 pdf 4] ―――――
3
B 6210-2 : 2021 (ISO 3070-2 : 2016)
注記1 円筒穴,テーパ穴,止まり穴又は貫通穴をくり広げて必要なサイズに加工する作業では,中
ぐり主軸の軸平均線に対する工具刃先位置を明確に位置決めできる中ぐり棒を使用している。
注記2 同一工作物の相対する面にある同軸の穴の加工では,繰出し中ぐり主軸を使用することがあ
るが,テーブルを180°回して反対側の穴を中ぐり(反転中ぐり)することもある。
3.2
フライス削り作業(milling operation)
回転しない工作物に対して,多刃切削工具が回転する運動を主切削運動とし,その切削工具の回転によ
って切削エネルギーが与えられ,様々な形状をした表面を創成する作業。
注記 フライス削りは,ほとんどが正面フライス削り又はエンドミル削りである。工具は,中ぐり主
軸(図2参照)のテーパ穴又はフライス工具の場合は,フライス主軸に取り付ける。
3.3
中ぐりフライス盤(boring and milling machine)
中ぐり作業及びフライス削り作業ができる工作機械。
注記 横中ぐりフライス盤は,繰出し中ぐり主軸が水平の機械である。
4 機械各部及び座標軸の名称
横中ぐりフライス盤の主切削運動は,主軸の回転,場合によっては面板の回転によって発生させる。
送り運動は,次のとおりである。
a) ベッド上のコラムのX軸方向送り
b) 主軸頭のY軸方向送り
c) ラムのZ軸方向送り
d) 主軸のW軸方向送り
e) 使用可能な場合は,テーブルのR' 軸方向送り
f) 可能な場合(任意),面削りスライドのU軸方向送り
g) 可能な場合(任意),回転テーブルのB' 軸方向送り
床上形横中ぐりフライス盤の代表的な二つの構造形態を図1に示す。
固定テーブル(工作物定盤)をもつ構造形態は,w b X Y Z W (C) と表し,回転運動及び軸方向運動が
可能なテーブルをもつ構造形態は,w B' R' b X Y Z W (C) と表す。
注記 機械の基礎は,床上形の機械にとって非常に重要なものになる。したがって,記号“b”は,工
作物側のベッド,基礎,及び工具側のベッドを含んでいる。
表1は,図1に示す機械の主な構成要素の名称を示す。
――――― [JIS B 6210-2 pdf 5] ―――――
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JIS B 6210-2:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3070-2:2016(IDT)
JIS B 6210-2:2021の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.080 : 工作機械 > 25.080.20 : 中ぐり盤及びフライス盤
JIS B 6210-2:2021の関連規格と引用規格一覧
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