JIS B 7519:1994 規格概要
この規格 B7519は、測定子をもつスピンドルの変位を,機械的に拡大して指針に回転運動が伝えられる構造の長さ測定器で,目量1μm以下,指針の回転範囲が1回転未満のものについて規定。電気その他の信号を外部に出す装置を持つものには適用しない。
JISB7519 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B7519
- 規格名称
- 指針測微器
- 規格名称英語訳
- Microindicators
- 制定年月日
- 1961年1月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 17.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1961-01-01 制定日, 1964-02-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-04-01 確認日, 1973-02-01 確認日, 1976-02-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1979-03-01 確認日, 1984-02-01 確認日, 1989-03-01 確認日, 1994-07-01 改正日, 1999-10-20 確認日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS B 7519:1994 PDF [6]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 7519-1994
指針測微器
Microindicators
1. 適用範囲 この規格は,測定子をもつスピンドルの変位を,機械的に拡大して指針に回転運動が伝え
られる構造の長さ測定器で,目量1 下,指針の回転範囲が1回転未満のもの(以下,指針測微器とい
う。)について規定する。
ただし,電気その他の信号を外部に出す装置をもつものには適用しない。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS B 0401 寸法公差及びはめあい
JIS B 1501 玉軸受用鋼球
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7506 ブロックゲージ
JIS G 4404 合金工具鋼鋼材
JIS H 5501 超硬合金
2. 主要部の名称 指針測微器の主要部の名称は,図1のとおりとする。
――――― [JIS B 7519 pdf 1] ―――――
2
B 7519-1994
図1
備考 この図は,単に線図的なものであって,形状の基準を示すものではない。
――――― [JIS B 7519 pdf 2] ―――――
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B 7519-1994
3. 性能 指針測微器の性能は,表1のとおりとする。
表1 指針測微器の性能
番号 項目 測定方法 説明図 測定用具 許容値
1 指 A 測定台上面にブロッ 支持台 目量の31以下
示 クゲージを密着し, JIS B 7506に規
の これに測定子を垂直 定するブロック
安 にあて,任意の目盛 ゲージのA級
定 位置までスピンドル
度 を押し込み,その位
置でリフタ又はレリ
ーズによりスピンド
ルを10回以上作動さ
せ,指示の最大値と
最小値との差を求め
る。
B 測定台上面にブロッ
クゲージを密着し,
これに測定子を垂直
にあて,任意の目盛
位置までスピンドル
を押し込み,その位
置でブロックゲージ
を前後・左右に移動
させ,指示の最大値
と最小値との差を求
める。
2 指 測定台上面にブロッ 支持台
示 クゲージを密着し, JIS B 7506に規
誤
差 指針を正しく零目盛 定するブロック
に合わせた後,これ ゲージのA級
を10 湛
のブロックゲージと
置き換えて順次に測
定し,指針の読みか
ら指示すべき値を差
し引いて求める。
――――― [JIS B 7519 pdf 3] ―――――
4
B 7519-1994
番号 項目 測定方法 説明図 測定用具 許容値
3 も 測定台上面にブロ 微動装置付 ステムの直径8mmのもの
ど ックゲージを密着 支持台 は0.5 下。ステムの直
り
誤 し,これに測定子 JIS B 7506に 径8mmを超えるものは
差 を垂直にあて,微 規定するブロ 0.3 下。
動装置により本器 ックゲージの
又は測定台を移動 A級
させてスピンドル
を押し込み,任意
の位置に止めたと
きの読みと,リフ
タ又はレリーズに
よりスピンドルを
さらに押し込んだ
後,静かにおろし
たときの読みとの
差をとる。
4 (1) 指定された姿勢 番号1, 2及び3文字板を上向き水平にした
姿 で,番号1, 2及び3 に準ずる。 姿勢では,番号1,2及び3
勢 と同様な測定を行 の許容値に同じ。その他の
誤 う。 姿勢では番号1,2及び3の
差 許容値の50%増し。
5 測 指針測微器を鉛直 上ざらばね式 公称値の20%を超える誤差
定 方向に保持し,ス 指示はかり がないこと。
力
ピンドルを上下両
方向に移動させ,
零目盛付近におい
て上ざらばね式指
示はかりによって
測定し,その平均
値を求める。
注(1) 姿勢誤差の項目は,注文者が特に必要とする場合にだけ適用する。
備考1. 上表の数値は,温度20℃におけるものとする。
2. 零調整を目盛板によらないで行う構造のものでは,零調整後数回作動させた後性能の測定を行う。
4. 外観及び機能 指針測微器の外観及び機能は,次のとおりとする。
(1) 外部の塗装及びめっきは強固で,容易に色あせ,脱落又はさびを生じないこと。
(2) 主要部の形状及び仕上状態並びに刻印,表示,目盛などに欠点がないこと。
なお,取付部及び測定子の仕上げ程度は,図1による。
(3) 各部は,普通の使用状態の温度及び湿度の変化に対して,実用上差し支えのあるくるいを生じないこ
と。
(4) 指針測微器を任意の姿勢に保持し,スピンドルを全行程にわたって数回作動させたとき,作動及び指
針の追従は円滑であること。
(5) 指針測微器を鉛直方向又は注文者の指定する姿勢で保持した場合,指針の追従は,スピンドルの微小
変位に対して,迅速かつ正確であること。
――――― [JIS B 7519 pdf 4] ―――――
5
B 7519-1994
(6) 指針と目盛板とのすきまは,その先端部において1mm以下で,目盛の全範囲に渡って一様であるこ
と。
(7) 限界指針は,簡単かつ確実に調整でき,測定中容易に動かないこと。
(8) 零調整のできるものは,その作動が円滑で,任意の位置に定置することができ,その調整可能範囲は,
5 上であること。
(9) 測定力の公称値は,ステムの直径8mmのものは0.98N以下とし,ステムの直径8mmを超えるものは
原則として2.21Nとする。
5. 寸法
5.1 取付部の寸法 指針測微器の取付部の寸法は,特に指定のない限り,表2のとおりとする。
表2 取付部の寸法
項目 寸法
ステム 直径d(2) 8 (18) 20 28 (30) 36
(mm) 長さl 12以上 36以上 40以上 50以上
測定子取付部
ステムの直径 JIS B 7503の測定子取付部の寸法による(図2参照)。
8mmのもの
ステムの直径 直径6mm,寸法許容差はJIS B 0401に規定するh6で,長さ10mm以上とする
8mmを超えるも (図3参照)。又は,直径4mmで,JIS B 7503の測定子取付け部の寸法による
の (図2参照)。
注(2) 括孤内の寸法は,なるべく用いないこと。寸法許容差はJIS B 0401に規定するh6とする。
図2 図3
5.2 目盛の寸法 指針測微器の目盛の寸法は,次のとおりとする。
(1) 目幅は,0.6mm以上とする。
(2) 目盛線の太さは,原則として目幅の1520%とする。
(3) 読取位置における指針の幅は,原則として目幅の1520%とする。
(4) 指針と最短目盛線との重なりの長さは,最短目盛線の長さの約32とする。
6. 材料 指針測微器の測定子の測定面部の材料は,特に指定のない限り,JIS G 4404のSKS3,JIS H 5501
又は性能上これらと同等以上のものとし,SKS3を用いた場合の硬さは,750HV以上とする。
なお,測定子の先端に鋼球を用いる場合には,その材料及び硬さは,JIS B 1501による。
――――― [JIS B 7519 pdf 5] ―――――
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JIS B 7519:1994の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.040 : 線及び角度の測定 > 17.040.30 : 測定機器