JIS B 8043-2:2000 ガスタービン―排気排出物―第2部:排出物の自動監視

JIS B 8043-2:2000 規格概要

この規格 B8043-2は、期間を限ることでなく長期にわたって連続して行う測定に用いる,監視プログラム並びに測定機器の選定及びその操作についての要求事項を規定。

JISB8043-2 規格全文情報

規格番号
JIS B8043-2 
規格名称
ガスタービン―排気排出物―第2部 : 排出物の自動監視
規格名称英語訳
Gas turbines -- Exhaust gas emission -- Part 2:Automated emission monitoring
制定年月日
2000年11月20日
最新改正日
2015年10月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 11042-2:1996(IDT)
国際規格分類

ICS

13.040.40, 27.040
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2000-11-20 制定日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS B 8043-2:2000 PDF [19]
B 8043-2 : 2000 (ISO 11042-2 : 1996)

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。
JIS B 8043-2には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考) 関連規格
JIS B 8043は,次の部で構成される。
第1部 : 測定及び評価
第2部 : 排出物の自動監視

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 8043-2 pdf 1] ―――――

                                                                 B 8043-2 : 2000 (ISO 11042-2 : 1996)

pdf 目次

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[2]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. 記号及び省略記号・・・・[3]
  •  5. 監視プログラム・・・・[6]
  •  5.1 監視システム・・・・[6]
  •  5.2 測定成分・・・・[6]
  •  5.3 運転データの記録・・・・[7]
  •  6. 監視システムの機器配置・・・・[8]
  •  6.1 ガス状排出物の測定位置・・・・[8]
  •  6.2 ガス状排出物の点測定・・・・[9]
  •  6.3 ガス状排出成分の流路測定・・・・[9]
  •  6.4 粒子状物質の測定位置・・・・[9]
  •  6.5 比較測定の測定位置・・・・[9]
  •  7. 監視システムの機器・・・・[9]
  •  7.1 抽出式試料採取・・・・[9]
  •  7.2 分析システム・・・・[10]
  •  8. 校正,機能点検及び保全・・・・[10]
  •  8.1 全般・・・・[11]
  •  8.2 比較測定・・・・[11]
  •  8.3 精度試験及び検定方法・・・・[11]
  •  8.4 ドリフト試験・・・・[11]
  •  8.5 校正頻度・・・・[12]
  •  8.6 校正用ガスの供給・・・・[12]
  •  8.7 保全・・・・[12]
  •  附属書A(参考) 関連規格・・・・[16]

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 8043-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8043-2 : 2000
(ISO 11042-2 : 1996)

ガスタービン−排気排出物−第2部 : 排出物の自動監視

Gas turbines−Exhaust gas emission− Part 2 : Automated emission monitoring

序文 この規格は,1996年に第1版として発行されたISO 11042-2, Gas turbines−Exhaust gas emission−Part
2 : Automated emission monitoringを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日
本工業規格である。

1. 適用範囲

 この規格は,期間を限ることでなく長期にわたって連続して行う測定に用いる,監視プロ
グラム並びに測定機器の選定及びその操作についての要求事項を規定するものである。排気中の特定の排
出物の濃度とその絶対量を監視しなければならない。また,同時にガスタービンから排出される他の関連
するガス状成分及びガスタービンの基本的運転状態についても監視しなければならない。JIS B 8043-1で
定義した用語及び記号に加え,この規格にふさわしい用語及び記号も用いる。また,監視環境,計測機器
及び記録装置に対する要求事項並びに測定の質の評価及びデータの補正に対する要求事項を規定している。
この規格は,機械的軸出力を発生するガスタービン及び/又は発電機駆動用ガスタービンのすべて(た
だし,航空機用は除く。)に適用する。排熱を利用する装置を備えた設備にも準用できる。
この規格は,開放サイクルガスタービンに対して適用する。また,半密閉サイクルガスタービン,フリ
ーピストン圧縮機を備えたガスタービン又は特殊な熱源を利用するガスタービンに対しても準用できる。
受渡当事者間の合意がある場合を除き,この規格をガスタービンの排気排出物に対する受取試験として
用いることは意図していない。
ある限界値を超える濃度で大気中にかなりの量が排出される成分については,これを監視することが望
ましい。この限界値については,受渡当事者間の合意によって決定しなければならない。
この規格は,次のパラメータを連続的に監視することを要求する : すなわち,排出物,希釈ガス(酸素
及び二酸化炭素),排気流量(計算値又は要求があれば測定値),燃料消費量及びガスタービンプラントの
性能である。定期的に採取した燃料の化学分析も必要である。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 11042-2 : 1996, Gas turbines−Exhaust gas emission−Part 2 : Automated emission monitoring
(IDT)

――――― [JIS B 8043-2 pdf 3] ―――――

2
B 8043-2 : 2000 (ISO 11042-2 : 1996)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・
追補には適用しない。
JIS B 8041 : 1989 ガスタービン試験方法
備考 ISO 2314 : 1989, Gas turbines : Acceptance testsからの引用事項は,この規格の当該事項と同等
である。
JIS B 8043-1 : 1996 ガスタービン−排気排出物−第1部 : 測定及び評価
備考 ISO 11042-1 : 1996, Gas turbines−Exhaust gas emission−Part 1 : Measurement and evaluationから
の引用事項は,この規格の当該事項と同等である。
ISO 4225 : 1994, Air quality−General aspects−Vocabulary
ISO 6879 : 1995, Air quality : Performance characteristics and related concepts for air quality
measuring methods
ISO 7504 : 1984, Gas analysis−Vocabulary
ISO 10396 : 1993, Stationary source emissions−Sampling for the automated determination of gas
concentrations

3. 定義

 JIS B 8043-1の3.に加え,この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
3.1 監視 (monitoring)
1 広義には,ある時間帯の変化に追従するために繰り返し行う測定。
2 狭義には,調節・制御システムの有効性を評価するために行う,ある基準に関連した汚染レベルの
定期的な測定。
ISO 4225 : 1994参照。
3.2 比較測定 (reference measurement) 受取試験並びに再校正のため及び実測値を確認するために行
う独立した測定。
3.3 分析システム (analyser) 次によって構成される装置
(a) 被分析ガス及び/又は校正用ガスの採取及び移送を行う管路
(b) 分析すべき試料ガスの成分の物理的又は化学的特性からその成分を定量化することのできる信号を発
生する測定装置
(c) 信号処理装置(増幅,記録)又は必要ならデータ処理装置。
ISO 7504参照。
3.4 試料採取の方法 (sampling principle)抽出式及び非抽出式の両者を含むダクト内のガスの代表的
な試料採取方法。
ISO 10396参照。
備考 抽出式の試料採取では,エアロゾル(煙霧質),粒子及びその他の干渉物質は,計測装置に移送
する前に取り除かなければならない。非抽出式は,ダクト内の試料採取場所で測定が行われる
ので,試料処理の必要はない。
3.4.1 抽出式試料採取 (extractive sampling)試料の採取,干渉物質の除去及び適切な計測法によって引
き続き行われる分析のために,試料採取装置全体にわたってガスの濃度を維持することを含む(図1参照)。
3.4.2 非抽出式試料採取 (non-extractive sampling) ダクト外への試料の抽出は行わず,試料採取はダク
ト内のガス流れ場の中で完結する(図2及び図3参照)。

――――― [JIS B 8043-2 pdf 4] ―――――

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B 8043-2 : 2000 (ISO 11042-2 : 1996)
3.5 ISO 6879に定義しているように,統計,機能
システム動作特性 (system operating characteristics)
及び操作の観点からみた性能特性。
次の点について考慮する。
3.5.1 応答時間 (response time) ある装置が,試料の質の急激な変化に対して応答するのに要する時間。
これは次の二つの部分に分けられる。
3.5.1.1 遅延時間 (lag time) 代表的な試料を,計測器に取り込むまでに要する時間。
3.5.1.2 計測器の応答 (instrument response) 計測器が,試料濃度の総変化量の90%に相当する出力を
発生するのに要する時間。
3.5.2 ある時間内の,手を加えない状態での作動における,ゼロ
ゼロドリフト [zero instability (drift) ]
試料に対する計器出力の変化。
3.5.3 スパン (span)試料の所定の品質特性の値に対する計測器の読みとゼロ試料に対する計器の読
みとの差;影響を与えた原因を特定できるように,通常,この試料の品質特性の値はガス濃度の計測範囲
の上限の95%として設定する。
3.5.4 ある期間内の手を加えない状態での作動に
スパン不安定性(ドリフト) [span instability (drift) ]
おける計測器の測定範囲の90%の校正用ガスに対応する計測器出力の変化。
3.6 校正を行うための適切な計測機能。次の点を
装置の校正特性 (system calibration characteristics)
考慮する。
3.6.1 対象となる特定の成分の,測定可能な特性の関数としての計測
校正関数 (calibration function)
器の読みであって,すべての干渉を一定に保った状態で関連する手動分析法(JIS B 8043-1参照)によっ
て得られる。
3.6.2 線形関数 (linear function)関連する手動分析法(JIS B 8043-1参照)によって測定された所定の
成分の濃度について,計測器の読みが直線的である校正関数。
3.6.3 非線形関数 (non-linear function)関連する手動分析法(JIS B 8043-1参照)によって測定された
所定の成分の濃度について,計測器の読みが直線的でない校正関数。
備考 非線形性は,高次の回帰係数で表してもよい。
3.6.4 所定の信頼性のレベルで,ある回帰直線の平均値が存在する下限
信頼区間 (confidence interval)
値と上限値との間隔。
3.6.5 許容区間 (tolerance interval)所定の信頼性のレベルで,ある母集団の規定された割合が占める
下限値と上限値との間隔。
3.6.6 排気中の炭素(二酸化炭素,一酸化炭素及びUHCを構成するもの)
検証試験 (plausibility test)
含有量の計測値とガスタービン燃料から計算する炭素含有量との比較を行う目的の試験。双方の値の許容
差は,受渡当事者間の合意による。

4. 記号及び省略記号

 JIS B 8043-1の4.を適用する。

――――― [JIS B 8043-2 pdf 5] ―――――

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JIS B 8043-2:2000の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 11042-2:1996(IDT)

JIS B 8043-2:2000の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8043-2:2000の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称