JIS B 8102:2012 蒸気タービン―受渡試験方法

JIS B 8102:2012 規格概要

この規格 B8102は、蒸気タービン及び蒸気タービン設備に関する事項(タービン室熱効率又は熱消費率;蒸気消費率又はタービン効率;定格出力又は最大主蒸気流量;調速機及び非常調速機の特性)の保証値を実証するため,発電用の過熱及び湿り蒸気タービンの試験の実施,並びに試験結果の計算に対して規定。

JISB8102 規格全文情報

規格番号
JIS B8102 
規格名称
蒸気タービン―受渡試験方法
規格名称英語訳
Steam turbines -- Acceptance test
制定年月日
1968年12月1日
最新改正日
2017年10月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60953-2:1990(MOD)
国際規格分類

ICS

27.040
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1968-12-01 制定日, 1971-12-01 確認日, 1975-02-01 確認日, 1977-08-01 改正日, 1983-03-01 確認日, 1988-04-01 確認日, 1995-03-01 改正日, 2002-03-20 改正日, 2007-03-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2012-05-21 改正日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS B 8102:2012 PDF [127]
                                                                                   B 8102 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 記号,単位及び定義・・・・[2]
  •  3.1 記号及び単位・・・・[2]
  •  3.2 添字,肩書及び定義・・・・[3]
  •  3.3 用語及び定義・・・・[4]
  •  4 基本方針・・・・[8]
  •  4.1 試験の事前計画・・・・[8]
  •  4.2 事前の協定及び手配・・・・[8]
  •  4.3 試験計画・・・・[8]
  •  4.4 試験準備・・・・[9]
  •  4.5 試験設定・・・・[12]
  •  4.6 予備試験・・・・[13]
  •  4.7 受渡試験・・・・[14]
  •  4.8 受渡試験の繰返し・・・・[16]
  •  5 測定技術及び測定計器・・・・[16]
  •  5.1 一般・・・・[16]
  •  5.2 出力測定・・・・[22]
  •  5.3 流量測定・・・・[25]
  •  5.4 圧力測定(復水タービンの排気圧力を除く)・・・・[33]
  •  5.5 復水タービンの排気圧力の測定・・・・[36]
  •  5.6 温度測定・・・・[37]
  •  5.7 蒸気湿り度の測定・・・・[39]
  •  5.8 時間の測定・・・・[45]
  •  5.9 回転速度の測定・・・・[45]
  •  6 熱的試験の評価・・・・[46]
  •  6.1 評価の準備・・・・[46]
  •  6.2 結果の計算・・・・[46]
  •  6.3 試験結果の計算・・・・[47]
  •  7 試験結果の修正と保証値との比較・・・・[51]
  •  7.1 熱的保証値及び保証条件・・・・[51]
  •  7.2 熱の出入りに対する修正・・・・[51]
  •  7.3 試験結果の運転条件に対する修正・・・・[51]
  •  7.4 修正値の定義及び適用・・・・[52]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8102 pdf 1] ―――――

B 8102 : 2012

pdf 目次

ページ

  •  7.5 修正方法・・・・[53]
  •  7.6 タービンのみ込み蒸気流量の修正・・・・[54]
  •  7.7 最大出力の修正・・・・[55]
  •  7.8 再熱,再生タービン以外のタービンの修正・・・・[55]
  •  7.9 保証値との比較・・・・[56]
  •  7.10 タービン性能の経年劣化・・・・[58]
  •  8 測定の不確かさ・・・・[58]
  •  8.1 一般・・・・[58]
  •  8.2 蒸気と水の測定の不確かさの決定・・・・[59]
  •  8.3 出力測定上の不確かさの計算・・・・[60]
  •  8.4 流量の測定の不確かさの決定・・・・[61]
  •  8.5 測定誤差の計算・・・・[62]
  •  9 調速機及び非常調速機の特性・・・・[63]
  •  9.1 調速機の試験・・・・[63]
  •  9.2 速度調節範囲・・・・[63]
  •  9.3 整定速度調定率及び瞬時速度上昇率・・・・[63]
  •  9.4 非常調速機作動速度・・・・[64]
  •  附属書A(規定)復水器及び給水加熱器の漏れ試験・・・・[65]
  •  附属書B(規定)長円スロートタップノズル・・・・[66]
  •  附属書C(参考)多重測定の評価,適合性・・・・[71]
  •  附属書D(参考)質量流量バランス・・・・[72]
  •  附属書E(参考)熱消費率の修正曲線の例・・・・[74]
  •  附属書F(参考)受渡試験における“測定の不確かさ”と誤差伝ぱ(播)則の簡単な統計的定義・・・・[78]
  •  附属書G(参考)電気出力の“測定の不確かさ”の計算・・・・[81]
  •  附属書JA(規定)動力計によるタービン機械出力の測定方法・・・・[88]
  •  附属書JB(規定)ボイラ給水ポンプ動力の測定・・・・[89]
  •  附属書JC(規定)給水加熱器周りのヒートバランス・・・・[91]
  •  附属書JD(規定)工場送気がある場合のヒートバランス図例・・・・[93]
  •  附属書JE(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[94]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8102 pdf 2] ―――――

                                                                                   B 8102 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人火力
原子力発電技術協会(TENPES)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本
工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
工業規格である。
これによって,JIS B 8102:2002は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS B 8102 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8102 : 2012

蒸気タービン−受渡試験方法

Steam turbines-Acceptance test

序文

  この規格は,1990年に第1版として発行されたIEC 60953-2を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施している箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて附属書JEに示す。また,附属書JA附属書JDは対応国際規格にはな
い事項である。

1 適用範囲

  この規格は,蒸気タービン及び蒸気タービン設備に関する次の事項の保証値を実証するため,発電用の
過熱及び湿り蒸気タービンの試験の実施,並びに試験結果の計算に対して規定する。
なお,発電用以外の蒸気タービンに,この規格を適用してもよい。
a) タービン室熱効率又は熱消費率
b) 蒸気消費率又はタービン効率
c) 定格出力又は最大主蒸気流量
d) 調速機及び非常調速機の特性
この規格は,試験の基本方針,使用計器及び測定方法並びに試験結果の計算及び保証値との比較につい
て規定している。この規格に規定していない複雑な又は特殊な要求がある場合は,試験方法について,契
約前に受渡当事者間で協定しなければならない。特に,次に掲げる項目については,契約時早期に考慮す
る。
− この規格にない試験
− 保証項目の成文化
− 試験の事前計画(4.1)
− 試験費用(4.3.3)
− 修正方法(7.5)
− 保証値との比較(7.9)
− タービン性能の経年劣化(7.10)
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60953-2:1990,Rules for steam turbine thermal acceptance tests−Part 2: Method B−Wide range
of accuracy for various types and sizes of turbines(MOD)
なお,対応の程度を示す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

――――― [JIS B 8102 pdf 4] ―――――

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B 8102 : 2012

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0127 火力発電用語−蒸気タービン及び附属装置並びに地熱発電設備
JIS B 8101 蒸気タービンの一般仕様
JIS C 1736-1 計器用変成器(電力需給用)−第1部 : 一般仕様
JIS C 1736-2 計器用変成器(電力需給用)−第2部 : 取引又は証明用
JIS Z 8762-1 円形管路の絞り機構による流量測定方法−第1部 : 一般原理及び要求事項
JIS Z 8762-2 円形管路の絞り機構による流量測定方法−第2部 : オリフィス板
JIS Z 8762-3 円形管路の絞り機構による流量測定方法−第3部 : ノズル及びノズル形ベンチュリ管

3 記号,単位及び定義

3.1 記号及び単位

  この規格に用いる量記号及び量の単位は,表1による。
表1−記号及び単位
量 記号 単位 倍量又は分量
出力 P W kW
流量 m kg/s
絶対圧力 pabs Pa kPa
ゲージ圧力 pe Pa kPa
大気圧力(気圧) pamb Pa kPa
差圧 Pa kPa
熱力学温度 T, Θ K
セルシウス温度 t, ℃
温度差 ℃
高さ H m mm
比エンタルピー h J/kg kJ/kg
飽和水の比エンタルピー h' J/kg kJ/kg
飽和蒸気の比エンタルピー h'' J/kg kJ/kg
熱落差 J/kg kJ/kg
比熱 c J/(kg・K) kJ/(kg・K)
乾き度 x kg/kg g/g
回転速度 n s−1
流速 w m/s
密度 kg/m3
比体積 υ m3/kg
直径 D, d m mm
重力の加速度 g m/s2
タービン室熱効率 kW・s/kJ
タービン効率 kW・s/kJ
熱消費率 HR kJ/kW・s
蒸気消費率 SR kg/W・s kg/kW・s
kg/J kg/kJ
熱量 Q J/s kJ/s
キャビテーション係数 K
濃度 C

――――― [JIS B 8102 pdf 5] ―――――

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JIS B 8102:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60953-2:1990(MOD)

JIS B 8102:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8102:2012の関連規格と引用規格一覧