JIS B 8245:2004 液化石油ガス容器用弁

JIS B 8245:2004 規格概要

この規格 B8245は、48℃における圧力が,1.53MPaを超え1.82MPa以下の液化石油ガスを充てんする,内容積3L以上120L未満の液化石油ガスの容器に使用する弁について規定。

JISB8245 規格全文情報

規格番号
JIS B8245 
規格名称
液化石油ガス容器用弁
規格名称英語訳
Valves for liquefied petroleum gas cylinder
制定年月日
1964年3月1日
最新改正日
2018年10月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

23.020.30, 75.160.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
配管 II(製品) 2021
改訂:履歴
1964-03-01 制定日, 1967-02-01 確認日, 1968-04-01 改正日, 1970-09-01 改正日, 1973-09-01 確認日, 1976-06-01 確認日, 1977-09-01 改正日, 1982-08-15 確認日, 1989-01-01 改正日, 1994-03-01 改正日, 2004-03-20 改正日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS B 8245:2004 PDF [12]
                                                                                   B 8245 : 2004

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本高圧ガス容器
バルブ工業会(JCVA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 8245:1994は改正され,この規格に置き換えられる。
JIS B 8245には,次に示す附属書がある。
附属書(規定)容器取付部ねじ及び充てん口ねじ

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8245 pdf 1] ―――――

B 8245 : 2004

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 種類・・・・[1]
  •  4. 性能・・・・[1]
  •  4.1 バルブの開閉・・・・[1]
  •  4.2 カップリング・・・・[1]
  •  4.3 耐圧性・・・・[1]
  •  4.4 気密性・・・・[2]
  •  4.5 安全装置の作動・・・・[2]
  •  4.6 安全装置の吹出し量・・・・[2]
  •  4.7 耐振動性・・・・[2]
  •  4.8 Oリングの耐摩耗性・・・・[3]
  •  4.9 カップリングの着脱耐久性・・・・[3]
  •  5. 寸法及び構造・・・・[3]
  •  5.1 容器取付部・・・・[3]
  •  5.2 ガス充てん口・・・・[4]
  •  5.3 スパナ掛部・・・・[5]
  •  5.4 安全装置・・・・[5]
  •  5.5 グランドナット・・・・[5]
  •  5.6 弁体・・・・[5]
  •  6. 外観・・・・[5]
  •  7. 材料・・・・[5]
  •  8. 試験及び検査・・・・[5]
  •  9. 製品の呼び方・・・・[6]
  •  10. 表示・・・・[6]
  •  附属書(規定)容器取付部ねじ及び充てん口ねじ・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8245 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8245 : 2004

液化石油ガス容器用弁

Valves for liquefied petroleum gas cylinder

1. 適用範囲

 この規格は,48℃における圧力が,1.53 MPaを超え1.82 MPa以下の液化石油ガスを充て
んする,主として内容積3 L以上120 L未満の液化石油ガスの容器に使用する弁(以下,バルブという。)
について規定する。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 4314 ばね用ステンレス鋼線
JIS H 3100 銅及び銅合金の板及び条
JIS H 3250 銅及び銅合金棒

3. 種類

 バルブの種類は,表1による。
表 1 バルブの種類
種類 記号
安全装置があるもの 安全装置がないもの
ガス充てん口ねじ式 S O
ガス充てん口カップ SC OC
リング式

4. 性能

4.1 バルブの開閉

 バルブの開閉は,操作が容易で,円滑に作動するものでなければならない。

4.2 カップリング

4.2.1  カップリングの着脱性 カップリングの接続及び切り離しは,容易に安全,かつ,確実に行うこと
ができるものとする。
4.2.2 カップリングの自動遮断性 カップリングを切り離したとき,自動的に通路が遮断される機能をも
つものとする。

4.3 耐圧性

4.3.1  バルブ本体の耐圧性 バルブ本体は,水,空気又は不活性ガスによって3.0 MPa以上の圧力を1分
間以上加えた耐圧試験を行ったとき,漏れ,その他の異常があってはならない。
4.3.2 カップリング接続部の耐圧性 カップリング式は,おすとめすとを接続した状態において,空気又
は不活性ガスによって3.0 MPa以上の圧力を1分間以上加えた耐圧試験を行ったとき,漏れ,その他の異
常があってはならない。

――――― [JIS B 8245 pdf 3] ―――――

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B 8245 : 2004

4.4 気密性

 バルブは,空気又は不活性ガスを用いて表2に示す気密試験を行ったとき,それぞれの点
検箇所から漏れがあってはならない。
表 2 気密試験の条件
種 点検箇所 試験の方法 試験圧力 試験時間
類 MPa s

ス バルブ本体,充てんバルブを閉じ,容器取付部から加圧して調べる。 1.80以上 30以上
充 口及び安全装置



ね バルブ本体及び 充てん口又は容器取付部を密閉し,容器取付部又は充て
じ グランドナット部 ん口から加圧して,バルブを開きながら調べる。


ス バルブ本体及び安全バルブを閉じ,カップリングを開き,容器取付部から加
充 装置 圧して調べる。

ん バルブ本体,充てん容器取付部から加圧してバルブを開きながら調べる。

カ 口及びグランドナッ
ッ ト部



グ カップリング接続部おすとめすとを接続した状態において,バルブを開き,
式 めす側出口を密閉し,容器取付部から加圧して調べる。

4.5 安全装置の作動

 安全装置の吹始め圧力及び吹止まり圧力は,表3による。
表 3 安全装置の吹始め圧力及び吹止まり圧力
単位 MPa
吹始め圧力 吹始め圧力の許容差 吹止まり圧力 吹止まり圧力の許容差
2.40 0 1.80 +0.60
−0.40 0

4.6 安全装置の吹出し量

 安全装置の吹出し量は,15.6 ℃,1 013 hPaの状態に換算した空気量(m3/h)
をもって表し,次の式によって算出された所要吹出し量以上でなければならない。
Q=1.674 V(P+0.101 3)
ここに,Q : 所要吹出し量(m3/h)
V : 装着される容器の内容量の最大のものの数値(L)
P : 吹出し量決定圧力(MPa)
P=(TP×0.8)×1.2=WP×1.2
ここに,TP : 耐圧試験圧力(MPa)
WP : 吹始め圧力(MPa)

4.7 耐振動性

 バルブは,表2に示す試験圧力をかけた状態で,振動数毎分2 000回,全振幅2 mmで,
上下,左右及び前後の3方向についてそれぞれ30分間振動させたとき,漏れ,その他の異常があってはな
らない。

――――― [JIS B 8245 pdf 4] ―――――

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B 8245 : 2004

4.8 Oリングの耐摩耗性

 弁体に用いるOリングは,しゅう動試験機に取り付け,0.69 MPaの空気又は
不活性ガスの圧力をかけた状態で,リフトが弁座口径の1/4以上になるようなしゅう動運動を,5 000回以
上繰り返したとき,漏れ,その他の異常があってはならない。
なお,往復運動は,毎分1050回とする。

4.9 カップリングの着脱耐久性

 カップリングに1.8 MPaの圧力を加えた状態で,1 000回以上の接続及
び切り離しを行った後に,充てん口及びカップリング接続部から漏れがあってはならない。

5. 寸法及び構造

5.1 容器取付部

 バルブの容器取付部の寸法は,表4による。
表 4 バルブの容器取付部の寸法
単位 mm
ねじ部 m1 (約) 2 (約)
容器取付部 d4 (約) d5 基準径 l1(約) l2 ねじ山数 テーパ
記号 d3 (25.4 mmにつき)
V1 21.2 18.661 20.000 11.6 22 14 3/26 3 2
V2 29.5 26.500 28.000 13.0 26 14 3/26 3 2
備考1. 容器取付部ねじは,附属書による。
2. ねじ山形状は,角度55°のねじ山に丸みをもつ三角ねじ(H1=0.639 7 P,r=0.137 4 P)で,軸心に直角な
ものとし,ピッチは軸心に沿って測る。
3. ねじは右ねじとする。
4. ねじは,ねじゲージを手締めの状態ではめ合わせたとき,ねじ部の末端は,使用するねじゲージの末端か
ら2山(ねじゲージの切欠きの範囲)以内とする。

――――― [JIS B 8245 pdf 5] ―――――

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JIS B 8245:2004の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8245:2004の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISG4314:2013
ばね用ステンレス鋼線
JISH3100:2018
銅及び銅合金の板及び条
JISH3250:2015
銅及び銅合金の棒
JISH3250:2021
銅及び銅合金の棒