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JIS B 8356-3:2013 規格概要
この規格 B8356-3は、油圧用フィルタエレメントのつぶれ又は破裂試験,すなわち汚染した試験液をフィルタエレメントに流すという方法で差圧を発生させたとき,フィルタエレメントが正常な(意図した流れの方向)流れにおいて,つぶれ若しくは破裂のどちらかが発生するか,又はフィルタエレメントが故障することなく所定の最大差圧に達するまで耐え得るかを確認するための試験方法について規定。
JISB8356-3 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8356-3
- 規格名称
- 油圧用フィルタ性能評価方法―第3部 : フィルタエレメントのつぶれ又は破裂試験
- 規格名称英語訳
- Hydraulic fluid power -- Filters -- Evaluation of filter performance -- Part 3:Filter elements -- Verification of collapse/burst pressure rating
- 制定年月日
- 2000年2月20日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 2941:2009(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 23.100.60
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 油圧・空気圧 2019
- 改訂:履歴
- 2000-02-20 制定日, 2004-11-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2013-11-20 改正日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS B 8356-3:2013 PDF [10]
B 8356-3 : 2013 (ISO 2941 : 2009)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 油圧記号及び回路図・・・・[2]
- 5 試験回路及び試験装置・・・・[2]
- 5.1 試験回路・・・・[2]
- 5.2 装置・・・・[2]
- 5.3 試験液・・・・[3]
- 5.4 テストダスト・・・・[3]
- 5.5 計測器の精度及び試験条件・・・・[3]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 7 判定・・・・[4]
- 8 試験報告書・・・・[5]
- 9 規格準拠表示・・・・[5]
- 附属書A(参考)つぶれ又は破裂試験に推奨するデータレコーダ・・・・[6]
- 附属書B(参考)試験データ報告様式・・・・[7]
- 附属書C(参考)投入テストダスト量に対する差圧曲線の例・・・・[8]
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――――― [JIS B 8356-3 pdf 1] ―――――
B 8356-3 : 2013 (ISO 2941 : 2009)
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
フルードパワー工業会(JFPA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本
工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
工業規格である。
これによって,JIS B 8356-3:2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 8356(油圧用フィルタ性能評価方法)の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 8356-1 第1部 : フィルタエレメントの性能確認手順
JIS B 8356-2 第2部 : フィルタエレメントの組立完全性試験及びファーストバブルポイントの測定
JIS B 8356-3 第3部 : フィルタエレメントのつぶれ又は破裂試験
JIS B 8356-4 第4部 : フィルタエレメントの材料の作動油適合性試験
JIS B 8356-5 第5部 : フィルタエレメントの端末荷重試験
JIS B 8356-6 第6部 : テストダストを用いたフィルタエレメントの流れ疲労特性試験
JIS B 8356-7 第7部 : 差圧−流量特性試験
JIS B 8356-8 第8部 : フィルタエレメントのろ過性能試験(マルチパステスト法)
JIS B 8356-9 第9部 : フィルタの要求性能一覧
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日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 8356-3 : 2013
(ISO 2941 : 2009)
油圧用フィルタ性能評価方法−第3部 : フィルタエレメントのつぶれ又は破裂試験
Hydraulic fluid power-Filters-Evaluation of filter performance- Part 3: Filter elements-Verification of collapse/burst pressure rating
序文
この規格は,2009年に第2版として発行されたISO 2941を基に,技術的内容及び構成を変更すること
なく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
1 適用範囲
この規格は,油圧用フィルタエレメントのつぶれ又は破裂試験,すなわち汚染した試験液をフィルタエ
レメントに流すという方法で差圧を発生させたとき,フィルタエレメントが正常な(意図した流れの方向)
流れにおいて,つぶれ若しくは破裂のどちらかが発生するか,又はフィルタエレメントが故障することな
く所定の最大差圧に達するまで耐え得るかを確認するための試験方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 2941:2009,Hydraulic fluid power−Filter elements−Verification of collapse/burst pressure rating
(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0125-1 油圧・空気圧システム及び機器−図記号及び回路図−第1部 : 図記号
注記 対応国際規格 : ISO 1219-1,Fluid power systems and components−Graphic symbols and circuit
diagrams−Part 1: Graphic symbols for conventional use and data-processing applications(MOD)
JIS B 0142 油圧・空気圧システム及び機器−用語
注記 対応国際規格 : ISO 5598,Fluid power systems and components−Vocabulary(MOD)
JIS B 8356-2 油圧用フィルタ性能評価方法−第2部 : フィルタエレメントの組立完全性試験及びファ
ーストバブルポイントの測定
注記 対応国際規格 : ISO 2942,Hydraulic fluid power−Filter elements−Verification of fabrication
integrity and determination of the first bubble point(IDT)
JIS B 8356-4 油圧用フィルタ性能評価方法−第4部 : フィルタエレメントの材料の作動油適合性試験
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B 8356-3 : 2013 (ISO 2941 : 2009)
注記 対応国際規格 : ISO 2943,Hydraulic fluid power−Filter elements−Verification of material
compatibility with fluids(IDT)
ISO 12103-1,Road vehicles−Test dust for filter evaluation−Part 1: Arizona test dust
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142による。
4 油圧記号及び回路図
この規格で用いる図記号は,JIS B 0125-1による。
5 試験回路及び試験装置
5.1 試験回路
箇条6に規定するつぶれ又は破裂試験の代表的な回路図を,図1に示す。
記号 5 差圧計(差圧変換器)
1 テストダスト投入口 6 供試フィルタアセンブリ
2 ポンプ 7 流量計
3 代替テストダスト投入箇所 8 熱交換器
4 リリーフ弁 9 温度計
図1−代表的なつぶれ又は破裂試験回路
5.2 装置
5.2.1 試験用フィルタハウジング(フィルタ製造業者が推奨するもの) 試験液がフィルタエレメント
をバイパスしないように必要に応じて改造したものを用いる。
5.2.2 ポンプ及び電動モータ 試験に必要な差圧を発生させることができる流量を維持できるものを用
いる。
ポンプ及び電動モータ駆動システムは,試験を通して流量変動が±5 %になるよう流量を維持しなけれ
ばならない。流量変動は,不正確な結果をもたらす。
5.2.3 油タンク 試験回路に必要な試験液を入れるのに十分な容積をもち,テストダストが沈殿して滞留
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B 8356-3 : 2013 (ISO 2941 : 2009)
する箇所が生じないように設計したものを用いる。例えば,底面を円すい(錐)形にした円筒形のタンク
は,この要件を満たす。
試験液のエアレーションを防止するために,タンクへの戻り管路は,液面より下方にする。
5.2.4 継手及びバルブ フィルタを通る試験液の流量制御に必要なときに使用する。
リリーフ弁の使用は任意である。
5.2.5 差圧変換器 予想される差圧に適した測定範囲のものを用いる。
5.2.6 データレコーダ 応答周波数は40 Hz100 Hzのものを用いる。又は同等の性能をもつ記録計を用
いる(附属書Aの推奨するデータレコーダを参照)。
5.3 試験液
JIS B 8356-4に基づいてフィルタエレメントの材質に適合するものを用いる。
5.4 テストダスト
テストダストは,ISO 12103-1に規定するISO 12103-A2(ISOファインテストダスト)又はISO 12103-A3
(ISOミディアムテストダスト)を使用する。これらのテストダストの粒径分布から外れるもので試験を
する場合には,不活性粒子状物質をテストダストに使用する。テストダストが供試フィルタエレメントを
強化するものであってはならない。
5.5 計測器の精度及び試験条件
計測器の精度及び試験条件は,表1に示す公差内に維持しなければならない。
表1−計測器の精度及び試験条件の許容値
試験条件 単位 計測器の読みの精度 試験条件の許容値
差圧 kPa ±5 % −
テストダスト投入流量b) mL/min ±2 % ±5 %
試験流量 L/min ±2 % ±5 %
動粘度a) mm2/s ±2 % −
質量 g ±0.1 mg −
温度 ℃ ±1 ℃ ±2 ℃
時間 s ±1 s −
テストダスト投入システムの容量b) L ±2 % −
フィルタ試験システムの容量 L ±2 % ±5 %
注a) 1 mm2/s=1 cSt(センチストークス)
b) テストダストを連続的に投入する場合に適用する。
6 試験方法
6.1 JIS B 8356-2に基づきフィルタエレメントの組立完全性試験を実施する。
6.2 製造業者が指定するファーストバブルポイントに達しないフィルタエレメントは,以後の試験に使
用しない。フィルタエレメントが製造業者が指定するファーストバブルポイントに達した場合には,フィ
ルタエレメントから組立完全性試験に使用した試験液を取り除くか,又はフィルタエレメントをつぶれ若
しくは破裂試験に使用する試験液ですすいでもよい。
6.3 試験用フィルタハウジングをつぶれ又は破裂試験回路内の図1の6の位置に取り付ける。
6.4 15 ℃40 ℃の試験温度又は特定の試験温度において,製造業者の指定する定格流量又は定格流量
の50 %80 %の流量における試験用フィルタハウジングの差圧を求め,記録する。
6.5 フィルタエレメントを試験用フィルタハウジングに装着する。これを供試フィルタアセンブリと呼
――――― [JIS B 8356-3 pdf 5] ―――――
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JIS B 8356-3:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2941:2009(IDT)
JIS B 8356-3:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.100 : 流体動力システム > 23.100.60 : ろ過器,シール及び流体の汚れ
JIS B 8356-3:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0125-1:2020
- 油圧・空気圧システム及び機器―図記号及び回路図―第1部:図記号
- JISB0142:2011
- 油圧・空気圧システム及び機器―用語
- JISB8356-2:2000
- 油圧用フィルタ性能評価方法―第2部:フィルタエレメントの組立完全性試験及びファーストバブルポイントの測定
- JISB8356-4:2000
- 油圧用フィルタ性能評価方法―第4部:フィルタエレメントの材料の作動油適合性試験