JIS B 8396:2018 油圧―シリンダ―往復動用ピストン及びロッドシールのハウジング―寸法及び許容差

JIS B 8396:2018 規格概要

この規格 B8396は、油圧往復動用のシリンダに使用されるピストン及びロッドシールのハウジング寸法及び許容差について規定。

JISB8396 規格全文情報

規格番号
JIS B8396 
規格名称
油圧―シリンダ―往復動用ピストン及びロッドシールのハウジング―寸法及び許容差
規格名称英語訳
Hydraulic fluid power -- Cylinders -- Dimensions and tolerances of housings for single-acting piston and rod seals in reciprocating applications
制定年月日
2000年8月20日
最新改正日
2018年3月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 5597:2010(MOD)
国際規格分類

ICS

23.100.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
油圧・空気圧 2019
改訂:履歴
2000-08-20 制定日, 2004-11-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2018-03-20 改正
ページ
JIS B 8396:2018 PDF [18]
                                                                                   B 8396 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 記号・・・・[3]
  •  5 ハウジング・・・・[3]
  •  5.1 一般・・・・[3]
  •  5.2 ハウジング幅・・・・[3]
  •  5.3 ハウジング深さ・・・・[3]
  •  6 寸法及び許容差・・・・[3]
  •  6.1 ピストンシールのハウジング寸法・・・・[4]
  •  6.2 ロッドシールのハウジング寸法・・・・[7]
  •  6.3 ハウジング深さの寸法許容差・・・・[11]
  •  6.4 ハウジング幅・・・・[12]
  •  7 はみ出し隙間・・・・[12]
  •  8 表面性状・・・・[12]
  •  8.1 一般・・・・[12]
  •  8.2 しゅう動部及び固定部の表面性状・・・・[12]
  •  9 装着用面取り部・・・・[13]
  •  10 規格適合表示・・・・[13]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[15]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8396 pdf 1] ―――――

B 8396 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
フルードパワー工業会(JFPA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本
工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
工業規格である。
これによって,JIS B 8396:2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8396 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8396 : 2018

油圧−シリンダ−往復動用ピストン及びロッドシールのハウジング−寸法及び許容差

Hydraulic fluid power-Cylinders-Dimensions and tolerances of housings for single-acting piston and rod seals in reciprocating applications

序文

  この規格は,2010年に第2版として発行されたISO 5597を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,既に
国内で使用されているハウジングへの適用も可能とするため,技術的内容を変更して作成した日本工業規
格である。
なお,この規格で側線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一覧表に
その説明を付けて,附属書JAに示す。
油圧システムにおいて動力は閉回路内の油圧油を通して伝達され,制御される。密封装置は,例えば,
油圧シリンダのように直線運動する部分をもつ要素機器の圧力流体を漏らさないため使用される。これら
の密封装置は,通常シリンダのピストン及びロッド用ハウジングの双方に使用されている。この規格は,
ハウジングの寸法及び許容差に関する規格のシリーズの一つである。
製造業者によってシールの構造形式が異なるのでシール設計については規定していない。シールの設計,
材料及びバックアップリングは,温度及び圧力のような条件によって決められる。
この規格に従って製造した製品は,規格の寸法基準に適用しているだけで,シールの機能性は規定して
いない。

1 適用範囲

  この規格は,油圧往復動用のシリンダに使用されるピストン及びロッドシールのハウジング寸法及び許
容差について規定する。寸法の範囲は,次とする。
シリンダ内径寸法 : 16 mm500 mm
ロッド径寸法 : 6 mm360 mm
この規格は,次の四つのタイプのハウジングに適用する。
− Aタイプ
弾性体のシールを保持するために,溝加工をするか又は押さえ板を使用するピストンシールのハウ
ジング(図1及び表1参照)。
− Bタイプ
弾性体のシールを保持するために,溝加工をしたはめ込み形(コンパクトシリーズ JIS B 8367-2)
ピストンシールのハウジング(図2及び表2参照)。
− Cタイプ
弾性体のシールを保持するために,溝加工をするか又は押さえ板を使用するロッドシールのハウジ

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B 8396 : 2018
ング(図3及び表3参照)。
− Dタイプ
弾性体のシールを保持するために,溝加工をしたはめ込み形(コンパクトシリーズ JIS B 8367-2)
ロッドシールのハウジング(図4及び表4参照)
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 5597:2010,Hydraulic fluid power−Cylinders−Dimensions and tolerances of housings for
single-acting piston and rod seals in reciprocating applications(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0031 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状の図示方法
注記 対応国際規格 : ISO 1302,Geometrical Product Specifications (GPS)−Indication of surface texture
in technical product documentation
JIS B 0051 製図−部品のエッジ−用語及び指示方法
注記 対応国際規格 : ISO 13715,Technical drawings−Edges of undefined shape−Vocabulary and
indications
JIS B 0142 油圧・空気圧システム及び機器−用語
注記 対応国際規格 : ISO 5598,Fluid power systems and components−Vocabulary
JIS B 0651 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状 : 輪郭曲線方式−触針式表面粗さ測定機の特性
注記 対応国際規格 : ISO 3274,Geometrical Product Specifications (GPS)−Surface texture: Profile
method−Nominal characteristics of contact (stylus) nstruments
JIS B 4121 刃先交換チップ
注記 対応国際規格 : ISO 883,Indexable hardmetal (carbide) nserts with rounded corners, without fixing
hole−Dimensions
JIS B 8366-1 油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第1部 : シリンダ
内径及びピストンロッド径
注記 対応国際規格 : ISO 3320,Fluid power systems and components−Cylinder bores and piston rod
diameters and area ratios−Metric series
JIS B 8367-2 油圧シリンダ取付寸法−第2部 : 片ロッド−16 MPaシリーズ−角カバー形−タイロッ
ド締付式(内径25 mm200 mm)
注記 対応国際規格 : ISO 6020-2,Hydraulic fluid power−Mounting dimensions for single rod cylinders,
16 MPa (160 bar) eries−Part 2: Compact series

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142による。

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B 8396 : 2018

4 記号

  この規格で用いる記号は,次による。
a : ハウジング側面の表面性状
b : ハウジング底面の表面性状
C : 装着用面取り長さ
D : ハウジング径(ロッドシール)及びシリンダ内径
d : ハウジング径(ピストンシール)及びロッド径
d3 : ピストン径
d4 : ロッドはめあい部内径(非加圧側)
d5 : ロッドはめあい部内径(加圧側)
e : ロッド及びシリンダ内面の表面性状
f : 装着面取り部の表面性状
L : ハウジング幅
r : ハウジング底の丸み
S : ハウジング深さ S=(D−d) / 2
A,B : データム軸直線
T1,T2 : 最大円周振れ公差

5 ハウジング

5.1 一般

5.1.1  この規格のロッド及びピストンシールのハウジング例を,図1図4に示す。
注記 この図は,特殊な用途のハウジング設計の推奨を示したものではない。
5.1.2 ハウジングの角は,かえり,及びばりは取り除かなければならない。ただし,このハウジングの角
の加工は,はみ出しに影響するので注意する。
5.1.3 この規格に規定していないハウジングの設計は,製造業者に相談することが望ましい。

5.2 ハウジング幅

  ハウジング幅(L)は,表1表4による。Aタイプ及びCタイプは,表1及び表3のようにハウジング
幅が選択できる。
注記 この規格は,ピストン径及びロッド径についてハウジング幅の選定ができるが,Bタイプ及び
Dタイプを適用する油圧シリンダの場合は,一種類の寸法だけである(箇条1,表2及び表4
参照)。

5.3 ハウジング深さ

  ハウジング深さ(S)は,表1表4による。Aタイプ及びCタイプは,表1及び表3のようにハウジン
グ深さが選択できる。
注記 この規格は,ピストン径及びロッド径についてハウジング深さの選定ができるが,Bタイプ及
びDタイプを適用する油圧シリンダの場合は,ピストン及びロッド径が一種類の寸法だけであ
る(箇条1,表2及び表4参照)。

6 寸法及び許容差

  JIS B 8366-1及びISO 4394-1参照。

――――― [JIS B 8396 pdf 5] ―――――

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JIS B 8396:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 5597:2010(MOD)

JIS B 8396:2018の国際規格 ICS 分類一覧

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