JIS B 8823-3:2001 クレーン―操作装置―操作レバー等の配置及び操作方法―第3部:タワークレーン

JIS B 8823-3:2001 規格概要

この規格 B8823-3は、JIS B 0146-1で定義されたタワークレーンの荷の巻上げ巻下げ,走行,旋回,起伏についての操作装置の基本的な要求事項,配置及び操作方向について規定。

JISB8823-3 規格全文情報

規格番号
JIS B8823-3 
規格名称
クレーン―操作装置―操作レバー等の配置及び操作方法―第3部 : タワークレーン
規格名称英語訳
Cranes -- Controls -- Layout and characteristics -- Part 3:Tower cranes
制定年月日
2001年2月20日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 7752-3:1993(MOD)
国際規格分類

ICS

53.020.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
物流 2019
改訂:履歴
2001-02-20 制定日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS B 8823-3:2001 PDF [6]
B 8823-3 : 2001

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本クレーン協会 (JCA) /財団法
人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,
ISO 7752-3 : 1993 Cranes−Controls−Layout and characteristics−Part 3 : Tower cranesを基礎として用いた。
JIS B 8823-3には,次に示す附属書がある。
附属書(参考) JISと対応する国際規格との対比表
JIS B 8823-3には,次に示す部編成がある。
JIS B 8823-1 クレーン−操作装置−操作レバー等の配置及び操作方法−第1部 : 一般
JIS B 8823-2 クレーン−操作装置−操作レバー等の配置及び操作方法−第2部 : 移動式クレーン
JIS B 8823-4 クレーン−操作装置−操作レバー等の配置及び操作方法−第4部 : ジブクレーン
JIS B 8823-5 クレーン−操作装置−操作レバー等の配置及び操作方法−第5部 : 天井走行クレーン及
び橋形クレーン

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 8823-3 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8823-3 : 2001

クレーン−操作装置−操作レバー等の配置及び操作方法−第3部 : タワークレーン

Cranes−Controls−Layout and characteristics− Part 3 : Tower cranes

序文 この規格は,1993年に第1版として発行されたISO 7752-3, Cranes−Controls−Layout and
characteristics−Part 3 : Tower cranesを翻訳し,技術的内容を追加・変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。
この規格の制定目的は,タワークレーンの運転者が,さまざまな型式のクレーンを運転する場合,運転者
の混乱又は緊急時の誤操作をなくするために,クレーン作業中に使用される操作装置に関する基本的な配
置及び操作方法について定めることにある。
1. 適用範囲 この規格は,JIS B 0146-1(クレーン用語−第1部 : 一般)で定義されたタワークレーンの
荷の巻上げ巻下げ,走行,旋回,起伏についての操作装置の基本的な要求事項,配置及び操作方向につい
て規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 7752-3 : 1993 Cranes−Controls−Layout and characteristics−Part 3 : Tower cranes (MOD)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0146-1 クレーン用語−第1部 : 一般
備考 ISO 4306-1 : 1986, Crane−Vocabulary−Part 1 : Generalからの引用事項は,この規格の該当事
項と同等である。
JIS B 8823-1 クレーン−操作装置−操作レバー等の配置及び操作方法−第1部 : 一般
備考 ISO 7752-1 : 1983, Lifting appliances−Controls−Layout and characteristics−Part 1 : General
principlesの一部がこの規格に対応する。

――――― [JIS B 8823-3 pdf 2] ―――――

2
B 8823-3 : 2001
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0146-1によるほか,次による。
多方向操作レバー : 多方向に操作して二種類の操作を行うレバーをいう。
回転操作型ハンドル : 回転動作を与えることによって操作するハンドル装置をいう。
4. 一般要求事項 タワークレーンに対する基本的な操作装置は,JIS B 8823-1に準拠するが,操作に必
要な力は,下記の数値を超えないものとする。
操作ハンドル及びレバー : 100N
足踏みペダル : 200N
5. 操作レバーなどの配置 操作レバーなどの基本的な配置及び操作方向を,図1に示す。
一般規定は,次のとおりである。
右側 : 荷の巻上げ及び巻下げ,クレーンの走行
左側 : 起伏又はクラブの移動,クレーンの旋回
5.1 多方向操作レバーの場合 ボール・ソケット型及び自在継手型などの多方向操作レバーを用いる場
合は,クレーンの動作に対するレバーの操作方向は,表1による。
表1 クレーンの動作とレバーの操作方向の関係
クレーンの動作 レバーの操作方向
巻上 巻上げ 運転者に向かう方向(後方へ操作)
巻下げ 運転者から離れる方向(前方へ操作)
起伏 起こし又は引込み 運転者に向かう方向(後方へ操作)
伏せ又は押出し 運転者から離れる方向(前方へ操作)
クラブの移動 後方移動 運転者に向かう方向(後方へ操作)
前方移動 運転者から離れる方向(前方へ操作)
旋回 右旋回 運転者の右側へ操作
左旋回 運転者の左側へ操作
走行 運転者の左側又は右側へ操作
5.2 回転操作型ハンドルの場合 回転操作型ハンドルを用いる場合は,クレーンの動作に対するハンド
ルの操作方向は,表2による。
表2 クレーンの動作とハンドルの操作方向の関係
クレーンの動作 ハンドルの操作方向
巻上 巻上げ 時計回り
巻下げ 反時計回り
起伏 起こし又は引込み 時計回り
伏せ又は押出し 反時計回り
クラブの移動 後方移動 時計回り
前方移動 反時計回り
旋回 右旋回 時計回り
左旋回 反時計回り

――――― [JIS B 8823-3 pdf 3] ―――――

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B 8823-3 : 2001
図1 操作レバーなどの配置

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4
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附属書(参考) JISと対応する国際規格との対比表
23-
3: 20
ISO 7752-3 : 1983 クレーン−操作装置−配置及び特性 第3部 : タワーク
JIS B 8823-8 : クレーン−操作装置−操作レバー等の配置及び操作方法 第3部 : タワークレーン
01
レーン
(I) ISの規定 (II) 国際規(III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項
格番号 目ごとの評価及びその内容 的差異の理由及び今後
表示箇所 : の対策
表示方法 :
項目番号 内容 項目 内容 項目ごとの 技術的差異の内容
番号 評価
序文 制定の目的について規定
1. 適用範囲 ISO 7752-3
タワークレーンの操作装置 1. JlSに同じ IDT − −
について規定
2. 引用規格 JIS B 0146-1 同上 2. MOD/変更
ISO 4306-1 : 1990,ISO 4306-3 : ISOの代わりにJISとした
JIS B 0146-2 1991,ISO 7752-1 : 1983
3. 定義 同上
この規格で使用する用語を 3. MOD/追加
ISO 4306-1 : 1990,ISO 4306-3 : ISO見直し時に提案する
多方向操作レバーと回転操
定義 1991,ISO 7752-1 : 1983の定義を適 作型ハンドルを追加

4. 一般要求事項 同上
基本的要求事項と操作に必 4. 推奨値についても規定 MOD/削除 推奨値は削除した ISOの推奨値については解説
要な力を規定 に入れる
5. 操作レバー等 同上
操作レバー等の配列及び操 5. JISに同じ MOD/変更 配置図を参考例とした 国内の実情に合わないため
の配置 作方向を規定 配置図を参考例とした
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである
− IDT·····················技術的差異がない。
− MOD/削除············国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− MOD/追加············国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している
− MOD/変更············国際規格の規定内容を変更している。
2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
− MOD··················国際規格を修正している。

――――― [JIS B 8823-3 pdf 5] ―――――

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  • ISO 7752-3:1993(MOD)

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