JIS B 8941:2012 立体自動倉庫システム―用語

JIS B 8941:2012 規格概要

この規格 B8941は、スタッカクレーン,入出庫ステーション及びラックで構成する立体自動倉庫システムに関する用語及び定義について規定。

JISB8941 規格全文情報

規格番号
JIS B8941 
規格名称
立体自動倉庫システム―用語
規格名称英語訳
Automated storage and retrieval system -- Vocabulary
制定年月日
1991年8月1日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

01.040.55, 55.220
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
物流 2019
改訂:履歴
1991-08-01 制定日, 1996-11-20 確認日, 1999-12-20 改正日, 2005-12-20 確認日, 2012-04-20 改正日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS B 8941:2012 PDF [35]
                                                                                   B 8941 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 分類・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8941 pdf 1] ―――――

B 8941 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本産業
機械工業会(JSIM)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 8941:1999は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8941 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8941 : 2012

立体自動倉庫システム−用語

Automated storage and retrieval system-Vocabulary

序文

  この規格は,1991年に制定され,その後2回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1999年に
行われたが,今回,その後のJIS B 8942及びJIS B 8943の改正に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,スタッカクレーン,入出庫ステーション及びラックで構成する立体自動倉庫システムに関
する用語及び定義について規定する。

2 分類

  用語は,次のとおり五つに分類する。
a) 全般
b) スタッカクレーン
c) ラック
d) 制御
e) 運用

3 用語及び定義

  主な用語及びその定義は,次による。
なお,参考として対応英語を示す。
注記 定義の文章の中で用語の後の丸括弧の数字は,この規格における用語の番号を示す。
a) 全般
1) 用途に関する用語
番号 用語 定義 対応英語(参考)
1001 原材料立体自動倉 製造に用いる原料又は材料を一時保管する立体自動倉庫。 AS/RS for raw
庫 materials
1002 部品立体自動倉庫 加工・組立の工程内で部品を一時保管する立体自動倉庫。 AS/RS for parts
1003 工程間立体自動倉 AS/RS in process
工程間の需給調整のために,未完成品を一時保管する立体自動倉
庫 庫。
1004 製品立体自動倉庫 完成した品物を出荷までの間一時保管する立体自動倉庫。 AS/RS for
products

――――― [JIS B 8941 pdf 3] ―――――

2
B 8941 : 2012
番号 用語 定義 対応英語(参考)
1005 流通立体自動倉庫 AS/RS in
営業目的の流通過程での保管又は仕分発送を目的とする立体自動
倉庫。 warehouse
2) 倉庫のレイアウトに関する用語
番号 用語 定義 対応英語(参考)
1101 入出庫ステーショ storage and
荷を外部からラック(3001)に入出庫するため,スタッカクレー
ン ン(2001)が荷の受渡しを行う場所。 retrieval station
1102 入庫ステーション 入庫に使用される入出庫ステーション(1101)。 storage station
1103 出庫ステーション 出庫に使用される入出庫ステーション(1101)。 retrieval station
1104 入出庫台 入出庫ステーション(1101)としての荷受台。 stand type storage
and retrieval
station
1105 片側入出庫方式 stations at one side
スタッカクレーン通路の端部片側に入出庫ステーション(1101)
を設ける方式[図1 a) 参照]。 position type
1106 両側入出庫方式 stations at both
スタッカクレーン通路の端部両側に入出庫ステーション(1101)
を設ける方式[図1 b) 参照]。 side positions
type
1107 中間入出庫方式 stations at middle
スタッカクレーン通路の中間に入出庫ステーション(1101)を設
ける方式[図1 c) 参照]。 position type
1108 同一階入出庫方式 stations at
全ての入出庫ステーション(1101)を同一階に設ける方式[図1 d)
参照]。 single-level type
1109 複数階入出庫方式 入出庫ステーション(1101)を複数階に設ける方式[図1 e) 参照]。 stations at
multi-level type
1110 直線レール方式 走行レール(2107)を直線だけで構成する方式。 straight traveling
rail type
1111 Uターンレール方 U-turn traveling
平行状態に敷設した走行レール(2107)の端部が円弧状に結合す
式 る方式[図1 f) 参照]。 rail type
1112 トラバース方式 aisle transfer type
平行状態に敷設した走行レール(2107)の端部がスタッカクレー
ン用トラバーサ(2129)で結合する方式[図1 g) 参照]。
3) 格納方式に関する用語
番号 用語 定義 対応英語(参考)
1201 シングルストレー 奥行き(1313)方向に一つの荷を格納する方式。 single-depth
ジ方式 storage type
1202 ダブルストレージ 奥行き(1313)方向に二つの荷を格納する方式。 double-depth
方式 storage type
1203 マルチストレージ 奥行き(1313)方向に多数の荷を格納する方式。 multi-depth
方式 storage type
4) 性能に関する用語
番号 用語 定義 対応英語(参考)
1301 最大荷重 maximum load
立体自動倉庫システムで取り扱う荷の最大質量(パレット質量を
含む。)によって生じる力。
1302 平均荷重 average load
立体自動倉庫システムで実際に保管する格納位置(1307)ごとの
荷の質量(パレット質量を含む。)を保管数の比率で加重平均した
質量によって生じる力。
1303 地震荷重 地震によって生じる水平方向の力。 seismic load

――――― [JIS B 8941 pdf 4] ―――――

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B 8941 : 2012
番号 用語 定義 対応英語(参考)
1304 熱荷重 thermal load
温度変化に伴う部材の伸縮が妨げられることによって生じる力。
1305 風荷重 風を受けることによって生じる力。 wind load
1306 立体自動倉庫シス system throughput
立体自動倉庫システムを構成する要素の総合的な能力で,各機器
テム処理能力 の処理時間・応答時間・人の作業時間・運用方法など全てを考慮
した単位時間当たりの処理能力。
1307 格納位置 location
ラック(3001)において荷を格納するための単位空間。位置は,
列(1308),奥行き(1313),連(1309),走行番地(1312)及び段
(1310)の組合せで表現する。
1308 列 lane
スタッカクレーン(2001)の走行方向と直角な方向におけるラッ
ク(3001)の数え方の単位(図2参照)。
1309 連 bay
スタッカクレーン(2001)の走行方向と平行な方向における一対
の支柱枠(3401)の数え方の単位(図3参照)。
1310 段 level
高さ方向における荷受材(3406)の数え方の単位(図4参照)。
1311 間口 cell
スタッカクレーン(2001)の走行方向と平行な方向における一対
の支柱枠(3401)と高さ方向における荷受材(3406)とで囲まれ
た領域(図5参照)。
1312 走行番地 address of
スタッカクレーン(2001)の走行方向と平行な方向における格納
位置(1307)に対する停止位置の識別(図6参照)。 traveling
1313 奥行き depth
スタッカクレーン(2001)の走行方向と直角な方向における格納
位置の数え方の単位(図7参照)。
1314 格納数 ラック(3001)内の格納位置の数。 storage capacity
1315 格納率 storage efficiency
格納した荷の数を格納数(1314)で除した値。立体自動倉庫シス
テム処理能力(1306)で使用する。
5) 安全に関する用語
番号 用語 定義 対応英語(参考)
1401 侵入防止柵 perimeter
人を危険区域[設備の稼動範囲(1407)など]から隔離するため
に設置する柵。 enclosure
1402 進入 正規の手順で機械の稼動範囲(1407)に入る行為。 entering
1403 侵入 正規の手順に従わずに,機械の稼動範囲(1407)に入る行為。break-in
1404 進入扉 侵入防止柵(1401)に設けられた進入及び退出用の扉。 access door
1405 避難扉 避難用で,常用しない退出用扉。 escape door
1406 可動範囲 実際に設備及び/又は装置が動作可能な範囲。 movable area of
machine
1407 稼動範囲 automatic working
自動運転中の設備のために侵入防止柵(1401)及び/又はインタ
ロック機能で隔離されている範囲。 area of machine
b) スタッカクレーン
1) 種類に関する用語
番号 用語 定義 対応英語(参考)
2001 スタッカクレーン S/R machine
荷を格納位置(1307)及び入出庫ステーション(1101)間で,搬
送するクレーンの総称。
2002 人荷昇降式スタッ S/R machine with
運転室(2109)が荷台(2106)とともに昇降するスタッカクレー
カクレーン ン(2001)(図8参照)。 onboard control
booth on the
carriage

――――― [JIS B 8941 pdf 5] ―――――

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