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JIS B 9442:2019 規格概要
この規格 B9442は、次の(-3Dモデルの表面及び内部を問わず,形状,材料,色,接合強度などといったものづくりに必要な情報を立体の基本構成要素ごとに明確に定義している。;-3Dモデルの設計データに,解析結果データ,検査結果データなどを付与し,統合して流通させることで,これまで独立していた各工程の連携と柔軟な相互運用とを可能とする。)機能及び特徴を備えた3Dモデル用データフォーマットであるFAVフォーマットの仕様について規定。
JISB9442 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B9442
- 規格名称
- 3Dモデル用FAVフォーマットの仕様
- 規格名称英語訳
- Specification of FAV format for 3D models
- 制定年月日
- 2019年11月20日
- 最新改正日
- 2019年11月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 35.240.50
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2019-11-20 制定
- ページ
- JIS B 9442:2019 PDF [52]
B 9442 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 用語及び定義・・・・[1]
- 3 FAVフォーマットの原則・・・・[3]
- 3.1 環境条件・・・・[3]
- 3.2 フォーマットの記述方法・・・・[3]
- 3.3 フォーマット構成・・・・[4]
- 3.4 セキュリティ・・・・[5]
- 4 ファブ
・・・・[6] - 5 メタデータ
・・・・[6] - 5.1 基本・・・・[6]
- 5.2 ID
・・・・[7] - 5.3 タイトル
・・・・[7] - 5.4 作者
・・・・[7] - 5.5 ライセンス
・・・・[8] - 5.6 メモ
・・・・[8] - 6 パレット
・・・・[8] - 6.1 基本・・・・[8]
- 6.2 幾何情報
・・・・[9] - 6.3 材料
・・・・[12] - 7 ボクセル
・・・・[14] - 7.1 基本・・・・[14]
7.2 幾何情報指定<geometryinfo> 16
7.3 材料指定<materialinfo> 17
- 7.4 カラー指定
・・・・[18] - 7.5 プロパティ<applicationnote> 187.6 外部参照
・・・・[19] - 8 3Dオブジェクト
- 8.1 基本・・・・[21]
- 8.2 グリッド
・・・・[24] - 8.3 構造
・・・・[26] - 附属書A(参考)FAVフォーマットの一覧表・・・・[34]
- 附属書B(参考)構造
の各要素の説明・・・・[42] - 附属書C(参考)FAVフォーマットのXMLの例・・・・[46]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 9442 pdf 1] ―――――
B 9442 : 2019
まえがき
この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,ファブ地球社会コンソーシアム及び一般財団
法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出があり,日本
産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 9442 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
B 9442 : 2019
3Dモデル用FAVフォーマットの仕様
Specification of FAV format for 3D models
1 適用範囲
この規格は,次の機能及び特徴を備えた3Dモデル用データフォーマットであるFAV 1)フォーマットの
仕様について規定する。
− 3Dモデルの表面及び内部を問わず,形状,材料,色,接合強度などといったものづくりに必要な情報
を立体の基本構成要素ごとに明確に定義している。
− 3Dモデルの設計データに,解析結果データ,検査結果データなどを付与し,統合して流通させること
で,これまで独立していた各工程2)の連携と柔軟な相互運用とを可能とする。
注記 この規格に従って記述した3Dモデルデータは,FAVファイルを扱うことができるシステムに
よって利用される。FAVファイルを処理するシステムは,この規格の規定に従って適切に処理
することで,FAVフォーマットが管理する3Dモデルデータの様々な情報を利用することが可
能となる。
注1) “FAV”は登録商標名であるが,この規格では登録商標を示す“”を省略している。
2) これまで独立していた各工程とは,例えば,3Dモデルのデザイン,解析,検査などをいう。
2 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
2.1
FAVフォーマット[FAV (fabricatable voxel) ormat]
ものづくりに利用するために最適化した情報として3Dモデルデータを保存するファイルフォーマット。
注記 FAVフォーマットで記述した3Dモデルデータは,ファブリケータブル(fabricatable)である。
fabricatableは,“製造”を意味するfabricate及び“適する”などの意味をもつableを組み合わ
せた用語であり,FAVフォーマットは,3次元の立体物製造に最適化した情報を格納している
ことを示している。
2.2
ボクセル(voxel)
形状,材料,色,接合強度などを独立に割り当てることができる,立体物における最小の基本構成要素。
ボクセルの形状は立方体だけでなく,直方体,球,円柱などのほか,独自の形状及びサイズを定義する
こともできる。
注記 2次元画像の基本構成要素であるピクセルを配置することで,画像を構成するように,立体の
基本構成要素であるボクセルを配置することで,立体物を構成する(図1参照)。
――――― [JIS B 9442 pdf 3] ―――――
2
B 9442 : 2019
a) ピクセルによる画像の構成 b) ボクセルによる物体の構成
図1−ピクセル及びボクセル
2.3
XML(Extensible Markup Language)
タグと呼ばれる文字列を使用して,文章の構造などを表す拡張可能なマーク付け言語。
2.4
(XMLの)要素(element)
開始タグで始まり,終了タグで終わるXMLの基本となる情報単位。子要素,属性及び文字データを含
む。
2.5
(XMLの)属性(attribute)
要素の開始タグの中に記述する,名前と値とが対になった情報。
2.6
メタデータ(metadata)
データに関するタイトル,作者などの附帯情報。
2.7
グリッド(grid)
3Dモデルを格納することができる大きさの直方体。
2.8
セル(cell)
グリッドの最小構成要素である直方体。1個のセルには1個のボクセルを配置することができる。ただ
し,セルの形状及び大きさとボクセルの形状及び大きさとは,必ずしも一致しない。
2.9
マップ(map)
ボクセルの配置,色などボクセルに与える様々な情報の配置を定義するXMLの要素又は属性。ボクセ
ルの数と同じ数の情報を定義する。
2.10
STLファイル[STL (Stereolithography) ile]
3次元(の表面)形状を小さな三角形の集合体で表現する3Dモデル用データフォーマットの1種。
2.11
UUID(Universally Unique Identifier)
プログラム,データなどを一意に識別するための128ビットの数値。32桁の16進文字列で表現するこ
ともある。
――――― [JIS B 9442 pdf 4] ―――――
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B 9442 : 2019
3 FAVフォーマットの原則
3.1 環境条件
FAVフォーマットは,次の環境を条件としてデータを保持する。
a) 座標系 FAVフォーマットで扱う座標系は,積層面をxy平面とし,積層高さ方向をz軸のプラス方向
とする右手座標系とする(図2参照)。
3Dプリンタなどの製造装置のワークエリアの場合,装置の原点から見て製造する高さ方向がz軸,
幅がx軸,奥行きがy軸となるように向きを合わせ,3Dモデルデータが収まるように配置することが
望ましい。
図2−FAVフォーマットで使用する座標系
b) 座標の単位 FAVフォーマット内で使用する座標値1は,1 mmとする。
アプリケーションによってインチなど他の単位に変換して使用してもよい。ただし,その場合でも,
FAVフォーマットに保存する場合は,座標値1が1 mmになるようにしなければならない。これは,
環境又はアプリケーションによって,同じFAVファイルが異なる寸法で解析されることを避けるため
である。
3.2 フォーマットの記述方法
FAVフォーマットは,XMLによって記述する。XML内の要素,その属性などの記述方法は,次による。
a) ML内の要素は,山括弧“< >”で囲んだ形式で記述する。
例1 <element>
b) 要素の属性は,丸括弧“( )”で囲んだ形式で記述する。
例2 (attribute)
c) 要素をドット“.”で区切って記述した場合,ドットの左側を親階層,右側を子階層という意味で使用
する。
例3 <elementparent.elementchild>は,次の要素を示すための記述方法として使用する。
<elementparent>
<elementchild>この要素のことを示すための記述として使用。</elementchild>
</elementparent>
d) 要素及び属性の名前は,全て小文字で記述する。複数の単語からなる名前は,単語間をアンダバー“”
で接続し記述する。
――――― [JIS B 9442 pdf 5] ―――――
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JIS B 9442:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.240 : 情報技術(IT)の応用 > 35.240.50 : 産業におけるITの応用